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◆( ^ω^)雑談のようです その3

前の話/インデックスページ/次の話

1 :代理:2009/09/26(土) 03:44:35.74 ID:pJcLv3/J0
( ^ω^)(´・ω・`)('A`)



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:48:10.18 ID:gvPHeTXDO
黒い背広を着た男は、煙草を右手に構えて、食後の余韻に浸っていた。


( ,_ノ` )y━・~


( ,_ノ` )y━・~「・・・」


( ,_ノ` )y━・~「ここは、いつきても気持ちがいいところだ」


( ,_ノ` )y━・~「なんだろうな。なんと言ったら良いのか」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:48:51.64 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・どうも」

( ,_ノ` )y━・~「うむ」



(∵)「・・・」


( ,_ノ` )y━・~「・・・」


(∵)


( ,_ノ` )y━・~





5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:50:14.83 ID:gvPHeTXDO
一人の男は、丁寧に一つ一つコップを拭き。もう一人のカウンター席の男は、タバコを吸う。
二人の間に何秒も沈黙がつづいた。



(∵)「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「暗い店内の雰囲気がいい・・・」

(∵)「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「私のような男には、こういった閉鎖的な雰囲気のある場所の方が、癒しを感じるのだろうな」

(∵)「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「無数の星が輝く夜の空を一人じめしているような。そんな、気分になれる・・・」

(∵)「・・・私もそういう人間なのかもしれません」

( ,_ノ` )y━・~「一人じめと言ったが、まぁ、君もいるのだね。フフッ」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:52:34.54 ID:gvPHeTXDO
二人の男に、また沈黙がおとずれた。それでも、微かにしか耳に届かない、店に流れるジャズの音。

ガチャとドアが開いた音と、そこから入ってきた二人の男の物音によって、心地よい音楽が少しの間、耳に届かなくなった。



( ^ω^)「おぅいぇ!俺の勝ちーだおwww」

('A`)「お前なぁ、いい歳して競争しようとか言うなよ・・・」

( ^ω^)「お?おっ?そー言いながら、ドクオも走ってたではないですかお?お?」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:54:33.53 ID:gvPHeTXDO
(;'A`)「は?うっせーし。うっせーし。バカちん」

( ^ω^)「おwwwwww負け犬の奇声だおww」

(;'A`)「なんだよそれは!!負け犬の遠吠えだろうが!?へ!バカ!バーカ」



( ^ω^)「お?なんだ、ショボン。もう来てたのかお?」

('A`)「あ、ショボンもう来てたのかよ。いつから?」

(´・ω・`)「1時間前くらいから」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:55:55.74 ID:gvPHeTXDO
('A`)「ひぇー。随分と早い。あ、ここ座るよ?」

(´・ω・`)「うん。まぁね」

( ^ω^)「すいませーん。アレクサンダーお願いするお」


(;'A`)「・・・」

(´・ω・`)「ん?」

(;'A`)「お前、いま食ってるその高そうな料理・・・いくらした?」

(´・ω・`)「タダだよ」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:57:58.87 ID:gvPHeTXDO
(;゚A゚)「わぁーお」

(;'A`)「ううう・・・嘘でしょ?」

(´・ω・`)「本当だよ。このパルミジャーノチーズのリゾットも。ジャガイモのニョッキも」

(;゚A`)「えー何を言ってるかわからないけど、美味そう」

( ^ω^)「どうしてショボンにタダでこんな美味そうな料理がでるんだお!!不公平だお」

(´・ω・`)「それは・・・マスターも僕の事を・・・」

(*´・ω・`)「なんでもない」

(;'A`) ?



