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◆( ^ω^)仮面武闘伝のようです 第6話「双竜」

前の話/インデックスページ/次の話

2 :第6話:2009/10/18(日) 00:14:24.05 ID:ptgAvdIz0

('A`)「どいてな、ブーン」

('A`)「変身!!」

(=]A[=)


( φ岳φ)「「Wライダーキック!!」」(=]A[=)

<コ:彡「ガアアアアアアアアァァァァァ!!!」


('A`)「カーチャンが言っていた。俺は世界の中心。ならば世界は俺が救ってやる」



3 :第6話:2009/10/18(日) 00:15:34.54 ID:ptgAvdIz0




ブーンとドクオが再会してから5日後の土曜の夜。
ライダーバトル予選の第7回戦を明日に控え、ブーンは日本代表基地に来ていた。

明日はホームでの戦いなので大きな移動は無い。
昼1時に第5回戦と同じく、VIP市の北にある採掘現場で戦いが行われる予定になっている。

(;´∀`)「おかしいモナ。対戦相手のアメリカから連絡がないモナ。不戦勝ってことモナ?」

モナーが1人つぶやく様に言う。
バトル前日だと言うのに、いまだ相手となるアメリカ代表からの連絡が無い。
委員会を通して連絡も行ってもらっているが、全くコンタクトが取れない状態である。

このままではモナーの言うように不戦勝になるかも知れないと、
何をするでも無く天井を見上げてブーンは思った。

バトル前日と言う事で基地まで来てみたものの、特に何かあるわけでもなく、
今はツンもいないので手持ち無沙汰になっている。

モナーから出された牛乳もとうに飲んでしまったし、部屋の主であるモナーはさっきから相手の連絡が無いことが気になるようで、
1人でブツブツ言っているばかりである。



4 :第6話:2009/10/18(日) 00:21:32.84 ID:ptgAvdIz0

ブーンは何をするでも無く、椅子に座って、部屋を見回す。
と、モナーの机の上に写真が立ててあるのが目に入った。
何気なく手にとって眺める。

今より少し若いモナーと綺麗な女の人に囲まれた、ブーンと同じ位の少年と、
クルクルと巻いた明るい髪の気の強そうな小さな女の子。

( ´∀`)  (・∀・ )ζ(゚ー゚*ζ
    ξ゚⊿゚)ξ



(*^ω^)お!これツンかお!かわいいお!

そう言えば女の人はツンに良く似ているから母親だろうと思う。
だとすると、この男の子はツンの兄だろうか。

( ´∀`)「それはモナの家族モナ」

いつの間にかモナーが横に立って、写真を眺めていた。



5 :第6話:2009/10/18(日) 00:22:35.09 ID:ptgAvdIz0

( ^ω^)「お兄さんがいるんですおね。もしかして、お兄さんもライダー関係の?」

写真を見ながら何気なく尋ねる。

( ´∀`)「モララーは、本当なら今回の日本代表だったモナ」

(*^ω^)「お!それは凄いですお!今は何をしてるんですかお?」

『本当なら』その言葉の意味も考えず、ブーンはモナーに聞く。
モナーの口調がいつもより重たいことにも気付かずに。


( ´∀`)「……もういないモナ。モララーとデレはもういないモナ」

(;^ω^)「す、すみませんお!ブーンは全然気付かなくて!」

モナーの返事にブーンは慌てて謝罪の言葉を発する。



6 :第6話:2009/10/18(日) 00:24:10.32 ID:ptgAvdIz0
( ´∀`)「いや、いいモナ。もう1年になるモナ……」

ブーンに気にしないように言い、それきりモナーは何も発することは無く、
ブーンもこれ以上聞く気になれずそのまま退席した。




ブーンサイクロン号2で家に帰る途中、今更ながらツンのことをほとんど知らなかったことに気づいた。

仮面ライダーに関係があったこともそうだが、学校ではいつも元気だったツンが、
まさか1年前に家族を無くしていたなんて想像も出来なかった。

顔に当たる夜風は涼しく、行き交う車の音に混じって虫の声が少しだけ聞こえたような気がした。



8 :第6話:2009/10/18(日) 00:25:28.74 ID:ptgAvdIz0


仮面ライダーバトル

[予選ルール]

予選での戦闘場所および日時は、まずホーム側が提示し、
アウェー側が了解すれば、そのまま採用される。
了解しなかった場合、双方話し合いの上で決定する。
その際、話し合いがうまくいかない等により、期日までに戦闘が行われなかった場合、ホーム側の勝利となる。
ただし、戦闘場所等が決定していなくても、双方のライダーが出会った場合、その場で戦闘を開始することが可能とする。
(その際の損害等はアウェー側が負担する)





