◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆ξ゚⊿゚)ξ殺人鬼は微笑むようです 四 其の二

前の話/インデックスページ/次の話

42 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:15:50.65 ID:IZJoIX/O0
 
 
四 其の二





43 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:17:59.19 ID:IZJoIX/O0
ええ、そうですね。
私はそりゃ田舎娘ですよ。
新幹線だって今日初めて乗ったし、お金もないから貧乏だし、お洒落だって流行に乗り遅れちゃうし。

ξ*゚⊿゚)ξ「おーわーあー!」

目に映る人、人、人。
溢れかえる人で出来た波の中から雑踏や賑わう声がそこら中で湧き上がる。
上を見れば狭い空。下を見れば汚い地面。

しかし、ここはなんと美しい所だろう。
頭狂。誰もが皆、表情に笑みを浮かべ、誰もが皆、お洒落で美しい。
ああ素晴らしきかな花の頭狂。来てよかった頭狂。

ξ;⊿;)ξ「でもこんな格好だから逆に浮いちゃう!奇抜ってレベルじゃない!」

頭狂駅前。こんな夏真っ盛りの殺人的な日の下、真っ黒なスーツにサングラスをした三人組。
流石に怪しいよな。そうだよな。
通り過ぎる人のうち、半分は私たちを一度見ると顔を合わせないようにして過ぎ去って行く。
おい、そこの少年、変な誤解をするな、私はそっちの筋の人間じゃないぞ!おい!

(;●ω●)「あぢい……」

川;゚ -゚)「おい、迎えはまだなのか」

流石にこの二人も堪えたようで、直なんかはサングラスをはずして胸元を大きく開けている。



45 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:20:08.57 ID:IZJoIX/O0
ξ゚⊿゚)ξ

川;゚ -゚)「あちー」

ξ゚⊿゚)ξ(…………)

ξ。 。)ξ(……私だって、あのくらいのむn)

ξ  )ξ

川;゚ -゚)「ん?どうした津出」

ξ;⊿;)ξ「この腐れアマ!!何故こうまで性能に差が出るんだ!!不公平だ!!」
  _,
川 ゚ー゚)「……ちっさ」

ξ;⊿;)ξ「うわああああああああ!!貧乳はすてーたすだあああああああああ!!」

(;●ω●)「お、落ち着けお津出さん!余計に暑くなるから!」



48 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:22:24.32 ID:IZJoIX/O0
  _,
川 ゚ー゚)「泣くなよナイチチ。どうした?その真っ平らな胸は?どっかでおっぱい落としたか?ん?」

ξ;⊿;)ξ「ああああああ死ね!!死ねこのやろおおおおおおおお!!」

(;●ω●)「いだっ!お、落ち着いてぶぐえっ!暴れないでがばあっ!」

内藤!この手を放せ!私を押さえるこの手を放してくれ!
私はどうしてもこのデカヂチ女を!この世から抹殺せねばならんのだ!!

そんな風に私達が暴れていると、目の前に一台の黒塗りの車が止まった。

ξ;⊿;)ξ「……?」

でっか!これあれだ!リムジンとかいう奴だ!
すげー、初めて見たぞこれ。
こんなのに乗る奴いんのか……羨ましいなあ……。

と、ガチャリと運転席から人が降りて来て、私達の前に立つ。
……ん?

\(^o^)/「お久しぶりでございます。内藤様、直様」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」



50 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:24:46.23 ID:IZJoIX/O0
( ●ω●)「おー!緒綿さんかお!久しぶりだお!」

川 ゚ -゚)「相変わらずだなじいさん。元気そうで何よりだ」

あの……。

\(^o^)/「いえいえ、お二方こそ。こんな酷暑にも関わらず、外であれだけ元気に遊ばれているのですからね」

と言って、その初老の運転手はクスクスと笑った。
……いやいや、そうじゃなくて。

(;●ω●)「恥ずかしいところ見られちゃったおね」

\(^o^)/「いいえ、私めは内藤様達の元気な様子が見られて満足でございます」

ところで、と運転手が私を窺う。

\(^o^)/「こちらの方は?」

ξ;゚⊿゚)ξ「あ!あの、わた、しは!」

( ●ω●)「津出鶴子さんだお。話は聞いてるかお?」

お、お前な!人が慣れもしない自己紹介を!一生懸命頑張って言おうとさあ!?



