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◆( ゚∀゚)ジョルジュは取り戻すようです <第三話>

次の話/インデックスページ/次の話

1 :◆XcyV9XdVHQ:2009/07/11(土) 21:07:27.58 ID:1XzIb+AdP

ジャンル:僕っ娘ショタメイド調教ハードボイルド

まとめサイト
 くるくる川 ゚ -゚)
 ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/

 自作品置き場
 ttp://xcyv9xdvhq.sakura.ne.jp/

※ハイパーおちんちんタイム閲覧注意



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:09:01.75 ID:1XzIb+AdP

<第三話>

                      - 1 -

夜明け前まで、眠れずにいた。
隣で寝息を立てるしぃの顔を見詰めながら、ジョルジュは思考を巡らせていた。

意識が途切れ始め、そしてようやく眠ったのは夜明け前だった。
  _
( -∀-)「んあ……いててっ」

窮屈な姿勢から起き上がり、目を閉じたまま伸びをする。
  _
( ゚∀゚)「おい、しぃ。
     いま何時……ありゃ?」

隣に、しぃの姿はない。差し込む曙光が、室内を照らしている。
開かれたカーテンの向こうは、朝だった。

(*゚ー゚)「あ、ジョルジュさん、起きた?」

声が聞こえてきたのは、少し離れた場所からだった。
首を巡らせると、しぃがキッチンに立っているのが見えた。



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:11:46.70 ID:1XzIb+AdP
(*゚ー゚)「あ、おはよー。っていうか、寝坊だよ。
    朝ご飯、すぐできるから。顔洗って待っててね」

ぱちぱち、と音を立てるフライパンを持ち上げて、言う。
東向きの部屋のサッシから差し込む日光は、玄関に近いキッチンまで照らしていた。
  _
( ゚∀゚)「んあ……ああ。悪いな」

目を擦りながら、その姿を見る。
  _
( ゚∀゚)「……」

ジョルジュが貸したシャツの上に、丈の長いエプロンドレスを着ている。
下には、何も履いていない。
後ろから見ると、シャツの裾から白く細い脚が伸びているのが良く見えた。
  _
( ゚∀゚)「……なんつうカッコしてるんだよ、お前」

(*゚ー゚)「ん? ああ、ボクもちょっと寝坊しちゃったから。
    ボクのこと、やらしい目で見ちゃダメだよ? ふふっ」

ジョルジュと会話しながらも、くるくると動き回る。
湯気を立てる目玉焼きを手早く皿に移し、手鍋をかき回す。
動く度に、日光を照り返す白い太腿がシャツの裾から覗いた。



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:16:26.10 ID:1XzIb+AdP
  _
(; ゚∀゚)「馬鹿ヤロ、見る訳ないだろっ!」

(*^ー^)「ホントに? あははっ。
     ……あ、そうだ。目玉焼き、完熟と半熟、どっちがいい?」
  _
( ゚∀゚)「あー、半熟で頼むわ」

鼻歌を歌いながらフライパンに卵を割り入れるしぃを見ながら、ジョルジュは昨晩の
出来事を再び思い出していた。



――しぃがギコの屋敷を飛び出してきた、本当の理由。
それはおよそ信じがたいものだった。

しぃは、主のギコから長年虐待を――おそらくは性的なものも含め――受け続けていた。
その背中には、恐らくは一生消えないであろう傷跡が残っていた。
しぃは、昨夜それをジョルジュに告げたのだった。

それだけでは、ない。
しぃがジョルジュに明かした秘密は、それだけではなかったのだ――







5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:19:38.42 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)(……)

リビングダイニングのテーブルは整然と片付けられ、朝食の準備が整っている。
そこに灰皿と煙草を見付けたジョルジュは立ち上がった。

手に取り、火を点けて吸う。
日光を受けた煙が、白い膜状に広がり宙を舞う。

半透明のフィルターが掛かったように鈍い意識が、少しずつ鮮明になっていく。
肺から吸収されたニコチンが引き金となって五感が覚醒し、褪色して滲んだような
鈍い視界と鋭敏さを失った皮膚感覚が、徐々に復調していくのが感じられた。
  _
( ゚∀゚)「……ふうっ」

ニコチンは、彼にとって必須栄養素だった。身体は勝手に目覚めるが、煙草がなければ
精神は永遠に目覚めないのではないかとすら思える。
  _
( ゚∀゚)「……」

昨夜の出来事を、思い出す。
彼の目を覗き込み、キスをして笑い、そして上目遣いに彼を見る、しぃの表情。
  _
( ゚∀゚)(こうして見ると、ホントに信じられないよな。
     ……あれで、男なんて )

ジョルジュは、しぃの細身の身体を見た。
しぃは、女ではない。紛れもなく、男だ。
その少年は、彼に、昨夜――



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:23:51.92 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)(……いや。
     思い出すの……やめとこう)

(*゚ー゚)「あーっ、ジョルジュさん、また煙草吸ってる。
    朝ご飯食べるまでぐらい、我慢できないの?」
  _
( ゚∀゚)「悪いけど、そりゃ無理だ。吸わなきゃ朝メシの味も分かんないんだよ」

(*゚ー゚)「もうっ。ニコチン中毒!」

煙草喫みは、毎朝、二度目覚める。
一度目は、朝が来て目を開いたときに。
そして二度目は、目覚めの一服に火を点けたときに。

そう言ったのは、誰だっただろうか。






8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:26:50.18 ID:1XzIb+AdP
朝食を取ってから、小一時間ほど後。
自室と長岡探偵事務所の入っている雑居ビル前に、二人は立っていた。
  _
( ゚∀゚)「本当にいいのか? 俺は全然構わないんだぜ?」

(*゚ー゚)「ん。いいの。お金貰っちゃうと、お金の代わりにいろいろしてあげたみたいだし。
     交番とかで何とかしてもらうから、大丈夫だよ」

しぃは、強硬だった。
交通費を出してやる、というジョルジュの誘いを、頑なに断り続けていたのだった。
  _
( ゚∀゚)「そういうモンかね。
     ま、お前がいいんだったらいいけどさ」

(*^ー^)「うんっ。ありがとね。
     それに、ほら。服も貸してもらっちゃったし」

言って服の襟を摘む。
今しぃが着ているのは、昨日のメイド服ではなかった。

ジョルジュが持っている服の中でも小さいサイズの、パーカーとデニムのパンツだ。
もっとも、小さいサイズ、とは言え、小柄なしぃの身体には十分大きい。
パーカーの袖からは指先しか出ておらず、太いデニムパンツは裾が地面に擦れている。

給仕服は、手から提げた紙袋の中に畳んで仕舞われている。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:31:09.19 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「……で。お前、これからどうするんだ?」

(*゚ー゚)「うん。久しぶりに、うちに帰るよ。……他に行くところ、ないし」
  _
( ゚∀゚)「ああ、そうだな。
     それじゃ、達者でな」

返して、ひらひら手を振った。
しぃも笑って頷き、軽く頭を下げる。

(*゚ー゚)「うんっ。お世話になりました」

顔を上げ――その表情が、僅かに曇る。
  _
( ゚∀゚)「なんだよ。家に帰るために家出したんだろ?
     やっと帰れるんだから、辛気臭い顔すんなって」

(*゚ー゚)「……」

結んだ唇が僅かに動く。
何かを言おうとして、しかし断念する。それを何度も繰り返している様子だった。

(*゚ー゚)「……ジョルジュさん。ボクさ……」
  _
( ゚∀゚)「ダメだ」

それを遮り、ジョルジュは言った。



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:33:07.11 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「ワガママを聞いてやるのは、一度だけ。帰る家がある奴は、帰るんだ。
     それに、宿代はもう貰った。払って貰うモノは、もう何もないぜ?」

(*゚ー゚)「……」

帰って、どうするのか。

自分の息子が女物の給仕服を着せられ、男に身体を開くような真似をしていると知ったら。
行きすぎた躾のせいで、一生消えない傷が残った背中を見たら。
その時、しぃの家族はどんな反応をするのだろう。

ジョルジュには想像は付かない。
だが、少なくとも歓迎すべき出来事ではないだろう。
例え、そうする他に道がなかったのだと知っても。
  _
( ゚∀゚)「……」

しぃを見る。

(*゚ー゚)「ジョルジュ……さん……」

しぃは、彼を見詰め返す。
近くでその顔を見るのは、初めてだった。
黒目の勝った、丸い目。伏せた瞳を隠す長い睫毛。それと知らずに何度も触れた、唇。

端の僅かに下がった、濡れた黒い瞳が、縋るように震えて彼を見上げる。
丸みを帯びた輪郭に収められた顔の造りは中性的だ。
だがその瞳が、しぃを蠱惑的に見せていた。



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:36:52.60 ID:1XzIb+AdP
  _
(; ゚∀゚)(畜生……そんな、捨て猫か何かみたいな目で見るなよな)

本音を言えば、迷っている。
この少年を守ってやりたい、という気持ちもなくはない。

だが、駄目だ。
犬や猫とは違う。最後まで責任を持って接してやるなど、荷が重すぎる。
  _
( ゚∀゚)「……帰んな。帰って、普通に、真っ当に生きるんだ」

(*゚-゚)「……うん。
     そうだよね。やっぱり、そうだよね……」

頷くしぃ。
  _
( ゚∀゚)「あばよ。……達者でな」

別れの言葉は、告げる。
だが、二人とも動かない。
ただ、互いの目を見たまま、立ち尽くす。





15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:39:18.27 ID:1XzIb+AdP
しぃが、そっと口を開いた。

