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◆(,,゚Д゚)は居候な猫のようです ( ゚∀゚)編

前の話/インデックスページ/次の話

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:05:37.77 ID:GgrqgHJC0
――お笑いライブハウス、楽屋

( ゚∀゚)「しゃあっ、そろそろ俺らの出番が近いぜ、なぁビコーズ!」

( ∵)「……」

( ゚∀゚)「ハハハ! なんか喋れお前! 緊張してんのか!?」

( ∵)「……」

( ゚∀゚)「あぁん? とりあえず笑っとくか! ハハハ!」

( ∵)「オホホ」

(;゚∀゚)「笑った!? な、なんだやればできるじゃねぇか、ウハハ!!」

ライブハウス近くに迷い込んでしまった、一匹の猫がいた。

(,,゚Д゚)「騒がしいところに迷い込んだと思ったら、なんだ、さらに騒がしい人間がおるのう……」


   ( ゚∀゚)編



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:08:04.60 ID:GgrqgHJC0
( ゚∀゚)「どもー! パイオツ隊のジョルジュだぜ!」

ついにジョルジュたち、パイオツ隊の出番が回ってきた。
このライブは、いわば予選。
これに勝ち抜けばテレビ放送の本大会に出場できるのだ。

( ∵)「……」

      パーン
 (#゚∀゚)「なんか喋らんかい!」
  ⊂彡☆)∵))

 \どっ/\ワハハ/

( ゚∀゚)「ハハハ!」

(´・_ゝ・`)「……」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:10:49.99 ID:GgrqgHJC0
( ∵)「ハイハイソレデ?」

( ゚∀゚)「そこでな、そのパイオツどうなったと思う?」

( ∵)「……」

(∵ )「……」

( ∵ )「?」

(;゚∀゚)(ちょ……そこは『ぐしゃぐしゃに揉みしだかれたんだろ?』って言うはずだろ! まさか……)

(;∵)アセアセ

(;゚∀゚)(緊張して忘れてやがる!)



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:12:58.67 ID:GgrqgHJC0
(;∵)「パ、パイオツガ、セナカニイドウシタンダロ?」

(;゚∀゚)(パイオツが背中に移動!? どんなボケだちくしょう! くそ、俺がなんとか……)

  \シーン/

(;゚∀゚)「……」

      パーン
 (#゚∀゚)「って戸愚呂兄かよ!」
  ⊂彡☆)∵))

 \アハハ/\えー/\??/

(;゚∀゚)(くそ、ネタがマイナーすぎたか)

(´・_ゝ・`)「……」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:16:06.09 ID:GgrqgHJC0
――舞台裏

( ゚∀゚)「結局予選落ちだったか……」

( ∵)「スマソ」

( ゚∀゚)「お前のせいじゃねぇさビコーズ!」

( ゚∀゚)「次こそ電波に乗るぞ! とりあえず笑っとけ、ハハハ!」

( ∵)「……」

( ∵)「オホホ」

(´・_ゝ・`)「あー、ちょっといいかな」

( ゚∀゚)「ハハ……あ、社長!」

盛岡デミタス。
ジョルジュの所属する盛岡事務所の社長だ。

(´・_ゝ・`)「予選惜しかったな。そこで少し話があるんだ。ちょっと来てくれるか」

( ゚∀゚)「はい! 行くぞビコーズ!」

(´・_ゝ・`)「いや、ジョルジュ君、君だけ来てくれるか」

( ゚∀゚)「?」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:19:30.49 ID:GgrqgHJC0
(;゚∀゚)「他のやつとコンビを組め? どういうことですか社長!」

(´・_ゝ・`)「ビコーズ君に舞台はまだ早いようだしな。それにジョルジュ君、君には才能がある。君の才能を光らせるにはもっと相性の合う相方を捜すべきだ」

(;゚∀゚)「そんな……。ビコーズは、ビコーズはどうなるんですか!?」

(´・_ゝ・`)「ジョルジュ君。ステージに立つだけが、お笑いの仕事ではないんだよ」

(;゚∀゚)「くっ……」

(:゚∀゚)「と、とにかく! 俺はビコーズとじゃなきゃお笑いはやりません! 俺とビコーズの二人でパイオツ隊なんだ!」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:22:04.76 ID:GgrqgHJC0
( ゚∀゚)「ただいま」