9 :第6話:2009/10/18(日) 00:27:24.58 ID:ptgAvdIz0






( ^ω^)仮面武闘伝のようです


第6話「双竜」





くるくる川 ゚ -゚)様がまとめて下さっています。
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-229.html





10 :第6話:2009/10/18(日) 00:29:37.23 ID:ptgAvdIz0

翌朝いつもより早く目覚めたブーンは、朝食を取るとすぐに基地に向けて出発した。

前回の予選バトル第6回、ギコとの戦いは散々な結果に終わったから、今回はなんとしても名誉を挽回したいと意気込む。
一度折れてしまった心であったが、ジョルジュと、ドクオのお陰でなんとか立ち直れたと思う。


特にドクオと再会してからは、ほぼ毎日一緒に怪人と戦っていたことで、
戦いの恐怖に囚われることも無くなり、それと同時に多くの実戦経験を積むことが出来た。

ドクオと一緒に戦って分かったことだが、ドクオは、仮面ライダーOTAは強かった。
他のライダーと違い、派手な攻撃は無いものの、己の体を武器とした一撃は重く。
一歩間違えば死ぬかも知れない戦いの中であっても、まるで臆すことなく立ち向かう。

その姿は、かつて自分があこがれた仮面ライダーそのものであるように思えて。
ブーンは眩しくもあり、羨ましくもあり、そして何より嬉しかった。



12 :第6話:2009/10/18(日) 00:31:36.85 ID:ptgAvdIz0

((( ∵)


( ^ω^)「!!」

ちょうど家と基地の中間辺りに差し掛かった時、
ブーンはあの黒タイツの男、ビコーズが路地の奥へと入っていくのを見つけた。

見つからないように後を付けながら、すぐさまドクオに連絡する。

いつもならドクオのDSに指令が届いてからブーンに連絡が来ていた。
だから常に後手に回り、例え怪人を倒せたとしても、その場凌ぎでしか無かった。

だが、今回は先手を打つことが出来る。
上手く行けば、やつらの基地を叩く事も出来るかも知れないと思った。



13 :第6話:2009/10/18(日) 00:33:07.32 ID:ptgAvdIz0

30分後、ブーンとドクオの2人はVIP市のはずれにある廃墟の前に立っていた。


2人同時にDSを開き、叫ぶ。

( ^ω^)「「変身!!」」('A`)


( φ岳φ) (=]A[=)


並んで向かう先には、10数人のビコーズと、2体の怪人。




( φ岳φ)「「うおおおぉぉぉおぉぉ!!」」(=]A[=)

共に叫び、走った。



14 :第6話:2009/10/18(日) 00:35:15.95 ID:ptgAvdIz0






( φ岳φ)「ライジングキーック!!」
(=]A[=)「ライダーキーック!!」

2人のライダーが放った必殺のキックは、それぞれ異なる怪人を貫き、
ほぼ同時に2つの爆発が起きる。



( ^ω^)「手ごわい相手だったお」

('A`)「あぁ、だがこれでこの建物の中に何かあることは間違いない。行くぞ」

変身を解いた2人が、そのまま建物の中に入ろうとしたその時、


???「ちょっと待った!」
???「ウェイウェイウェーイ!」

大きな声が響き渡り、そして現れる2つの影。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:35:25.92 ID:g9VRT9cOO
支援



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:36:15.66 ID:MC1FMLAm0
いつまでも無支援だと思うなよ?



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:36:42.50 ID:g9VRT9cOO
しえん



18 :第6話:2009/10/18(日) 00:37:46.00 ID:ptgAvdIz0
( ´_ゝ`)「ナイストゥーミーチュー!」

(´<_` )「よっまたあったな」


( ^ω^)「アニジャ!!オトジャ!!」

突然現れた2つの同じ顔。
ドクオと再開した時に、怪人に襲われていた双子。

予想外の人物の登場に驚くブーン達を気にするでもなく、アニジャとオトジャは話を始める。

( ´_ゝ`)「なんか日本は大変ネー。敵も強くなってきてるみたいで、ボロボロデース」

(´<_` )「しかし疲れてるとこスマンが、俺達と遊んでくれないか?」

( ´_ゝ`)「もうすぐ約束の時間デース」

('A`)「約束?何を言ってる?」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:38:24.26 ID:MC1FMLAm0
けど寝るから後は任せたぜ皆



