◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆スカッとするコピペを集めたようです 第2話 後編

前の話/インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:29:26.26 ID:UvtvMwVQ0
爪'ー`)y‐ スゥ


爪'ー`)y‐ =3 フゥ


爪'ー`)y‐代理だ



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:32:32.89 ID:qHxZQA3cO
・前回寝落ち
・携帯ながら
・代理さんに感謝

前ログのアドレス分からないんで次レスに適当なあらすじ!



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:32:35.13 ID:dCt0NTTp0
謝罪わくてか



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:33:56.92 ID:Vu7V0wLIO
くそう出がけに支援だ



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:37:03.97 ID:qHxZQA3cO
( ´_ゝ`)は現実の物質をコピペできるコピペマスターヤマトの末裔だった!

ある日( ´_ゝ`)は世界の混沌を総括する男、爪'ー`)y‐に出会う。

爪'ー`)y‐「死ね、氏ねじゃなくて死ね」

( ´_ゝ`)「おk、華麗にブラクラゲット」

从 -∀从「あたいは一度惚れた男には最後までついていくって決めてんだ」

(´<_` )「え、アンタ、バツ3……」

从 ゚∀从「そう、次に好きな男ができたら殺してきた」

どうなる兄者。



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:39:39.81 ID:qHxZQA3cO
第二回、僕が申し訳なくも寝落するまでに書いたのはこんな感じ

・山周辺で全裸マン
・コピペ反応
・( ´_ゝ`)は('A`)と(,,゚Д゚)と山狩りへ

以下、本編



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:47:14.65 ID:qHxZQA3cO
( ゚_ゝ゚)「らんらんるー! らんらんるー!」

『エアバッグシリーズは他に無いのか?www エアバッグ・ギャラクティカ・マグナムとかwww』

(#゚_ゝ゚)「らんっ! らんっ! るー!!」

『エアバッグ・鳩山総理』

(#゚_ゝ゚)「ぎゃああああ!」

『www』

 いいじゃないか!
 一人なんだから叫んだって!

(#´_ゝ`)「うるせーうるせー!」

『……じゃあ通信切るけど』

(;´_ゝ`)「あっ、あっ、一人は寂しいかなー」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:52:52.34 ID:iBGXMDhx0
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255239953/
http://www7.atpages.jp/~mesimarja/boon/php/1255/1255239953.php



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:58:18.06 ID:qHxZQA3cO
 バイク?を漕ぐこと三十分。

(;つ_ゝ`)「くそっ、暑くなってきやがった。視界も最悪だ」

 夜の山に自転車をブイブイ言わすのは、かなり骨が折れた。
 なだらかな山だから転落、なんてことがないのは救いか。

『何か痕跡は見付かったか?』

(;´_ゝ`)「いや、なーんもないっすね」

『こっちもだ』

(;´_ゝ`)「CPSC、この辺の下調べ適当なのどうにかなんないんすか?」

『内藤さんは基本、脚で探せってタイプの人だからな』

(;´_ゝ`)「アナクロすぎんでしょーよ」

『まあまあぼやくな』



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 18:59:52.36 ID:Xp5LLK7W0
前回見てないから、どういう状況かさっぱり分からんけど支援



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 19:24:25.44 ID:qHxZQA3cO
『創設当初から変わらぬやり方だお、と』

( ´_ゝ`)「いやあ、俺現代っ子なんで」

『まー、交通費ケチるし飲みに行っても割り勘だし』

( ´_ゝ`)「……」

『報告書のあら探し好きだし大した人だと思うぜ』

(;´_ゝ`)「……アンタも不満あるんじゃねーか」

『ねーわけねーだろ!』

( ´_ゝ`)「じゃあなんでここで働いてるんすか」

『あー……、まあそうだな』

( ´_ゝ`)「弱み握られてるとか」

『はっw そういったらそうかもなw』



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 19:42:20.46 ID:qHxZQA3cO
『でもな、俺が今まともなのは内藤さんがいたからっつーか』

『えーっと、分からんな、アレだアレ』

(;´_ゝ`)(なんだよ)

『スカッと、するのはここだけなんだよな』

( ´_ゝ`)「スカッと?」

『そうだな、うん。それが一番合うかもしれん』

( ´_ゝ`)「kwsk」
『説明求められてもなあ……』

( ´_ゝ`)(この人は日本語不自由なのがダメだな)



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 19:44:27.13 ID:QjYghR/5O
楽しみにしてたしえん



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 19:48:58.29 ID:qHxZQA3cO
 なんとなくしゃっきりしない会話だった。

( ´_ゝ`)「そういえばフォックスの野郎もそんなことを言ってたな」

 スゲェスカッとした、だっけ。

( ´_ゝ`)「スカッと、と言われてもな……」

( ´_ゝ`)「ん?」

ガサ

ガサガサ

(;´_ゝ`)

ガサガサガサ

(;´_ゝ`)(うわあ、獣であって欲しいような欲しくないような)

(;´_ゝ`)(熊とかいないよな。せめて猪。猪! そうだ猪ならおk許可する)



