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◆川 ゚ -゚) お前ら全員斬られ損、のようです 第一話「クーと言う名の」

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1 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 19:52:02.51 ID:+HHrxTHO0
ながら投下



3 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 19:53:22.24 ID:+HHrxTHO0
第一話 「クーと言う名の」

望みは潰えた。
僅かな希望が打ち砕かれた。
掴んだ藁が根元から抜けてしまった。

まぁ、簡単に言うと――「もうだめぽ」って事だ。


川 ゚ -゚)「すぐに向かう、待っていてくれ」

それだけ言って、携帯の電源を切る。


川 ゚ -゚)「……参ったな」

このままじゃあリクルートスーツが台無しだ。
まぁ、致し方無い。

こうなってしまった以上は――


川 ゚ -゚)「待っていろ、すぐに行く」

私は刀を抜き、鞘を投げ捨てた。

収める気が無いなら、鞘は邪魔なだけだと思う。


私はもう覚悟しているのかもしれない。



4 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 19:55:39.62 ID:+HHrxTHO0
爪゚ー゚) 「マジでー」
瓜゚∀゚)「ウケるww」

目的地に向かう途中、女子高生らしき2人組みとすれ違った。
しかし、私の事など気にも留めない。

スーツに刀と言うのは、意外と違和感の無いものなのだろうか。


川 ゚ -゚)「……いや、今はそれどころじゃあないな」

女子高生2人組みの横を通り過ぎる。
鬱陶しいケータイのストラップを切り落としてやったが、気が付くだろうか。



6 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 19:59:18.53 ID:+HHrxTHO0
(,,゚Д゚)「おっと、ちょいと待ちなそこのお嬢さん」

川 ゚ -゚)「使い古された台詞だな。
     まぁ、そう言うなら待ってやろう」

道中、見知らぬ男に呼び止められる。


(,,゚Д゚)「アンタ、この街中で何やってんだい?」

川 ゚ -゚)「お前こそ何をやってるんだ」

(,,゚Д゚)「俺は――まぁ、なんだろうねぇ。
    いきなりこんな所につれてこられて、戸惑ってるトコロさ」

――こんな所。

そう、それは、私だってそうだ。
いきなりこんな、誰も居ない街に連れて来られたら戸惑いはする。 が。


川 ゚ -゚)「一つ、戸惑っていて何になる。
     二つ、何故私を呼び止める」

(,,゚Д゚)「道を聞こうと思ってさ」



川 ゚ -゚)「……チェーンソー持って、か?」



7 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:03:43.32 ID:+HHrxTHO0
最初の一撃を横っ飛びに回避する。
隙はそれなりに大きい、と思う、が、それだけ遠くに離れられる。

直後、アスファルトが抉れる。
チェーンソーと言うものは、こんなに威力の高いものだったのか。
もしくは、あれが特注か何かなのか。

自分の刀をちらと見る。
リーチでは負けていない。
リーチでは。


(,,゚Д゚)「なんだかなぁ、なんで俺戦ってるんだろうなぁ」

川 ゚ -゚)「理由としては2つほど考えられる。
     一つ、破壊衝動。
     もう一つ、実は何か目的がある」

(,,゚Д゚)「ま、どっちでもいいな」

川 ゚ -゚)「あぁ、私には関係ない」

アスファルトを抉る程の火力。
鍔迫り合い→刃こぼれ か。

なら一撃の元に仕留める他無い。


川 ゚ -゚)「しかし、だるい」
(,,゚Д゚)「同感だ」



8 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:06:29.27 ID:+HHrxTHO0
どちらが勝っても斬られ損だな、これは。
この戦いに目的なんてものは無い。

川 ゚ -゚)「止めるか」
(,,゚Д゚)「そうだな」

私は刀を下ろし、ヤツはチェーンソーのエンジンを止める。


(,,゚Д゚)「それじゃあお嬢さん、次合う時までお達者で」

川 ゚ -゚)「あぁ」

私は先を急ぎ、ヤツは次に通りかかる者を待つ。

ただそれだけ。
それ以上、何も無かった。



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:07:51.90 ID:XntXagg50
いみがわからない



10 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:10:03.28 ID:+HHrxTHO0
川 ゚ -゚)「……意味なんて無いさ」

一人呟く。
その声は誰に届くでもなく消えた。

私はただひたすら、“目的地”へと向かっている。
しかし、そこに行けば何があるのか――私は知らない。

何故私がそこを目指さなければいけないのかも。
そもそも、何故私がここに居るのかすらも。


川 ゚ -゚)「行けば解る、と信じたいな」

立ち止まっている暇は無い。
何故だかそう感じた。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:13:03.46 ID:XntXagg50
そういうんじゃなくて