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:39:17.28 ID:g9VRT9cOO
支援



21 :第6話:2009/10/18(日) 00:39:27.10 ID:ptgAvdIz0


(´<_` )「アメリカ代表って言えば分かるだろ?」

オトジャがブーンに向けて話す。

( ^ω^)「!!」

それはつまり、仮面ライダーバトルのこと。


('A`)「ちょ、ちょっと待ってくれ!今は大事な時なんだ!」

( ^ω^)「そ、そうだお!それに1時までまだ時間はあるはずだお!!」

(´<_` )「それはそっちの都合だろ?俺は今戦いたいんだ」

( ´_ゝ`)「……悪いな。こんな火事場泥棒みたいな真似は好きじゃないんだが」

普段の怪しげな外人口調でなく話すアニジャ。
きっとこれが本当の姿なのかとブーンは思った。

(´<_` )「アニジャ、これも仕事だ。諦めろ。俺、そういう顔してるだろ」



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:40:35.90 ID:g9VRT9cOO
しえん



23 :第6話:2009/10/18(日) 00:41:14.75 ID:ptgAvdIz0

オトジャがバックルを取り出し、近くにあった割れた鏡に映す。
鏡に映った左右対称のバックルが、オトジャの体に現れたベルトに収まる。

オトジャが手に持っていたバックルはもう無用と、アニジャに放り投げると同時、
どこからともなく、赤と緑が半分ずつの機械のバッタが現れた。

バッタを右手で掴み、一拍置いてつぶやくように言い放つ。

(´<_` )「変身」

バックルの台座の上に、赤い面が相手に見えるようにバッタを装着する。

- CHANGE SECROSS -

機械的な音声が響き、バックルから金属のように光る六角形がいくつも広がり体を覆っていく。
六角形が消えた後には、黒地に銀色とブラウンの体に、白い目、口元は金色のマスク。
バッタを模した姿の仮面ライダーセクロスがその姿を現す。

(○<_○)



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:42:13.17 ID:g9VRT9cOO
支援



25 :第6話:2009/10/18(日) 00:42:43.60 ID:ptgAvdIz0

( ^ω^)「ドクオ、先に行っててくれお。これは僕の戦いだお」


('A`)「ブーン……分かった必ず後で来いよ!」

ブーンを残してドクオが廃墟に向かう。



( ^ω^)「いくお!変身!!」

ドクオが廃墟の中に消えたのを確認してから、ブーンはDSを取り出し掛け声と共にベルトに装着、
再び仮面ライダーライズへとその姿を変えた。

( φ岳φ)



26 :第6話:2009/10/18(日) 00:44:14.68 ID:ptgAvdIz0


(○<_○)「ライダーバトル」

( φ岳φ)「レディー」

( φ岳φ)「「ファイッ!!」」(○<_○)




ライダーバトル予選 第7回戦


仮面ライダーライズ(日本)

( φ岳φ) VS (○<_○)

          仮面ライダーセクロス(アメリカ)





28 :第6話:2009/10/18(日) 00:45:41.55 ID:ptgAvdIz0

戦いが始まるとすぐにセクロスは、両拳を揃えて肩の高さまで上げて、ファイティングポーズを取る。
そしてトントンとその場で小さく跳ねるようにリズムを刻み始めた。

( φ岳φ)「ボクシング……かお」

(○<_○)「ご名答……いくぜ!」

セクロスが体を揺らしながらライズに迫る。

合わせてライズがパンチを放つが、セクロスのフットワークで軽くかわされる。

(○<_○)「シュッ!」

セクロスが軽くジャブを放つ。
早い、そう感じた瞬間には、ライズの顔に拳がヒットしていた。

( φ岳φ)「くっ」

間髪いれず次のジャブが迫る。
ライズは僅かに後ろに下がりながら顔をずらしてかわす。



29 :第6話:2009/10/18(日) 00:47:12.02 ID:ptgAvdIz0
(○<_○)「おっあれを避けるか。なかなかやるな。俺、そういう顔してるだろ?」

セクロスが攻撃を止めて、感心したように言う。
だがその口調は軽く、攻撃をかわされたことに対する動揺は見られない。

( φ岳φ)「見えんお!!」

セクロスの言葉に答えながら、ライズも拳を振りかぶる。
だが、それよりも早く、セクロスのジャブがライズの顔を打つ。

セクロスはさらに続けて、さながらマシンガンのように打ち続ける。

( φ岳φ)「がっ」

いくら早いとは言え、以前銃の弾をも見てかわしたことのあるライズにとって、見えない攻撃ではない。
だが銃と違い、その距離はあまりに短く、そして何より数が多い。



31 :第6話:2009/10/18(日) 00:49:27.70 ID:ptgAvdIz0


( φ岳φ)「ぐぁ!は、早すぎるお!」
(;^ω^)

