くるくる羅針盤 ブーン系“短編”小説更新情報
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    ■Channelers のようです

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    ◆(-@∀@) Channelers のようです 第二○話 『 パッシヴ ・ パパラッツォ ── VS. サダコ① 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/06/24(木) 19:11:25.91 ID:KjIKMU3v0
     

    「部長。 儀式の準備、出来ましたよ」


     チョークのついた手を濡れタオルで拭うと、男子生徒は傍らの女子にそう告げた。


    ヽiリ,,゚ヮ゚ノi 「うっし。 じゃあ早速やりましょうか!」


     声をかけられた女の子──岡戸スパムは、はつらつとした口調で答えた。
     端に寄せられた机のひとつには、
     その場所に似つかわしくないノートパソコンが一台、淡く光を放っている。


    ヽiリ,,゚ヮ゚ノi 「はいはい、みんな手ぇ繋いで、広がってー」

    「周りの線に沿って、円陣ねー」


     ここは木造校舎の一教室であり、古びた床には彼らの手によって怪しげな模様が描かれていた。
     制服姿の男女がわらわら散らばってゆく様を、
     教室の入り口ドアの傍らで、背の低い女子生徒がひとり、ぼんやりと眺めている。



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    ◆( ´_ゝ`) Channelers のようです 第一九話 『 孤高の超念動能力者(サイコキネシスト) ── VS. ニダー② 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/26(水) 21:39:48.48 ID:V3ExJ/jW0
     



    「お待たせしました、どうぞ」


     部屋の奥よりかけられた声に、俺はソファから立ち上がった。
     背の高い観葉植物の脇を通って、磨りガラスの嵌めこまれた特徴的な形のドアへ向かう。






    3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/26(水) 21:42:24.38 ID:V3ExJ/jW0
     
    ('A`) 「あ……どうも」


     待合室もそうだったが、診察室もおよそ一般的な診療所のイメージとは異なる空間だった。
     室内の家具は暖色系でまとめられ、辺りには仄かなアロマオイルの芳香が漂っている。
     ビーンズ形というのか、緩やかにカーブしたウッドテーブルの正面に通され、いそいそと着席した。


    (´<_` ) 「はじめまして。 すまなかったね、長いことお待たせして」


     ようやく会えた 『 先生 』 は、想定外に若々しい男性だった。
     椅子の背へ手をかけつつ、端正なマスクをにこやかに緩ませている。

     しなやかな細身の長身に、これまた長い白衣が靡く。
     サイド分けの長髪を後ろで束ねた姿は、
     本物の医者というより、まるで医療ドラマに登場する若手俳優といった雰囲気だ。


    ('A`) 「あの、他の患者さんは……」

    (´<_` ) 「うん、今日は午後休診だから大丈夫。
           これは診療外の個人的な相談だと考えてもらえればいいよ。
           もちろん、初診料もいただきません。 ご安心を」



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    ◆|  ^o^ | Channelers のようです 第一八話 『 Imitation. ── VS. ブーム④ 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/01(土) 22:11:46.02 ID:XOEYVusx0
     
    | ^o^ | 「いいか、結び目はお前が責任を持ってチェックしろ」

    「は、はい……」

    (*゚∀゚) 「……ケッ」


     暫くのち。
     つーは大男の指示により、柱へ後ろ手に縛られていた。


    | ^o^ | 「もしほどけでもしてみろ? 娘ともどもぶッ殺すからな。 覚悟しとけ」

    「ひいっ……」


     柱といっても、フロアを支える太いそれではなく、
     カジュアルウェアのテナント入り口にある、細長いゲートの片足なのだが。

     男はつーの事をひどく警戒している様子で、
     彼女の拘束が確認されても、そちらにはけして近づこうとしなかった。



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    ◆(*゚∀゚) Channelers のようです 第一七話 『 デパート ・ ジャック ── VS. ブーム③ 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/27(火) 22:01:54.54 ID:Eyn62d7v0
     
     男はその朝、警察による護送用車両の後部座席にいた。


    | ^o^ | (糞……)


     滑稽な表情とは対称的に、
     彼は数日前に恐喝・暴行未遂の容疑で現行犯逮捕された犯罪者だった。
     先月、とある場所で起こった強盗事件についても関与の疑いがあり、
     余罪を追求されている身分である。


    「おい、あまり体を動かすな」


     両脇を囲む警察官が顔を顰める。
     男は180センチを超える大柄な体格であり、
     ワゴンタイプの狭い車両は、彼自身も窮屈だと感じていた。


    | ^o^ | (ふざけんじゃねえ。 絶対だ。 絶対に脱走してやる)


