◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆(  ω )恋われたいようです I/1/0

恋われたいようです インデックスページ

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:14:18.92 ID:RPmDSyiM0
koware23-1.jpg

-(名前)-の表記があればそれ以下のレスはそのキャラ視点です
しかし予告なく第三者視点に変わったりしていて自分でもわかりません

(*゚ー゚)つ[このスレは罪人合作参加作品ではありません]



2 : ◆xT0G/h.TcM :2009/06/06(土) 11:18:32.30 ID:RPmDSyiM0
さる用酉

昨日のエルダーサインはあれだ、読み解けない呪文とかだと思えば多少の納得は出来る筈だ
決して、一昨年前自分で作った謎がとうとう解けなかったとかそんなんじゃないんだ
次に貴様は絶倫乙と言う
そしてながら投下



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:18:33.97 ID:e5E5xQHYO
お前…絶倫乙


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:20:30.47 ID:JL8PPi/HO
絶倫乙…ハッ


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:23:22.70 ID:RPmDSyiM0
-ブーン-


病院の中には自動販売機があった。

僕はアイスコーヒーを買う。勿論ブラックで。
兄者はアイスココアとホットココアの間で、何度か手を右往左往させる。

( ^ω^)「決まらないのかお?」

( ´_ゝ`)「ああ」

( ^ω^)「ならどっちも買ったらいいお」

( ´_ゝ`)「そうはいかないだろう」

何で熱い、冷たいがあって、その中間がないんだろうなと兄者は愚痴る。

( ^ω^)「それならどっちでもいいお。今は夏だし、どっちを買ってもすぐにぬるくなるお」

( ´_ゝ`)「…それもそうだな」

そう言って、兄者はボタンを押した。



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:22:31.65 ID:SK8Ok4UwO
落ちてたよ
っ^^


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[>>6どうも( ^^ω)]:2009/06/06(土) 11:26:25.53 ID:RPmDSyiM0



I/1/0





9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:31:31.30 ID:RPmDSyiM0
紙のカップにクリームたっぷりのコーヒーを作るしぃを尻目に、僕は兄者に尋ねる。

( ^ω^)「それで、兄ちゃんは何処に居るんだお?」

( ´_ゝ`)「618号室」

( ^ω^)「じゃあ面会許可…」

( ´_ゝ`)「取っておいた」

( ;^ω^)「早いおね」

しかし、取ってくれてるのなら話は早い。
早速上の階へ向かおうとして、手に持ったコップに迷う。

二人が座って飲んでいるのを見て、僕も飲んでから行く事にした。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:31:50.50 ID:e5E5xQHYO
今気づいたけどぶん殴りクーの代理お前かよwww


川 ゚ -゚)ぶん殴りクーのようです
まとめはブーンがまとめブログを武器にさんです

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:35:38.54 ID:RPmDSyiM0

(*゚ー゚)「結局私も着いて来ちゃった」

( ^ω^)「いいお」

(*゚ー゚)「私はここで待ってるから」

( ^ω^)「わかったお」

しぃは空になった紙コップをゴミ箱に捨てると、無造作に置かれている雑誌の山に手を伸ばした。

(*゚ー゚)「んー…これでいいや」

その手に握られているのはオレンジページ。
意外さに僕が驚いていると、兄者が僕の肩を叩き、その手で雑誌の山を指した。



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:40:20.91 ID:RPmDSyiM0
( ^ω^)「成程お」

雑誌の山は週刊女性や生活週刊誌、古典文学ものしかない。
せめてジャンプが置いてあればいいのに。
全く、気が利かない病院だ。

( ´_ゝ`)「じゃ、行こうか」

しぃが雑誌を捲り始めたのを見て、兄者が機をする。

( ^ω^)「案内頼んだお」

( ´_ゝ`)「任せとけ」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:45:31.39 ID:RPmDSyiM0
精神病院と言っても、普通の病院とそう変わらなかった。
窓に鉄格子もついてないし、壁一面が真っ白と言うわけでもない。
そもそも、カラフルな病院とか、小児病棟以外では見たことがない。