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 03:59:23.24 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・どうぞ」


( ^ω^)「どうもだお!!そして、マスター!どういう事だお!?なぜ、ショボンにだけタダでこんな美味そうな・・・」


(∵)「・・・はい」

(∵)「・・・それはですね」

(*´・ω・`)

(∵)「・・・今日はここで、ある小さなパーティーがありまして」

(∵)「・・・突然の欠席者が何人かいましたので、用意した料理があまってしまいまして」

('A`)「あー余ったものをショボンにって事ですな」

(∵)「・・・はい」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:00:26.36 ID:gvPHeTXDO



(´・ω・`)



( ^ω^)「ふぅーん。ショボンは、パーティーがあるのを知っていたから早くきたわけだ・・・」


( ;゚ω゚)「俺に言えよ!!!無職の俺に言わなきゃダメだろ!!常識的に・・・」

('A`)「うわwww自分で、無職って認めたw」

( `ω´)「ぬぅ!!無職じゃない!小説家だ!!貴様!」

(;'A`)「わかったから・・・怒鳴るのやめて」

(∵)「・・・私は好きですよ」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:01:29.47 ID:gvPHeTXDO
('A`)「そうなんだよなぁ。マスターはなぜか、ブーンの小説好きなんですよね」

(∵)「・・・はい。面白いです」



( ^ω^)「まぁ、わかる人にしかわからないんだお」



男はニコリッと微笑む。テーブルに置かれたアレクサンダーのグラスを片手で掴み、口へと運んだ。



( ^ω^)「今日は飲みますお~」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:03:23.02 ID:gvPHeTXDO
('A`)「あーでも、いいな。俺も何か美味しいの食べたいけど、今、お金ないから」

(∵)「・・・飲み物はいつものでよろしいでしょうか?」

('A`)「そうですねぇー・・・」

(;'A`)「うーむ」

( ^ω^)「ドクオは一回、悩むと延々と悩むからダメだお」

(;゚A`)「うぅ」

(∵)「・・・今日は、寒かったですね」

(;'A`)「え?・・・はい。そうですね、風も強く。夕方は雨も降りましたから」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:05:37.33 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・でしたら冷えた体を温めるためにアイリッシュコーヒーでもいかがでしょう?」

('A`)「おぉ~。口にした事はないんですが、ホッ。とするらしいね」

( ^ω^)「初体験だお。ささ、お酒を飲みまくりましょうお」

(∵)「・・・では」

('A`)「うんうん。よろしくお願いしますね」


( ^ω^)「ショボン?」

(´・ω・`)「ん?大丈夫だよ」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:07:00.19 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「なんか静かだったお」

(´・ω・`)「いや・・・まぁね。それより」

(´・ω・`)「この時間帯に、この店に僕たち以外が居るのを見るのは久しぶりだね」

('A`)「・・・ここについた時から思ってたんだけど、初めて見るよな?」



男はそう言いながら、口にくわえた煙草に火をつけた。



( ^ω^)「なんだかワクワクするお」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:09:35.09 ID:gvPHeTXDO
この、落ち着いた空間の雰囲気を良いものにしていた、静かな音楽は。
相応しくない声で談笑する三人の男に合わせるかのように、テンポの良いアシッドジャズへと変わった。
三人の男の一人が、3本目のタバコに火をつけたと同じ時、三人の男の一人が叫んだ。



( ;^ω^)「むむむむ・・・無理だお!!!むむ・・・無理」

(´・ω・`)「なんだよー。ジャンケンで負けただろー?やれよー。自分から言い出したんだぞ」

('A`)「ブーン・・・」

( ;^ω^)「なんだお?」

('A`)「俺の親父は、車の運転中にとあるトンネルの中に車を進めたんだ・・・」

( ;^ω^) ?