(*゚ー゚)「……ジョルジュさん。
    ボク……、ボクね……」
  _
( ゚∀゚)「……」

返事は、しなかった。
ただ、背を向けた。

(* ー )「ジョルジュさん……ありがとうございました。
    それじゃ……バイバイ」

背中で、ただそれだけを聞く。
軽い足音が、遠ざかっていった。

ジョルジュは、ずいぶん長い間、そこにただ立っていた。

どれだけそうしていただろうか。
ぽつり、と、呟いた。
  _
( -∀-)「……じゃあな」

そして懐から煙草を取り出し、火を点けた。






16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:43:21.76 ID:1XzIb+AdP

                      - 2 -

日が差し込む事務所に、独り座っている。
普段ならどうと言うことのない沈黙だが、今日は無性に物足りなく感じた。
  _
( ゚∀゚)「……祭りの後、ってコトかね。
     あーあ、やだやだ」

大袈裟に独りごち、煙草を揉み消す。
煙が、室内にわだかまった。

事務所を開いてから小一時間が経つ。
ジョルジュはその間、煙草を灰にする作業に没頭していた。
  _
( ゚∀゚)「……」

しぃの事を、考えていた。
しぃとその雇い主である、ギコのことを。
  _
( ゚∀゚)「タカラ・ホールディングス。
     ギコ社長……か」

実のところ、この呟きも事務所に来てから何度目のことか知れない。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:46:32.07 ID:1XzIb+AdP
関わり合いになるべきではない。
もう終わったことだ。
しかし、そう思うのと同時に、割り切れないものも感じている。
  _
( ゚∀゚)(……実際、俺が何かして……どうなるモノでもないんだよな)

調べてみよう、とは思った。
だが、それでどうなるというのか。

何かをせずにはいられない。
だが、それで自分に何ができる訳でもない。
全く矛盾した思考だった。
  _
( ゚∀゚)「……ふむ。
     ほんと、どうしたモノかねぇ」

煙と共に、溜息を大きく吐き出す。
事務所が、広かった。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:50:33.81 ID:1XzIb+AdP



('A`) 「見付かったか」

ドクオは、隣に立つブーンに声を掛けた。
携帯電話を耳に当てたまま、ブーンは首を振る。

('A`) 「ち……」

舌打ちし、周囲を見る。
人の流れの中に、捜している「ペット」は見付からない。

二人は、街中にいた。
長岡探偵事務所からは、そう離れていない。

( ^ω^)「駄目だお。どこにもいないお。
      駅の周りも張り込んでるけど、まだみたいだお」

携帯電話を畳んでドクオに告げる。

( ^ω^)「おかしいお……目立つ格好だから、すぐに分かるはずだお。
      とりあえず、目に付いた奴には片っ端から声かけさせてるお」

('A`) 「そうか」

頷き、懐から紙片を取り出す。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:53:35.21 ID:1XzIb+AdP

  見つけた方は xxx-0881-1919(おっぱい いくいく)
  長岡探偵事務所まで!                 
                                  」

そう書かれたそれは、ジョルジュが昨日住宅地の電柱に貼って回っていたものだ。
電話番号が書かれた部分だけを破り取り、ドクオはそれを持ち歩いていた。

長岡探偵事務所、の部分に○が付けてあり、小さい字の書き込みがある。
それは、事務所の住所だった。

('A`) 「……」

この貼り紙がいつされたものか、ドクオは正確に知っているわけではない。
ただ、邸宅の周辺を歩き回っていた人物がいるのならば、メイド服の「少女」を見かけた
かも知れない、と考えただけだ。

――彼らは、ジョルジュの元にしぃがいたことを知らない。

('A`) 「長岡探偵事務所、とやらだ。行くぞ」

(; ^ω^)「わ、分かったお」

ドクオは背を丸め、油断のない細い両眼で周囲を見る。
言い捨てて歩いていく彼を追うために、ブーンは踵を返した。



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 21:58:33.08 ID:1XzIb+AdP
雑居ビル一階前。
朝、ジョルジュとしぃが立っていた場所に、今はドクオとブーンがいる。

( ^ω^)「住所、この辺のはずだお?
      その探偵事務所はどこにあるんだお?」

('A`) 「……」

ドクオは答えず、首を巡らせる。
と、ジャージ姿の老人が、ビルの階段を下って姿を現した。
管理人の荒巻だ。

/ ,' 3「いやあ。最近腰が痛んで、かなわんの。
    さて……清掃業者にでも連絡してみるかのう」

ぶつぶつと呟く老人の前に、ドクオは無言で立った。

('A`) 「……」

/ ,' 3「こりゃ、おはようさん。
    どうしたかね?」

にっこりと笑って会釈する荒巻に、ドクオはやはり無言で紙片を突き出す。

('A`) 「長岡探偵事務所。場所を知ってるか」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:02:46.28 ID:1XzIb+AdP
濃い色のスーツを着た二人の男を、交互に見る。
その目が、訝しげに細められる。

/ ,' 3「何じゃ。長岡さん所に、お客さんかい?」

('A`) 「……ああ。『ペット』を、捜してる。頼みたい。
    腕がいい、って聞いた」

ドクオは、表情を歪めた。吊り上がった唇から、犬歯が覗く。
笑顔には見えない、彼独特の笑顔だ。
その笑顔に一瞬、荒巻は気圧されるが、すぐに人の好い笑顔に戻る。

/ ,' 3「ほ……ほほっ。長岡さんも、がんばっとるようじゃのう。
    事務所なら、ほれ。そこの二階じゃ。分かりづらくて、すまんの」

振り返り、ビルの二階を指す。
窓の隅に「長岡探偵事務所」と書かれた、小さなプラカードが貼られているのが見えた。
部屋には、電気が灯っているようだった。

('A`) 「……」

見上げ、小さく頷く。
目の前の老人には、もう用はない。
無言で老人を押し退け、ビルの入り口に向かう。

/ ,' 3「いたたっ。あ、ちょっと。
    なんじゃ、最近の若いモンは……」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:05:53.28 ID:1XzIb+AdP
ビルの階段は二人が並び歩くには狭い。
先行するドクオを、ブーンが追う。

( ^ω^)「ドクオ。いくらヨボヨボのジジイでも邪険に扱っちゃ良くないお。
      心臓麻痺でも起こされたら困るお?」

('A`) 「社長には、ペットを捜せと言われた。
    ジジイに親切にしろ、とは言われてない」

( ^ω^)「……」

ドクオは素っ気なく答えた。

階段ホールを抜け、裏路地に面した廊下に出る。
ドアの脇に掛けられたプレートに視線を走らせながら、奥に向かう。

('A`) 「……ここだ」

ひとつのドアの前で、立ち止まる。
プレートには、「長岡探偵事務所」とある。

ジョルジュの事務所だ。

ドアの上半分を占める磨りガラスの中の様子は、見えない。
しかし、灯りが点いているのは分かる。



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:08:06.44 ID:j3gF/WWzO
ニアミスだったな支援


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:10:46.42 ID:1XzIb+AdP
('A`) 「……」

無言で、ドアノブに手を掛ける。

( ^ω^)「で。こいつに会って、どうするんだお?」

('A`) 「話を聞く」

( ^ω^)「何も知らないって言ったら、どうするお?」

('A`) 「……もしも両腕の骨をへし折られて、それでも知らないって言うなら。
    その時は、本当に知らないんだろう」

( ^ω^)「やれやれ、いつも通りかお。
      ブーンは、暴力はあまり好きじゃないお?」

嗤うドクオに、ブーンは言う。
言葉の内容こそ否定的だが、声音は、どことなく楽しげですらあった。
他人に暴力を振るうことを楽しむ気性がそこに見え隠れする。

('A`) 「仕事だ。好き嫌いは関係ない」

やはり嗤い、犬歯を見せて答える。
ドアノブに掛けた手に、ゆっくりと力を篭めた。



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:14:29.05 ID:1XzIb+AdP



――かきん

乾いた金属音を立て、ノブは――動かなかった。



('A`) 「……」

より強い力で、ノブを捻る。
がちがち、と音を立てながらも、やはりドアは開かない。

ドアは、施錠されていた。

( ^ω^)「……留守、かお?」

ドクオは、ノブから手を離す。
その手を、やおらドアに向かって振り上げた。

(#'A`) 「ち――!」

(; ^ω^)「ちょ、ちょっと待つお!
      ドクオ、いくら何でも短気すぎだお!」

ブーンは咄嗟にその腕を押さえる。
もう一瞬制止が遅れれば、ドクオは磨りガラスに肘を振り下ろし、粉砕していただろう。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:17:47.51 ID:j3gF/WWzO
ドキドキするぜ支援


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:18:31.34 ID:1XzIb+AdP
('A`) 「……」

腕から力を抜き、一瞬は激昂した表情を収める。
無表情で、だが忌々しげに首を振り、ブーンをその場に残して身を翻した。

('A`) 「続きだ。行くぞ」

( ^ω^)「分かったお。
      ……ドクオといると、退屈しないで済むお。あんまし嬉しくないけど……」

('A`) 「もっと退屈したいか? 急げよ」

言い捨てて、ポケットに両手を突っ込んだまま階段を下りていく。
あからさまに不機嫌なその声を聞き、追いながらブーンは溜息を漏らした。

階上に上がっていく、恐らくは別の住人のものであろう足音が階段ホールに響く。
聞き流し、ドクオに続く。

( ^ω^)「はいはい。楽しい張り込みの続きに参りますかお。
      駅周辺は押さえてるお。次はどこだお?」

一階のホールのドアを乱暴に開け放ち、二人は外に出る。
その剣呑な二対の眼は、標的を求めて彷徨っていた。



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:22:11.28 ID:1XzIb+AdP

                      - 3 -

昼間だというのに、その一室は薄暗く、冷え切っている。
窓のない部屋で、中央のデスクに置かれた四つのディスプレイだけが光源だった。

デスクに座るその部屋の主は、しきりにキーボードを叩き、ディスプレイを見比べる。
頷き、またキーボードを叩く。

かたかた、かたかた、と、打鍵音が室内に響く。

手を休め、デスクに広げられたファイルのひとつを手に取る。
無表情にページを捲り、また机に戻した。

(´・ω・`) 「うん。……ふむ」

ディスプレイから顔を上げて頷くのは、ショボンだ。

ここは、彼の「オフィス」だった。
オフィス、とはいえ、その機能は彼の職分、即ち情報の収集と整理に特化している。
必要なのは彼自身の頭脳、それにたった一台のパソコンだけだ。

