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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 六日目 午後

前の話/インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:09:32.27 ID:VJuETjBu0
立ったら投下しましょうか
まとめは、ブーン速。さん、面白蛇屋さん、ブーンがまとめブログを武器にさん、そしてくるくるくーるさん

さて今日で夏も終わりです
やれやれ

ビミョーに驚きの展開があるかも……?


…では、いきましょう



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:10:50.89 ID:VJuETjBu0
困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
いつも周りに誰か居る彼。
…でも実は、本当に本当の最初は独りだった。


(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです


六日目 午後
『これが私のご主人様!主は冷たい土の中に?』





4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:13:10.72 ID:VJuETjBu0
どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、少しだけ『いわくつき』の山の中腹。
月明かりの下で、ギコール・ハニャーンと朝比奈家現当主は対峙した。

ハソ ^-^リ「…でぃのことを話す前に、アイツの前の主人のことでも軽く話そうかねェ」

墓石に片膝を抱くように座る女性、朝比奈捺は語り出す。
江戸っ子口調に着物という変わった人だが、今は、笑顔ながら空気が重い。
…つまり、呪力を出しているのだ。

ハソ ゚-゚リ「…アイツの主人は、私の弟さね。私が言うのも何だがカッコいい奴だったよ」

(,,-Д-)「…よく、聞いています」

ハソ ^-^リ「ハハッ。そうかィ」

ギコは推測する。
おそらく彼女が座るあの墓石はその人のものだろう、と……
…事実、そうであった。
自然を愛していたのでこんな山奥に埋葬される運びになったのだ。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:16:11.64 ID:VJuETjBu0
ハソ ゚-゚リ「まぁ死んじまったがねィ。馬鹿な奴だったから、さ」

実の弟を失くす気分とは一体どのようなものなのだろう。
家族がいないギコール・ハニャーンは少しだけ気になった。

ハソ ゚-゚リ「…ところで、アイツァ魔術も少しばかりできてね」

(,,゚Д゚)「……はい」

ハソ ^-^リ「死ぬ前にある魔法を使ったらしいんだが……分かるかいィ?」

自慢するように問いかける。
「さぁ、当てられるかな?」
…そんな挑戦的な響きを持った言葉達。

ギコはない頭を捻って必死に考えた。
…しかし、まぁ、答えが出るはずもない。
彼が馬鹿なのもあるし、なにより本人に出会ったことすらないのだから。

(,,-Д-)「…分かりません」



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:19:12.10 ID:VJuETjBu0
正直に答えたギコに対し、なちは豪快に笑う。
齢四十前か。
…そうとは思わせないほど若々しく美しい。

ハソ ^-^リ「…正解はね、ここを見てみれば分かるよ」

墓から飛び降り、指を指す。
素直に近づき、屈みこんでその場所を見てみる。
どうやら日本式らしい。名前と戒名が……

…いや。

(,,゚Д゚)「…名前が、ない?」

そうなのだ。
本来、埋葬される人間の名前が書かれるべき場所が不自然に風化し、名前が分からなくなっていた。
他ははっきりと分かるが、そこだけ。
そこだけ不自然だった。

ハソ ^-^リ「…簡単に言えばこうなるかねィ」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:22:10.46 ID:VJuETjBu0
――思わず、ギコは聞き返してしまった。
それほどまでに衝撃的な言葉だった。

ハソ ^-^リ「…アイツはねィ、自分の名前と記憶を、消したんだよ」

――人は二度死ぬと言われる。
一度は身体が死んだ時に。
そして、もう一度は『忘れられた時』に。

人間とて神様と変わりはしない。
どんなに優れた魔法があろうとも、誰かに信じられなければそれまで。
積み重なった『記憶』が『魔法』という異端の法則を成立させている。
近代の魔術のマニュアル化はそのせいである。

同じこと。
強い想いは魂魄を縛る。
自縛霊にしても自分の意思で残っているのは稀だろう。
迷惑な存在とされながらその実、彼等は誰かに『居てほしい』と願われるからこそ存在する。

『名前を知れば相手を支配できる』とはこういうことだ。
『名前』は相手を理解しようとする第一歩。それは絆になるだろうし、悪用すれば単なる『呪い』にもなる。
…それを忘れさせるということがギコには理解できなかった。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:25:09.85 ID:VJuETjBu0
ハソ ゚-゚リ「正しく言えば、『風化を加速させる魔法』さ。アイツは他人の中にある『自分』を根こそぎ持って行こうとしたのさ」