51 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:27:05.11 ID:IZJoIX/O0
\(^o^)/「ああ!なるほど!この方がそうだったのですか!
       いやー、話は聞いておりましたが、これはまたお美しい」

ξ*゚⊿゚)ξ「えっ?」

い、今、美しいって?
このじいさん、私を美しいって言ったよね?

これはこれは話の分かる人じゃないか。
ここ数日間で、ようやく初めてまともな人間に会えたぞ。

ξ*゚⊿゚)ξ゚ -゚)「お世辞に決まってるだろ?ナイチチが」

ξ゚⊿゚)ξ゚ -゚)

ξ゚⊿゚)ξ 川 ゚ -゚) トテトテ

ξ゚⊿゚)ξ (゚- ゚ 川 クルッ

ξ゚⊿゚)ξ (゚- ゚ 川「貧乳」


ヾξ#;⊿;)ξノ「くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」!!」

(;●ω●)「もうやだこいつら」



53 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:29:15.43 ID:IZJoIX/O0
まあ、何はともあれ。
私たち某地区担当機関所属員の三名は、馬鹿でかいリムジンへと搭乗することとなる。

ξ;゚⊿゚)ξ「うおお!?広いぞこれ!!」

ξ(゚△゚;ξ「すげえテレビだ!しかも超大きい!バーのテーブルみたいなのもあるし!」

ξ;゚⊿゚)ξ「うっわやっべ!何これ背もたれがマシュマロみたい!」

ξ(゚△゚;ξ「うわ!冷蔵庫!シャンパンとかワインとかあるし!しかもどれも高そう!」

そもそも車に乗ること事態が久しぶりだ。
何故かって聞かれたら親はいないし、車も、車の免許も持っていないからね。
乗る機会なんてバスくらいだ。

とは言っても、これは別物じゃないか?
横にも縦にも広くて充実したこの空間。私室に使えそうなくらいだ。

川 ゚ -゚)「初々しいな。私も最初はこんな反応だったな」

( ●ω●)「僕も、まさかトランクスペースにジャグジーバスがあった時は度肝を抜かれたお」

Σξ;゚⊿゚)ξ「お風呂もついてるの!?」

何でもありかよ!すげーなリムジン!



54 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:31:23.53 ID:IZJoIX/O0
( ^ω^)つ●-●「ところで津出さん」

ようやく内藤は丸いサングラスを外すと、私に問いかける。

( ^ω^)「絶叫系のアトラクションって好きかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

川 ゚ -゚)「おいおい内藤、こいつの目的忘れたのか?こいつは緊張感を求めるんだぞ?」

ξ゚⊿゚)ξ「……あの」

( ^ω^)「ああ!そうか、ならむしろ両手を上げて喜ぶおね!」

ξ゚⊿゚)ξ「すみまs」

川 ゚ -゚)「運がいいぞ津出。何、私も内藤も、その手の奴が大好きでな」

これは、一級品だぞ、と直が言う。
……あの?これって?

『えー、それでは皆様、これよりこのお、おわ、緒綿めが』



57 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:33:32.02 ID:IZJoIX/O0
すげえ!これ運転席からの声だ!
スピーカーからあのおじさんの声が聞こえる!

ξ;゚⊿゚)ξ「でも、何か様子がおかしいわよ?」

( ^ω^)「始まるお」

川 ゚ -゚)「スイッチ……オン」

と、直が指パッチンする。
すると、甲高い笑い声が後部座席に響いた。
な、何だ!?何が起こってんだ!?

『本日は!!この緒綿の車に乗車していただきありがとおおおわたたたたたたたたたたたたたた!!』

こ、この声……あのおじさんか!?
いくらなんでも人が変わりすぎてないか!?某格闘整体師みたいな声出してるぞ!?