入り口のドアが、かたん、と鳴る。

(´・ω・`) 「……誰だい?」

入り口を見遣る。
そして、入ってきた人物の顔を認め、微かに頬を緩めた。



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:26:23.50 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「――よう。ここに来んのも、久しぶりだな」

ジョルジュだった。

(´・ω・`) 「まあ、会ったのは昨日の今日だけどね。
      どうしたんだい? ここまで来るなんて、珍しい事もあったものだね」
  _
( ゚∀゚)「まあ、な。お前と同じさ。
     近くに寄ったから何となく、って奴さ」

その言葉は、当然真実ではない。
彼の数少ないつてが、ショボンだからだ。

――彼は知らない。
調査を決意したその行動が、二人の招かれざる訪問者から身を守る結果になったことを。

ショボンは答えず、片眉を上げた。

(´・ω・`) 「社交辞令、か。ふふっ。用件は何だい?」

ジョルジュは答えず、部屋に踏み込む。



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:30:38.96 ID:1XzIb+AdP
デスクに歩み寄り、天板に腰を下ろす。懐から煙草を出し、くわえた。

(´・ω・`) 「ここは禁煙だよ。煙はパソコンに悪いんだ。
      何度言ったら分かってくれるのかな?」
  _
( ゚∀゚)「ああ、お気遣いなく。携帯灰皿は持ってるからな」

火を点けて、吸う。
昨日ショボンがジョルジュを訪れた際の、沈黙。
ある種の緊張感を湛えたそれが、紫煙と共に室内に充満する。
  _
( ゚∀゚)「……ま、いいさ。駆け引きをするつもりはねえんだ。
     知りたいことがあるけど、お前ぐらいしか頼む相手がいない」

今日は、ジョルジュが自らそれを破った。
正直に目的を告げる。

(´・ω・`) 「僕が要求する報酬は、たったひとつ。
      それを承知の上で、かい?」

ジョルジュの「長岡ファイル」。
ショボンは、そのことを言っている。
  _
( ゚∀゚)「いや。言ってるだろ、『ファイル』はもうないって」

(´・ω・`) 「そうか。残念だよ。なら――」



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:34:02.16 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「――だけど、だ。こうは考えられねえか?
     俺が嘘を吐いてるだけで、本当はお前の言うとおり、『ファイル』をまだ持ってたら?」

(´・ω・`) 「……」
  _
( ゚∀゚)「頼みを聞いてくれるなら、今後気が変わるかも知れない。
     だが、もしも今ここで頼みを聞いてくれなきゃ、渡す可能性はゼロ。
     そうなるとしたら、どうする?」

ショボンはキーボードから手を離し、乾いた笑い声を立てる。

(´・ω・`) 「ははっ。あるかどうかも分からない『ファイル』で、僕を釣る気かい?
      君、つくづくいい根性してるね」

椅子に深くもたれ、腰の前で手を組む。姿勢を崩して、ジョルジュを見上げる。

(´・ω・`) 「存在しないかも知れない『ファイル』は要らない。
      君にも興味はない……と、僕が言ったら?」
  _
( ゚∀゚)「……いや、言わないな」

否定し、天井に向かって煙を吐く。

(´・ω・`) 「何故だい?」
  _
( ゚∀゚)「お前は、そんなにあきらめがいい人間じゃないからさ。
     『ファイル』を手に入れられる可能性があるなら、どんなコトでもする。絶対にな。
     俺は、そう確信してる」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:38:35.43 ID:1XzIb+AdP
視線が、衝突する。
ショボンは両手を開き、肩をすくめた。

(´・ω・`) 「……負けたよ。でも、一度だけだ。二度はない。いいね?」

ジョルジュは頷く。内心では胸を撫で下ろすが、それは表情には出さない。
  _
( ゚∀゚)「ありがてえ。感謝するぜ」

二人とも、表情を緩める。
駆け引きの時間は終わり、次は商談の時間だった。

(´・ω・`) 「ついさっきまで人を恐喝してた人間が、よく言うよ。
      ……それで、何が知りたい?」

煙草で唇を舐め、湿らせる。
  _
( ゚∀゚)「……『タカラ・ホールディングス』社長のギコについて、分かる限り。
     過去の経歴、交友関係。趣味、性癖、あれば犯罪歴、それに……女の趣味。
     そんなところだ」

だが。
ジョルジュがその名を口にした瞬間、ショボンの表情が、曇った。

(´・ω・`) 「……」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:42:38.82 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「何だよ?」

訝るジョルジュに、ショボンはゆっくり口を開く。

(´・ω・`) 「……済まない。そのオーダーには、答えられないよ」

予想外の回答に、ジョルジュは黙する。
持った煙草の灰が、デスクに落ちた。
  _
( ゚∀゚)「……なぜだ?」

それだけを、問う。
直ぐには答えず、ショボンは席を立つ。凝った肩を叩き、言った。

(´・ω・`) 「『タカラ・ホールディングス』。数年前にギコが設立し、そのまま社長に就任。
      潤沢な資金で大規模なM&Aを繰り返し、今や日本有数の大持株会社だ」
  _
( ゚∀゚)「そのぐらい、俺だって知ってるさ」

(´・ω・`) 「でもね。それにも関わらず、あの会社は一度も追求を受けたことがない。
      資金は不透明。手法は強引そのもの。手続きにも、グレーな部分が多すぎる。
      にもかかわらず、だよ」
  _
( ゚∀゚)「……へえ」

それを聞くのは、初めてだった。



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:45:25.92 ID:1XzIb+AdP
(´・ω・`) 「その理由は……君なら、言わなくても分かるだろう?」
  _
( ゚∀゚)「……後ろ盾、か」

確かに、そうだった。彼の前職では、当然のように存在していたものだ。

(´・ω・`) 「それも、複数の方面から……ね」

そう言い、ショボンは立てた人差し指で、頬を斜めになぞった。

(´・ω・`) 「『ファイル』も欲しいけど、命はもっと大事でね。勘弁して貰えるかい?」
  _
( ゚∀゚)「……ああ、分かったぜ。
     ま、その答えじゃ、俺が『ファイル』を持ってるかどうかは言えないけどな」

(´・ω・`) 「よく言うよ……それで、ジョルジュ。君はなぜそんなことを?」

当然のことながら、ショボンもまた、昨日出会ったメイド姿の「少年」がギコの関係者で
あることなど知る由もない。
  _
( ゚∀゚)「なに、言うまでもねえ、タダの興味さ。邪魔したな」

(´・ω・`) 「あ、ジョルジュ。一応、忠告はしておくよ。
      会社は勿論、社長自身にもいい噂はない。無茶は、しないようにね」
  _
( ゚∀゚)「礼は言っとくよ。
     でもな、俺が何しようと俺の勝手だ。気にしねえでくれ」

背を向けたまま応え、ジョルジュは部屋を出て行った。
下がり眉の男はデスクの灰を見、また肩を竦めた。



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:47:45.62 ID:1XzIb+AdP

                      - 4 -

何をする気にもなれず、都心を歩き回り事務所に戻った。
彼が雑居ビルに戻ってきた頃には、長くなった日.がもう日が沈みかけていた。

/ ,' 3「長岡さん、お帰り。今日も精が出るのう」

箒を下げた老人が、笑顔で彼を迎えた。
  _
( ゚∀゚)「いやいや、俺ホントにそんな忙しくないんだって。遊んでるだけだよ」

/ ,' 3「じゃがの、今日もお客さんが来とったよ。ちょっとガラが悪い感じなのが、
    気になると言えば気にはなったがの」
  _
( ゚∀゚)「へえ。暇なヤツもいるもんだ。何が楽しくてウチに来んだろな」

/ ,' 3「ああ、そう言えば――今日も上でなにやら物音がしておっての。
    やはり、清掃は必要みたいじゃな」

しぃを部屋に入れた際の物音を、ゴキブリに責任転嫁したのを思い出す。
  _
(; ゚∀゚)「ああ、そうだな。全く困ったモンだ。
     じゃ、清掃頼んだぜ。荒巻さん」

ぼやく荒巻に早口に返し、彼は部屋に向かった。



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:51:53.71 ID:1XzIb+AdP
ショボンから得られた情報は僅かだった。
とても、何かを掴むには至らない。

ギコとタカラ・ホールディングスは決して健全ではない。
そして、ギコが健全でないことは、とうに知っている。
  _
( ゚∀゚)「まあ、仕事には手を抜かないヤツだしな。嘘じゃあないだろうな」

階段を踏みしめながら考える。
ショボンとは、今も昔も犬猿の仲だ。だが、ショボンはできることをできないと言うような
男ではない。こと仕事に関しては、尚更だ。
  _
( ゚∀゚)「……参ったぜ……」

しぃの顔がちらつき、首を振って振り払う。
事務所の前まで来ると、ポケットを探って鍵を取り出した。
  _
( ゚∀゚)「ありゃ。電気、点けっぱなしだったな。
     しぃの奴が見たら怒るだろうな」

鍵穴に鍵を差し込み、捻る。
開場された扉を、押し開ける。



――かたん



背後の、階段の方から小さな物音がした。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:55:13.55 ID:1XzIb+AdP
/ ,' 3『今日も上でなにやら物音がしておっての。やはり、清掃は必要じゃな』

荒巻の言葉を思い出す。
脚を止め、顔を向けずに耳に集中する。
  _
( ゚∀゚)「……何だ?」

足音。

部屋で害虫と格闘する物音とは、明らかに違う。
足音が、近づいて来る。一直線に、ジョルジュに向かって。

速い。

くぐりかけた戸から首を出し、誰何の声を上げる暇もなかった。
人影は真っ直ぐジョルジュに向かい――そのまま、身体ごと体当たりした。

(   )「――――!」
  _
(; ゚∀゚)「な……っ?」

もつれ合い、その人影もろとも事務所の床に転がる。
胸ポケットの中で、煙草のパックが潰れる感触がした。
転がりながら、咄嗟に思い出す。

ギコ社長と自分の接点になる、メイド服を着た少年。
ショボンがジョルジュに語りながら取ったジェスチャ。
そして、荒巻老人の見た「ガラの悪い」訪問者――



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 22:59:19.72 ID:1XzIb+AdP
  _
(; ゚∀゚)(……っ!)