…不特定多数の人々に対し、そんな器用なことができようものか?
ただの高校生に?人間に?
7=4<アデプタス・エグゼンタプス>並みの、それこそ『魔法使い』ぐらいしかできない芸当だ。

…と、普通に魔術を学んだ人間は思うのだが、ギコは思わない。
何故か。馬鹿だから。
だから、馬鹿らしく素直に聞いた。

(;゚Д゚)「なんでそんなことを……?」

ハソ ^-^リ「………」

なちは答えない。
黙って星空を見上げるばかりだ。
空気が澄んでいるせいか、空が近いせいか。
満天の星空はまるで作り物のように美しかった。

…黙る彼女は多分、ギコに少しだけでいいから考えて欲しいのだ。
「人の上に立つこと」の責任について。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:28:10.27 ID:VJuETjBu0
ハソ ^-^リ「……多分、アイツァ……」

遠くを見るよう目を細める。
確かにそこにあるのに。手を必死で伸ばしてみても、届かない。
『死者』と『生者』の違いは星と人のようだ。

――やがて、彼女は答えを告げた。

ハソ ^-^リ「…自分のことが、『嫌いだった』んじゃないかィ?」

――自分自身が憎くて、嫌いで、殺したくて、仕方なかった。
何故こうなんだ。何故できない。何故ああなれない。

内に秘めた限りない劣等感。
その果ての果てがこれだ。
短い人生で学んだ魔術を全て合わせ、必死に『自分』を消そうとした。
…どこまでも愚かで醜い行為。

理屈では分かるが、やっぱりギコには理解できない。

ハソ ^-^リ「…それと、」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:31:11.46 ID:VJuETjBu0
なちは、件の彼の姉は、小さな声で付け加えた。

ハソ ^-^リ「…残された人間に、『自由に生きて欲しかった』んじゃないのかねィ……」

その顔はどこか、誇らしげであった。

「自分に縛られず、忘れて、自由に生きて欲しい」
何様のつもりだ、と言いたくなる尊大な言い分である。
しかし彼を知る人間なら納得するだろう。そういう、くだらないところで不器用な人間だったのだ。

(,,-Д-)「(そっか……)」

でぃはよく、主人の話をしてくれた。
自分がどんなに恩を受けたか。どんなひととなりであったか。
…そんなことばかり話していた。

…でも裏を返せば彼女も必死だったのかもしれない。
砂のように零れていく記憶を、必死で繋ぎとめておく為に。

そう想像すると堪らなく暖かく感じるのだ。



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:34:10.41 ID:VJuETjBu0
――でぃが彼に感じていた愛情はどんなものであったのだろうか。

家族としてであったかもしれない。
主君としてであったかもしれない。
単に餌としてなのかもしれない。
…もしかすると純粋に……

しかし何にせよ、きっと簡単に諦めていい出会い方ではなかったのだ。
たとえでぃにとって彼が運命の相手なるものでないとしても。

(;゚Д゚)「(…あれ。急に責任感じてきた)」

遅い。

ハソ ゚-゚リ「まぁ、うちの弟の自慢話なんて興味ないだろうし、本題に入ろうかね」

再び墓石に乗る。
片膝を抱いて、軽く顔を乗せた。
…なちのクセなのかもしれない。

ハソ ^-゚リ「でぃの話、さ」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:37:11.35 ID:VJuETjBu0
ピィン、と緊張の糸が張り詰める。
先ほど気づいたのだが、墓の後ろに日本刀が隠してあった。
…最悪のパターンの予想がつく。

(;゚Д゚)「(…切り殺されちゃうかも……)」

神様達に言われた、「選択を間違うな」とはこのことか。
どうにかしてバッドエンド直行フラグは避けなければならない。
恐怖と緊張に震えるギコになちは軽く言う。

ハソ ^-^リ「…っても、両親のことなんだけどね」

(,,-Д゚)「両親、ですか……?」

思えばでぃから両親のことを聞いたことはなかった。
空気が読める男、ギコール・ハニャーン。あえて聞くことはしなかった。
…てっきりもう亡くなっているものと思っていたのだが……