(∵) ピクッ

('A`)「しかし、不幸にも親子の車がもうちょっとでトンネルをぬける!って時に。トンネルが崩れはじめた。そして、親子は閉じ込められた」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:10:55.86 ID:gvPHeTXDO
( ;^ω^)「まじかお?」


('A`)「あぁ、マジだ。トンネル内の明かりは車のライトだけになった。親父以外にも閉じ込められた車はたくさんいた。親父は、パニックになる人々を落ち着かせようと言った」

( ;^ω^)「・・・ゴクリ」

('A`)「'俺たちは、今。のり越えなければならない壁に直面している。だが、俺たちは、決して挫けはしない!なぜなら、俺たちには諦めない心があるからだ!さ!協力してここから抜けだそう'」

( ;^ω^)「親父さん・・・カッコイイお」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:12:24.90 ID:gvPHeTXDO
('A`)「その親父の言葉により、トンネル内の人間は団結し、必死にトンネルから脱出する方法を考えた。そして・・・見つけた」


(;∵)


('A`)「人が一人出れるくらいの隙間を。人々は歓喜し、トンネルから一人ずつ脱出した。脱出した人の一人が、親父に感謝した。親父は、それにたいしてこう言ったんだ」


( ;^ω^) ゴクリ

(;∵) ゴクリ


('A`)「'男にはやらなきゃいけない時があるんだ'って」

('A`)「ブーン?俺が言いたい事・・・わかるよな?」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:13:45.32 ID:gvPHeTXDO
( ;^ω^)「・・・俺のやらなきゃいけない時が今だって事かお?」

('A`)「あぁ。お前は、あのおじさんに話かけてくるやつを決めるジャンケンに負けたんだ」

( ;^ω^)「お。おっ!なんか、やらなきゃ行けない気がしてきたお!!やるお!話してくるお!」



(∵)「・・・エライ」ボソッ





27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:15:59.83 ID:gvPHeTXDO
席を立ち、同じこの店の客である背広を着た男に向かって歩きだした男の背中を見ていた男は、アラビアータを食べるのをやめて、こう云った。



(´・ω・`)「ブーン、本当に行っちゃったよ」


(∵)「・・・お待たせしました。どうぞ」


('A`)「おーありがとです。うわー美味しそう」

(´・ω・`)「それにしても、ドクオの親父さんって凄いんだね」

('A`)「えぇ?あぁー・・・」


吸い終わった煙草をぶっきらぼうに灰皿に押しつけながら男は言った。


('A`)「ありゃ、嘘だよ」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:17:53.45 ID:gvPHeTXDO
(;∵) !!



(´・ω・`)「なんだ嘘か。てめぇーそういう所あるよな」


('A`)「ニッヘヘー。俺は、そういう人間なの」



ニヤニヤと笑いながら男は、うっとりしてしまうくらい、なめらかな色をしているアイリッシュコーヒーに口をつけると、ゆっくりと味わっていた。


(´・ω・`)「おい、クズ助。ブーン見てみろよ」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:19:05.28 ID:gvPHeTXDO
('∀`)「これ、うんまい。うんまいよ!マスター」


(∵)「・・・」



(;'A`)「あれ?無視?」

(´・ω・`)「おい、そんなのよくある事だろ?僕の話し聞け」

(;'A`)「なんでだろ・・・」

(´・ω・`)「ドクオは一度悩むとそれしか考えらんなくなるんだから、めんどくせぇ・・・」

(´・ω・`)「すいませーん。ピーナッツとギムレットお願い」

('A`)「あ、ピーナッツ!ピーナッツ、俺も食うからね!」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:20:16.61 ID:gvPHeTXDO
(´・ω・`)「なんだよー自分で頼めよ・・・」

('A`)「おk。すいませーん。飲み物いつものやつと、オムAお願いしまーす」

(´・ω・`)「ピーナッツ頼んでないじゃないか」

('A`)「え?ピーナッツはショボンのやつ食うから」

(;´・ω・`)「いや、自分で頼めって言ったのはさぁ・・・」

(゚A゚)「うぉ!?ブーンが、マジでおじさんと喋ってるぞ!」

(;´・ω・`)「てめぇ・・・」





33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:22:23.48 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・どうぞ」



テーブルにピーナッツとギムレットがトンッ置かれた。薄暗い店内には、女性の歌声が流れている。

男は不満そうな顔をして、ギムレットがはいったグラスを持ちあげる。持ちあげたグラスを自分の顔の前まで持っていくと、男は、グラスで遊んだ。



(´・ω・`)「なーに、話してんだろうね」

('A`)「さぁーなぁ。でも、楽しそうだな。なんだか」

(´・ω・`)「・・・あいつ、今度、雑誌に連載持つらしいよ」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:23:46.05 ID:gvPHeTXDO
(;゚A`)「えぇ!?うっそー」