( ∵)「ドッタン?」

( ゚∀゚)「……なんでもねぇさ。よし、飯でも食いにいくかビコーズ!」

( ∵)「アイアイ」

それからジョルジュはビコーズとファミレスに入った。

5日後には地方のお笑いライブに出演することになっている。
テレビ放送になるわけじゃないが、それでも少しでもコンビ名を覚えてもらういいチャンスだ。
二人は新しいネタの作成に没頭した。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:24:02.08 ID:THgVIoyMO
なんかほっこりするね
支援


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:24:36.25 ID:GgrqgHJC0
そしてジョルジュは家に戻った。

( ゚∀゚)「ただいまー」

リハ´∀`ノゝ「おかえりジョルジュ~」

( ゚∀゚)「おう、ただいま婆ちゃん」

ジョルジュに両親はいない。
祖母と二人暮らしだ。
たった一人の家族。
祖母もジョルジュを可愛がっていたし、ジョルジュも祖母を誰よりも慕っていた。

リハ´∀`ノゝ「あらあら、元気がないねぇジョルジュ。今日はライブあんまりだったかい?」

( ゚∀゚)「そ、そんなことないぜ! まぁ結果は惜しかったがな! ハハハ!」

リハ´∀`ノゝ「そうそう、そんなときこそ笑うのさ。アッハッハ」

( ゚∀゚)「ハハハ! しゃあっ! 次のライブこそ成功するぜ!」

リハ´∀`ノゝ「がんばりなー!



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:28:29.89 ID:GgrqgHJC0
既に夕食が用意されていたので、ジョルジュはご飯をすませてから自分の部屋に戻った。
すると、部屋の真ん中で一匹の猫が体を丸めてくつろいでいた。

( ゚∀゚)「なんだぁこの猫? どこから入りやがった……」

(,,゚Д゚)「おう、邪魔してるぞ」

(;゚∀゚)「しゃ、しゃしゃしゃ喋ったっ!?」

(,,゚Д゚)「はっはっは。芸人らしい良いリアクションじゃの」

(;゚∀゚)「ス、スクープだスクープ……。喋るっ……しゃべ、喋る猫……!」

(,,゚Д゚)「とりあず落ち着け」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:30:10.77 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「というわけで居候させてほしい。もう一週間宿なしでさまよっていたんだ」

(;゚∀゚)「そ、そりゃいいが、本当に新聞社に売りつけちゃだめなのか?」

(,,゚Д゚)「それだけはマジ勘弁じゃ。もし売りつけようもんなら一目散に逃げ出す」

(;゚∀゚)「そうか。とにかく俺は明日バイトが早いからな。もう寝るぜ」

(,,゚Д゚)「? お笑いの仕事をしてるんじゃないのか?」

( ゚∀゚)「まだまだ新人だからな。お笑いだけじゃ食ってけねぇんだ。なにせ安定しねぇ仕事だからな」

(,,゚Д゚)「ふぅむ。大変じゃのう。そんな仕事、ずっと続けるつもりなのか?」

( ゚∀゚)「当たり前さ! 俺はお笑いが好きだからな! やってて楽しいし、なにより人を笑わせるってことは、イコール人に幸せを与えるってことだからな!」

( ゚∀゚)「人に笑顔と幸せを与えるのが俺の夢なのさ!」

(,,゚Д゚)「……ふーん(なんだか暑苦しい男じゃの)」



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:32:08.74 ID:GgrqgHJC0
( -∀-)zzz

(,,゚Д゚)「おい、起きろ青年! そろそろバイトの時間なんじゃないか?」

( -∀-)「ん……」

眠気まなこで携帯を開くジョルジュ。
画面に表示された時間は、バイトの出勤時間が迫っていることを示していた。

(;゚∀゚)「はっ! やべぇ遅刻する!」

(,,゚Д゚)「バイト行く前に朝飯用意してくれんかのー」

(;゚∀゚)「そんな時間ねぇ! ネズミでも捕まえてろ!」

そのとき、ジョルジュの携帯が鳴った。

(;゚∀゚)「くそ、こんなときに誰だ!」



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:33:41.46 ID:GgrqgHJC0
知らない番号だった。
思案する暇もなく、携帯を耳にを当てるジョルジュ。

( ゚∀゚)「はい、もしもし!」

(,,゚Д゚)(電話のときまでうるさいやつだ……)

( ゚∀゚)「はい、そうです……」

(;゚∀゚)「……は、はぁ!?」

(,,゚Д゚)「ん、どうした?」

呆然とした表情で携帯を切り、静かにその手を下ろすジョルジュ。



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:34:44.30 ID:GgrqgHJC0
(;゚∀゚)「ビ、ビコーズが……」

