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◆( ・∀・)ズレているようです 一日目

インデックスページ/次の話

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:31:29.96 ID:0V5Pr0tx0


一日目。



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:34:00.46 ID:0V5Pr0tx0
異変に気付いたのは朝目覚めてからだった。

( ・∀・)「えー」

(*゚ー゚)「あら、おはよう、モララー」

( ・∀・)「なんで母さん裸エプロンなのさ」

母さんが裸エプロンだったのだ。
裸なのにエプロンだけ着ている。

(*゚ー゚)「出血大サービスよ」

( ・∀・)「嫌過ぎて僕の血管が出血するよ」

(*゚ー゚)「うふふ」

(,,゚Д゚)「オハヨー。おや、母さん今日は裸エプロンかい? 若いころを思い出すねぇ、ギコハハハ」

( ・∀・)「いやいや父さんまで」

(*゚ー゚)「今夜はイエスノーマクラ復活祭ねぇうふふ」

( ・∀・)「いやいやいや」

子供の前でそんな話するか、フツー。



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:36:55.33 ID:0V5Pr0tx0
( ・∀・)ズレているようです



( ・∀・)「まぁいいやご飯……あれ? どうしたんだいビーちゃん」

▼・ェ・▼

( ・∀・)「母さん、ビーちゃんが動かない」

(*゚ー゚)「何言ってるのかしらこの子は。ビーちゃんはぬいぐるみよ」

(,,゚Д゚)「モララーがぬいぐるみに話しかけるなんて、10年前を思い出すなぁ」

( ・∀・)「えーっ」

▼・ェ・▼

本当だ。よく見ればぬいぐるみ。
でもおかしいなぁ。
昨日まではちゃんとフツーの飼い犬をやっていたのに。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:40:32.69 ID:0V5Pr0tx0
(*゚ー゚)「いいからさっさとご飯食べちゃいなさい。学校遅れるわよ」

エプロンを翻して母さんはそう言う。もういい年なのに綺麗なお尻がちらり。
父さんはハゲ頭を光らせ……ってあれ?

( ・∀・)「父さん、髪の毛は?」

(;*゚ー゚)「……」

(,,゚Д゚)「父さんな、実はカツラだったんだ」

( ・∀・)「ええーっ」

そうか、たまに父さんの髪がズレていたのはこのせいか。



7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:44:09.42 ID:0V5Pr0tx0
(,,゚Д゚)「今まで隠してて素マンコ。なんちゃって!」

( ・∀・)「や、やめてよ父さん朝っぱらから」

(*゚ー゚)「いやだわあなたったら」

(,,゚Д゚)「嫌よ嫌よも好きのうち。証拠に母さん、昔は外に出して外に出してって言ってたくせに、中で出すと嬉しそうにしてたんだぞ」

(*゚ー゚)「いやだわあなたったら。そんな昔の話」

( ・∀・)「そ、そんなこと聞いてないよ」

おかしいな。父さんこんな下ネタ好きだったっけ。

(,,゚Д゚)「母さんとのセックスはそれはそれは情熱的で……おや、もうこんな時間だ。会社に行かなくては」

( ・∀・)「やべっ。僕も学校だ」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:49:58.51 ID:0V5Pr0tx0
慌てて玄関へ駆け出す僕と父さん。

(*゚ー゚)「モララー、あなた、お弁当忘れてるわよ」

(,,゚Д゚)「おう、すまん」

( ・∀・)「ありがとう母さん……って、ええーっ」

(*゚ー゚)「どうしたのモララー」

( ・∀・)「なんで僕のお弁当、カップラーメンなのさ」

(*゚ー゚)「どうして? 愛情込めて作ったのに」

( ・∀・)「どこらへんに愛情込められんのさ」

(*゚ー゚)「ほらいつもやってるじゃない。こうやって手でハート作って萌え萌え……」

( ・∀・)「コテコテのメイド喫茶じゃないんだから。もういいよ」

仕方なく僕はカップラーメン片手に家を出ることとなった。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:54:41.27 ID:0V5Pr0tx0
学校へ走って行く途中、ツンを見かけた。

( ・∀・)「おはよー、ツン。ってあれ?」

ツンは私服だった。

ξ゚⊿゚)ξ「おはよモララー。どうしたのよ。日本兵がトンプソンM1A1喰らったような顔して」

( ・∀・)「どういう例えだよそれ。ていうか何で私服?」

ξ゚⊿゚)ξ「何言ってんのよ。うちの高校、一年前から私服登校が認められてるじゃない。まさか知らなかったっていうの」

( ・∀・)「えー」



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/16(金) 23:59:41.30 ID:0V5Pr0tx0
ξ゚⊿゚)ξ「信じられないなら、生徒手帳見てみなさい。書いてあるから」