(∵) ピクッ



(´・ω・`)「本当。しかも有名な雑誌。文芸ポンチ」

(;'A`)「おいおい、マジかよ・・・この三人でまともに働いてんの俺だけでいたかったのに」

(´・ω・`)「いやいや、僕も働いてるから」

('A`)「え?バイトはじめたの?」

(´・ω・`)「だから、劇団員だから稽古するし」

('A`)「何言ってんの?」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:24:40.15 ID:gvPHeTXDO
(´・ω・`)「なんだよーなんだよー。売れなくても、ちゃんと劇団は活動してんだよー」

('A`)「それ、趣味でしょ?仕事なの?」

(´・ω・`)「・・・てめぇ」

(;'A`)「いやいや、え?何で怒るの?え?ジョーク!ジョークよ!」

(´・ω・`)「いや、まぁいいよ」

(;'A`)「ビックリした。なぜ怒るのよ・・・」

(´・ω・`)「お前ってそういうやつだよな」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:25:59.36 ID:gvPHeTXDO
(;'A`)「えぇ・・・何が?」

(´・ω・`)「あぁー酒がうめぇ。酒がうめぇ」

(´・ω・`)「ピーナッツもうめぇ~なぁ~」


(;'A`)「連載って言えば、今度、知り合いのそういうビデオ店にAV女優くるぞ」


(∵)「・・・」


(´・ω・`)「本当?だれだれ?ねー、だれ?」

('A`)「人気女優COOLちゃん」

(∵) ピクッピクッ

(*´・ω・`)「うぉぉ。いいね~いいよぉ~」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:27:02.65 ID:gvPHeTXDO
('A`)「俺は、仕事あるし興味ないから行かないけどさ。ショボンとかアサピーとか俺んとこからAV借りて行くから、興味あるかなーと」

(´・ω・`)「あーでも、あるけどさ。僕、今、好きな人いるからなぁ」

('A`)「何それ?好きな人いるとAV見ないとかなの?」

(´・ω・`)「浮気はダメだよね」

(;'A`)「いやいや、浮気とか関係ねーんじゃねーかな。っうか、まだみきちゃん好きなのか?」

(´・ω・`)「ふ。確かにみきちゃんはまだ好きだ。だが、俺がいま欲しいのは違う人さ」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:28:26.46 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・どうぞ」

(*´・ω・`)「あっ」



('A`)「うぉーオムライスきたきた!ここのオムライスは、卵がプルンプルンで柔らかくてたまらん」

(∵)「・・・ありがとうございます」

('∀`)「あぁ・・・旨いよマスター。安いし、最高」



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:29:49.01 ID:gvPHeTXDO
(´・ω・`)「ん?」

(´・ω・`)「どした?何話してたんだよー?」

( ^ω^)「あのおじさんの話し面白いお。ショボンやドクオにも聞かせたいって言ったら好きにしなさいって言われたお」

(´・ω・`)「え?僕も?いいけど、なんか悪くないかそれ?」

( ^ω^)「大丈夫。ドクオも食べたらきなお」



オムライスをモゴモゴと食べながら男は二度うなずいた。男がオムライスにスプーンをさすと、スプーンは簡単に卵にスルッと包まれた。
グラスからカランと氷が鳴った。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:30:57.05 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)(´・ω・`)



背広を着た男は、右手に煙草を構え、左手の側にふわふわと湯気をたてるココアを置いていた。



( ,_ノ` )y━・~「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「今」

( ^ω^)「お?」(´・ω・`)「ん?」

( ,_ノ` )y━・~「また流れ出したが、ジャズ。君たち、ジャズは好きか?」



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:32:21.90 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「好きだお」
(´・ω・`)「詳しくはないですけどね」