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 19:53:21.12 ID:qHxZQA3cO
ガサ

(;´゚ω゚`)そ

(;´゚ω゚`)「だだだ、誰だ――――!!」

(;゚_ゝ゚)「熊(みたいな男)出た――――ッ!!」

(;´゚ω゚`)「ワアアアア――――!!」

(;゚_ゝ゚)「ヒャアアアアア――――!!」

(´・ω・`)「あ、なんだ君か」

(;゚_ゝ゚)「誰だ―――!!」

(´・ω・`)「私だ」

( ´_ゝ`)「なんだお前か」

(´・ω・`)「暇を持て余した」



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:02:10.40 ID:qHxZQA3cO
( ´_ゝ`)人(´・ω・`)「神々の遊び」

「……」( ´_ゝ`)人(*´・ω・`)

「あの、手」( ´_ゝ`)人(*´・ω・`)「もう少し、このまま……」

「却下」( ´_ゝ`)つ)・ω・`)「ああん」
         ムギュ
(´・ω・`)「こんなところで危ないよ。季節柄、冬眠前の熊が餌を集めてるからね」

(;´_ゝ`)「あ、やっぱりいるんすか」

(´・ω・`)「数は多くないけどね。僕はショボン、山岳写真家」

( ´_ゝ`)「あ、兄者です。ショボンさんはどうしてこんなとこに?」

(´・ω・`)「それはこっちの台詞だよ。君ら、こんな遅くに山に向かっていくじゃないか」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:09:01.80 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「山をなめちゃダメだよ。痛い目にあう」

( ´_ゝ`)「おお、ありがとうございます」

( ´_ゝ`)(ガチムチで鼻息荒いがいい人だな)

(´・ω・`)「高校生だったね? こんなこと言ったら君は怒るかもしれないが、まだ君は子供だ」

( ´_ゝ`)(適当に受け流して仕事するか)

( ´_ゝ`)、「そ、そうですね……」

(´・ω・`)「良い返事だ」

『こちらギコ、全裸マンを発見した。兄者、応答しろ』

( ´_ゝ`)(ナイスタイミング。話切り上げるか)
(´・ω・`)「危ないことは大人に任せて」

( ´_ゝ`)、「ええ……え?」

 なんで危ないって知って――



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:11:12.30 ID:qHxZQA3cO


(´゚ω゚`)「僕らは楽しいことしようよ」

バチチ

 あ、スタンガンって案外痛いんだ――

どさ





21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:14:21.92 ID:qHxZQA3cO
『起き――――じゃ』

『起――』

(  _ゝ )「ん……」

『―――――兄者、応答――』

『――どうした――――おい!』

(  _ゝ )「ん、うるせ……」

『……』

『目覚めろ童貞』

(;゚_ゝ゚)「どどど童貞ちゃうわ」

(;´_ゝ`)そ「いって」
     ズキ



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:21:51.25 ID:qHxZQA3cO

 ぎちぎちと食い込む麻縄は、表面が綺麗に焙られ、ケバだちが抑えられていました。

 そして、肌に優しい油脂がぬりこんであり、そんななめらかな麻縄で縛られているわたしは特別なんだと思いました。

 わたしが将来、孫を縛るのはやはり、お手製SM用麻縄。

 何故なら彼もまた、特別な存在――。

(´・ω・`)「起きたかい?」



 唐突に遮られるモノローグに一抹の哀れみを感じた。

(;´_ゝ`)「アンタは!」

(´・ω・`)「ここはさっきの場所から少し離れた、小さな小さな山小屋さ」

(;´_ゝ`)「ここは?」

(´・ω・`)「僕かい?」

(;゚_ゝ゚)「質疑応答って言葉知ってるか!?」



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:33:36.02 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「僕はさっきも名乗った山岳写真家、ショボン・レオンハルト」

(;゚_ゝ゚)「誰だよ!」

(´・ω・`)「しかして、その実態は」

(´-ω-`)「東にツナギのいい男あれば飛んで『アオオ――!』」

(´-ω-`)「西に苦しむショタあれば、行って『イッてもいいよ』と言って」

(´-ω-`)「北にスリムな紳士がいれば」

(;゚_ゝ゚)「さすがの賢治君も墓から出てきてぶちギレるわ!」

(´・ω・`)「その、実態は!」

ドキドキ(;゚_ゝ゚)(これ以上つっこむと俺のキャラとか我慢とか色々崩壊する!)