言われた通りに生徒手帳を開いてみる。
一番最後のページに僕の顔写真、そして前のページには付け加えられたように、「私服での登校を認める」とスタンプが押してあった。

( ・∀・)「ほ、ホントだ」

ξ゚⊿゚)ξ「全く、寝惚けてんじゃないわよ」

ふん、と鼻を鳴らして前を向くツン。
おかしいな。昨日までみんな制服だったと思うんだけど。


学校へ着くと、みんな私服だった。
当たり前のように私服だった。
何故か制服の僕だけ浮いてしまっている。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:33:13.09 ID:MNXRloL60
仕方なく僕は机に座って英単語の予習を始めた。
deviate from the normal routine。ええと、どういう意味だっけ。

「お、真面目くんは今日も真面目に制服登校かー?」

嫌みったらしい台詞がかかってくる。
こういう茶化した感じの言葉を吐くのは大抵ジョルジュ。
僕は渋々顔を上げた。

('∀`)ニヤニヤ

ジョルジュじゃない。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:40:46.92 ID:MNXRloL60
地味で一人ぼっちの、いつも教室の隅で寝たふりをしているドクオくんだった。

( ・∀・)「ドクオくん?」

('∀`)「俺次の授業寝てっからさ、あとでお前のノート写させろ」

写させて、じゃなくて写させろ、って命令形な言い方がどことなくジョルジュっぽい。
教室の隅を見やると、

( ゚∀゚)「……」

ジョルジュが静かに机に着いていた。

('∀`)「なんとか言えよコラ」

( ・∀・)「わかった、わかった」

('∀`)「くひひ」

笑い方までジョルジュそっくり。



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:47:16.44 ID:MNXRloL60
昼休み。
僕は彼女の貞子ちゃんとご飯を食べようと、屋上へ上がった。

川д川

貞子ちゃんの髪が伸びていた。
すっごい伸びていた。
腰のあたりまでぐーんと。

( ・∀・)「貞子ちゃん、髪伸びたね。昨日までショートだったのに。どうしたの?」

川д川「モララーくんのために一晩で伸ばしたの。ロングが好きだって聞いたから」

( ・∀・)「えー」

一晩でって。
髪って頑張ったらこんなに伸ばせるもんだっけ。



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:51:22.60 ID:MNXRloL60
川д川「今日はモララーくんのためにお弁当作ってきたの」

( ・∀・)「嬉しいなぁ」

昼はカップラーメンになると思っていたから、彼女の弁当になるとは、素直に嬉しい。

川д川「はいどうぞ」

( ・∀・)「……コレどう見てもコンビニ弁当だよ、貞子ちゃん」

川д川「コンビニ弁当じゃないよ。私が愛情込めて作ったの」

( ・∀・)「えー……」

デジャブ。



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:56:33.25 ID:MNXRloL60
貞子ちゃんは包装してあったビニールをびりびり破く。

川*д川「はい、あーん」

( ・∀・)「あーん、もぐもぐ」

味もコンビニ弁当。

川д川「おいしい?」

( ・∀・)「うーん、コンビニ弁当でも貞子ちゃんに食べさせてもらえると美味しいや」

川д川「だから、コンビニ弁当じゃないってば。私が愛情込めて作ったの」

( ・∀・)「あっ、そうだったね。ごめんごめん」

川*д川「もう、モララーくんったら」

( ・∀・)「えへへ」

もうどうでもいいや。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 00:59:22.52 ID:MNXRloL60
そんなこんなで6時間目。
最後の授業は国語である。

<ヽ`∀´>「はいみんな席に着くモナー」

( ・∀・)「?」

おかしいな。国語はモナー先生の担当だったはず。
何故ニダー先生なんだろう。
僕は首を傾げながら、隣の席のブーンくんに……。

(´・ω・`)

あれ? この子は誰だろう。
クラスにこんなしょぼくれた顔の子、いたっけ。
しかもさっきまでブーンくんが座っていた席に。

(´・ω・`)「? どうしたの、モララーくん」

でも彼は僕の名前を知っていた
多分僕が忘れているだけだ。
僕は人の顔を覚えるのが苦手なのだ。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:02:50.13 ID:MNXRloL60
( ・∀・)「えっと、これから国語だよね。何でモナー先生じゃないのかな?」

(´・ω・`)「何を言っているんだい君は」

( ・∀・)「えっ」

(´・ω・`)「モナー先生じゃないか。よく見てみなよ」

( ・∀・)「うーん」

<ヽ`∀´>

( ・∀・)「ニダー先生だよ」

(´・ω・`)「……」

(´・ω・`)「そうか、もしかして――」

<ヽ`∀´>「はいそこ! モナの授業で私語は許さないモナー!」

( ・∀・)「すみません」

(´・ω・`)「……」

しょぼくれた顔の子が授業中、ずっと僕の顔をちらちら見てきた。



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:09:04.33 ID:MNXRloL60
放課後になった。
帰る前に体育館裏のトイレに行くと、ドクオくんがジョルジュを虐めていた。