転がったまま、組み付くその人影を押し退ける。
さらに半回転し上になると、肩を床に押し付けた。
  _
(; ゚∀゚)「てめえっ――いきなり、何しやがる!」

(   )「――――」

不意打ちに、激しい運動。
ニコチンで汚れた肺が、酸素の供給を妨げる。

呼吸を抑えながら、ジョルジュが見下ろす床。
そこに転がっているのは――
  _
(; ゚∀゚)「あ……あれ?」



(;゚ー゚)「……ジョルジュ……さんっ。
    いたい……ようっ」

自分が組み敷いているその人影の正体は――

今朝別れたばかりの、しぃだった。






49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:01:16.81 ID:1XzIb+AdP
しぃを連れて、上階の自室に戻る。
少女のような少年は、黙って彼の後ろに従った。

リビングのソファに座らせ、コーヒーのマグをテーブルに置く。
すぐに取り上げて自分の分を啜り、戻した。
  _
( ゚∀゚)「……で? 何が、あったんだ?」

(*゚-゚)「……」

しぃは、青ざめた顔で俯いている。
膝の上で握った拳が、小刻みに震えていた。

(*゚-゚)「ごめん……なさい。
     また、戻ってきちゃって……ごめんね」

それだけを言って、また黙る。
たっぷり一分ほど待ち、それでも次の言葉が出てこないのを見届ける。
  _
( ゚∀゚)「……なあ、どうしたんだよ。怒らないから、言ってくれ」

怒るつもりはない。ただ、何故戻ってきたのかを聞きたかった。
どこか安堵している自分に、微かに苛立ちを感じてもいる。
そのせいで、口調は荒くはあったが。

しぃは、ようやく強ばった口を開いた。

(*゚-゚)「……駅の周りにね。知ってる人がいたの。
     ギコさんのお屋敷で見た人が、何人も」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:05:33.41 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「……」

(*゚-゚)「交番のそばも、大通りも。みんな……きっと、ボクを探してるんだ。
     見付かったら……見付かったら、連れ戻されちゃう。
     そしたら、また、おしおき、されちゃう……だから」

両腕で、自分の身体を抱く。

(*゚-゚)「だから、ボク……怖くて。 でも、どうしたらいいのか分からなくて。
     すぐに戻ってきて、ここのビルの中に、ずっと隠れてて」
  _
( ゚∀゚)「……そうか」

(* - )「戻って来ちゃって……ごめんね。
     でも……」

声は、湿っている。

(*;-;)「でも、ボク、もう……やだよ。お屋敷に、帰りたくない。
      帰りたく……ないよぉ――っ!」

後は、嗚咽にしかならなかった。
  _
( ゚∀゚)「……なるほど、な」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:10:25.67 ID:1XzIb+AdP
捜索願でも出しておけばいいものを、そうはしない。
大人数を動かしてまで、すぐに取り返そうとしている。
警察に頼ることにリスクを感じてもいるのだろうが、それだけでもないだろう。

徹底している、と感じた。

ギコは、何としても自分の手でしぃを連れ戻すつもりだ。
それほどまでに、ギコにとってしぃは「大事」な存在なのだ。
ジョルジュはそう推測した。

しぃの前に屈み、肩に手を置く。その肩が大きく一度、震えた。
  _
( ゚∀゚)「戻る気は……ないんだな?
     ギコの所には、帰りたくないんだな?」

しぃは、涙をぼろぼろと零しながら、何度も頷いた。
  _
( ゚∀゚)「そうか。
     なら――契約条件の確認をしようか」

(* - )「……?」

ジョルジュは立ち上がる。
泣き濡れた瞳で、しぃは何事かと彼を見上げる。



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:15:52.70 ID:1XzIb+AdP
  _
( ゚∀゚)「部屋の掃除に洗濯。もちろん、飯の支度も頼みたいかな。
     それ以外は……必要ないからな。ゆ、夕べみたいのは」

(* - )「……」
  _
( ゚∀゚)「んで、支払いは、日払いでその都度。前払いできるモンじゃないしな。
     成功報酬は、負けといてやる。出血大サービスだな、うん」

(*゚-゚)「え……?」

まだ事情が掴めないといった表情で、目をしばたく。
  _
( ゚∀゚)「『どんな客でも、依頼があれば最大限相談に乗る』。
     事務所のモットーさ。言うのは、初めてだったかな?」

(*゚-゚)「あ――」

しぃは、昨夜の会話をようやく思い出す。
それでも、躊躇いがちに口を開く。

(*゚-゚)「……でも、ボク……ジョルジュさん、今朝――」
  _
( ゚∀゚)「それにな――昔を振り返らないのが、俺の主義なんだ。
     今朝の話なんて、もう忘れちまったよ」

表情が、徐々に明るくなる。
それと同時に、止まっていた涙が、また流れ始めた。



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:21:09.39 ID:1XzIb+AdP
(*;ー;)「うん。……うん。
     ありがとう。ありがとう……ジョルジュさんっ!」

立ち上がり、ジョルジュに抱きつく。
ジョルジュは、僅かに戸惑いながらもその小さな身体を抱き留める。
細い髪が、彼の腕と胸を、柔らかく撫でた。
  _
( ゚∀゚)「細かいことは、あとで考えようぜ。
     ほとぼりが冷めたら、街を出るんだ。いいな?」

(*;ー;)「うんっ!」

彼の腕の中で大きく頷く、それと同時に。
ぐう、としぃの胃が音を立てた。

(;゚ー゚)「あ……」

一文無しで、一日中雑居ビル内に隠れていたのだ。
当然何も食べていない。
  _
( ゚∀゚)「ははっ。ちょっと早いけど、晩飯にするか?」

(;゚ー゚)「あうう、う、うんっ。
    ……やだ。恥ずかしい……」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:29:27.88 ID:1XzIb+AdP

                      - 5 -

しぃには追われることの、ジョルジュには遠出の疲労が、身体に残っている。
昨夜の残りの食材で簡単な夕食を取り、二人は早めに床に就いた。

(* ー )「……」

しぃは洋室のベッドに。ジョルジュはリビングのソファに寝る。
昨夜と同じ構図だ。

(* ー )「……う、ん」

開いたドアからは、ジョルジュの寝息が微かに聞こえる。
それを聞いて、身じろぎし、しぃも眠りに落ちた。

(* ー )「……」



――記憶は、遡る。
過去を、今までに何度も夢に見た、あの屋敷の中の出来事を。

(* ー )「……う、ぁ……っ」

過去の記憶を――






55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:33:05.72 ID:1XzIb+AdP
――ボクは、「ボク」?

――それとも、「私」?

分からない。
分からない……全然、分からない。

確かなのは、ただ、ひとつだけ。

閉じこめられて、ずっとギコさんのお屋敷にいて。
そして、今日も、明日も、あさっても……きっと、ずっと、いる。

ボクは、ここにいる。
いつからか、そしてこの先も、ずっと、ずうっと……ここにいる。

閉じこめられて。

たったひとりで、ここにいる。



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:40:23.71 ID:1XzIb+AdP
(;゚ー゚)「や、やめて、よっ。ギコさんっ。
     ギコさん、なんで……こんなコトするのっ?」

明るくて、広くて、高級な家具がたくさん置いてある部屋。
その柔らかい絨毯の上で、ボクは手足を折り曲げて、背中を丸めて床に膝を突いている。
それも……裸で。

でも、そうしたくてしているんじゃない。

(;゚ー゚)「ねえっ、ギコさんっ」

背中側にいるギコさんを呼びながら、背中に回された腕を動かそうとする。
でも、動かない。じゃらじゃら、と音がして、腕は動かない。

(;゚ー゚)「た、高岡さんっ。
     やめてよ、なんでこんなコトっ!」

从 ゚-从「……」

メイド服の高岡さんは無表情で、ボクを見下ろしている。
大きな胸を支えるように両腕で身体を抱いて、ボクを見ている。

はいずって逃げようとしても、脚も動かない。
両脚はそれぞれ片方ずつ、折り曲げた状態で、幅の広い、黒い革のベルトで縛られている。
動かすたびに金具が、かちゃかちゃ、と鳴るだけで、進むことも、立つこともできない。



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:45:43.10 ID:1XzIb+AdP
从 ゚-从「……」

いつも優しかった、高岡さん。
でも、なぜか悲しそうな表情で首を振る。

(;゚ー゚)「やだっ、やだよぉ。
     恥ずかしいよ、見ないで、これ、外してよぉっ」

脚と腕を、必死で動かす。でも、ダメだ。少しも動けない。
ギコさんが、ボクの後ろに近づいてくる。
顔は見えないけれど、笑い声が、聞こえる。

(,,゚Д゚)「く、くくっ」

(;゚ー゚)「ギコさん? ねえっ、やめて。
     昨日まで優しかったのに。なんで、なんでっ!」

(,,゚Д゚)「何で? ……く、ははっ。
     まだ、気付かないのか?」

固くて大きな掌が、ボクの……むきだしのお尻に、触れる。

(;゚-゚)「ひ、い……っ!?」

その感触が気持ち悪くて、怖くて、ボクはまた逃げようとする。
でも、やっぱり動けない。
そのまま、お尻を何度も、何度も撫でられる。



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:49:10.57 ID:1XzIb+AdP
(;゚-゚)「や……っ! やだ、気持ち悪いよ!
     やめて、やめてよおっ!」