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 20:38:02.07 ID:qHxZQA3cO
(´゚ω゚`)「やおいスナッフ専門カメラマン、ショボン様さ!」

( ´_ゝ`)

(;゚_ゝ゚)(うわああ、あぶねええ! つっこむとこだったあああ)

(´゚ω゚`)「いや、キャメラマン、ショボン様さ!」

(;゚_ゝ゚)「なんで? なんでいま言い直したの? なんで?」

(´・ω・`)「あれ、驚かないね」

(;゚_ゝ゚)「なにが!」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:16:02.01 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「あのさ、スナッフって知ってる?」

(;゚_ゝ゚)「知るかバカ! こちとらアイデンティティ崩壊気味で肌がかゆいんじゃ!」

ゾクッ((*´・ω・`))「あ……罵られるのもいいかも。あのね、スナッフってね」

『兄者、目覚めたか? ギコだ、落ち着いて聞け』

(;゚_ゝ゚)「なんですか!?」

『さっき、山小屋の主人達が見付かった』

(´・ω・`)「スナッフって、死体とか殺人とか、そういうのが好きな人のためのものなんだ」

『……聞こえてるか。主人達が見付かった』

(;゚_ゝ゚)「それがどうしたんだっての!」

(´・ω・`)「いや、だからさ」



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:18:17.98 ID:qHxZQA3cO


(´゚ω゚`)「僕が人をバラして写真撮ってるんだ」

『バラバラ死体で見付かったんだよ』





33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:27:37.55 ID:Fm8Rw09e0
兄者逃げてえええええええええ!!



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:32:00.18 ID:qHxZQA3cO
( ´_ゝ`)「は?」

(´゚ω゚`)「最高だよ、僕はそのために生まれてきたと言っても過言じゃない!」

『埋められていた部品を見つけた。お粗末なことに顔を潰さずに埋めてやがった』

( ´_ゝ`)「だってあの時」

(´゚ω゚`)「あの顔! 叫び! たまらないよ! なのにどれだけ楽しんでも罪には問われないのだから!」

(;´_ゝ`)「でも、おっさん達は」

『コピペだ。人をコピーして作ってたんだ。あれはただの人形だった』

――おお よくぞ きた

(;´_ゝ`)「確かに、妙だったけど……」



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:38:10.41 ID:qHxZQA3cO
(´゚ω゚`)「僕が犯したものはコピーが作れるんだ!」

『チンコとかがポインタなら、人の形をしたものくらいはコピペできるだろうな……』

ゾク    ゾク
  (;゚_ゝ゚)
  ゾク ゾク

 。人間の形をしたコピペを作り出す、ひとでなしが、目前にいる。

 この男が手に持っているのは、なんだ。

ゾク    ゾク
  (;゚_ゝ゚)「う、わ」
  ゾク ゾク

 黒光りする刃物に浮いた赤い染みは、なんだ。



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:45:03.45 ID:qHxZQA3cO
(´゚ω゚`)「イメトレは充分だよ! レイプしたあの男のコピーでしこたま練習したからね!」

 全裸の男は、こいつから逃げ出したコピー?

『異常事態だ。殺しがあるならこの作戦は中止、ランクAにして……』

(;゚_ゝ゚)「た、助け」

『……』

(´゚ω゚`)「イメトレじゃないか、ほとんどリアルだもんね! 足先から始まる解体が旬だと思うんだ!」

スゥ(´・ω・`)「異論は認めない」

(;゚_ゝ゚)「ギコ、さ」

『……アイツ通信機壊しやがったな? 応答がねーよ。おーい、引き上げだー。聞こえてるかー』

 マジかよ。



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:50:38.13 ID:UKB91n0HO
ギコおぉぉ!!



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 21:56:08.67 ID:qHxZQA3cO
(;゚_ゝ゚)(どうする、どうすればいい)

(´・ω・`)「僕はね、解体する側が喜び過ぎちゃいけないと思うんだ」

 突然、冷静な表情を取り戻したショボン。

(´・ω・`)「芸術は作品で語るべきだよね、作者や術者がでしゃばるのは良くない」

(;゚_ゝ゚)(やべえ、やべえ、コピペしないと。何か道具、無いか)

 誇りっぽい板張りの床に、転がる物は何もない。
 その上、手は後ろでしっかり拘束されて動かない。

(´・ω・`)「だからさ、写真なんだ。動画はダメだね、音が入る媒体だと撮影者の声も入っちゃう」

(;゚_ゝ゚)(時間稼がないと)

(;゚_ゝ゚)「な、なんで声がまずいんですか?」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:00:05.38 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「お、興味ある? いいことだ。教えてあげるよ」

(;゚_ゝ゚)「是非に!」

 俺にできることは助けを待つことくらいか?
 畜生!

(´・ω・`)「一流ってなんだか分かるかな?」

(;゚_ゝ゚)「一流……。他を寄せ付けないことですか?」

(´・ω・`)「半分はそうだね、まあ、一般的な答え。半分は実は逆なんだけど」

(;゚_ゝ゚)「へええ、すごーい」

(*´・ω・`)「君、可愛いねえ」

(;゚_ゝ゚)「ぎゃ、逆って?」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:07:21.29 ID:qHxZQA3cO
 耳孔にはめた通信機が、遠い話し声を響かせた。

(´・ω・`)「僕は作品から『自分を消す』ことができて初めて一流だと定義してるんだ」

 ほら、と歩き回りながらショボンは喩え話を始めた。
 俺は時間稼ぎが成功したことを確信しながらも、焦っていた。

(;´_ゝ`)(八方塞がりだ)