ハソ ^-^リ「生きてるよ。片方だけだけどね」

どうやら生きているらしい。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:40:10.59 ID:VJuETjBu0
ハソ ゚-゚リ「ところで召喚師。…『猫又』って、どんな猫がなると思う?」

再び、試すような口調で訊ねる。
一応召喚師のギコ。これぐらいは答えられる。

(,,゚Д゚)「伝承によってまちまちですけど、長く生きた猫ですよね?」

ハソ ^-^リ「そうだ。3年とも7年とも11年とも言う。…まぁ、ここらは誤差だろうねィ」

深く研究していけば何か法則性が見つかるのかもしれない。
しかしまぁ、それは専門家の仕事だ。『妖怪医』なり『妖怪博士』なりそこらへんの。
なちは、じゃあ、と付けたす。

ハソ ゚-゚リ「…でぃは、いつから猫又だと思う?」

(,,-Д゚)「自分と会った時は既に猫又でしたけど……」

はてさて。
それはいつのことだったか。
小学校には入っていたはずなのだが……、などとギコは考える。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:43:10.64 ID:VJuETjBu0
なちは、現当主は、ニヤリと笑って告げた。

ハソ ゚ー゚リ「アイツはね、生まれた時から猫又だったのさ」

(;゚Д゚)「え……」

生まれた時から猫又、などというのはありえない。
猫又という妖怪は「年を取って霊力を得た猫」という定義なのだから。
だったら、可能性は一つしかない。

ハソ ^-^リ「アイツァ、猫又じゃない。妖怪ですらない」

心臓の鼓動が速まる。期待ではない。不安に。
何か聞いてはいけないようなことを、聞いてしまうような予感に……

けれど時は止まらず、言葉は紡がれた。

ハソ ^ー^リ「そうさ、でぃは人間と妖怪のハーフ。…単なる穢れた『半妖』さ」

――彼女は笑った。
それはプギャーが嫌う、朝比奈家特有の、他人を見下し嘲笑う表情だった。



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:46:10.66 ID:VJuETjBu0
……………


――でぃは、時たま考える。
『自分』という存在の必要性について。

(#゚;;-゚)「………」

思春期の子供のようだが、事実、彼女が人間であればちょうどその程度の年なのだから仕方ない。
ただそれは生まれた瞬間から続く悩み事である。
その少しばかり長く続く思春期に、彼女はいつも悩んでいた。

けれど「人間として生まれたかった」とは思わない。
なぜなら、もしそうであったとすれば今の自分はここにいないからだ。
穢れた『半妖』として生まれ、捨てられ、そして拾われていなければ間違いなく死んでいた……いや、殺されていたはずだ。
身内の泥を拭う為なら平気で人を犠牲にする。それが名家というものである。

(# ;;-)「はぁ……」

深く、重い溜息を。
今宵も昇る月に向かい。



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:49:10.84 ID:VJuETjBu0
でぃは当主のことが好きであった。
今のではない。一つ前の、十年ほど前に死んだ若い当主が、である。
もう彼の顔も名前もよく思い出せない。
だが、それでも。たった一つだけ覚えている。

…でぃは生まれてすぐ捨てられた。言い換えれば「逃がされた」。
その彼女を拾ったのが当時の当主だった。
一度捨てた子を拾ってこられた家の者は再び捨ててくるよう進言した。
しかし、その少年は汚らしい猫を抱き締めこう言い放った。

『これは僕が拾ってきた、僕の所有物だ!勝手に捨てることは許さないっ!!』

…便宜上は彼はでぃの「叔父」に当たる。
でもそんなこと、どうでも良かった。ただ自分を救ってくれた彼の役に立ちたかった。

(#゚;;-゚)「…ま、結局捨てられたわけですが……捨てられたのです……」

その彼が死ぬと、家の中に彼女を庇ってくれるものはいなくなった。
…いや、なちなら庇ってくれたかも知れないが、その時彼女はいなかったのだ。

で、再び捨てられた。それだけの、単純な人生である。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:52:11.89 ID:VJuETjBu0
でも、でぃはそれなりに満足していた。
自分などを拾う物好きな人間と二人も出会えたのだから。