(,,゚Д゚)「ゴルァ。その言葉遣いも、これから直さないとな。くくっ。
     まあいい。高岡、教えてやれ。今から、何をするのか」

高岡さんは、やっぱり悲しそうな表情で、首を振る。
それを見たギコさんは、また怖い声で、くくく……、と笑う。

(,,゚Д゚)「ふん。まあ、いい。
     俺が、直接教えてやる」

そう言うなり、ギコさんの手が動く。
ボクの、お尻の……割れ目をなぞって、そこに、触れる。

(;゚-゚)「ひ、ぐぅっ?」

裸のままうつぶせにされたボクの……お尻の穴に、触れる。
そして……太い指を動かして、そこを揉む。

(*///)「あ、くっ――! や、やだあッ!
     そんなところ触らないでっ、やだ、やだよおッ!!」

自分でも触らない場所を、他人に触られる。
恥ずかしくて、身体の中を直接触られるようなその感触が気持ち悪くて、真っ赤になる。
腰を動かして逃げようとするけど……ギコさんは、反対側の手でボクの腰を掴んで、止める。

(*///)「う、ううぁっ、やだあっ!
     やだやだやだっ、ひ……やめてよおおおおぉっ!」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:53:20.75 ID:1XzIb+AdP
(,,゚Д゚)「嫌なら、自分で動いて逃げたらどうだ?」

知っているくせに。
ボクが動けないの、知っているくせに、ギコさんはそう言う。
言いながら、手は止まらない。ボクのお尻の粘膜を、ぐにぐにと弄ぶ。

(*///)「あ、う、うううぅっ! やだ、やだよ……!
     高岡さん、助けて! 助けてよぉっ!」

从 ∀从「……っ」

高岡さんは、悲しそうに、そして少しだけ恥ずかしそうに、うつむいたまま。
ボクの言葉には、返事をしてくれない。

(,,゚Д゚)「準備は、いいか?」

ボクのお尻をいじりながら、ギコさんが言う。

(*///)「なんの、準備、っ、なのッ?
     ね、ギコさん。恥ずかしいよ。恥ずかしいから、もう――ひいぃッ!?」

いったん、手が離れて。
次に……急に、冷たくてぬるぬるする物が、ボクのお尻に触れる。

(*///)「な、なにこれっ、何してるのッ。
     や……やだ、気持ち悪いっ、やだっ。気持ち悪いよおっ!」

また指が触れる。
どろどろのそれを、ギコさんの指が、ボクのお尻の周りにのばしていく。



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:57:05.64 ID:FQE+ViW10
男の子だよぉ・・・・・・支援


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/11(土) 23:57:42.25 ID:1XzIb+AdP
ぬめぬめする感触が、すごく気持ち悪くて、それに……ぬめりで滑るギコさんの指が、
お尻の穴に、時折入ってしまいそうになる。
外側からそこを拡げられる感覚が怖くて、ボクは泣き出してしまった。

(*;-;)「う、ううっ、う、あっ。
     気持ち悪い、気持ち悪いよ……お願い、ギコさん、もう、やめてぇ……っ!」

(,,゚Д゚)「今に慣れる、そう心配するな。くくくっ」

ギコさんは構わずに、指を動かす。
そのうち、ついにその指が……ボクの中に、ずるっ、と入りこんだ。

(*///)「あ、あ、あああ……っあああぁッ!」

ボクは……裸で、縛られたまま、他人の指で、お尻の穴を拡げられている。
汚い物が出る場所に、ぐりぐりと指を出し入れされている。

(*///)「あ、ぐうっ、あああ……っ!」

いままで感じたことがない感覚がただ怖くて、お尻に力を入れる。
入りこんだ指を出そうとして力を籠める。

でも、ギコさんの指は構わずに、ずりっ、ずりっと入りこむ。
締め付けた筋肉にギコさんの指の感触がもっと強く伝わってくる。

いきなり、指が勢いよく引き抜かれた。
お尻に塗られたモノが、ぷちゅっ、と音を立てた。



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:00:08.84 ID:hTqq/eo9P
(*///)「ああ、あああ、ぅっ。
     ああ、はあ……ッ……!」

窮屈な姿勢のまま、肩で息をする。
指が抜かれた後なのに、お尻の穴は広がったままのような感じがする。
じんじんして、腰から下に力が入らない。

ボクは……なんで、こんなことをしてるんだろう。
縛られて、床に転がされて、お尻の穴を弄られて。
自分の様子を想像するだけで、涙が出てくる。

(*;-;)「ううっ、あ…っ、はぁっ、うあッ。
     気持ち悪い……よお。なんで、なんでこんなこと……、うぅっ」

後ろで、かちゃかちゃ、と金属音がする。
ボクの腕の金具じゃない。ギコさんが、ベルトを外す音だ。

(,,゚Д゚)「なんで? そうか、教えてなかったな」

そう言って、ボクの腰に両手をあてがう。

(*;-;)「ひ――っ?」

お尻の穴の入り口に、さっきまでとは違うモノが、触れている。
熱くて、指よりも、ずっと太い何かが。

ギコさんの両手は、ボクの腰にある。
……じゃあ、今お尻に当たってるのは……?
ギコさんはベルトを外して、ズボンを降ろして、それで……それで――



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:00:34.01 ID:aN/4AhAfO
男の娘とは…


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:04:31.02 ID:hTqq/eo9P
(,,゚Д゚)「教えてやる。
     お前を、女にしてやる」

大人の男の人が、女の人とどんなことをするのか。
知っているけど、見たことはない。
でも、何となく想像はできる。

だから、ギコさんが何をしようとしてるのか、想像は……付いた。
とても、いやな想像が。

(*;o;)「やだあああぁぁぁっ!!
     やだ、やだよおっ! やめて、やめてやめてやめてっ!
     お願い、お願いしますっ! だから――」

よだれが絨毯にぽたぽたと垂れるのも構わずに、叫ぶ。
動けないから、喋ることしかできないから。

いやだ。
そんなの、絶対にいやだ。
おかしい。おかしいよ。

でも……ギコさんは、喉の奥で笑った。
高岡さんは、頬を赤くして……泣きそうな顔で、ボクを見ている。

(*;o;)「やめてよっ、お願い、お願いします!
     何でもするから、お願い、しますっ!
     おね――――あ、うあああぁぁ……っ、ああっ、やああぁッ!?」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:05:22.80 ID:/clzlzWg0
畜生・・・・・・たttkt


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:05:50.58 ID:lGsWlnKpO
パンツを脱いでいいのか迷うぜ。

しぃが女の子だったら確実に脱いでたが………


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:07:18.21 ID:hTqq/eo9P
ギコさんは、何も言わない。
ただ、黙って腰を、少しずつ前に動かす。

その先端が、ボクのお尻の穴に触れて、そして、そのまま押し開いていく。
指よりもずっと太いそれが、べとべとになったボクのそこに、少しずつ、入っていく。

(*;o;)「あはあぁ、あ、う、うあ、あああああああぁぁっ――!」

痛い。痛い。痛い……。
鉄の棒を押し込まれるみたいに、お尻が熱い。

(*;o;)「ああぁ、あ、あ――――!!
     熱い、熱いよ、痛いいいぃっ! やだ、抜いて、抜いてよおっ!!」

めりめり、と音がしそうなほど、ボクのそこが……ギコさんのそれに、大きく押し開かれる。
ひだが全部伸びきって、これ以上ないぐらい、内側から広げられる。

(,,*゚Д゚)「まだ、先しか入ってないぞ。我慢しろ。力を抜け」

そう言って、さらに強く、腰を動かした。
ボクは顔が真っ赤になるほど、お腹にぐっと力を入れて、ギコさんを拒む。

(*///)「やだあッ! やだ! だって、力抜いたら入っちゃうもん!
     ボク、やだよ! そんなのやだぁっ!」

(,,*゚Д゚)「……そうか。なら――」

お尻に加わる力が、ふっ、と緩む。
ギコさんの熱いそれが、入り口の内側を擦って外側に引っ張られる。



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:07:24.30 ID:aN/4AhAfO
男と分かっててもドキドキしてしまう支援


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:10:24.17 ID:hTqq/eo9P
抜いて、くれるんだ。
ボクは、反射的にそう思った。そう思って、お尻の力を、少しだけ抜いた。

――その、瞬間。

(,,*゚Д゚)「こう、するかッ!!」

その瞬間、ギコさんは……思い切り、腰を前に突き出した。

(*///)「ぎッ――――ッ!!」

揉みほぐされて、力の抜けていたボクのお尻に。
ギコさんのモノが、根本まで一気に入り込んだ。

ぐちゅっ! と音がして、ギコさんの腰骨が、ボクのお尻に当たった。

(,,*゚Д゚)「はは、はははははッ!
     やればできるじゃないか。褒めてやるぞ」

熱くて、脈打って、ぴくぴくと震える、ギコさんのモノ。
それが、ボクのお尻の中に、根本まで入っている。

痛い。熱い。お尻が、ずきずきする。
でも、それ以上に。



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:13:58.48 ID:hTqq/eo9P
(* ー )「……あ、ああぁ」

ボク、男なのに。
男の人のモノを、ボクの汚い場所に入れられて、そして――

ギコさんが、動く。

小刻みに腰を動かして、ボクのお尻に出入りする。
その度に、入り口の筋肉が、直腸が擦られて、背中に鳥肌が立つような感覚が走る。
普段使わない場所を無理矢理に広げられる違和感に、冷たい汗が流れる。

(* ー )「あ、あ……っ」

口をぱくぱくさせるけど、言葉が出てこない。

こんなの、おかしいよ。間違ってる。

(,,*゚Д゚)「良かったな、ッ。これで、お前も立派な女だぞっ。
     俺の、ペットだ――ははっ、ハハハハハッ!!」

女? ペット?