(´・ω・`)「作品に表れてしまうクセや色調、センス。それらを除いて、押し付けがましい脚色をしないことだよ」

(´-ω-`)「『あの人の作品だから良い』、『さすが○○』ってな具合にさ」

(;´_ゝ`)「へ、へえ」

(´・ω・`)「だから僕は、それを超えた『ありのままを写す』写真が撮りたいんだ」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:13:59.22 ID:qHxZQA3cO
(´゚ω゚`)「人が限界状態で浮かべる苦悶の表情こそ、それだよ」

 空気が張り詰めた。

(´゚ω゚`)「自覚、自覚してるんだけどね、ぼぼぼ、僕は二流なんだ」

カチャカチャ

(;゚_ゝ゚)「!」

(´゚ω゚`)「かかか、かい、解体前に、犯したくなっちゃう、から!」

すとん

(´゚ω゚`)「苦痛の表情に屈辱の色が差すから、全然、ぜーんぜん自然じゃないんだけどさああ」

(´゚ω゚`)「嗜虐心が僕のおちんちんをこんなにしちゃうんだあああはははは」

(;゚_ゝ゚)「うわああああ!」

 びくんびくんと、天を突くソレ。



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:17:52.85 ID:qHxZQA3cO
(*´゚ω゚`)「ほら、その可愛いお口で、あーん、してごらん」

 おい。

 おいおいおいおい。

 ふざけんな、待て、おい。

(*´゚ω゚`)「その抵抗するのがたまらないね!」

(;゚_ゝ゚)「うわああああ!」

 ふざけんなこのサイコ野郎!


  ボンッ


( ゚_ゝ゚)「っ!」

(´゚ω゚`)「!?」

 背中を激しい圧力が襲った。



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:19:26.89 ID:EXh4LNk50
やめろおおおおおおおおおおおおおおおおお



46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:25:10.70 ID:qHxZQA3cO
 勢いのままに俺はショボンの方へ吹き飛んだ。
 期せずしての体当たり。

(;゚_ゝ゚)「ぬあっ!?」

(´゚ω゚`)「ぐえっ」

 そして、お口の処女が守られたばかりか、倒れたショボンに折り重なるようのしかかる。
 崩れた体勢の二人の間にあったのは、立派にそそりたつ――

(;;´゚ω゚`)「ンアァァアアン!!」

 チンコが一本『あった』。

 悶絶するショボンをよそに、身をよじって後ろを見た。

( ゚_ゝ゚)「!」

 そこにあったのは、俺がたった二つだけコピペできる物の一つ。

( ゚_ゝ゚)「よくやったエアバッグ!」



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:31:47.95 ID:qHxZQA3cO
(;;´゚ω゚`)「このクソガキィッ!」

(;゚_ゝ゚)(オカマみたいな声だ!)

 手から刃物を放したショボンが、ゴロゴロ転がりうめいた。
 俺はここぞとばかりにモゾモゾと這い出ようとした。

ガシッ

(;゚_ゝ゚)「うっわ、放せ!」

(;;´゚ω゚`)「犯してバラして犯したあとゴマ味噌担々麺をかけてまた犯してやる!」

(;゚_ゝ゚)「第一段階からお断りだよ!」

ぐいぃ

(;゚_ゝ゚)(力強すぎだろ常識的に考えて!)

 ささくれだった床板がシャツを破った。
 振りほどこうにも足首に食い込んだ指は太く、強かった。



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:36:49.09 ID:qHxZQA3cO
(;´_ゝ`)(俺にできるのは)

 掌を無理矢理床に向けて、念じる。
 フォックスにコツは聞いていた。

***

「ルール第一がー、しっかりとリアルなイメージを持つことー」

「第ニはそうだな、求めた物が『あって当然』だと思うことかなー」

――他は?

「んー、そりゃお前あとは――」

***

( ゚_ゝ゚)「気合いと根性おおおお!」

 ペースト!

ボンッ ボンッ

ボンボン

ボボボボボ

ボボボボボボボボボボ

(;;´ ω `)「おぶっあっ!?」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:37:12.35 ID:O1IwpgnkO
なんというksmsタイムwww
支援



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:37:48.47 ID:L9bdulZD0
地の文必要なの?読みにくくしてるだけだと思うんだけど



52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:39:27.82 ID:KBuZKO0d0
>>51
だが、それがいい



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:42:38.25 ID:qHxZQA3cO
 とんでもない量のエアバッグが吹き出し、俺の体は山小屋から弾き出された。

(;´_ゝ`)「脱出完了! おーい! おーい、誰かー!」

 俺がアンドゥするまでショボンは小屋から出て来られないだろう。
 何せ部屋いっぱいのエアバッグだ。
 コピペしてから知ったが、あれはかなり丈夫な素材らしかった。

(;´_ゝ`)「ギコさん! ギコさんと――」

 やべぇ陰気な方の人の名前訊いてない。

(;´_ゝ`)「誰か!」

バン

「あのクソガキッ! 許さないッ!」

 小屋から破裂音が聞こえた。

(;゚_ゝ゚)「おいいいい、誰かあああああ!」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:47:28.88 ID:qHxZQA3cO
(;゚_ゝ゚)「いやああああああ!」

バン バン!