     とある高速道路上り線。
     護送車の内部はピリピリした空気に包まれていた。
     男の素行は宜しいとは言い難く、脇の二人も緊張感をもって職務にあたっていた。




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    ◆( ‘ω‘)Channelers のようです 第一六話 『 遭遇、遭遇、また遭遇 ── VS. ブーム② 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/12(月) 22:17:32.90 ID:lpgaWtqf0
     
     あなたが男性であると仮定する。
     ある朝目覚め、鏡で己の姿を確認したところ、若い女の子になっていた。
     あなたはまず、どうするだろうか?

     化粧をほどこし町を練り歩く?
     意気揚々と女湯に乗り込む?
     ベッドにおいて、肉体的な意味での性差を思う存分堪能する?

     答えは単純にして明快。
     驚く、だ。

     向こう三軒まで届くような金切り声を上げるかもしれない。
     泡を吹き卒倒するかもしれない。
     夢の続きに違いないと自分に言い聞かせ、ふたたび布団に潜り込むのかもしれない。
     
     こんな子供だましの謎かけにさしたる意味などないが、
     とある朝における俺の反応が、至極正常といえる範囲のそれであったことに、
     ほんの少しでも理解を示していただけたらと思う。

     世に生きる大半の人間は、もう一方の性を経験することなく生涯を終えることになるのだから。




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    ◆| ^o^ | Channelers のようです 第一伍話 『 ネガティブハッピー ・ サンデーキラーエッヂ ── VS. ブーム① 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 00:49:48.42 ID:e9aU0bE20
     
    「……クオ、くん」


     気づけばそこは屋上だった。
     灰色の空、鼠色の足場、グレーの金網。


    「ドクオくん……」


     薄闇の中心に佇む、世界で唯一、色を有した存在。
     眼前の女の子はゆっくりと振り返った。
     うつむく彼女の顔は前髪と影に覆われ、その表情を窺い知ることができない。

     かこん、ごおん。
     モノクロの世界に、工事現場の鉄骨のような音が鳴り響いた。

     かこん、ごおん。
     無機質に。

     かこん、ごおん。
     段々と大きく、耳障りなほど反響している。

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    ◆(*‘ω‘ *) Channelers のようです 第一四話 【 ちいさなきせき いきたあかし 】( VS. ワカッテマス④ )

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:05:01.82 ID:nJcAhhRt0
    ※まとめ: http://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-497.html
           http://boonfestival.web.fc2.com/channelers/list.html


    2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/25(木) 20:07:23.12 ID:nJcAhhRt0
     

    ==
    ===


    ──いつからだろう、その大きな窓へ出入りするようになったのは。


     最初は単なる好奇心、興味本位のことだった。
     壁を越えて中に降り立ち、芝生の上をのんびり散策する。
     脇には耽美な色合いの花卉が咲き乱れていた。


     塀の向こう、林のほうから聞こえる鳥と虫の声。
     そんな中、草花を揺らす薫風に乗って、美味しそうな匂いが鼻をくすぐる。
     わたしの足は自然とそちらに向かっていた。

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    ◆( <●><●>) Channelers のようです 第一三話 『 M's ms. ── VS. ワカッテマス③ 』

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    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/10(水) 22:44:43.11 ID:DiZZDF8U0
    ※まとめ: http://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-497.html
           http://boonfestival.web.fc2.com/channelers/list.html

     多謝。


    2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/10(水) 22:47:05.08 ID:DiZZDF8U0
     
     ~ ~ ~

     ロマネスクはひとまず、ギコをさきほどの子供部屋と思しき隣室に運び込んだ。
     ギコをベッドに横たえると、彼はひとつ大きな溜息をついた。


    ( ФωФ) 「毛布も大分汚れてはいるが……少々寝かせておくのである」

    ( ><) 「はい……」


     その頃には、辺りに立ち込めていた悪臭はすっかり消えていた。
     しばらくはこの場に留まっていても問題はないだろう。

     本来、” 臭い ” による攻撃が再開される可能性を考えると、
     すぐにでも屋敷を出るのが賢明な判断なのかも知れない。
     ロマネスクは、不安そうに見つめる少年に頭を下げながら言った。


    ( ФωФ) 「かたじけない。
            友人が回復次第すぐにでも退去するのである。
            あともう少しだけここに居させてほしいのである」

    (; ><) 「そ、その事なんですけど……」

    ( ФωФ) 「ん?」

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