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◆( ^ω^)笑顔とは、のようです  第一章 日常の彼

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19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:01:54.41 ID:H8QdwBMVO



   第一章  日常の彼

  _
( ゚∀゚)「―――それで俺ぶっ飛ばしてやろうかと思ったわ。 本当キモい奴でさーwwww」

(´・ω・`)「いちいち愛想が悪い店員殴ってたら切り無いじゃんwww」

( ^ω^)「おっおwwwwww」

 九月一日。

 学校の教室で、いつもみたいに友達と駄弁ってた。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:03:15.36 ID:H8QdwBMVO
 二人はジョルジュとショボン。
 高校に入学してから一年半程の付き合いだが、同じ部活の仲間でよく遊ぶ仲になった。
 今はジョルジュの机に集まって、昨日ジョルジュが寄ったコンビニの店員の話をしていた。
  _
( ゚∀゚)「いやでも想像してみ? ハゲでデブなオッサンがボソボソ呟きながらお釣渡してきて、しかも触られるんだぜ?」

(´・ω・`)「あーwwwwwwそれはセクハラだwwww」
  _
( ゚∀゚)「だろwwww」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:04:34.53 ID:H8QdwBMVO



( ^ω^)「w………」



 ああ、まただ。
 別に詰まらないわけじゃないのに。
 友達と話している時間は楽しいはずなのに。
 僕は言い様の無い孤独を感じてしまう。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:05:58.43 ID:H8QdwBMVO

 理由は簡単だ。
 僕は僕が本当に笑っているのか、と疑っているんだ。

 高校に入ってから、愛想笑いをするようになった。

 別に嫌々笑っているわけじゃない。
 中学まで僕は虐められていた。
 中学を卒業した後、父の転勤が決まって、引っ越すことになった。

 これを機に僕は変わりたかった。
 高校では虐められないよう、普通に過ごしたかった。
 だから、ことあるごとに笑うようにした。



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:08:08.27 ID:H8QdwBMVO

 人の話には、笑って相槌を打った。

 人の成功には、笑って良かったねと言った。

 文句を言われたら、笑ってゴメンと謝った。


 そうしたら、自然と友達が出来ていた。
 それはすごく嬉しかった。
 だけど、そんな風に一年間過ごした頃、違和感が生まれた。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:09:23.40 ID:H8QdwBMVO

 詰まらない話と思っていても、笑って聞いている。

 間違ってる考えだと思っても、笑って頷いている。

 人が笑ってない時に、自分だけ笑ってる。


 僕だけが、周りとずれてしまってた。
 そして気付いてしまった。

 僕の笑顔は、お面を被るみたいに貼り付けているだけだということに。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:11:44.37 ID:H8QdwBMVO

 だから僕は、自分の本当の笑顔が分からない。
 この生活を送るようになってから、怒ったことも無い。



 ―――僕は僕の感情を失くしてしまった。







32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:12:51.37 ID:H8QdwBMVO




  _
( ゚∀゚)「wwww………? どうしたブーン?」

(;^ω^)「………お? な、何でもないお!」

 いつの間にか考え込んでいたらしい。
 ジョルジュが心配そうに小首を傾げていた。
 僕の言葉を聞いてジョルジュは大袈裟に溜め息を吐いた。
  _
( ゚∀゚)「おいおい、昨日が夏休み最終日だからって、張り切ってオナニーし過ぎて疲れてんじゃ無いよなwww」

( ^ω^)「ちょwwwwおまwwwwちwwげwwえwwおww」

(*´・ω・`)「おいおいヤリチンだねブーン」

(;^ω^)「ショボンも乗っかんなおwwww面倒くせぇwwww」



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:13:56.95 ID:H8QdwBMVO

川 ゚ -゚)「昼間から大声でエロいなお前ら。 ピンク脳か?」

 僕らに一人の女子生徒が近付いてきた。
 学生服をきっちり着込んだ、黒い長髪の彼女の名はクー。
 ジョルジュと同じ中学で、ジョルジュ繋がりで僕らと親しくなった娘だ。
  _
( ゚∀゚)「エロいのはブーンだけだよなwwwwオナニーし過ぎて疲れてんだってwwww」