バン バン

…………ゥゥン

バン!

ドゥル…………ゥゥン

バン!

(;゚_ゝ゚)「掘られたくないいいいい!」

「ふざけんじゃないわよ! 犯してバラして犯したあとに冷麺の具にしてそぉいしてやるんだから!」

バン!

(;゚_ゝ゚)「そっちが地か!」

バンッ

ドゥルルルルゥゥン!

(;;´゚ω゚`)「見つけたわよ!」

( ;_ゝ;)「ぴゃあああああ!」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:49:24.58 ID:qHxZQA3cO


ドゥルルルルルルゥゥン! ルゥゥン!

(,,゚Д゚)「なぁーにやってんだ? お前」

 オフロードバイクに乗ったギコが現れた!





56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:53:27.96 ID:YohPv8Py0
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 22:54:45.26 ID:qHxZQA3cO
(;;´゚ω゚`)「誰よアンタ! アンタこの子のなんなのさ!」

(;゚Д゚)「フルチンで叫ぶお前こそ何だ」

( ;_ゝ;)「これ、こいつ! これこいつ!」

(,,゚Д゚)「はあ?」

(;;´゚ω゚`)「しゃらくさいのよアンタ!」

( ;_ゝ;)「とりあえず縄ほどいて!」

(;゚Д゚)「お前もお前で縛られてるのは何故だ」

(,,゚Д゚)「というかだな、通信機壊すなよ。連絡取れなかったから言うが」

( ;_ゝ;)「聞こえてたから! これ、そいつ、犯人!」

(,,゚Д゚)「殺しが……って」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:05:42.32 ID:qHxZQA3cO
    |\ 
 =≡ | |    う
    | |
 =≡ | |     お
    []
 =≡ ∥    お
    ∩ハ  ハ
 =≡ (´゚ω゚`)   お
      |   つ
 =≡  | η |  お
      ( ω ∩
 =≡ ⊂_) ∪ ぉ


 げんきな しょぼん くん の ず


 ギコ―― (;゚Д゚)そ ――ン
 「とりあえず変態だー!」



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:07:44.79 ID:W5cn9LCp0
wwwwwwwわけわからんwwww
支援!



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:11:55.15 ID:qHxZQA3cO
( ;_ゝ;)「それ犯人! コピペ人間!」

(´゚ω゚`)「アンタも犯してバラして乾かしてビタミンD増やしてからダシ取って美味しく茶碗蒸し作ってやる!」

(;゚Д゚)「キモイ!」

(´゚ω゚`)ピタァ

(´・ω・`)

(´・ω・`)「なんつった、てめぇ」

(;゚Д゚)「おぞましい! なんだその毛だらけの太ももからギャランドゥから!」

(;゚_ゝ゚)(空気←読めますか!?)

(´・ω・`)プツン

(´・ω・`)「チャームポインツけなした君はごめんなさいしなきゃいけないよね」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:18:16.62 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「コピー人間、おいで」

ブゥン

(^_^;)「その趣味引くわ」

(´・ω・`)「もう三体ばかし」

ブゥンブゥンブゥン

(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)
 「その趣味は引くわ」

(,,゚Д゚)「これは、逮捕された小学校の先生だな。すると、お前がコピペ人間の大本か」

( ;_ゝ;)「だぁからそう言ってんのに!」

(´・ω・`)「彼もね、僕と愛し合った時、僕の趣味をけなしたんだ」

(^_^;)「その趣味は引くわ」

( ;_ゝ;)(レイプしたって言ってたろうが!)

(´・ω・`)「だからコピーしたこいつらをオリジナルの代わりにして、彼をバラそうとしたのさ」

(,,゚Д゚)「人間大のコピペを四体……やるな」



64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:35:16.21 ID:qHxZQA3cO
(´・ω・`)「でもね」

(´;ω;`)「こいつら、コピーのくせに彼と同じこと言うんだ!」

(^_^;)「その趣味引くわ」

(,,゚Д゚)「同じことしか言わないってのは中身スカスカの証拠だ」

(´;ω;`)「ひどいよう!」

(,,゚Д゚)「兄者、ロッジの管理人達が喋り方変だったのは覚えてるな?」

(  _ゝ )「あー、そんなこともあったかな」
  ↑疲れたらしい

(,,゚Д゚)「高度なコピペはアラが出ることが多い。見た目や仕草は真似られても、自律して動くのはウルトラCなんだ」

(  _ゝ )「へえ」

(´;ω;`)「だから何度もバラしてバラしてやったんだ!」

(,,゚Д゚)「そのうちの何体かがふもとの町へ、か。なるほどな」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:41:00.63 ID:qHxZQA3cO
(´;ω;`)「ぬあぁぁん」

(^_^;)「キモイ」

(´;ω;`)「また言ったぁ!」

ざしゃっ

ごっとん

(  _ゝ )「!」

  (((゚、。 )
 ゴロ.....リ

(,,゚Д゚)「てめーのコピペてめーで壊してどうする」

(´;ω;`)「うるさいうるさい! こんなもんすぐ作れるんだ!」

(  _ゝ )(壊す? 作る?)