(,,゚Д゚)「ビコーズ?」

(;゚∀゚)「俺の相方なんだが……」

(,,゚Д゚)「あーあー。そいつがどうした?」

呑気にに尋ねてくる猫。
ジョルジュは声を震わせた。

(;゚∀゚)「さっき交通事故にあったって……」

(;゚Д゚)「な……」

(;゚∀゚)「と、とりあえず病院に行ってくる!」

もうバイトに行ってる場合じゃなくなった。



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:38:24.87 ID:GgrqgHJC0
ジョルジュはVIP病院へ急いだ。
なぜか猫も、ジョルジュの肩に乗ってついてきた。

ビコーズは集中治療室で緊急手術を受けていた。
ビコーズもバイトに行く途中で軽自動車に轢かれたらしい。

(-@∀@)「恐らく命に別状はないでしょう」

ビコーズはジョルジュと同じく両親がいない。
それどころか親族は遠い所に住んでいる。
待合室に集まったのはジョルジュと、盛岡事務所の関係者たちの数人だけだった。

(-@∀@)「ですが後遺症が残る可能性もありますし、当然ですがお仕事への復帰は難しいかと……」

(;゚∀゚)「そ、そんな……」

(,,゚Д゚)「……」

猫は無言でそれを見守っていた。
あまり人に喋っているところを見られたくないのだ。



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:40:48.80 ID:GgrqgHJC0
そのあと、ビコーズを轢いた男が現れ、ジョルジュたちに涙を流しながら土下座で謝ってきた。

( ゚∀゚)「気にするな。あんたのせいじゃねぇ……これは事故、事故なんだ……」

そうは言いながらも、ジョルジュは心の中でその男を恨んでいた。
ビコーズは親友にして、自分をお笑いを目指すきっかけになってくれた恩人なのだ。
ジョルジュは拳を固く握りしめる。

( ゚∀゚)「すまねぇ……だが、一発だけ殴らせてくれ」

男はビクッと体を震わせ、それから無言で歯を食いしばった。

( ゚∀゚)「いくぜ……」

ビコーズを、ビコーズを……よくも。
しかし、ジョルジュの頭によぎったのは一つの信念。

( ゚∀゚)『人に笑顔と幸せを与えるのが俺の夢なのさ!』

(#゚∀゚)「くっ……」

( ゚∀゚)「やめたやめた。これは事故なんだ。殴る俺のほうがどうかしてたぜ!」

(  ∀ )「ハハ……」

(,,゚Д゚)「……」



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:43:51.04 ID:8Q/C/4pYO
ジョルジュ…
頼む強く生きてくれ


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:46:09.87 ID:GgrqgHJC0
結局ビコーズは一命を取り留めた。
心配していた後遺症もなかったが、当分は病院生活を送ることになるだろう。

翌日。
ジョルジュは盛岡から事務所に呼ばれた。
今日もバイトが入ってたが、ジョルジュは仕方なく事務所に向かった。

(´・_ゝ・`)「ビコーズ君のこと、残念だった」

( ゚∀゚)「……はい」

それから少し話をして、ようやく盛岡は本題に入った。

(´・_ゝ・`)「4日後にライブだ。こんなことがあったあと苦しいとは思うが、どうしても君にも出て欲しい」

( ゚∀゚)「はい。そのつもりです。たとえピンでも……」

(´・_ゝ・`)「いや、君には臨時の相方を紹介をしようと思ってな」

( ゚∀゚)「は? だから俺はビコーズとしか……」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:47:23.84 ID:GgrqgHJC0
(´・_ゝ・`)「今回のライブはコンビでの出演が条件だ。それを忘れたか?」

(;゚∀゚)「く……」

(´・_ゝ・`)「無理にとは言わんが、ビコーズ君のために、君もすこしでもパイオツ隊の名前を知っておきたいだろう?」

(;゚∀゚)「……」

俺はビコーズとしか……俺は、俺は。

(  ∀ )「……分かりました」

(  ∀ )「ただし、ビコーズが復帰するまでです」

(´・_ゝ・`)「……あぁ」

許してくれ、ビコーズ。
今だけ、今だけ偽りのパイオツ隊だ。
お前が帰ってきたら、絶対やり直そう。



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:49:14.04 ID:GgrqgHJC0
(´・_ゝ・`)「よし、おいワカッテマス。入ってくれ」