(;゚∀゚)「やめてやめて」

('A`)「くひひ」

ズボンを脱がされようとしていた。
ジョルジュの汚いお尻が半分見えていた。
巻き込まれたくないので、僕はさっさと用を足して、そそくさと学校を後にした。



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:10:41.76 ID:cEpX7ZSYO
今更だが怖い話なのか



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:12:35.21 ID:MNXRloL60
(´・ω・`)

( ・∀・)

帰り際、例のしょぼくれた顔の子に遭遇した。

(´・ω・`)「やぁ、モララーくん」

( ・∀・)「やぁ、えーと」

(´・ω・`)「ショボンだよ」

しょぼくれた顔の子は、ショボンというらしい。

( ・∀・)「ショボンくんだね。ごめん、僕人の顔の名前覚えるのが苦手で」

(´・ω・`)「しょうがないよ。今僕らはズレた世界の中にいるんだから」

ズレた世界?



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:18:19.34 ID:MNXRloL60
( ・∀・)「えーと、どういうことかな」

(´・ω・`)「ズレていってるのさ。この世界自体。で、また新しい世界を構築しようとしている。どこの誰がそれをしているのか、真意は僕の中でも定かではないけどね」

( ・∀・)「ちょっと待って。何の話だい、それ」

(´・ω・`)「君、今日で何かおかしいこととか、いつもと違ったってことはない?」

( ・∀・)「うーん、思えば今日はおかしなことだらけだったなぁ」

(´・ω・`)「だろう。なら今日から、おかしいと思ったことを日記でも箇条書きでもいいから、何か記していくといい」

(´・ω・`)「でなければ君はきっと狂ってしまうよ」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:22:07.15 ID:MNXRloL60
( ・∀・)「ちょっと大袈裟じゃないかな。世界だとか狂うだとかって。僕は記憶力に自身がないから、きっと忘れていただけかもしれない」

(´・ω・`)「楽天家だね」

( ・∀・)「どうも」

(´・ω・`)「でもこれだけは守ってほしいんだ。日記をつけること。あと――」

(´・ω・`)「元々世界は“こんなものなんだ”って思い込むこと。いいね」

あまりに真剣な顔でそういうので、

( ・∀・)「わ、わかったよ」

僕はそう答えるしかなかった。



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:25:39.71 ID:MNXRloL60
帰ると、裸エプロンの母さんが迎え、ぬいぐるみのビーちゃんを愛でて遊んだ。
ほどなくしてハゲ頭の父さんが帰ってきて、僕はショボンくんのことを頭にちらちら浮かべながら夕食をとった。

アンッアンッ

TVでは平然とキャスターと司会者の性行為の様子が流れていた。

イヤァァン



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:29:41.93 ID:MNXRloL60
(,,^Д^)「ギコハハハハ!!」

父さんは笑っていた。

(*゚ー゚)「……」

母さんは何かもぞもぞとしていた。

▼・ェ・▼

ビーちゃんはぬいぐるみだった。

( ・∀・)「……ごちそうさま」

僕はあまり食べる気になれなかったので、半分だけ食べて部屋に戻った。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:33:51.40 ID:MNXRloL60
( ・∀・)「やっぱりおかしいよなぁ」

僕は早速ショボンくの言ったとおり、ノートに日記を書くことにした。

( ・∀・)「えーと。朝、起きると母さんが裸エプロンだった。父さんが実はカツラだった。ビーちゃん……」

( ・∀・)「ふぅ。こんなもんか」

( ・∀・)「文字にするとおかしさが際立つなぁ。みんなどうしちゃったんだろ」


(´・ω・`)『元々世界は“こんなものだ”って思い込むこと』


( ・∀・)「そっか。こんなものなんだ」

( ・∀・)「寝よう。気にしてもしょうがないんだ」

ベッドの毛布が何故かゴージャスな虎の毛皮だったけど、それも気にしないで眠った。
隣の父さんたちの部屋が騒がしかったけど、それも気にせず眠った。



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:36:01.06 ID:MNXRloL60


一日目終了。






33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:40:32.97 ID:MNXRloL60
今日は終わり

>>31のモララーの台詞は
母さんが起きると

起きると母さんが

です申し訳ない

それではまた明日



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:44:06.59 ID:cEpX7ZSYO

密かに待ってるぜ



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 01:44:36.52 ID:qoRQd+XAP
乙。期待してる



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 02:07:47.75 ID:Aaeynnw20
こういうのってこわい



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/17(土) 02:39:37.48 ID:ohjVe/QQO
乙!wktkして待ってる



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■この記事へのコメント

  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    確かにキャラからズレてる
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