僕の見て来た病院と違うのは、病室がカーテンではなく扉で区切られている事くらいだった。


( ´_ゝ`)「着いたぞ」

( ^ω^)「お」

兄者が立ち止ったのは618号室の入口。
その扉はしっかりと閉め切られていており、ドアに嵌め込まれた窓は磨りガラスになっていて、
中の様子をこちらから確認する事は出来ない。

病室の外側の窓も、そうなっているのだろうか。



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:48:33.07 ID:RPmDSyiM0

( ´_ゝ`)「ほれ」

兄者に鍵を握らされた。
これで開けて入れって事か。
鍵をしてまで、閉じ込めておかねばならないのか。

( ´_ゝ`)「云十年ぶりの再会だろ。家族水入らずって事で、俺はここで待ってるよ」

( ^ω^)「十も年を越してないおw」

僕は兄者に感謝しながら、鍵穴に差し込んだ。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:53:15.19 ID:RPmDSyiM0
-しぃ-


(*゚ー゚)「おっそいなー」

読み終えた雑誌を山に放り投げて、一旦伸びをする。

(*゚ー゚)「仕方ないか…」

小さい頃に生き別れた家族との数年ぶりの再会。
どっかのTVで、ドラマや特番として放映されてもおかしくはないネタだ。
内藤は今、どんな気持ちなんだろう。

(*゚ー゚)「…」

兄も居て、妹も居て、彼氏も居て、両親も欠けてはいない。
おじいちゃんもおばあちゃんも、仲良く二人揃って御健在だ。
つくづく、私は幸せ者だなと思う。


(*゚-゚)「…」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 11:56:54.19 ID:RPmDSyiM0
不倫や、離婚や、失踪なんてのはブラウン管の向こう側の世界だと思っていた。
実感がなかった。幸せ過ぎて、そんなものはまやかしだと信じていた。

(*- -)「…」

どろっとした感情が滴る、でろでろの愛憎劇。昼ドラ。
レイプ。ドラッグ。援助交際。身売り。スイーツ(笑)。携帯小説。
きっと自分がその立場になったら、笑ってはいられないんだろう。
けど、知らないからこそ笑えて、馬鹿に出来る。

知っているからこそ笑えて、知っているからこそ怒る人もいるだろうけど。

そしてその逆も、そのまた逆も。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:03:25.82 ID:RPmDSyiM0

兄者の父親は失踪。内藤は孤児。
だから、最初の頃、それを知った時、二人になんて声を掛ければいいのか判らなかった。

変な好奇心が騒ぎ出して、どうしてそうなったのか、なんでこうなったのか、
その過程を一瞬でも尋ねようとした自分に嫌気が差す。

隣人愛を唱えながら、他人の傷を見て楽しむそこらの悪人となんら変わらない。
なんで人は、他人の不幸に喜べるように出来ているのだろう。




( ´_ゝ`)「しぃ」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:06:46.30 ID:RPmDSyiM0
いきなり声を掛けられて、びくついて裏返った声のまま返事をする。

(*゚ー゚)「あれ、もう終わったの?」

でも、内藤の姿が見えない。

( ´_ゝ`)「内藤なら兄さんと今二人っ切りさ、家族水入らずと言うだろう」

(*゚ー゚)「そっか、そうよね」

兄者も雑誌の山に手を伸ばす。
握られたのは料理雑誌。レタスクラブ。
似合わなさに、少し吹き出す。

( ´_ゝ`)「面会時間が終わる頃に迎えに行こうか」

兄者はそれに気づいていないようだった。

(*゚ー゚)「そうね」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:10:05.03 ID:RPmDSyiM0


                  koware23-24.jpg




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:14:04.37 ID:e5E5xQHYO
AAなんだ