( <●><●>)「よろしくです、ジョルジュ」

社長室に入ってきたのはワカッテマスとうい男だった。

(;゚∀゚)「あ、あぁ」

(´・_ゝ・`)「すごい顔芸が飛び出しそうだろう? ジョルジュ君の鋭い突っ込みならぴったりだと思うんだが」

自然体でも顔芸だ。

( <●><●>)「ぴったりなのはわかってます」

(;゚∀゚)「今だけ、今だけだからな!」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:50:54.91 ID:GgrqgHJC0
それから二人でネタの作成に取りかかった。
4日後。あまり時間がないのだ。

しかし、ジョルジュはなんとなくこの男の、何でもわかりきっているような態度が気にくわなかった。
笑いは理屈じゃない、気持ちなんだ。
なんとなくこのワカッテマスとは合わない、ジョルジュはそう感じていた。

その後、ジョルジュはビコーズの病室を訪れた。

( ∵)「……」

ビコーズの意識はまだ回復していない。
いつもの静かな面持ちでベッドに横になっていた。

( ゚∀゚)「ビコーズ……」

( ゚∀゚)「お前が帰ってきたら、とびきり面白いネタ用意して驚かせてやるからな……」

( ∵)「……」

( ゚∀゚)「……それまで頑張ってくれ」



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:52:32.76 ID:GgrqgHJC0
( ゚∀゚)「ただいま、婆ちゃん」

ジョルジュはいつにもなく疲れ切った様子で家に着いた。

リハ´∀`ノゝ「お帰りジョルジュ。ご飯できてるよ」

( ゚∀゚)「あぁ……今日はいらね。そんな気分じゃないんだ」

リハ´∀`ノゝ「そうかい……」

( ゚∀゚)「じゃ、俺ちょっと寝るわ」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:53:47.72 ID:GgrqgHJC0
リハ´∀`ノゝ「ちょっと待っておくれ、ジョルジュ」

( ゚∀゚)「ん?」

リハ´∀`ノゝ「辛いだろうけど……そんなときこそ笑わなきゃだめだよ」

リハ´∀`ノゝ「あんた、お笑い芸人なんだから!」

( ゚∀゚)「あぁ……そうだったな……」

( ゚∀゚)「ハハハハ! しゃあっ! ビコーズが戻ってくるまで俺が頑張ってやるぜ!」

リハ´∀`ノゝ「頑張りな!」

婆ちゃんのおかげで少し元気が出た。
そうだ、ビコーズは戻ってこないわけじゃないんだ。
こんなときこそポジティブだ!



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:55:21.01 ID:GgrqgHJC0
翌日。
ジョルジュはワカッテマスとファミレスでネタの打ち合わせをしていた。

( ゚∀゚)「で、ここで俺が一歩前に出るだろ」

( <●><●>)「ふむふむ」

( ゚∀゚)o彡゜「ここでおっぱいおっぱい!」

( ゚∀゚)「どーだ、面白いだろこの流れ!」

( <●><●>)「……」

( ゚∀゚)「なんだよ」

( <●><●>)「前から言いたかったんです。こういう下ネタって、今時流行らないんです」

(;゚∀゚)「な、なんだと」



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 00:57:30.07 ID:GgrqgHJC0
( <●><●>)「今は健全なネタが流行ることは確定的にわかってるんです。今のお笑いの傾向を見るんです。テレビの制限を気にしてネタもなるべく下を避けてるんです」

( ゚∀゚)「そ、そんなの傾向じゃねぇか! お笑いは常に新鮮さを求めてるんだ! それくらいのインパクトがなきゃダメなんだよ!」

( <●><●>)「その理屈とこれとは関係ないんです。それにこんなネタ、インパクトでもなんでもないんです。よくても一発屋で終わることはわかってます」

( ゚∀゚)「お、俺の鉄板ネタを否定するのか……?」

( <●><●>)「次いで言わせてもらうと、このコンビ名も変えたほうがいいのはわかってます」

(;゚∀゚)「なっ!」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:01:32.68 ID:GgrqgHJC0
( <●><●>)「パイオツ隊なんて、その名前だけでゴールデンに出るのは難しいんです。子供にも悪影響だし、女性の視聴者も敬遠するだろうとことはわかってます」