おかしいよ。
ボク、男なのに。動物じゃなくて、人間なのに。

でも、入れられちゃった。
女の人がされるように、勃起した男の人のものを……全然違う場所に、入れられちゃった。



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:15:29.37 ID:aN/4AhAfO
エロい支援


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:17:07.68 ID:hTqq/eo9P
(*;ー;)「あああああああ、あああああ……ああっ……あ――」

それを、認識して。
裸にされて、縛られて、恥ずかしい場所をいじられて、それでも残っていた、ボクの心の大事な部分。
それが、粉々になって、さらさらと流れ落ちて。

……消えた。

(*;ー;)「あ、あ――――ッ……」

ボク……もう、今までのボクじゃないんだ。
こうやって、男の人を歓ばせるための、ペットなんだ。



――――ボクは、人間以下のイキモノ、なんだ。







80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:21:08.97 ID:hTqq/eo9P
涙が、さっきまで以上に流れる。
もう、逆らう気なんて起きなかった。

(,,*゚Д゚)「どうした、力を抜けッ」

(* - )「……ッ、あ、っ」

目の前が暗くなる。
お尻が、熱い。

もう……逆らう気なんて、なくなってしまった。
ボクは、ギコさんの言うとおりに、力を緩める。
お尻に塗られたモノが擦れて、ぐちゃぐちゃといやらしい音を立てる。

ただ、早く終わって欲しい。
何でもいいから、好きにしていいから、早く楽にして欲しい。

ただそれだけを考えながら、大人しく従う。
ギコさんに突かれて、ボクは不自由な身体をがくがく揺らす。

――どれくらいそうしていたか、後になっても思い出せない。

(,,*゚Д゚)「いいぞ……いいぞッ。
     いいか――――いくぞッ」

(* - )「あ……や、う、ぁ……」

ギコさんは、狂ったようにボクのお尻を突き続ける。
お尻は、もう痺れたように感覚がなくて、何をされているのかも分からなかった。



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:24:25.27 ID:aN/4AhAfO
ギコの変態!支援


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:25:17.33 ID:hTqq/eo9P
ボクのお尻の中で、ギコさんのものが、膨らむ。
内側から更に広げられて、ボクは小さく呻く。

そして――

(,,* Д )「く――ッ!!」

ギコさんのそれが、一度、大きく脈打つ。

(* - )「あ――――」

そして……そこから、精液が、たくさん、吐き出される。
熱い液体が、どくっ、どくっ、どくっ……と、ボクの直腸に注ぎ込まれた。

(* - )「あ、ぐッ……あ、ああぁ、ぁ……っ!」

入ってくる。
出したことしかない場所から、ギコさんの精液が、入ってくる。

やだ。
……汚い。

汚いのは、ギコさん自身なのか、ギコさんが出したものなのか。
それとも、出されたボクなのか、それも分からなくて、ただ、汚い、と思った。

(,,*゚Д゚)「……」

終わってから、ギコさんは、まだ硬いそれを、ボクのお尻から抜く。
お尻が裏側からめくれあがってしまうような感覚を残して、引き抜く。
くびれの部分が外に出るとき、お腹の中に入っていた精液が掻き出されて、こぼれた。



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:29:37.24 ID:hTqq/eo9P
(* - )「あ……ぐっ。けほ……っ」

ボクは、全身の力を抜いて崩れ落ちる。
涙もよだれも流しっぱなしで、絨毯に顔を付ける。

窮屈な姿勢で拘束された、ボクの身体。
見下ろすと、お尻から生暖かい、ピンク色の泡が混じった液体が漏れて、太腿を流れて、
そして糸を引いて絨毯に落ちるのが見えた。

お尻……切れちゃってる。
それに気付くと、またお尻が、ひりひりと痛み始めた。

(,,゚Д゚)「……高岡。
    綺麗にしてやれ」

ギコさんは、つまらなそうに言う。
高岡さんは頷いて……ボクの目の前にしゃがんだ。

(*///)「ぁ……っ」

恥ずかしかった。
女の人に、こんな所を見られるのは、たまらなくイヤだった。

そう。
ボクはこの時、まだ、高岡さんが女の人だと思っていた。



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:32:05.81 ID:hTqq/eo9P
(,,゚Д゚)「恥ずかしいか? 女に見られるのは、恥ずかしいか?
    くく、はははっ。……高岡。見せてやれ」

ギコさんの言葉に、高岡さんは頷く。

从 ∀从「……は、い」

頷いて、ワンピースとエプロンドレスを膝の辺りで掴んで……腰の上まで、持ち上げた。

(*///)「あ……あ、っ?」

そこにあったのは……ボクと、ギコさんと同じ、男の人のモノだった。

高岡さんは、下着を履いていなかった。
ガーターベルトだけを着けた、毛の一本もないその腰で……それが、勃起して、震えていた。
ピンク色の粘膜が露出した先の部分から、透明な粘液が滲んでいるのが、見えた。

――ボクだけじゃなかった。
高岡さんも、ギコさんの……ペットだったんだ。

从 ∀从「……ごめん……ね……」

ギコさんに聞こえないぐらい小さな声で呟いて、高岡さんはボクの後ろに回る。
そして、屈み込んで……舌で、ボクのお尻を、舐め始めた。

ぴちゃ、ぴちゃ、と、音を立てて、こぼれた精液を、舐め取る。
ギコさんがボクのお尻に出したものを、高岡さんは、口で綺麗にしていた。



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:36:05.33 ID:hTqq/eo9P
(,,゚Д゚)「くくっ。なんだ、そのザマは。興奮したのか?
     それなら……自分で、何とかしろ」

後ろから、ギコさんの声が掛かる。

从 ∀从「は、い。
      ……ん、んっ、ぁあ……ッ……」

感覚がないボクのお尻に舌を這わせながら、高岡さんの声が乱れた。
ボクは、また脚の間から、お尻の方を……高岡さんを、見る。

(*///)「あ、や……ッ」

開いた脚の間から、下半身だけが見えた。
高岡さんは……ワンピースを腰の上までたくし上げて、脚を開いてしゃがんでいた。
その両脚の間で勃起した自分のそれを、自分の手で、上下にしごいていた。

从///从「はっ、あ……ぅ、ぴちゃっ、くちゅっ……ぅんッ……」

ぴちゃ、ぴちゃ。

舌の音が、続いている。
お尻の穴の周りを撫でて、時々出入りする舌の、温かくて、ぬめる感触。
それを感じながら、ボクの視界は暗くなっていった。



89 :◆XcyV9XdVHQ:2009/07/12(日) 00:41:02.07 ID:egLNsWrYO
さる ごめん
しばしお待ちを


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:42:26.47 ID:lGsWlnKpO
俺も猿のようにオナッてくる


93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:48:47.46 ID:hTqq/eo9P
あの時から、ボクはギコさんのペットになった。

そして……いろんなことを、たくさんされて、恥ずかしくて、死にたくて。
でも、そんな勇気もなくて、何もできないまま、生き続けてる。

ボクは、ここにいる。

ずっと……いる。



――高岡さんは、優しかった。
あれから後も色々なことを教えてくれたし、夜寝る前や、ほんの少しの休憩時間の間にも、
ボクの話し相手になってくれた。

あれから……何人かの男の子が、ギコさんのお屋敷に来ていた。
でも、どの子もギコさんの気に入らなかったようで、何ヶ月か……早い子は、何週間かで
いなくなっていた。

結局残ったのは、ボクと高岡さんだけだった。
僕たちは、ギコさんの「お気に入り」になったようだった。

だから――






96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:51:32.91 ID:hTqq/eo9P
(*///)「んん、……んッ」

从///从「んくッ、ふあ、っ。はぁっ……」

ボクたちは、裸で。
床に座り込んで、何度もキスをする。

(,,゚Д゚)「……」

ギコさんは、大きな椅子に座って、ボクたちを黙って見ている。
高岡さんと、二人でする。
それが、この日のギコさんの命令だった。

(*///)「んッ、くぅ……っ、はあ、あぁ」

高岡さんが、ボクの首筋を舌で撫でる。
伸ばした髪が揺れる。息が首筋に掛かって、少しだけくすぐったい。

从///从「ふっ、は、ふっ。んん、ふ……ンっ!」

ボクは、高岡さんの大きな胸に触れる。
高岡さんのそこは、男なのに大人の女の人みたいに大きくて、柔らかい。
大人の女の人の胸を触ったことはないから、比べることはできないけれど。

裸で座り込んでいる高岡さんの身体は、丸みを帯びている。
胸だけじゃなくて、お尻も丸くて、大きくて、柔らかそうだった。
でも、股間に付いているモノは、ボクと同じだ。



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:54:18.95 ID:hTqq/eo9P
……高岡さんは、いろんなコトをしてるんだって、教えてくれた。
薬を飲んだり、注射したりして、男の人なのに、女の人みたいな身体にしてるんだって。
それがどんなことなのかよく分からずに、ボクはただ頷いていたっけ。

――そういう人を……シーメール、って言うんだって知ったのは、もっと後のことだった。

胸の先端の乳首に、人差し指でそっと触れる。
撫でたり、指先でつつくたびに、高岡さんの身体が、ぴくり、と動く。

从///从「ふぅッ――ン、ッ」

(*///)「ああぁ、あうぅっ……ん――」

高岡さんは上半身を起こして、またボクの唇にキスをする。
柔らかい唇の感触は優しくて、ギコさんみたいに強引じゃない。
ボクのことを心配してくれている、そんな気がして、ほんの少しだけ安心する。

(*///)「んん、ンむッ……ッ!
     はふぅっ、んんっ!」

何度も、何度もキスをしながら、高岡さんは手を上げる。
そして、ボクの裸の胸に触れて、ボクがしたのと同じように、乳首に両手で触れる。指の腹で、撫でる。

身体の奥に、ぴりぴりと電気が走るような感覚。
キスしたり、勃起しているモノを触られたり、お尻に……指や、その他の色々なモノを
入れられるときとも違う、くすぐったいような、じれったいような感じがする。

(*///)「んんん、んんッ。――ふ、ゥ、ッ」



101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 00:57:33.75 ID:hTqq/eo9P
ボクも高岡さんの胸に手を伸ばす。
大きく膨らんだ胸に手を当てて、こねるように揉む。