( ,_ノ` )y━・~

( ,_ノ` )y━・~「・・・ジャズはいい。ブーン君は何の曲が好きなんだい?」

( ^ω^)「タイトルなんか知らないお!でも、ジャズはすきだお!雰囲気よくなりますお!なんかドレスとか着たくなるお」

(´・ω・`)「あんたがドレス着たら・・・」

( ,_ノ` )y━・~「ジャズは、ニューオリンズで誕生した庶民の音楽さ。なにも、正装して聞かないといけない音楽ではないのだよ」



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:33:56.23 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「へぇー。そうなんですかお」

( ,_ノ` )y━・~「ふふ」

(´・ω・`)「お詳しいですね」

( ,_ノ` )y━・~「ジャズは、こういった酒を飲むような場所でかけられるのが一番だよ」

( ^ω^)(´・ω・`)





55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:35:04.72 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「真夜中の世間が寝静まったこの時間に、こうして酒を飲む私たちのような人間が聞くには丁度いいと思わないか?」

( ^ω^)「なんかお洒落さんになった気分だお」

(´・ω・`)「いいw」

( ,_ノ` )y━・~「楽しんでくれたのなら、ありがたい」


男は、新しい煙草をくわえて、ライターで火をつけた。


(´・ω・`)「なんだか、意外でした」



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:36:08.93 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「うん?」

(´・ω・`)「見た目から、Zippoとか使ってるのかと・・・」


( ^ω^)「マスター!ベルベットキスとチョコ」


( ,_ノ` )y━・~「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「煙草ははたしてカッコイイものだろうか?」

(´・ω・`)「え?どうでしょうね。あまりまぁ・・・」

( ,_ノ` )y━・~「私は、カッコイイとは思わない」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:37:11.52 ID:gvPHeTXDO
(´・ω・`)「で、でも吸ってますよね?」

( ,_ノ` )y━・~「うむ。私が煙草を吸う理由は未練からだよ」

(´・ω・`)「え?」


('A`)「いやいや、どうもどうも。失礼します」

('A`)「すいません。なんだか突然、話にくわわってしまいまして」

( ,_ノ` )y━・~「かまわんよ。私は、こういう店ではこういう事もありだと思っているからね」

('A`)「申し訳ないです。では、俺も、隣、失礼します」

( ,_ノ` )y━・~「君も煙草を吸うようだね」



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:38:34.68 ID:gvPHeTXDO
('A`)「え?はい。吸います」

( ,_ノ` )y━・~「君は、なぜ煙草を吸うんだい?」


(∵)「・・・どうぞ」

( ^ω^)「ありがとう。さてさて、本日初のチョコだお」


('A`)「え~なんでって聞かれると・・・うーん。最初になぜ吸いだしたかは覚えてないけど」

('A`)「間をつぶせるし、眠気覚ましになるし・・・間をつぶせるのが一番かなぁ」





63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:39:41.04 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「うむ。そう、そんなものでしかないんだ」

(´・ω・`)「だから、100円ライターでいいというわけですか」

( ,_ノ` )y━・~「・・・」

( ,_ノ` )y━・~「まぁ、それはそうと言えば話はおかしくなるがね。さっきも言ったように、私が煙草を吸うのは未練からなのだよ」



男が持つグラスからカランと音が鳴った。男は聞く。


('A`)「未練ですか?」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:40:45.74 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「うまいおwwwwチョコうまいおwwwドクオ、ショボン!おじさん、チョコ食べませんかお?」


( ,_ノ` )y━・~「うむ。いただこう」

(´・ω・`)「ブーン、ちょっと黙ってなよ。おまえなぁー」

('A`)「あーいつ食べてもうまいなぁ。なんでこんなに食べやすいんだろうね」

( ^ω^)「マスターの趣味がいいからだお」





67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:41:51.91 ID:gvPHeTXDO
('A`)「でも、お前の小説好きなんだよなぁ」