(#゚∀゚)「……この野郎」

(#゚∀゚)「俺たちはずっとこのパイオツ隊で活動してきたんだ! 今更変える気なんてさらさらねぇよ!」

俺が叫ぶと、周りの客が驚いて注目して俺たちに視線を集めた。

( <●><●>)「叫ぶと他のお客さんに迷惑なのはわかってます」

(#゚∀゚)「うるせぇ! お前のそのなんでも分かりきった態度も気に食わねぇんだよ!」

(#゚∀゚)「お笑いはデータじゃねぇ、ハートなんだ! そんな理論に振り回されてちゃ新しい笑いは生まれねぇんだよ!」

( <●><●>)「ちゃんちゃら可笑しいんです。闇雲にやってるだけじゃこのお笑いブームの中では生き残れないことはわかってます」

(#゚∀゚)「闇雲じゃねぇ! 俺にだってちゃんと考えがあって……」

( <●><●>)「じゃあその考えをじっくり聞かせてほしいんです」

(;゚∀゚)「うぅ」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:03:16.36 ID:GgrqgHJC0
从;'ー'从「あぅぅ……お客様、言い争いは他のお客様に迷惑ですよー、なんて……」

(;゚∀゚)「ちっ……」

从;'ー'从「あぅぅ……ひゃっ!?」

ウエイトレスが何もない床で転び、トレイのコーヒーがジョルジュのジーパンにかかる。

(;゚∀゚)「うあっち!」

从;'ー'从「はぅぅ、ごめんなさいごめんなさい」

(;゚∀゚)「い、いいってことよ。あちち」

从;'ー'从「ごめんなさいごめんなさい」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:05:05.48 ID:GgrqgHJC0
(#´∀`)「こら、渡辺! いつまでも謝ってないで片づけるモナ!」

从;'ー'从「あぅ、すみません店長」

ウエイトレスが慌ててハンカチでジョルジュのズボンの染みを拭く。

( <●><●>)「大丈夫ですか」

(#゚∀゚)「お前に心配される筋合いはねぇよ!」

( <●><●>)「嫌われてるのはわかってます」

店内はしばらく騒然としていた。



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:07:18.10 ID:GgrqgHJC0
(#゚∀゚)「くそっ」

ジョルジュは悪態を吐きながら帰路についていた。
ふと、一匹の猫がジョルジュの前を通りすがる。

(,,゚Д゚)「よう青年。臨時の相方とは上手くいってないようだな」

( ゚∀゚)「居候か。最悪だよ、もうアイツとはやっていける気がしねぇ」

(,,゚Д゚)「うむ、そのようだな。まぁビコーズが戻るまでの辛抱だ」

(,,゚Д゚)「よし、一緒に帰るか。散歩して疲れたから肩に乗せてくれ」

( ゚∀゚)「ハハハ! 疲れるんなら散歩なんかすんじゃねぇよ! よっと」

ジョルジュが猫を肩に乗せると、猫はほのぼのと息を吐いた。



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:09:22.07 ID:GgrqgHJC0
( ゚∀゚)「ただいま! ジョルジュ様と居候お猫様のお帰りだ!」

(,,゚Д゚)「にゃー」

ちなみに猫は祖母の前で人語を喋ったことはない。
必要以上に人前で喋ることを控えているらしい。

( ゚∀゚)「あれ、おーい婆ちゃんいるか?」

リビングに向かうジョルジュと猫。
祖母が椅子に座って眠っていた。

( ゚∀゚)「あれ? 寝てんのかよ婆ちゃん!」

ピー!

( ゚∀゚)「……ん?」

ふとキッチンを見るとやかんが沸騰していて、激しく水蒸気を吹き上げていた。



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:10:46.11 ID:GgrqgHJC0
おかしい。
火を点けたまま婆ちゃんが眠りに落ちるだろうか。
沸騰するまで椅子に座ってのんびり待っているのはいつも見る光景だけど。

火を止め、試しに祖母の肩を揺らしてみるジョルジュ。

( ゚∀゚)「おーい婆ちゃん、火つけっぱで寝るのはよくねぇぞー」

反応がない。

( ゚∀゚)「おい婆ちゃん! 変な冗談はやめろよ! ハハハ……」

さらに強く揺り動かすと、祖母は体勢を崩し、床に倒れ込んだ。
それでも、目覚めない。

リハ ∀ ノゝ「……」

( ゚∀゚)「婆……ちゃん……?」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:12:15.66 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「……おいまさか」

諦めきれずに、ジョルジュは祖母を揺する。

( ゚∀゚)「婆ちゃん、おいってば」

揺する。

(  ∀ )「婆ちゃん、それ笑えねぇよ? はっきり言ってさ」

(,,゚Д゚)「ジョルジュ」

揺する。

(  ∀ )「ふざけんなよおい! 起きろってば!!」

(,,゚Д゚)「ジョルジュ!!」

猫の一喝に、ジョルジュは一気に現実に引き戻される。

(;゚∀゚)「そうだ……きゅ、救急車だ!」



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:14:04.94 ID:GgrqgHJC0
VIP病院。
ビコーズが入院している所だ。
ジョルジュは静かに、顔に布をかけられた祖母を見つめていた。