从///从「は――うッ?」

片方の手を、もっと下に下げる。
ふとももの内側をさすって、その真ん中にある……勃起している部分に、手を伸ばす。
高岡さんの腰が跳ねた。

从///从「はあっ、あぁうっ、んんあッ!」

ハスキーなうめき声が、ボクと合わせる唇の間から漏れた。
ボクは、そのまま、その部分をそっと握って、動かす。
先端が濡れているそこは、くちっ、くちっ、と小さな音を立てた。

(*///)「ふ、うっ――んくぅっ、あ、あふッ、ふッ!」

高岡さんの手も、ボクの同じ部分に触れた。
そこは……とっくに、高岡さんと同じように、固くなって、大きくなっている。

ボクたちは、向かい合わせに膝立ちの姿勢になる。
お互いにキスをしながら、お互いの勃起した部分を撫でて、握って、愛撫し合う。

(*///)「あぁ、ああうッ! ああ、はああぁ……ッ!」

从///从「あ……くうっ、うあっ、は――!」

腰から下の力が抜けそうになって、膝が笑う。
高岡さんも同じで、お互いの上半身を寄せ合って、身体を支える。
そして、大きく脚を広げて……お互いの勃起した部分を、しごく。



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:00:35.78 ID:hTqq/eo9P
舌が絡み合う。
擦り上げられる部分が気持ち良くて、泣いているような声が出るのを抑えられない。
自分でも知らないうちに腰を前後に動かして、摩擦がもっと大きくなるようにしている。

気持ちいい。
出したい。

射精、したい……身体が、そう言う。
その感覚が、こみ上げてくる。

(*///)「あぁ……ンああ、ああぁっ!
     高岡さんっ、ボク、ボクぅ、ぅあ――ッ……」

体中がぶるぶると震える。
音を立てるボクのそこは、もう震えて、身体の中のモノを吐き出しそうになっている。
高岡さんのものを愛撫する手の動きが、止まる。

从///从「あ、ン……ッ。
      ん……ふ、ふふっ」

高岡さんが、ボクの身体から手を離す。

(*///)「ん、きゃ……っ?」

支える物がなくなって、ボクは床に崩れ落ちた。
高岡さんは、嬉しそうに、悲しそうに笑って、倒れた僕にキスをする。



103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:02:00.36 ID:aN/4AhAfO
ホルモンだけで巨乳に!?ハインすげえな支援


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:04:02.72 ID:hTqq/eo9P
从///从「……ね、しぃ。
      口で、してあげるから……しぃも、して。ね?」

見ているギコさんに、ちらりと視線を走らせて。
頬を赤く染めて、そう言う。

そうしないと、きっとギコさんは満足しない。
それで、怒って、ボクたちを叩いて……そして、もっと乱暴に、お尻を犯すだろう。

(*///)「あ――う……ん……」

途切れ途切れに返事しながら、頷く。
ボクの顔を見て、高岡さんは……ボクの身体をまたいだ。
股間に暖かい息が掛かって、そして。

从///从「んん、ッ。ちゅ――は、むッ」

射精してしまいそうな、もう限界のそこが。
いきなり、暖かくて、柔らかいものに包まれる。

(*///)「んんあっ、あああああぁぁっ!」

それは、高岡さんの口だ。
高岡さんが、ボクのそこを、口に含んでいるんだ。



107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:07:54.29 ID:hTqq/eo9P
从///从「ちゅっ、くちゅ、っ。はふ……んッ」

手でするのとは、全然違う。
ずっと……気持ちいい。アソコが、腰が溶けてしまいそうなぐらい、気持ちいい。
腰が、びくん、びくんっ、と動く。

高岡さんはボクにまたがったまま、腰を動かす。
ボクの目の前で……大きく膨らんだモノが、身体の動きに合わせて揺れている。
それを見て、高岡さんの言葉を思い出す。

――口で、してあげるから……しぃも、して。ね?

自分の身体じゃなくなってしまったように下半身を踊らせながら、ボクは必死で
その部分を掴んで、首を上げて、咥えた。

(*///)「ん……んむぅ……ふッ!」

从///从「ひッ、あ、はあああぁ、っ!」

その瞬間、高岡さんはボクのモノを咥えたまま、大きく腰を浮かせた。
そして、肩を震わせながら、また、動いた。

从///从「んッ、ぐッ、ふうううぅッ、ふはぁッ!!」

(*///)「ひ、あ、あああぁぁあ――ッ!
     んんむっ、くっ、あうぁッ!」



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:09:36.50 ID:pIsYwlMyO
ハインとしぃ可愛いお可愛いお


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:10:21.98 ID:aN/4AhAfO
ある意味百合だな支援


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:11:31.32 ID:hTqq/eo9P
目眩がするほど気持ち良くて、頭がおかしくなりそうになる。
それでも口は止めないで、高岡さんのモノを舐める。
絨毯から首を上げて、高岡さんの濡れた先の部分を口に入れて、舌で転がす。

ソコを支えた手で、付け根の部分や、太腿の内側や、柔らかいお尻を撫でる。
高岡さんの肌は少し汗ばんでいて、てのひらに吸い付くような、不思議な感触がする。

ボクの付け根の部分の下の、陰嚢の裏側が、つつ、と指先で撫でられた。
アソコだけじゃなくて、お尻の内側の奥まで触られるような快感が走る。

(*///)「ふ、ぐうぅっ。ンむっ、あう、あはぁっ!」

口に含んだ高岡さんのモノ。
そこからぬるぬるした液体が漏れてきて、自分の唾液と混じり合う。
苦い味が、舌に広がって絡む。

手を動かして、太腿から、その内側を撫でる。
目の前に見えている、お尻の入り口のすぼまりを、すうっと撫でる。

从///从「んんんんんッ、んはああぁ……ッ!」

ボクのモノを咥えた高岡さんの口の隙間から、溜息のような声が漏れる。

ボクはくびれの部分を、口の中で舌で舐め回しながら、首を前後に動かす。
高岡さんのモノが、舌の奥の方で擦れて、震える。

(*///)「ふ、ひっ、はッ、あ、ああ、ッ……あ!」



112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:14:39.86 ID:hTqq/eo9P
どんどん、こみ上げてくる。
腰が、勃起した部分が、破裂してしまいそうだった。
もう、射精してしまいそうだった。

堪えきれず、高岡さんのモノを口から出す。
そこに絡んだ唾液と粘液が、ぽたぽたと自分の顔に落ちた。

もう、ダメ。

出したい……思い切り、射精したい。

射精したい……もっと、もっと、気持ちよくなりたい。

(*///)「んんん、ああああぁぁっ!
     ダメ、高岡さんッ、ボクっ、もう、ダッ、もうぅッ……!」

高岡さんは、首をひねってボクを見る。

从///从「……ん……ふふッ。
      いいよ。イく時は、教えて、ね」

そう言って、ボクのモノをもっともっと深くくわえ込んだ。
そのまま……首を、上下に激しく、動かす。
じゅぷっ、じゅぷっ、と唾液がいやらしい音を立てる。

(*///)「ああ、ああああッ! ひッ、いいぃっ!
     あああああ、うああああぁぁっ!!」

身体の中身が、全部吸い出されてしまうような気がする。
アソコが痺れて、ただ、気持ちいい、としか感じられない。



113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:17:27.02 ID:Bah76sop0
息 子 困 惑
支援


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:17:47.99 ID:hTqq/eo9P
勃起したボクのモノの中を通って、何かがあふれ出すように感じる。
もう腰に力が入らなくて、止めることもできなかった。

(*///)「んんんああああぁぁぁぁっ!!
     ダメ、もうダメぇっ! 高岡さん、ボク、だめだよおっ!
     ボク、ボク……やだぁっ、ボク、もう、もうッ!!」

床でのけ反る。
口が、高岡さんのモノに届かなくて、震える手で、掴んだままのそれをしごく。
高岡さんの口からこぼれた唾液が、ボクのお腹やふとももに滴り落ちる。

本能的に、腰を床から上げて、動かす。
下から上に動かして……ギコさんがボクのお尻に出し入れするときのように、
高岡さんの口を突く。

从///从「んッ、ふぅっ、はぁ、ンッ、ンッ、ンッ――!」

何も考えられない。
ただ、もっと強く、激しく吸ってほしい。くわえて、舐めてほしい。
身体が勝手に動いて、腰をリズミカルに、高岡さんの頭の動きに合わせて動かす。

身体の奥から、何かが這い上がってくる。
早く出たい、早く出たいって叫んでいるように、身体の内側で激しく暴れる。
ボクは、それをもう、抑えられない。

(*///)「あ――あ、ああぁっ、ふああぁぁぅ――っ!」

そして――はじける。



115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:20:24.67 ID:lGsWlnKpO
オナろうと思ったけど、できなかった


俺はどうしたらいいんだよ!!

なんで両方男なんだよ!!