12 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:13:49.60 ID:+HHrxTHO0
(*゚∀゚)「おや、刀?」

川 ゚ -゚)「あぁ、刀だが」

今度はメイドのコスプレか。
しかし何やら、異様なものを感じる。


(*゚∀゚)「オレはコレ」

川 ゚ -゚)「包丁か」

血が付いているな。


(*゚∀゚)「やる事は一つだろ?」

川 ゚ -゚)「料理か」

(*゚∀゚)「近いものがあるな!」



川 ゚ -゚)「……ハンバーグにはなりたくないな」



13 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:18:12.34 ID:+HHrxTHO0
右から左から、飛んでくる包丁を眺める。
どこにこれだけ仕舞ってあるんだ、とか、
何でこれだけ投げてて一つも当たらないんだ、とか。

思う事は色々あるが――


川 ゚ -゚)「パンツ見えてるぞ」

(*゚∀゚)「怯むと思ったかい?」

気付けばヤツは目の前に居た。
このまま何もしなければ、私は包丁で喉を一突き。

たぶん、いやきっと、死ぬ。 と思う。


川 ゚ -゚)「止めないか?」

(*゚∀゚)「やだね」

川 ゚ -゚)「そうか」

今の私の構えだと、懐に飛び込めば
仮に私が刀を振り下ろしても、刀身が自分に届く前に
私を仕留められる、と思ったんだろう。

川 ゚ -゚)「ならさようならだ」

(;*゚∀゚)「あっ……お前、いてっ



14 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:20:15.65 ID:+HHrxTHO0






川 ゚ -゚)「……動くと傷が開くぞ」

(*゚∀゚)「いてぇ」

蹴り飛ばしてから一撃。

殺してしまったかとも思ったが、どうやら致命傷には至っていないようだ。


川 ゚ -゚)「斬られ損だな、一体お前に何が残った」

(*゚∀゚)「傷?」

川 ゚ -゚)「……その通り、ではあるが」

私はそれ以上何も言えなかった。



15 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:26:09.06 ID:+HHrxTHO0
少しずつ思い出してきた。

ここに居る理由も、私の目的も。


川 ゚ -゚)「……すぐ行く、と言ったが、そうも行かないようだ」

(*゚∀゚)「なぁ、ついてっていい?」

川 ゚ -゚)「好きにしろ」

こうして仲間が出来た。

ふざけるな、何が仲間だ。
RPGじゃああるまいし。

まぁいい。


川 ゚ -゚)「お守り、と言う事で」

(*゚∀゚)「わーい、ママー」

川 ゚ -゚)「ぶちのめすぞ」


(*゚∀゚)「……みゅん」



18 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:30:21.99 ID:+HHrxTHO0
(´・ω・`)「やぁ、よく来たね」

川 ゚ -゚)「期待外れだな」

やっとの思いで目的地まで辿り着いた、が、
待っていたのはしょぼくれた顔の男だけだった。


(´・ω・`)「これから君は世界を救わなければいけない」

川 ゚ -゚)「どうせ暇だから付き合ってやろう。
      ……まぁなんだ、厨二病患者乙」

(*゚∀゚)「オレ高2!」

川 ゚ -゚)「……。」


川 ゚ -゚)「それで、具体的に何をすればいい?」

(´・ω・`)「あぁ、まぁ……
      ……とりあえず、話がややこしくならないように2人で話そうか」

川 ゚ -゚)「それがいい。 では向こうに行こう」





(*゚∀゚)「……みゅん」



19 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:32:05.60 ID:+HHrxTHO0














(*゚∀゚)「うあー、つまんね」

2人とも戻ってこないし。

傷口はまだ完全に塞がらないし。

暇だし。

つまんね。


(*゚∀゚)「散歩でも行くかなー」

包丁を持って旅に出よう。

なんつって。



21 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:35:08.26 ID:+HHrxTHO0
いつもと似た様なもんなのに、違う景色。

なんでオレ、こんな所に居るのかな。


(*゚∀゚)「……つまんね」

いつもなら、こんな街中。
こんなカッコで出歩くの、ワクワクするのに。

人が居ないからかな?

人に見られたいのかな。

目立ちたいだけかも。


(*゚∀゚)「ま、いいかー」

何でココに居るのかとか、よくわかんねーし
なんか世界を救うとか言うワケのわかんねー話になってるけど


置いてかれる事はないと思う。



あいつの携帯盗って来たし。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:37:17.36 ID:ewT+6CdTO
みゅんかわいいいいいい



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:40:26.81 ID:nIjUez360
おもしろくなってきた?