(;^ω^)「お前wwww女の子の前では本当に勘弁してwwww」

川 ゚ -゚)「ほほう。 ならば私が君に今晩用のやつを提供してあげよう」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:14:59.76 ID:H8QdwBMVO

 クーはしなを作って、僕にウインクしてみせた。

川*゚ -゚)「うっふん(はぁと」

 クーはとてもノリの良い娘だった。
 だけど、彼女はすらりとしていて所謂起伏の無い身体だったので、こう言う時の僕らの反応は決まっていた。

( ^ω^)「いや無いわ」

(´・ω・`)「うん無いね」  _
(*゚∀゚)「お前にセクシーとか無理だっつーのwwwwww貧乳の癖にwwwwwwwww」

川#゚ -゚)「お前ら表に出ろ。 ジョルジュは特に許さん」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:16:42.06 ID:H8QdwBMVO

 クーはしなを作って、僕にウインクしてみせた。

川*゚ -゚)「うっふん(はぁと」

 クーはとてもノリの良い娘だった。
 だけど、彼女はすらりとしていて所謂起伏の無い身体だったので、こう言う時の僕らの反応は決まっていた。

( ^ω^)「いや無いわ」

(´・ω・`)「うん無いね」
  _
(*゚∀゚)「お前にセクシーとか無理だっつーのwwwwww貧乳の癖にwwwwwwwww」

川#゚ -゚)「お前ら表に出ろ。 ジョルジュ、お前は特に許さん」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:18:16.57 ID:H8QdwBMVO

 クーがジョルジュに詰め寄って怒り出す。
 ジョルジュがそれをまたからかう。
 ショボンがそれを宥める。




 僕はそれを空虚な思いで眺めている。

 勿論、笑顔を貼り付けて。

 窓からの日差しがまだまだ強い、九月一日だった。







39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:19:16.41 ID:H8QdwBMVO

 その晩、僕はまた公園へ行った。
 また彼女がいるんじゃないか、と思ったからだ。

 ―――いたら何だと言うのだろう? 昨日僕は逃げ出したのに。

 彼女に挨拶された僕は、俯いてその場を後にした。
 何故か恥ずかしかったのと、彼女に関わりたくなかったからからだ。



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:20:43.60 ID:H8QdwBMVO

 今にして思えば、恥ずかしかったのは浸っている自分を見られたからで。
 関わりたくなかったのは、見ず知らずの人物に対する臆病な警戒心からだ。

 だけど、ブランコに座った彼女は僕の脳裏に焼き付いて。
 どうしても、もう一度一目会いたかった。

 公園に着くと、僕はブランコを確かめた。



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:22:08.21 ID:H8QdwBMVO

 あるのは動かない二つのブランコだけ。
 彼女はいなかった。

( ^ω^)「………」

 僕は、小さく溜め息を吐いた。
 見上げれば、夜空の星は所々紫の雲に隠されている。

 僕は月を探してみた。

 月は紫の欠片に捕まって、その姿を見せてくれなかった。
 じっと見つめてみる。
 欠片が流れて行くと、その端から金色の光が漏れてくる。



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:22:58.58 ID:H8QdwBMVO



 あの時の彼女とは別の美しさだと、僕は思った。







44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:24:21.06 ID:H8QdwBMVO
以上で今回の十日終了です。

こんな短い駄文に質問とか有ったら、どうぞ。



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:25:55.01 ID:1Y60nFLw0
え?終わり?乙

もっと行数詰めて総合短編にしたほうが良かった



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:28:13.65 ID:zSj+YpqN0

続くんだよな?



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:31:38.82 ID:Ofa2hLU4P

総合でできた長さ



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:32:42.87 ID:H8QdwBMVO
>>45>>47
長編とは言わず、中編くらいでまとめるつもりだったので、スレ立てた方が良いな、と思いまして。
作者はとても早漏です。

>>46
続きます。出来れば五部くらいで終わらせたいです。



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:39:01.80 ID:Ofa2hLU4P
お、続くのか
楽しみに待っているよ



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:39:32.57 ID:zSj+YpqN0
おk。期待してる。
あとなんか他に書いてる?



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/26(土) 22:42:00.93 ID:H8QdwBMVO
>>49
頑張ります。

>>50
作品はちょっと言えない、とりあえずブーン系は初めてじゃないとだけ。



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