(-@∀@)「非常に残念ですが……」

(  ∀ )

(-@∀@)「……ご臨終です」

(  ∀ )

(,,゚Д゚)「……」

ゆっくり、亡霊のように生気のない足取りで祖母に歩み寄るジョルジュ。

(  ∀ )「顔、見ていいですか」

(-@∀@)「……どうぞ」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:15:14.69 ID:GgrqgHJC0
顔にかけられた白い布を取るジョルジュ。

リハ ∀ ノゝ

(  ∀ )「はは……笑ってやがる……」

(  ∀ )「は……」

(  ∀ )「……」

リハ´∀`ノゝ『辛いだろうけど……そんなときこそ笑わなきゃだめだよ』

リハ´∀`ノゝ『あんた、お笑い芸人なんだから!』

(  ∀ )「笑、えねぇよ」

( ;∀;)「もう、笑えねぇよ……!」

( ;∀;)「こんな……こんなに辛くて……どう笑えってんだよ……っ」

( ;∀;)「はは、は」

( ;∀;)「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ジョルジュの泣き声が、病室内に響いた。



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:20:02.38 ID:GgrqgHJC0
翌日。
仕事もバイトも休み、その日の夜、通夜が行われた。
通夜を終え、深夜になった。
部屋でジョルジュは体育座りをして、窓から夜空を見上げた。

猫が近くに寄り、ジョルジュの横に座る。

(,,゚Д゚)「まるで死人のような面だな」

( ゚∀゚)「……」

(,,゚Д゚)「……」

( ゚∀゚)「……俺」

( ゚∀゚)「お笑い、辞めるよ」

(,,゚Д゚)「……そうか」

( ゚∀゚)「もう、笑える気がしねぇんだ」



82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:21:40.52 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「……あんなことがあったあとだからな。無理することはないが」

( ゚∀゚)「……」

(,,゚Д゚)「だが、正直失望だな」

( ゚∀゚)「あ?」

(,,゚Д゚)「お前の、人に笑いと幸せを与えるという心意気、わしは買っていたのだが……幻滅した」

(,,゚Д゚)「婆ちゃんが死んだくらいでな」

(#゚∀゚)「てめぇ、俺にとって婆ちゃんは……」

(,,゚Д゚)「そうやって婆ちゃんのせいにして、お笑いから逃げる気か?」

( ゚∀゚)「!」



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:22:55.13 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「ビコーズが事故に遭い、馬の合わない相方と組まされ、そして祖母が亡くなった」

(,,゚Д゚)「これがお笑いを辞める理由か。お前のお笑いに対する情熱はその程度か?」

(,,゚Д゚)「お前の祖母は……それを望んでいるのか?」

( ゚∀゚)「!」

(,,゚Д゚)「……まぁ、あくまでわしの主観だからな。一つの意見として捉えてくれ」

(,,゚Д゚)「あとの決断は、お前次第だ」

(  ∀ )「俺は……」

( ;∀;)「どうすればいいんだよぉ……くそっ……」

(,,゚Д゚)「……明日、葬儀の前にビコーズに会ってみるか」

(,,゚Д゚)「相方に会えば何か分かるかもしれんよ」

( ;∀;)「……」



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:25:42.01 ID:GgrqgHJC0
翌日。
もうライブを明日に控えたが、もはや出られる気がしなかった。
ジョルジュと猫はVIP病院に訪れていた。

( ∵)「……」

まだ意識が回復していないのだろう。
一昨日お見舞いに来たときと同じ状態だった。

(,,゚Д゚)「どうだ、ジョルジュ」

( ゚∀゚)「……」

( ゚∀゚)「……何にも変わんねぇよ」

( ゚∀゚)「ビコーズもこんな状態で、笑えるわけがねぇんだ。こんなもんどう笑えってんだ。明日のライブも……」

(,,゚Д゚)「……そうか」

( ゚∀゚)「引退するよ。これからは普通の企業に就職して、静かな生活を送るんだ」

(,,゚Д゚)「……」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:26:54.34 ID:GgrqgHJC0
( ∵)「ウ……」