116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:21:06.98 ID:DcIhXusvO
賢者モードでしえ


117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:21:10.49 ID:hTqq/eo9P
身体が、一気にかあっと熱くなる。次に一気に冷えて、背中がぞくぞくする。
耐えきれなくて、頭が真っ白になる。
ただ、高岡さんに言われたとおり、叫んだ。

(*///)「高岡、さんッ! ああぁっ、もう、ダメ、ッ!
     ボク……イっちゃうぁッ、イく、ぅ、うぁッ、ぅああぁ、ぃ――い、イきますううぅッ!!」

ボクの全身が、アソコが、大きく跳ねる。

从///从「ん、むぅッ……? ンンンッ、ん――んッ――!?」

それを高岡さんの口の中で押さえ込まれながら、ボクは、何度も、何度も。
高岡さんの口の中に……思い切り射精した。

身体の中を通って、精液がどくどくと吐き出される感触。
それがただ、快感で、身体を何度も震わせる。
ねばねばする液体が、高岡さんの口に飲み込まれていく。

(*///)「あ、ふぁ……ッ、あ、ああ……」

身体から力が抜けるけれど、手を動かすのは止めない。
震え始める高岡さんのそこを、ただ、擦る。

高岡さんも、同じだった。
透明な粘液が、とろとろとそこからこぼれて、指に絡まって、音を立てる。

从///从「んッ……ふ、ぐっ、んんんッ!
      あ、ぐッ――あたしも、もう、もう――ッあ――!!」



118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:25:36.63 ID:hTqq/eo9P
高岡さんは、ボクのモノから口を離して、身体を持ち上げて、仰け反る。
首を捻って、真っ赤な顔で、横目でボクを見て、ボクの精液をその口から伝わせて。
舌を突きだして、涙目で、叫ぶ。

从///从「あああああ、恥ずかし、ぃッ、ああぁぁ、しぃ、ッ! 
      気持ちいいのッ、あた、あたしもぉッ、しぃ!
      あたしも、っイ、くぅ、ああぁぁ――――――っ!!」

高岡さんの腰が、大きく痙攣した。
横に走った出口の部分が震えて、開いて。そして僕の手の中で脈打つ高岡さんの
そこから、精液が勢いよく吐き出された。

(*///)「あ、はあぁッ、ふぅ……ッ?」

勢いよく射精されたそれが、ボクの頬にかかる。
開いた口にも飛び込んで、苦くて、塩辛い味がした。

从///从「うふぅっ、あ――んんぁ……っは、ッ!
      ……はあ……ぁ、あっ」

高岡さんの全身から力が抜ける。
最後に大きく身体を痙攣させて、そのままの姿勢で、ボクの上にくずおれた。



119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:25:56.25 ID:pIsYwlMyO
イク寸前が男女問わず可愛いと感じる今日この頃。

支援


121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:28:47.83 ID:hTqq/eo9P
(*///)「はあっ、はあっ。はっ、はぁ……っ」

从///从「う、ふぅっ、はぁ――はああっ」

二人で、肩で荒い息をつく。
お腹の上に、柔らかい高岡さんの胸の感触がある。
すぐ目の前で、汗ばんだ白い太腿が脱力して、震えていた。

遠くの方で、ギコさんが……くくっ、と笑うのが、聞こえた。

満足、してくれたんだ。
良かった。今日は……もう、いじめられなくて済むんだ。
もうろうとする頭の中で、それだけを考えていた。



122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:30:23.38 ID:9+2llW4XO
パンツ下げたら負けなんだそうなんだしえん


124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:32:09.01 ID:hTqq/eo9P

いろいろな出来事には、もうすっかり慣れてしまった。

ギコさんのモノを咥えて、口に射精されることにも。
昼間の廊下でワンピースをたくし上げられて、お尻を犯されることにも。
時々訪れる「お客様」に、ギコさんや高岡さんとするようなことをするのも。

ただ、しているだけだった。
もう、諦めてしまった。
気持ち良くて、みんな褒めてくれて、嬉しくて。それだけが、せめてもの救いだった。

ボクの心は、もう死んでしまいそうだった。
どんどんすり減っていって、中身ががらんどうの、からっぽな器になってしまいそうだった。

だから、その前に。

ボクは、ボクの心がすっかり死んでしまう前に、逃げだそうと……初めて、そう思った。

そして。

でも――――



125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:35:39.77 ID:hTqq/eo9P
――逃げたはずなのに。もう、あそこには戻りたくないのに。
でも、夢の中でも、逃げられない。……夢だって、分かっているのに。

(,,゚Д゚)「くくくっ……どうした、しぃ。
    ペット風情が、飼い主に逆らうな。さあ、戻ってこい」

ギコさんが、暗闇の中から手招きする。
いやだ。帰りたくない。
もう、戻りたくない。絶対に、戻りたくない。

でも、動けない。
真っ暗闇の中で、ボクは縛られたように動けない。

(;゚ー゚)「やだ……やだよ、来ないで、来ないで……っ!」

一歩ずつ。一歩ずつ、ギコさんが近づいてくる。
あの、怖い笑顔で。手を差し出して、ズボンの股間を、大きく膨らませて。

怖い。
助けて。ボクを、助けて。助けて――――

(; - )「……たす、けて」

誰か、助けて。

(; - )「あ、ああ……あ――――」

ボクを……助けて!
誰か――助けてよ!!



127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:38:56.77 ID:hTqq/eo9P



中途半端に覚醒した目前に、男の大きな掌が映る。

(*;o;)「う――ああああああっ!」

悲鳴。

それは夢の中のものではなく、現実のものだ。
汗まみれの身体を跳ね起こす。汗を吸った前髪は、額に張り付いている。

(*;o;)「あああああ、うわあああぁ――っ!」

その手を跳ね除け、後ろ手を付いて後ずさる。
手を振り回して、己の身体を庇った。

手は伸び――そのしぃの髪を、撫でた。
そして引き寄せ、胸の内に抱え込んだ。
  _
(; ゚∀゚)「おいっ! どうしたよ、いきなり叫んだりして!」

ジョルジュだ。
混乱したしぃは、自分がもう目覚めていることにも気付いていなかった。
暗い部屋の中で自分を抱く腕の持ち主を、ようやく認識する。

(; ー )「あ……ジョルジュ、さん……?」



128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:41:52.15 ID:hTqq/eo9P
  _
( ゚∀゚)「ああ、そうだ。俺だよ、心配するな」

彼の腕を抱いて、ゆっくりと呼吸を整える。
ギコに強要された行為の感触が、まだ身体にまとわりついていた。

ジョルジュは何も聞かない。
ただ黙ってしぃを抱き、背中を撫でる。
そのまま、時間が流れる。
  _
( ゚∀゚)「落ち着いたか?」

(*゚ー゚)「……うん。ごめんね、起こしちゃって」

ジョルジュの腕を放し、ベッドの上で体育座りの姿勢になる。
膝に顔を埋めて、大きく一度深呼吸をした。

(*゚ー゚)「ちょっと……夢、見てた。
     なんでもないの。昔の、夢」
  _
( ゚∀゚)「……そうか。
     もう、大丈夫か? 寝付けそうか?」

(*゚ー゚)「……」

答えない。
腕を伸ばし、ジョルジュの袖を摘んだ。



130 :◆XcyV9XdVHQ:2009/07/12(日) 01:47:39.38 ID:egLNsWrYO


また猿です ええ はい

あと3レスなのによお
ごめんねごめんね、ほんとにごめんね


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:49:49.24 ID:pITf/DyM0
支援わすれて発電しててごめんね
ごめんね


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:52:54.11 ID:hTqq/eo9P
  _
( ゚∀゚)「おい……?」

顔を伏せて、小さな声で言う。

(* ー )「……っこ」
  _
( ゚∀゚)「何? どうした?」

顔を上げる。
頬を染めて、膝に埋めた顔から上目遣いに見ながら、言う。

(*゚ー゚)「だっこ。
     ……だっこ、して。そしたら、寝れるから」
  _
( ゚∀゚)「……」

(*゚ー゚)「ジョルジュ……さん。
    だっこ……」

少しの間が空く。
ジョルジュは、空いた手で頭を掻きむしった。
  _
(* ゚∀゚)「……わかったわかった、わーったよ。
     だっこでも何でもしてやるから、もう寝ろ。ほらっ」

そう言い、腕を広げる。
しぃは、ジョルジュの胸に身体を預けた。そのまま体重を掛ける。
二人は、その姿勢のままベッドに倒れ込んだ。



135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 01:56:29.57 ID:hTqq/eo9P
  _
( ゚∀゚)「これで、満足かい? 困ったメイドさん」

(*^ー^)「うんっ。大満足です、ご主人様♪」

笑うしぃ。
その頬に残る乾いた涙の跡を見て、ジョルジュは開きかけた口をつぐんだ。
  _
( ゚∀゚)「……」

しぃの額に張り付いた前髪を、指で除ける。
少年は満足げに眼を細め、笑った。

(*^ー^)「うふふっ。ジョルジュさんの身体、あったかい。
     ボク、嬉しいなぁ」
  _
( ゚∀゚)「あのな。俺は電気あんかじゃないぜ?
     光熱費も請求するからな、ったく」

(*^ー^)「いいよ? 身体で払うから。あははっ♪」
  _
(; ゚∀゚)「あ、い、いや。やっぱいいよ。別にいい。
     今のはほら、アレだ。言葉のアヤってやつだからな、うん!」

それから三言も会話を交わさないうちに、しぃは眠りに落ちた。
数分までとは違う、深く、安らかな眠りだった。

それでも、ジョルジュの袖を掴んだ手は翌朝の目覚めまで離さなかった。
寝顔は、微笑んでいた。



137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 02:00:09.83 ID:hTqq/eo9P



深夜。
蛍光灯が瞬くその部屋で、ショボンは「仕事」に励んでいた。
彼の仕事とは、即ち、情報の売買に他ならない。

(´・ω・`) 「……ふうっ」

キーボードから手を離し、椅子に深くもたれてリラックスした姿勢を取る。
腰で組み合わせた手の指を、くるくると回して弄んだ。

(´-ω-`) 「……」

目を閉じる。
眠っているのではない。深く、思考していた。その証拠に、指は忙しなく動いている。

(´・ω・`) 「……よし」

机上に手を伸ばし、キーボードではなく、その隣に置かれた携帯電話を手に取った。
ディスプレイを見ながら、慎重にボタンを押す。

数度のコール音の後、回線が繋がる。
ショボンは思考を巡らせながら、電話の向こうの相手にゆっくりと呼び掛けた。

(´・ω・`) 「夜分に、すまないね。
       ……ああ、僕の名前はいいんだ。名乗るほどの者じゃないよ。
       それより、少し聞いて欲しいことがあってね。実は……」

                                   <第三話 終>





139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 02:03:32.11 ID:sJs0KuVQ0
乙!
展開がまったく読めん、期待してる


140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/12(日) 02:04:24.48 ID:hTqq/eo9P
あああ
2回もさるって5時間もかけてごめんなさい

今回○○シーンが多すぎて
1回分300行削ったけどやっぱり多かった、そんな真夜中

>>103
ヒアルロン酸注入というのがあってだな

遅くまでありがとう
じゃまた




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