男はそう言うと、グラスにはいった酒をゴクゴクと喉を鳴らして飲み込んだ。


( ^ω^)「なんだお!?まだ、認めないのかお?才能?」

(∵)「・・・確かに才能はあるでしょうね」

( ,_ノ` )y━・~「才能がなければ、賞はとれないだろうからな」

( ^ω^)「wwwwwwwどうだお?分かる人にはわかるのだお」



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:42:33.91 ID:gvPHeTXDO
(´・ω・`)(未練の話が聞きたかったのに脱線した・・・)

(;'A`)「うーむ・・・だが、才能ってのは認めたくねぇんだよなぁ」

( ^ω^)「嫉妬?」

(;'A`)「黙れ!んだてめぇは!チクショー」

( ,_ノ` )y━・~「うむ。そうしたら、小説家らしい感想をのべてみたらいい」

( ^ω^)「お?」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:43:57.43 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「マスター、水を」

(∵)「・・・すぐに」

('A`)「なるほど。なるほど・・・面白い」

(´・ω・`)「ブーン。やめるなら今だよ」

( ^ω^)「なにがだお?お?なになに?」

('A`)「あぁ、ダメだこいつ」

(´・ω・`)「・・・」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:44:58.98 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・どうぞ」

( ,_ノ` )y━・~「ありがとう。さて、ブーンくん。ここに、一杯の水がある。これを、私たちみんなが飲みたくなってしまうくらい、凄く美味しいんだと説明していただけないだろうか」

(´・ω・`)('A`)ニヤニヤ

( ^ω^)「説明ってどんな風にだお?」

(;´・ω・`)(;'A`)

( ,_ノ` )y━・~「うむ。例えばだ」



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:46:06.40 ID:gvPHeTXDO
煙草を灰皿に預けると、男はコップにはいった水を一口飲んだ。コップをテーブルにコトッと置くと、灰皿に預けた煙草を右手に持ち、男は言った。



( ,_ノ` )y━・~「お前も飲んでみろ!なんっーか気品にみちた水ってーか例えるとアルプスのハープを弾くお姫様が飲むような味っつーか、スゲーさわやかなんだよ・・・3時間砂漠をうろついて初めて飲む水っ・・・」



(´・ω・`)('A`)
(;´・ω・`)(;'A`)「ジョジョだ・・・ジョジョ知ってるんだ」

( ^ω^)「お!なるほどだお!俺もやるお」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:47:36.51 ID:gvPHeTXDO
(∵)「・・・ジョジョですね」

(;´・ω・`)(;'A`)「マスター・・・ジョジョ読むんだ。なんかみんな意外だ・・・」


( ,_ノ` )y━・~「あぁ、あれはいい漫画だ。私は、漫画が好きでね」

(∵)「・・・他には何を?」

(´・ω・`)('A`)「・・・」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:48:27.01 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「ホラーとギャグが好きなのだがね。この2つは少しのズレで変わるからね」

(´・ω・`)「あぁ、ホラーも間違えばギャグだからなぁ」

('A`)「そうですね。ホラー映画をパロディにしてる映画ありますけど、効果音や見せ方変えるだけで笑えちゃいますもんね」

( ,_ノ` )y━・~「うむ。私のお気に入りは、伊藤潤二の'ギョ'という作品でね。ホラーなのだが実に愉快なのだよ」


( ^ω^)「―な水だったお!!どうだお?いい説明だったかお?」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:50:24.29 ID:gvPHeTXDO
('A`)「わかんないなぁ・・・どんな作品なんです?」

(´・ω・`)「あ、どうぞピーナッツ」

( ,_ノ` )y━・~「ありがとう。美味しいピーナッツだ。それで、作品だがね」



( ^ω^)

( ^ω^)「・・・」

( ^ω^)「インクレディブルハルクちょうだいですお 」

(∵)「・・・はい」



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:51:21.00 ID:gvPHeTXDO
( ,_ノ` )y━・~「要するに魚に足が生えて、陸上にあがってきて人間を襲うという話なんだがね。ちょっと間違えばギャグにしかならない内容なのがニヤニヤできるだろ?」