 これ、血だって出てるじゃないか。
 人の形をしてるだけってなんで割りきれるんだ。

(  _ゝ )(吐きそう……)



66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:46:58.32 ID:qHxZQA3cO
(´;ω;`)「……」

ザシュ ざくっ

(´っω;`)「……はぁ」

(,,゚Д゚)「落ち着いたか?」

(´・ω・`)「スカッと、したよ。やっぱり僕はそういう風にできてるらしい」

(,,-Д゚)「暗いねえ」

(´・ω・`)「うん、だが、それがいい」

(,,゚Д゚)「俺のコピペはもっとスカッとするもんだぜ」

(´・ω・`)「コピペ、ってこの能力をそう呼ぶのか。君も?」

(,,゚Д゚)「俺のはこいつさ」

 ギコの乗っていたバイクが黒い水蒸気をまとい、ほどけた。

(,,゚Д゚)「やっぱり男はアクセル全開、スピードMAX、出たトコ勝負!ってね」

(´・ω・`)「へえ……そんな使い方ができたんだ」

 黒のモヤがギコの脚を包んだ。



68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:51:47.66 ID:qHxZQA3cO
(,,゚Д゚)「オートバイクはもちろん良いし、ロードレーサー、ピストバイクもまたよろし」

(´・ω・`)「両足に車輪……。まるでアニメのロボットみたいだね」

(,,゚Д゚)9m「そうよそれそれぇ! ロボットみたいなスピードを生で体感すんのが一番なんだよ!」

(´・ω・`)「僕もナマは好きだよ」

(,,゚Д゚)「合法的に! 好きなだけ! 走って走ってぶったたく! それが俺のコピペ!」

(;´_ゝ`)「バイクの改変、いや、改悪?」

(,,゚Д゚)9m「よおよお、俺についてこれっか!?」



69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/12(月) 23:55:49.38 ID:qHxZQA3cO
 エンジン音が響いた途端に、粉塵を巻き上げてギコの姿が消えた。
 月明かりの下、地面に転がる俺は何も見えなくなった。

(´・ω・`)「ッ!」

ズガン

(,,゚Д゚)「コピペした人形を身代わりに? 忍者名乗っていいんじゃないか?」

(´・ω・`)「僕はただのスプラッターでフォトグラファー」

(´゚ω゚`)「ショボン様さ!」

(;´_ゝ`)「何が起きてんだ」

('A`)「あ、いた」

(;´_ゝ`)「お! 良いところに! 縄ほどいてください!」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:01:26.61 ID:StbTSW33O
('A`)「はい」

(;´_ゝ`)「あざーっす!」

(´・ω・`)「こうやるのかな? 僕も改造人間は好きでね」

(,,゚Д゚)「キャシャーンか? それともテッカマン?」

(´・ω・`)「タツノコよりもマーヴル志向だね。ほら、こんなんでどうかな」

(,,゚Д゚)「……まさか、冷静に見えて既に『ファビョってる』のか?」

ブゥン

(^_^;)「その趣味引くわ」
(;´_ゝ`)「顔立ちはさっきのまんまだけど身体はムッキムキだ!」

('A`)「ウルヴァリン」

(;゚Д゚)「毛深い! キモイ!」

ギャギャギャギャ

(^_^;)「その趣味引くわ」

(´・ω・`)「いっといで」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:07:17.18 ID:StbTSW33O
(;゚Д゚)「はやっ――」

(^_^;)「その趣味引くわクロー」

ガキッ

(;゚Д゚)「っぶねえ!」

 ギコは迫る長く鋭い爪をくるぶしの辺りで食い止めた。

(*´・ω・`)「このガチムチが僕の憧れでね、夢はウルヴァリンに掘ってもらうことだったんだ。懐かしい」

(;´_ゝ`)ゾワワワ

(;゚Д゚)「汗臭っ」

(*´・ω・`)「うそ、そこまで再現できてた? ちゅっちゅしたいよぉ」

('A`)「ギコ、僕は?」

(;゚Д゚)「たぶん、なんとかなると、おもっ」

(^_^;)「その趣味引くわダッシュ」

(;゚Д゚)「距離もひきはなせない!?」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:14:11.21 ID:StbTSW33O
 ギコの足元へ、鉄爪。

(;゚Д゚)「ぬっお」

 胴回し蹴りの要領で、回避と同時の攻撃。

 コピー人間は頭に重い蹴りを受けて一瞬のけぞった。

(^_^;)「この痛み引くわ」

(*´・ω・`)「ああ、まさかこんな殺し合いを見られるだなんて! もうイッちゃいそうだよ!」

 言いながら、ショボンはペニスをしごき始めた。

 一方、コピー人間はふらついた足を払われ、まともに倒れていた。

(,,゚Д゚)「はい、おしまい、っと」

 そして、機械具足を履いたギコの容赦ないかかと落とし。

ぐしゃり

(´ ω `)「ウッ」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:21:35.53 ID:StbTSW33O
(,,゚Д゚)「スピードだけはなかなかだったがな、センスがねーよ」