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:13:11.09 ID:RPmDSyiM0
結局、面会時間を過ぎてしまった。
と言うのも、一重に声を掛けて来ないナース達のお陰でもあって、

|゚ノ ^∀^)「あのー」

(;*゚ー゚)「ひゃわっ!」

横を通り過ぎて行ったと思っていた人に、急に声をかけられた。

|゚ノ;^∀^)「ご、ごめんなさい」

( ´_ゝ`)「いえ、こちらこそすみません」

なんであんたが謝るのよ。
じゃなくって、

(;*゚ー゚)「ごめんなさい、すぐに帰ります。その前に友達を…」

白い服。帽子。右手にカルテ。つまり白衣の天使。ああ怒られる。

|゚ノ ^∀^)「あ、それはいいのよ」

(*゚ー゚)「え?」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:16:56.63 ID:RPmDSyiM0
どうやら、面会時間を過ぎてもまだ居る事を咎めに来た訳ではないらしい。

|゚ノ ^∀^)「あなた達みたいな若いカップルが、こんなトコにいるのって珍しいから」

(*゚ー゚)「そうですか…いや、ですよねぇ」

一応、周りからはカップルとして見えるんだ。
ちらっと隣の唐変木を見る。

( ´_ゝ`)「…ん?」
  _,、
(*゚ー゚)「…」

相変わらずの無表情でぼけっとしている。
うーん、これとカップルかぁ…。

( ´_ゝ`)「今すごく失礼な事思われたような」

(*゚ー゚)「きのせーよ」

( ´_ゝ`)「…そっか」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:20:04.25 ID:RPmDSyiM0

|゚ノ ^∀^)「あなた達って、この町の住人?」

レモナと名乗った看護婦さんは、腰を屈めて探るように質問してきた。

(*゚ー゚)「? いえ、違います」

その返答に、幾分かほっとしたようだった。
+
|゚ノ ^∀^)「近くで大きな事故があったからかしら…最近、町の様子がおかしくてね」

(*゚ー゚)「おかしい?」

|゚ノ ^∀^)「うん、ちょっと…」

言いかけた所で、レモナさんははっとしたように立ち上がる。

|゚ノ;^∀^)「ごめんね! 気をつけて!」

そして他の看護師さんの所に走って行ってしまった。
そのままナースステーションに入り、姿が見えなくなる。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:23:25.36 ID:RPmDSyiM0

(*゚ー゚)「気をつけてだってさ、ここ治安が悪いのかな?」

( ´_ゝ`)「さぁね、でも町の人達の視線はあまりよくないね」

言われて、あの冷たい濁った水の中に棲む、魚のような視線を思い浮かべる。
少し鳥肌が立つ。

(*゚ー゚)「港町なのに…閉鎖的って、何か変なの」

兄者はそれに、そうだねと応える。

(*゚ー゚)「そろそろ迎えに行ったほうがいいかもね」

( ´_ゝ`)「ああ、ちょっと待ってて」

(*゚ー゚)「うん」

私は、読みかけだった雑誌を元の場所に戻した。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:27:24.21 ID:RPmDSyiM0
暫くして、兄者が内藤を連れて帰って来た。
そんなに遠い場所にあるんだろうか、内藤の兄さんの病室は。

( ^ω^)「ただいまお」

(*゚ー゚)「おか」

内藤の様子からは、今どんな心情なのか読み取れない。
いつものニコニコ顔で本を片手に戻って来た。

( ^ω^)「…」

(;*゚ー゚)「・・・」

こんな時、なんて声を掛ければいいのかわからない。

『久しぶりに見た兄さんどうだった?』
『顔うp』
『今の気持ちを産業で』

頭に浮かぶ文字列はどれもアウト。
自然と沈黙が出来上がる。



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:32:14.77 ID:RPmDSyiM0

( ´_ゝ`)「どうだった?」

気まずい沈黙なんて堪えなさそうな兄者が言葉を発した。


( *^ω^)「昔と変わってなかったお! この病院出たら、一緒に住もうって言ってくれたお!」

途端に上機嫌になる内藤。
なんだ、杞憂だったかぁ。

(*゚ー゚)「いいお兄さんなんだ」

( *^ω^)「だお!」

そして、子供の頃の兄ちゃんの英雄譚を嬉々として語る。
風に飛んでった風船を見事取り戻してくれた事とか、いじめっ子に囲まれた時に助けてくれたとか、
海で溺れた時に真っ先に助けてくれた事とか。