そのとき、ビコーズの顔がぴくりと動いた。

(,,゚Д゚)「!」

(;゚∀゚)「ビコーズ!」

( ∵)「ジョ……ルジュ」

(;゚∀゚)「無理して喋るな!」

( ∵)「オネガイ……オワライ、ヤメルナンテ」

( ∵)「イワナイデ」

(;゚∀゚)「な……」

( ∵)「アノトキノコト……オモイダシテ」

( ゚∀゚)「あのときのこと……」

( ∵)「ボクラガ、オワライメザシタ、アノトキ」



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:28:17.34 ID:GgrqgHJC0
ジョルジュは高校時代、ビコーズに出会った。
あれは確か学年が変わり、クラス変えのときだった。

( `ハ´)「お前生意気ネ! 何がお笑いネ! お前なんかただの根暗ヨ!!」

(;∵)「……ウ」

( `ハ´)「ほらほらお笑い目指すならなんか面白いこと言ってみるネwww」

(;∵)「……ウ」

(#゚∀゚)「弱い者いじめはやめやがれぇぇぇぇ!!」

( `ハ´)「ヤーイヤーイwwwww」

(;゚∀゚)「ふぅ、追っ払ったか」

( ゚∀゚)「おい、大丈夫かお前」

( ∵)「ダ……」

(;゚∀゚)「おい大丈夫か!? 顔色悪いぞお前!」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:29:52.32 ID:GgrqgHJC0
( ∵)「ダ……」

(;゚∀゚)「ダ?」

( ∵)「シナーニ、ダッフント、イワサレタ」

モコッ

そう言ってビコーズは脱糞した。

( ゚∀゚)「は……」

( ∵)「シナーニ、ダッフント、イワサレタ」

( ゚∀゚)「は、はは」

(;゚∀゚)「アハハハハハ、ハハ、ウハハハハハハ!!」

死ぬほど笑った。
多分ジョルジュはこのとき人生で一番笑った。
もう、本気で笑い死ぬほどに。



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:31:41.28 ID:GgrqgHJC0
ジョルジュが笑い終わるまで随分と時間がかかった。
ビコーズは無表情でそれを見守っていた。

(;゚∀゚)「ハァハァ……お前、お笑い目指してるんだったな」

( ∵)コクッ

( ゚∀゚)「じゃあさ、おれとコンビ組んでくれよ!」

( ゚∀゚)「すげぇよ! お笑いってこんな良いモンだったんだな!」

( ゚∀゚)「笑ってるとき俺、すげぇ……なんていうか、幸せな気分だったよ!」

( ゚∀゚)「な、いいだろ?」

( ∵)「……」

( ∵)コクッ

( ゚∀゚)「ハハハハハハ!」

ビコーズのケツは、臭いままだった。



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:33:21.89 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)(……なんちゅう思い出だ)

( ゚∀゚)「あぁ覚えてるよ……あんな笑ったの、人生でこれからもねぇよ。忘れるわけがねぇ」

( ∵)「アレカラノジョルジュ……カガヤイテタ」

( ∵)「ジョルジュトノ、マンザイ、タノシカッタ」

( ∵)「マタジョルジュト、マンザイ、シタイ」

( ;∀;)「ビコーズ……俺、俺」

( ;∀;)「すまん……俺、一度お笑いから逃げようとしたんだ」

( ;∀;)「あんなに好きだったのに、自分に言い訳して……逃げようとして……」

( ;∀;)「許してくれ……」

( ∵)「マタ、パイオツタイ、イチカラ」

( ;∀;)「あぁ、また一からやり直そう! パイオツ隊!」

( ∵)コクッ



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:34:52.53 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「ジョルジュ」

( つ∀;)ゴシゴシ

( ゚∀゚)「ありがとよ居候! 俺、目が覚めたぜ!」

( ゚∀゚)「明日ライブ出るよ! なんとかピンでも出してもらえるよう社長に頼みこんでみるぜ!」

(,,゚Д゚)「あぁ、わしも見にいくとするかな。楽しみにしてるよ」

(,,゚Д゚)「あと、そろそろお前の家から出て行こうと思う」

(;゚∀゚)「はぁ!? なんでだよ。もっとゆっくりしていきゃいいじゃねぇか!」

(;゚∀゚)「俺の部屋がおっぱい本だらけだからか? だったら片付けるぜ!?」

(:゚Д゚)「あ、いやおっぱいとかは関係ない」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:36:13.90 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「わしは同じ所に5日以上居座らないポリシーでな。わかってくれ」