(´・ω・`)「はあ、何言ってんのコイツ。ウザいんだけど」

(;゚_ゝ゚)「賢者モ―――ド入りました―――ッ」

(;゚Д゚)「え、あ、ごめん」

(´・ω・`)「まあ別にいいけど。今度から気をつけてよね」

('A`)「……」

(;゚_ゝ゚)「めんどくせぇ俺にもボケさせろ!」

(;-Д゚)「コホン」

(,,゚Д゚)「さて、お遊びはこの辺にしとく。俺はCPSC、コピペ犯罪防止課・執行部隊所属、ギコ・カーティス」

(,,゚Д゚)「二等粛正官の権限において、これ以上の抵抗の意思を組み取った場合」

(´・ω・`)「マジウザい。コピー人間、またいってきて」



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:26:56.90 ID:StbTSW33O
ブゥン

≡([ ゚w゚])≡シャキン

(,,゚Д゚)「またえらいゴツイのに改悪したな……」

(,,-Д-)「あーあ、分かったよ」

(,,゚Д゚)「二等粛正官の権限により、社会不適合コピペ人間を『排除』する」

(´・ω・`)「死ねよ」


    Ⅲ
    ∩
 ―=≡[ ゚w゚]=)≡  (゚Д゚,,)≡=―


           グシャッ!



76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:30:32.49 ID:StbTSW33O
***

(,,゚Д゚)「お疲れさん。買っておいたスポドリ、冷えてるぞ」

('A`)「山道疲れた」

( ´_ゝ`)「あ、ああ」

(,,゚Д゚)「エネルゲンとポカリがある。どっちだ」

( ´_ゝ`)「……」

(,,゚Д゚)「兄者?」

( ´_ゝ`)「え?」

(,,゚Д゚)「え、じゃねーよお前。つか、何、サンドイッチ食わないのか?」

( ´_ゝ`)「食欲、出なくて」

('A`)「ツナマヨおにぎり」

( ´_ゝ`)「どうぞ持ってってください」



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:36:35.16 ID:StbTSW33O
 ギコがコピー人間を五度ほど『壊した』後、ショボンは量産したコピー人間に紛れて逃走をはかった。

(,,゚Д゚)「牛カルビおにぎりは?」

( ´_ゝ`)「食えないっす」

(,,゚Д゚)「……? なんだ、調子狂うな」

 山小屋の向こう側、つまり俺が見えない範囲まで二人が移動してから、鈍い音が連発した。

(,,゚Д゚)「夜も遅いし寝るかー! 兄者、明日学校あるんだろ?」

( ´_ゝ`)「そうだ、平日だ」

(,,^Д^)「仕事が完了したのは日付変わる前だから、サボりは許されないぞ、ギコハハハハ!」

 耳に残っているんだ。



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:41:47.02 ID:StbTSW33O
 騒音と悲鳴の中で、最後の一つだけが、ひどく重かった。
 闘争の終りを告げる叫びが、耳に残っていたんだ……。

――はいよー、おーしまいっとくらぁ!

――ぎぁ――ッ

(|!∩_ゝ∩)(考えるな、考えるな、思い出すな……)

 現場は見なかった。

('A`)「寝られないね」

(|!´_ゝ`)「……そりゃ、昼からあんだけ寝ましたしね」

 現場は見たくなかった。

('A`)「……」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:44:01.66 ID:StbTSW33O
('A`)「寝たら、ある程度は気持ち、落ち着くから」

(|!´_ゝ`)「!」

 じゃあ、と言って彼は横になった。

(|!´_ゝ`)「あの」

「なに?」

( ´_ゝ`)「ありがとう、ございます」

「別に」

( ´_ゝ`)「ところで、お名前は」

「……」

 やや、間があった。



80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:47:35.06 ID:StbTSW33O


 彼は照れ臭そうに口を開いた。

('A`)「D・O・K・U・O、ドクオ」

「……おやすみ」

( ´_ゝ`)「はは」

 おやすみ、ドクオさん。





82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:51:02.77 ID:StbTSW33O
***

 朝一の始業ベルが鳴った。

(´<_` )そ「ぬお、仕事場から直接学校来るなら連絡しろよ!」

( ´_ゝ`)「あ、やべ。母者に言ってなかったか」

(´<_` )「知らないぞ」

( ´_ゝ`)「一緒に謝ってはくれないのか」

(´<_` )「高校生にもなって何を」

( ´_ゝ`)「……」

(´<_` )「なんだよ」

( ´_ゝ`)「いやあ、恵まれてるなあ、と」



83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 00:57:04.26 ID:StbTSW33O
(´<_` )「何がだよ」

( ´_ゝ`)「いや、こっちの話」

 教師が朝のHRを始めるべくやってきた。
 ここでは、日常が平々凡々と続いていた。

( ´_ゝ`)「……」

 昼休み、ポケットで携帯が振動した。

【受信:フォックス】

 俺はたっぷり時間をかけて屋上に上がり、フェンスの近くに座ってから受話した。

『おせっ。ウンコしてたのかー?』

( ´_ゝ`)「昨日のツッコミ疲れで寝てたんだよ」

『カカカ、なんだそれ』



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:01:23.41 ID:StbTSW33O
( ´_ゝ`)「で? 報告書ならギコさんがやってくれてんだろ?」