( ^ω^)「緒綿さんは、スピード狂なんだお」

川 ゚ -゚)「あのじいさんな、どうにもハンドルを握ると――」

ブオオン!
鈍いエンジン音が響いて、車は爆発したように発進した。



58 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:35:40.60 ID:IZJoIX/O0
ξ;⊿;)ξ「ちょおおお!!これヤバイってえええええええ!!」

なんだこれ、物凄いGが!車なのに!飛行機でも新幹線でもないのに!何これ!
ふとスモークガラスの外を見ると、景色は全て一瞬で流れていく。

『コオオオオオオナリイイイイイイインングウウウウウウウ!!』

ぎゃおおおおっとタイヤが地を滑る音が響く。
とにかく死に物狂いで座席にしがみつく。下手したら吹き飛ぶほど慣性が働いているのだ。
しかし、こんな狭い道路で、よもや六、八メートルもある大きさの車を、物の見事に操縦するのは感心した。

ξ;⊿;)ξ「いや感心できねえええ!!これ死ぬってマジでえええええ!!」

川 ゚ -゚)「いいぞじいさん!もっとやれ!」

( ^ω^)「たまらんお!」

こ、この頭のイかれた二人組は!

ξ;⊿;)ξ「お願だから!お願いだから誰か助けてええええええええ!!」

拝啓、零へ。
お姉ちゃん、もしかしたら一足早く父と母に会うことになりそうです。
秘密にしていたけれども、私の机の二番目の引き出しを開けてみてください。
そこにはしばらく不自由なく暮らせるだけのお金が置いてあります。
最後に、零。

ξ;⊿;)ξ「あ・い・し・て・るううううううううう!!」



59 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:37:59.31 ID:IZJoIX/O0
一体何処をどう走ったのかは分からないが、最後の愛してるのリズムに会わせたブレーキで、リムジンは停止した。
ふと見えた窓の外で白い煙が上がっている。タイヤが焦げたんだ。

ξ ⊿ )ξ「パネエ……パネエよ緒綿さん……」

扉をあけ、よろよろと地に座り込む。
ああ、生きてる……私生きているんだ。

( ^ω^)「いやあ、スリリングだったお」

川 ゚ -゚)「やっぱりじいさんが一番だよ」

\(^o^)/「お褒めに頂き光栄にございます」

ああ、もういいや。突っ込む気もおきねーや。
もう慣れたよ。お前らに常識なんてありゃしねーんだから。
そりゃそうだ。内藤や直の所属する機関だ。
運転手だって何かしらイかれてるだろうさ。うん。泣いた。

\(^o^)/「それでは、私めは駐車場で待機していますので、また後ほど」

そう言って、おじさんはリムジンのエンジンをかけると、風のように去って行った。



60 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:40:07.85 ID:IZJoIX/O0
( ^ω^)「ほら、いつまでそんなとこに座ってるんだお。スーツが汚れるお?」

うるせえ馬鹿野郎。分かってるっつーの。

( ^ω^)「さあ、後ろを見てみるお」

ξ;-⊿゚)ξ「後ったって、どうせこれまた大げさなビル――」

皆様、国会をご存じだろうか。
そう、日本の国の唯一の立法機関だ。
日本国憲法において、国会は「国権の最高機関」であって、「国の唯一の立法機関」と位置づけられている。
また、「国民の代表機関」としての性格も有すると言う、あの国会議事堂だ。

( ^ω^)「そっ。最高機関、それが国会だお」

待て、そうだ。
内藤は言った。私達の所属する機関は、全ての分野の頂点が支持する機関……。
言わば、それは国会のようなものじゃないか。

( ^ω^)「ようこそ。我らが『国解機関』へ」



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 21:40:17.08 ID:5A+TiGubO
オワタ…wwww



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 21:40:21.45 ID:tMYS1gGaO
スピード違反ってレベルじゃねー



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/21(月) 21:41:41.03 ID:tU2RZmsp0
いい感じに厨二だな