( ゚∀゚)「……そうか」

( ゚∀゚)「ありがとうな、居候。俺、お前やビコーズ、それに婆ちゃんのおかげでもっとお笑いが好きになれたぜ」

( ゚∀゚)「……ほんとありがとな」

(,,゚Д゚)「ふん、辛気くさいのう。青年、お前婆ちゃんに教わったこと、もう忘れたのか?」

( ゚∀゚)「……そうだったな。こういう別れが辛いときも、笑うんだったな」

( ゚∀゚)「ハハハハハ!!」

ジョルジュの快活な笑い声はいつまでも響いた。
あとで看護師さんに注意された。



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:38:23.33 ID:GgrqgHJC0
お笑いライブ当日。
ジョルジュは関係者に土下座で頼み込み、ピンでライブに出してもらうことになった。
そしていよいよ、ジョルジュの出番。

(,,゚Д゚)「……」

猫は客席の片隅でジョルジュの登場を見守っていた。

( ゚∀゚)「どうもーパイオツ隊のジョルジュだぜ!」

( ゚∀゚)「今日は相方が諸事情でいないが、そこはおっぱいに免じて許してくれ!」

  \どっ/\ハハハ/

( ゚∀゚)「ハハハ!」

( ゚∀゚)「さーて俺も本気出すか!」

  _
( ゚∀゚)ニョキッ



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:40:18.37 ID:zw2tO1dJO
眉毛生えた!!


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:41:02.26 ID:GgrqgHJC0
見てるか居候。
  _
( ゚∀゚)「さぁ皆さんご起立ください!」

見てるかビコーズ。
  _
( ゚∀゚)「俺が腕を振り上げて『おっぱいおっぱい』言うから、みんなも続けてくれ!」

見てるか、天国の婆ちゃん。
  _
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい!おっぱい!」

 \おっぱい/\おっぱい/



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:42:16.71 ID:GgrqgHJC0
確かに俺、辛いことがいくつも重なって一度お笑いから逃げたくなった。

  _ 
( ゚∀゚)「てめぇらまだまだおっぱい分が足りねぇぞ!」


でも、そんなの吹き飛ばすくらいに今は。

  _
( ゚∀゚)「しゃあっ! 全力でいくぞ!!」


俺、お笑いが大好きだ!

  _
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい!!おっぱい!!」

 \おっぱい!/\おっぱい!/


(,,゚Д゚)「……お前、このステージで一番輝いてるよ、ジョルジュ」



100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:44:22.85 ID:GgrqgHJC0
――舞台裏

(;゚∀゚)「ふー、燃え尽きたぜ!」

( ゚∀゚)「どうだった居候!」

(,,゚Д゚)「あぁ、最高だったぞ」

( ゚∀゚)「だろ!? ウハハハハ」

(,,゚Д゚)「ハハハ」

( ゚∀゚)「……」

(,,゚Д゚)「……」

( ゚∀゚)「ほんとに行くんだな、居候」

(,,゚Д゚)「あぁ、お前がいつかテレビに出るのを待っているぞ」



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:45:28.79 ID:GgrqgHJC0
(,,゚Д゚)「そうだ、一つ言っとくが」

(,,゚Д゚)「わしとの別れで泣くのは、許さんからな?」

(  ∀ )「泣か、ねぇよ」

(,,゚Д゚)「……お前ほど涙の似合わん男はおらんからな」

(,,゚Д゚)「ともかく」

(,,゚Д゚)「お前のお笑いに対する情熱、感服した」

(,,゚Д゚)b「ぐっじょぶ」

( ;∀;)「あ……」

( つ∀;)「くっ……」

( ゚∀゚)「ハハハハハ!」

( ゚∀゚)b「ぐっじょぶだ!」

猫はそれを見届け、満足した様子で悠然と人混みの中に消えていった。



104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:49:33.96 ID:9055pumQO
ぐっじょぶ


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:54:23.82 ID:THgVIoyMO
>>1
そしてGJ


106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 01:55:15.24 ID:zw2tO1dJO
お疲れ様でした!
ぐっじょぶっ!


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 02:07:09.03 ID:GgrqgHJC0


   ( ゚∀゚)編おわり






109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 02:10:44.46 ID:GgrqgHJC0
最後の最後でお猿さんでしたよー
夜遅くまで支援ありがとうございました!

次は川 ゚ -゚)編

近日夜中投下



112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 02:13:28.09 ID:zw2tO1dJO
お疲れ様でした!
次回も楽しみにしてます!


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/31(金) 02:26:46.34 ID:pERbOkQLO
>>1楽しみにしとくぞ



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■この記事へのコメント

  1. ■Re: (,,゚Д゚)は居候な猫のようです ( ゚∀゚)編 [くるくる名無しさん]

    その…ふふ……泣いちゃいましてね…
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