('A`)「うわw読みたいww凄くシュールな気がする」

(´・ω・`)「B級映画みたいだね」

( ,_ノ` )y━・~「ふふ。その低俗なところがいいじゃないか。男なら、いくつになってもバカな事で笑っていたいだろ?」

('A`)「うんうん。確かにちんこ!だけで笑っていたい」

(∵)「・・・そうですね」

(´・ω・`)

(*´・ω・`)「へぇ」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:52:25.10 ID:pJcLv3/J0
ちんこ!



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:52:39.29 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「あー酒が進むお」


('A`)「おい、ブーン。飲みまくってるけど大丈夫か?今度、連載はじまるんだろ?」

( ^ω^)「ふん。余裕だおwwww」

(´・ω・`)「それ、何を飲んでるの?」

( ^ω^)「インクレディブルハルクだお」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:54:00.60 ID:gvPHeTXDO
('A`)「こういうのって、なんでそういうネーミング多いんだろうな。ガキッぽいというか・・・」

( ,_ノ` )y━・~「そのほうが、ワクワクするじゃないか。男は、それにワクワクしてしまうんだからね」

('A`)「さっきの話と同じようなことって事ですね」

( ,_ノ` )y━・~「ふふ。マスター、彼にゴッドファザーを」

(;'A`)「え?いやいや悪いですから!そんな」

( ,_ノ` )y━・~「楽しい時間をくれたからね。お礼だよ」

( ,_ノ` )y━・~「それじゃ、マスター。また来るよ」

(∵)「・・・おやすみなさい」



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:55:37.85 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)「ちょっとまてお!!俺が、さきにおじさんと話してたんだから、その酒は俺のだお!」

('A`)「何を言ってんだよ!おじさんは俺にくれたんだよ!!バカ無職」

( ゚ω゚)「無職じゃない!!連載はじまるんだ!たかがレンタル店の店長がほざきやがって」

(;'A`)「な・・・なんだとぉー!怒っちゃうぞ!コラッ!」

( ゚ω゚)「親父さんはあんなに素晴らしい人なのに、ドクオはカスだ!!」

(´・ω・`)「あの話し、嘘だよ」



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:57:17.94 ID:gvPHeTXDO
('A`)「あー。本当、ごめん」



( `ω´)「うぉぉぉぉ」

(;゚A゚)「ぎゃぁぁあ!!ちょ、マママスター!こいつヤバイ!酔ってるよ」



(∵)「・・・どうぞ。ゴッドファザーです」

(;゚A゚)「えぇ!!この状況じゃのの飲めないぃぃ」

( `ω´)シャー



(´・ω・`)「あーゴッドファザー美味しいわ」





92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 04:59:15.80 ID:gvPHeTXDO
店から外に出た男の耳にも、店内の騒がしい声が届いていた。背広を左手でパンパンと叩くと、男は明るくなりはじめた空の下。アスファルトをゆっくり歩きはじめた。
ジョギングする人。新聞配達・・・徐々に、外も騒がしくなりはじめていた。







93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 05:00:19.14 ID:gvPHeTXDO
( ^ω^)雑談のようです









おしまい☆





94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 05:00:21.66 ID:pJcLv3/J0
支援



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 05:02:28.19 ID:pJcLv3/J0
と思ったら乙でした。
これで完結ですか?



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 05:05:58.08 ID:gvPHeTXDO
こんな時間に支援、本当にありがとうございます。今度は、もっと早い時間に投下いたします。


>>95
いえいえ。もう少しだけ糞スレを継続させたいなと思ってます。
今回ので2~3つ今後ネタにするものをちょいだししたつもりなので・・・



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 05:06:22.42 ID:/q+VBf6wO
起きていられた!

リアルタイムな終わり方で緩い空気感が良かった

ねる!お休み!



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■この記事へのコメント

  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    クー登場フラグ?
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