24 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:40:49.07 ID:+HHrxTHO0
<ヽ`∀´>「よぉネーちゃん、可愛いニダね」

(*゚∀゚)「お、人発見!
    そうそう? 可愛い? うっせぇよ死ね」

首が飛んだ。


(  ゚∀゚ )「おっ、可愛い子発見ーw」

(*゚∀゚)「おっ、飛ばしやすそうな首発見ーw」

飛んだ。


( ^^ω)「かわ

(*゚∀゚)「ファッキュー」

飛んだ。



(*゚∀゚)「何だってんだ一体」

血まみれのヤツ見て可愛いとか

コイツら気でも狂ってるんじゃないのか。



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:42:40.15 ID:XntXagg50
つーちゃんかわいいです



27 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:44:54.95 ID:+HHrxTHO0
(*゚∀゚)「……。」

あぁそうか。
狂ってるのはオレの方か。


ミ,,゚Д゚彡「よぉ、何やってんのお前」

(*゚∀゚)「ちょっと人殺しをね」

ミ,,゚Д゚彡「お、奇遇だね。 俺もさ」

長髪の男。
オレ髪の長い男って大嫌い。


(*゚∀゚)「言い寄ってきた男を三人ばかり」

ミ,,゚Д゚彡「チャラけた女子高生を二人ほど」


オレもコイツも殺人鬼、か。

(*゚∀゚)「……やる事は一つ? だよな?」

ミ,,゚Д゚彡「清いお付き合い?」


(*゚∀゚)「惨いどつきあい」



28 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:46:27.37 ID:+HHrxTHO0












川 ゚ -゚)「んっならーあのやろーどこ行きやがった畜生」

(;´・ω・`)「ま、まぁまぁ、落ち着いて、刀を振り回さないで」

急に。

居なくなったと。

思ったら。


川 ゚ -゚)「私の携帯と一緒に消えるとは……
     見つけたら存在自体抹消してやる」

(;´・ω・`)「うん、落ち着こう? ね?



30 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:50:34.50 ID:+HHrxTHO0
(´・ω・`)「それより……世界の方は」

川 ゚ -゚)「あぁ、救ってやるやる。厨二病患者乙」


(´;ω;`)



置きっぱなしにしていた刀を拾い上げ、
私はショボンと名乗った男のビルを出る。

どうやら私は世界を救う立場にあるらしい。

11人の仲間を集めて
悪の根源を叩きのめさなければならないらしい。


全く、これだから厨二秒は嫌なんだ。

どうせ裏切りの13人目とか出てくるんだろう?

はいはい。


川 ゚ -゚)「そうだ、タバコはあるか?」

(´・ω・`)「ビル内は禁煙です」

川 ゚ -゚)「どこもかしこも禁煙か、やれやれだな」



31 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:53:32.21 ID:+HHrxTHO0



ビルを出てすぐ。

川 ゚ -゚)「……どうしたお前」

(*゚∀゚)「いやー、なんか髪の長い男にやられた」

川 ゚ -゚)「そうか」

メイドコスプレの少女が道端に落ちていた。

血まみれのクセに平気そうな顔をしている。
クスリでもやってるんじゃないのか、こいつは。


川 ゚ -゚)「本当は1,2発殴ってやろうと思ってたが、
     まぁ、携帯さえ返してくれればそれでいい」

(*゚∀゚)「ごめん、ソイツに取られた」




1,2発ぶん殴った。



34 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:56:17.16 ID:+HHrxTHO0
目的は、出来た。

最終目的も、途中の目的も、
そして、目の前の目的も。


相変わらず意味は解らない。
理由も解らない。
希望なんて欠片すら見えない。

なら、まぁ。
それはそれなりにやってやるさ。


川 ゚ -゚)「……行くぞ」
(*゚∀゚)「いいの?」

川 ゚ -゚)「……11人、集めないといけないらしいからな」
(*゚∀゚)「わーい! でも休ませて! しぬ!」

川 ゚ -゚)「ケータイ取り戻したらな」



(*゚∀゚)「……みゅん」




――第一話 おわり。





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:58:27.29 ID:/YoGiedj0
乙?



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 20:59:37.93 ID:SN24jJziO
>>1
(´・ω・`)乙だお
続きはまた今度かお?



37 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 20:59:52.53 ID:+HHrxTHO0
たぶん。

気が向いたらこのスレで二話書く



いや、書きます





…いや、書かせて頂きます



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 21:01:10.39 ID:qo5NkdnO0
なんか・・・なんか支援!



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/14(月) 21:06:40.78 ID:6DTiKndi0
今日だよな?



40 :◆EDupCq3eSw:2009/09/14(月) 21:07:05.62 ID:+HHrxTHO0
誰も描かないだろうし寂しいから自分で絵描いた

http://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko001145.png
vljiko001145.png


誰も付けないだろうし寂しいから自分で略称つけた

「おまきら」


続きはもうちょっと後で




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