『感想は別個に報告してもらってんだよなー』

( ´_ゝ`)「感想って」

『特に新人な。新人さーん、どうでしたかー』

( ´_ゝ`)「……怖いと思ったよ。スゲー怖かった」

『素直じゃん。他になんか感想ある?』

( ´_ゝ`)「いや。質問なら、ニ、三」

『おーおー、いいよ。なんでも訊いちゃってくださいな』



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:06:01.71 ID:StbTSW33O
( ´_ゝ`)「仕事のランク。Aってどのレベルだ」

『そうなあ、そもそもアバウトなんだよな、このランク付け。基本的にコピペ反応のでかさによるんだけど』

( ´_ゝ`)「でもそれ、不明確なんだろ?」

『監視カメラとかー、まあ周辺の情報と照会して、明らかに事件性やべぇだろって時にAかなー』

( ´_ゝ`)「殺し、とか」

『そ、殺しとかな……。すぐにはAだって断定できないんだけどよー』



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:11:17.82 ID:StbTSW33O
『こんなとこでいいかー?』

( ´_ゝ`)「ああ。次の質問。粛正官ってなんだ? ギコさんは二等粛正官って名乗ってたが」

『それはお前、ホームページにログインしてPDFでゲトってよ』

( ´_ゝ`)「簡単にでいい」

『あー、おkおk。二等で非常時に法律無視可。一等で自己判断で国家権力に介入可』

( ´_ゝ`)「……」

(;´_ゝ`)「国家権力!?」

 俺はもしかして本当にすさまじい環境に身を置いていたのか?

『事後報告めんどいから一等官はあんま権力使わんけどなー』



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:14:08.58 ID:StbTSW33O
『他はあるかー?』

( ´_ゝ`)「あー……」

 暫時迷って、結局何も言わなかった。

( ´_ゝ`)「いや、後はいい」

『そかー。ふーん』

( ´_ゝ`)「なんだよその言い方」

『べっつにー』

( ´_ゝ`)「もう昼休みが終わっちまう。切るぞ」

『へいへい。また連絡するからな。じゃねー』



88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:18:16.83 ID:StbTSW33O
「兄者、今の電話の相手誰だよ?」

「オンナができたか?」

 屋上にいた何人かの知り合いが声をかけてきた。

( ´_ゝ`)「男だって」

「ウホッww」

( ´_ゝ`)「そんなんでもねーよ」

「……お前なんか今日変じゃね?」

( ´_ゝ`)「そんなんじゃ……」

(*´_ゝ`)「そんなんじゃねーよぉ」

「うわっ、キモッ! 触んな!」

 フォックスに訊けなかった最後の質問は、大したことじゃなかった。

(*´_ゝ`)「お待ちになってえん」

「マジやめろwwアナル狙うなwww」

「引くわwwww」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:24:34.63 ID:StbTSW33O


 俺はちょっと訊いてみたくなっただけなんだ。

 「人を殺すのって、慣れるのか?」って。

 聞いても仕方ないと思ったから、訊かなかっただけさ……。





90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:28:13.92 ID:StbTSW33O
今回ここまで

親指つった
お付き合いありがとうございました

なんぞありましょうか
あったら起きてる間にどうぞ
寝たら寝るので、あれ? 何言いたいんだ?



94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:43:42.86 ID:StbTSW33O
そうだ、前ログ貼ってくれた人にも感謝
こちとらもしもし風情なので、助かります

へばな!
おやすみ!
チンチコール!



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:46:58.93 ID:VrLdWXG9O
>>94
津軽弁だと…?



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:51:55.84 ID:StbTSW33O
津軽弁だったのかこれ……



97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 01:55:21.13 ID:VrLdWXG9O
>>96
へばな!は津軽弁の「バイバイ」だったはず
チンチンのコトは知らないな



98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 02:00:24.10 ID:StbTSW33O
この俺が寝られないだと……!

言葉の用法要領はわかってたけど出身地までは

チンチコールは「街」ってゲームが出典
実際、劇中でも意味の明かされないイミフなワード



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/13(火) 02:06:34.94 ID:VrLdWXG9O
>>98
ほー…

悪かったww
寝てくれ
へばなっ!



前の話/インデックスページ/次の話

■この記事へのコメント

  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    ドックン、いいキャラ
■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

検索フォーム

お知らせ

管理人へメール

トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Team 2ch @ BOINC

待ち続けている人がいる。
だから僕らは回し続ける。
~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

banner-88.gif
CPUの時間
ちょっとだけ
貸してください
(BOINC Team 2ch Wiki)

ブーン系“短編”小説更新状況

    プロフィール

    kuru

    Author:kuru
    特に何も無いよ。

    カウンター

    トータルアクセス:
    ユニークアクセス:
    閲覧者数:



    クリックで救える命がある。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。