64 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:43:18.86 ID:ejg1IrgH0
もうこれ以上驚きはしないと思ったんだけどもね。
そりゃ驚くわ。無理無理、予想できないって。

( ^ω^)「おっと、この国会が本部じゃないお?」

本部は、下だ。
そう言って内藤は指を地に向ける。

ξ;-⊿゚)ξ「何よそれ。国会に地下があるってか?」

( ^ω^)「その通りだお。この下に、僕等の『国解機関』があるんだお」

はっ。そうっすか。
もういいっすわ。驚きゃしませんよ。慣れましたよいい加減。

川▼ -▼)「さて、行こうか」

直がサングラスを再びかける。

( ●ω●)「おっ」

内藤もかけた。
なんだよこれ、畜生……。

ξ■⊿■)ξ「似合わないのよっ、こんなシーンわっ……」

私もサングラスをかける。
私達は、ゆっくりと国会へと歩き出した。



65 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:45:27.91 ID:ejg1IrgH0
国会なんて、一生の内で関わることも来る事もない場所だ。普通ならば。
だのに私達は堂々とその中を歩いている。
怪訝な顔つきをする者もいれば、何かを悟ったように一礼をする者もいる。

少なからず、この内藤という人物は……『国解機関』という組織は、それなりに知れ渡っているみたいだ。

ξ■⊿■)ξ(やべーこえー緊張がー脇汗が尋常じゃねえ)

平然を装い毅然とした姿勢で歩いてはいるものの、内心は軽くパニックだった。
歩き方だとか、姿勢だとか、服装だとか。
私は果たして、本当にこの中に居てもいいのか?

( ●ω●)「あれだお」

と、内藤が指差す先には見慣れたエレベーターが。
しかしどことなく高級感漂うその佇まいは、何とも言い難い。
やっぱり、ここは普段生活している私の空間とはかけ離れた場所なんだな、と再認識させられる。

内藤が下の階へ行くボタンを三度押す。

ξ■⊿■)ξ(これも何かの合図だったりね)

それは正解だったようで、微かに高い音が鳴った。
すると、それまで上階で静かに下降していたエレベーターが、とんでもない速度で私達の階―― 一階――に降りてきた。

中に人がいたが、全員驚いていた。
すみません。びっくりさせてごめんなさい。



66 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:47:35.81 ID:ejg1IrgH0
三人同時に乗り込むと、すぐに内藤は扉を閉ざす。

( ●ω●)「さて……」

階数ボタンの下に、鍵穴があり、そこに内藤はポケットからだした鍵を差し込み捻った。
すると、エレベーターは下降を始める。
階数表示は一のままにも関わらず。

ξ■⊿■)ξ「マジでマジなのね」

川▼ -▼)「マジでマジだよ」

いや、決して疑ってた訳じゃないよ?本当に。
ただ、こうも映画のような光景を目の当たりにすると、最早現実味なんて薄れるわけでですね。
そもそも私自身が非現実的な体験をしてきた時点で、この今起きている事実も認めざるを得ないのだけれども。
だけどさ。これだと本当に国が関与しているって認めざるを得ないよね。

( ●ω●)「そろそろだお」

体感時間的にはそれほど長くは無かったけれども、妙な緊張感が私の感覚を狂わせる。
まるで地の底まで……このエレベーターは地獄まで続く直通の箱のようだ。

だってそうだろう。ここは地獄だ。
鬼が居る。鬼違いではなく、この先には内藤と同じ殺人鬼がいるんだ。
それも、大量に。



68 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:50:06.77 ID:ejg1IrgH0
高い音が耳に届く。到着したようだ。
ゆっくりと扉が開いていく。