(# ;;-)「…ふふ」

月夜の晩。
自らの幸せを噛み締めながら縁側を歩く。
眠れない夜にはこういうのも悪くない。

――が。

(#゚;;-゚)「……随分、夜分にお客が来たものです、来たものなのです……」

鈴の音が聞こえた。侵入者迎撃用の罠の。
…どうやら誰かが来たようだ。

(#゚;;-゚)「…では、恩義に報いるとしましょうか」

山道を走りやすいよう猫になりでぃは駆け出した。
前の主人のちっぽけな誇りと、今の主人の軟弱な身体を護る為。
…言うまでもないことだが最初の溜息は『悲嘆』ではなく、……詰まる所の『恋わずらい』の溜息だった。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:55:11.03 ID:VJuETjBu0
……………


場所は戻って、墓の前。
ギコール・ハニャーンは答えに困っていた。

ハソ ^-^リ『…ついでにアイツは身体を維持する為、淫魔としてお前のこと餌にしてるけど?』

うら若き健全な男子がそんなことを言われた場合。嬉しさの前に戸惑いや驚きが先行してしまう。
エロゲのようなシチュエーションが必ずしも手放しで喜べない典型的な例。
「半妖である」という事実だけで十分驚愕ものなのに、ついでに「実は夜な夜なゴニョゴニョ…」もプラス。

(;-Д-)「むぅ……」

…彼の貧相な頭は暴走寸前だ。
かといって、誰に相談するわけにもいかない。
するとすればアサピーだろうが、今この場で電話をかけるなどナンセンスにもほどがある。

(;-Д-)「うぅぅ……」

これは自分一人で解決しないといけない問題なのだ。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 19:58:10.50 ID:VJuETjBu0
(,,-Д-)「(嫌いなわけじゃ、ないんだけどな)」

訂正が加えられるべきだ。
ギコがでぃに抱く感情として、「嫌いなわけじゃない」ではなく「むしろ好き」という感情が一番近い。
…それを素直に思えないのがまた幼く可愛いところなのだが。

(;-Д゚)「(いや、でもなぁ……)」

ハソ ^-^リ「…フフ」

その様子を笑いながら、さもおかしいと言わんばかりに眺めている。
そこに「答えられなければでぃは渡さない」という一方的かつ無茶苦茶な王道的展開な意思は微塵も感じられない。

なちは、分かっているのだ。
多分ギコ以上に。
…彼にとって、『でぃ』という存在がなんなのかを。

ハソ ^-^リ「…全く、男ってのはなんでこう馬鹿ばっかなんだろうねィ……」

「当たり前過ぎて、分からない」
…そんな言い訳は通用しない。



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:01:10.66 ID:VJuETjBu0
堂々巡り。
結論は相変わらず出ない。
だが、どんなに馬鹿でヘタレでも、この質問だけはちゃんと答えなければならないだろう。

ギコだってそれは分かっている。
それぐらいは、分かるのだ。

(,,゚Д゚)「……ん?」

長い思考の末。
――ギコが、根本的な間違いに気づきかけた瞬間であった。

(;゚Д゚)「……ッ!……すいません、ちょっと用事思い出しましたっ」

素早く詫びを。
そして唐突にギコは走り出した。

ハソ ^-^リ「………」

…その後姿をなちは黙って見送った。
特に静止することもなく。しかし、片方の手で刀を握り締め。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:04:11.57 ID:VJuETjBu0
……………


(; Д)「ハァ…ハァ……」

そこは、本宅の裏庭から少し離れた空き地のようなところであった。
不自然に自然が溢れた場所。人工物が全くない場所。
地脈は通っているらしいが、ここの血の匂いは特に濃かった。

その場所で。

( ・□・)「………」

(# ;;-)「っぅ…」

仮面を被った黒い男。
地面には華奢な四肢は傷だらけにされ、綺麗な寝巻きは半分も残っておらず、加えて倒れた上から踏みつけられている彼女。
その有様を見、ギコール・ハニャーンは久々に……

(#゚Д゚)「……でぃちゃんから、離れろ」

――本当に久々に、心の底から激昂した。



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 20:07:10.91 ID:VJuETjBu0



六日目 午後 終



暴力というのは、つまり「極めて無粋な話し合い」である。
そんなものを使う人間の大半は「それで満足してしまう愚か者」か、「自分の弱さを隠す為に必死な弱者」のどちらかである。
…いや、だがしかし。
それでも拳の握り締めなければならないこともある。

…それはまた、次のお話であるのだが。





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