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:35:43.30 ID:RPmDSyiM0

(*゚ー゚)「あれ?」

( ^ω^)「どうしたんだお?」

違和感。

(*゚ー゚)「ううん、なんでもない」

何かが引っ掛かる。
胸の辺りがもやもやする。
そもそも、内藤のお兄さんは、なんで入院を。


( ´_ゝ`)「ちょっと話があるから、しぃは先に行っててくれ」

(*゚ー゚)「…わかった」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:39:07.72 ID:RPmDSyiM0

言葉に出来ない不安。これはなんだろう。
何か、大切な事を見落としている気がする。

( ^ω^)「あんなのと二人きりにさせてごめんお」

( ´_ゝ`)「あんなのって」

でも、今の私にはそれを表現する術はない。


(*゚ー゚)「早く戻って来なさいよー!」

海に沈む夕日で黒く染まる二人に、そうやって叫んだ。
影はそれを、手を振って承る。



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:40:09.31 ID:RPmDSyiM0



恋われたいようです ./1/
足して十になる物理/2/
夢の泡沫に添えて./3/
一定の連続存在 /4/
覚えておいて花 /5/
パン屋の邂逅 ./6/
謎の意味合い/7/
ある音楽家と/8/
魔法使いに./9/
しぃ家の怪/1/0

ぜろぶんのいち
『1』について

胡蝶の夢/1/
どんまい/2/
お部屋 /3/
消える/4/
家族 /5/
君を/6/
狂 ./7/
歪/8/
Y/9/

I/1/0          END.







39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:43:11.55 ID:RPmDSyiM0
題I

  114 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2009/06/06(土) 01:13:13.01 ID:ZMdOK/3BO
  お題
  二人の約束


  98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/04(木) 12:22:01.40 ID:Iz/nB/Fw0
  お題は
  でろでろ


飯食べる
>>26
塔の末端部分に見えるよう頑張って眼を凝らしてくれ



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:46:24.46 ID:Ic5bAEyzO
…おい

「あんなの」ってなんだ


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:54:56.61 ID:RPmDSyiM0
>>40
ブーンが差す「あんなの」

兄者に向かっての場合
「しぃ」と二人きりにさせてごめんお→アッー!

「この病院の看護師」は除外
何故なら二人きりではない為


しぃに向かっての場合
「兄者」と二人きりにさせてごめんお→寝取りフラグ

「この病院の看護師」は除外
何故なら二人きりではない為

先に行ってろ→車に乗ってろ→運転手と二人きり
つまり「あんな怪しい奴」と二人きりにさせてごめんお


このブーンの発言はあくまでも「しぃ」視点の為
兄者がしぃの知らない場所で第三者と出会っていた場合、
「」内にはしぃの知らない第三者が当てはまる事もあります

他にも様々が解釈があります
ご自身で答えを見つけて下さい



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/06(土) 12:56:17.45 ID:e5E5xQHYO

ロールキャベツ空中分解させんなよ




インデックスページへ/次の話へ

■この記事へのコメント

    ■コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可する

     

    検索フォーム

    お知らせ

    管理人へメール

    トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

    カレンダー

    05 | 2017/06 | 07
    - - - - 1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 -

    Team 2ch @ BOINC

    待ち続けている人がいる。
    だから僕らは回し続ける。
    ~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

    banner-88.gif
    CPUの時間
    ちょっとだけ
    貸してください
    (BOINC Team 2ch Wiki)

    ブーン系“短編”小説更新状況

      プロフィール

      kuru

      Author:kuru
      特に何も無いよ。

      カウンター

      トータルアクセス:
      ユニークアクセス:
      閲覧者数:



      クリックで救える命がある。
      上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。