ξ■⊿■)ξ「ゴクリッ」

完全に、扉が開いた。

ξ■⊿■)ξ「あれ?」

しかし、予想にしていた光景とは、それはどうしてもかけ離れていた。

ξ■⊿■)ξ「えええー……」

とても……普通だった。
壁はクリーム色で、床はどこにでもある塩化ビニル繊維系のタイルだった。

ξ゚⊿゚)ξつ■-■「なーんだ、そんなきーはら無くてもよかっt」

エレベーターを出て、一歩、そしてまた一歩と歩く。
そして三歩目に、私は感じ取る。
もうこれで何度目か。
それは人殺し独特の、殺意をもった生物独特のプレッシャー。

「っせいいいいいいい!!」



69 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:52:15.45 ID:ejg1IrgH0
背後から迫る風圧。
ちょ、これ、まさかの展開?
振り返ろうにも間に合いそうにない。
とにかく、背後から何者かが私に向けて、何かしらのアクションを取ったのだ。
恐らく、エレベーターの出口付近。
奴はそこで待ち伏せていたのだろう。

ξ;>⊿<)ξ「っっ」

私はその何かしらの攻撃を、耐えようと思い目をつぶってその衝撃を待った。
ところがいつまでたっても痛みは襲ってこない。
はて、何故だろうかと振り返る。
するとそこには内藤がいた。

(;●ω●)「……会って早々これかお、斉藤」

(;・∀ ・)「いててててて!ごめんよナイトー!腕放してえええ!!」

名も知らぬ、同い年くらいの男の子の腕を極めて。

ξ;゚⊿゚)ξ「な……え?」

な、何だ?二人は知り合いなのか?

川▼ -▼)「斉藤、相変わらずだな」



71 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:54:23.85 ID:ejg1IrgH0
内藤が斉藤という奴の腕を放す。

(・∀ ・)「おー!くーだ!久しぶりー!」

すると今度は直の奴に抱きついた。
何だ、何だこれは……現状を理解できていないのは私だけか?

( ●ω●)「紹介するお、津出さん」

ぐいっと内藤が斉藤という奴の襟をひっつかんで直からひきはがし、私の前に立たせる。

( ●ω●)「こいつは斉藤又座って言って、僕と同じく超感覚者だお」

(・∀ ・)「おー?お前誰だー?」

こ、こいつも超感覚者?こんなちゃらんぽらんな奴が?
両耳にピアス大量に付けて、髪の色は抜きすぎて白いうえにぼさぼさで、馬鹿丸出しの喋り方をした奴が?
こいつが本当に内藤と同じ殺人鬼なのか?

ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あの、津出鶴子って言います」

(・∀ ・)「おー!お前が津出かー!噂は聞いてるぞー!くーと一緒なんだろー?」



72 :◆io1Iv96tBU:2009/09/21(月) 21:56:32.31 ID:ejg1IrgH0
認めたくはないけど、その通りでございます。
奴も私も鬼違いで、内藤の監視下に置かれている存在だ。

(・∀ ・)「よろしくなー」

ξ;゚⊿゚)ξ「よ、よろしく」

握手をする。
うーむ……しかし、これが殺人鬼なのか……。
案外そういうもんなのか?
むしろ内藤のような普通そうな奴の方が意外なのか?

(・∀ ・)「それよりナイトー!早く行こうぜー!」

皆がお待ちかねだ、と斉藤は続けた。

(;●ω●)「相変わらず皆来るのが早いおね。もう全員居るのかお?」

内藤が足早に歩き出し、私たちはそれについていく。
何本目かの通路を右折したとき、そこには巨大な扉が。

(・∀ ・)「おー!もう皆いるぞー!」

そして内藤がその扉に手をかけ、勢いよく押し開いた。
そこには――




前の話/インデックスページ/次の話

■この記事へのコメント

    ■コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可する

     

    検索フォーム

    お知らせ

    管理人へメール

    トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

    カレンダー

    07 | 2017/08 | 09
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -

    Team 2ch @ BOINC

    待ち続けている人がいる。
    だから僕らは回し続ける。
    ~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

    banner-88.gif
    CPUの時間
    ちょっとだけ
    貸してください
    (BOINC Team 2ch Wiki)

    ブーン系“短編”小説更新状況

      プロフィール

      kuru

      Author:kuru
      特に何も無いよ。

      カウンター

      トータルアクセス:
      ユニークアクセス:
      閲覧者数:



      クリックで救える命がある。
      上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。