(○<_○)「それでも2つに1つはかわすか。なるほど大した反応だな」


セクロスがジャブにまぎれて、地面スレスレからのアッパーを放つ。

( φ岳φ)「くっ!」
(;^ω^)

ギリギリで避けるも、一瞬砂煙で視界が塞がれる。

と、その砂煙の中にセクロスの姿が浮かぶ。

(●_ゝ●)

だが、現れた姿は、形こそ変わらないが異なる色、
黒地に銀色と緑の体に、赤い目、そして口の部分は変わらず金のマスク。


( φ岳φ)「変わった!?……ぐぁ!」
(メ^ω^)

そしてパンチを警戒するライズに向けて放たれた攻撃は、
今まで一度も使われることの無かった左足での蹴り。



32 :第6話:2009/10/18(日) 00:50:58.76 ID:ptgAvdIz0
ふらつくライズに、セクロスはそのまま回転するように右足の後ろ回し蹴りを浴びせる。
僅かに体を下げてライズが避ける。
だがもう一度左足がライズを襲う。
崩れた体勢で避けることが出来ずに、それでも必死に腕を上げてガードする。
そこに更に右足が、今度はライズの足にヒットする。

( φ岳φ)「ガッ!ぐぁ!!」
(メメ^ω^)

(●_ゝ●)「そらそらそらぁ!」

まるでコマのようにセクロスが回転しながら連続の蹴りを放ち続ける。
ライズも必死に身を守るが、セクロスの蹴りは上へ下へと、ライズの防御を掻い潜り、ライズの身を削る。

セクロスの回転によってまた砂煙が上がり、攻撃が一瞬止んだ後、

(○<_○)「はぁ!!」

今度は最初の白い目のセクロスが、ストレートの連打を叩き込む。



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:51:15.85 ID:g9VRT9cOO
しえん



34 :第6話:2009/10/18(日) 00:52:35.75 ID:ptgAvdIz0

( φ岳φ)「と、とにかく一度離れて……」
(メ^ω^)

距離をとったライズを追うように、セクロスが迫る。
大きく振りかぶり、真っ直ぐ振り抜く。

全身を使って矢のように放たれたパンチは、しかしライズが咄嗟に体を捻ったことでかわされる。
それでも勢いは止まらず、セクロスはライズの後方に走り抜ける。

( φ岳φ)「あぶっ……!?」
(;^ω^)

ライズが振り向いて次の攻撃に備えるが、既にそこにはセクロスの姿は無い。


(●_ゝ●)「後ろだ」

ほんの一瞬目を離しただけだと言うのに、
姿を変えたセクロスが背後に立ち、跳び蹴りを放つ。



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 00:54:17.34 ID:g9VRT9cOO
支援



36 :第6話:2009/10/18(日) 00:54:23.88 ID:ptgAvdIz0
( φ岳φ)「なっ!?がぁぁ!」
(メメ ω )

直撃を受けるが、なんとかその場に踏みとどまるライズに対して、
セクロスはそのままの勢いで走り去る。

( φ岳φ)「くっ!なんで後ろから攻撃が?」
(メメ^ω^)

セクロスを追ってライズが振り向く。
しかしそこにセクロスの姿は無く、逆方向から白い目のセクロスが迫る。

判断が追いつかないライズに対し、セクロスの攻撃は更に速度を上げて上下左右から襲い掛かる。
茶と緑、白い目と赤い目が交互に現れ、やがてそのスピードによる残像か、

ライズの目には無数のセクロスが映り、その色も混ざり、
まるでまだらのライダーが起こす竜巻の中に放り込まれたかの様に錯覚する。



37 :第6話:2009/10/18(日) 00:55:55.26 ID:ptgAvdIz0

やがて風が止み、その中心からボロボロのライズが現れる。
その場に倒れ込みそうになるのを必死で堪えるが、その場にひざを着く。

(○<_○)「止めだ!ライダージャンプ!!」

少し離れた位置のセクロスが、バックルに収まるバッタの足を操作し、掛け声と共に空高く舞い上がる。

(○<_○)「ライダーパンチ!!」


未だ動けないライズに向けて、真上から勢いよく拳を振り下ろす。

( φ岳φ)「!!」
(メメ ω )



38 :第6話:2009/10/18(日) 00:57:45.28 ID:ptgAvdIz0

地響きと共にまるでダイナマイトが爆発したような大きな音を立てて、セクロスの拳が突き刺さる。

地面にセクロスを中心とした半径1メートルほどのクレーターが出来上がるが、
その中にライズの姿は無い。

セクロスがゆっくりと立ち上がり、目の前の影に話しかける。

(○<_○)「貴様、何のつもりだ?」



そこには、ライズを抱えるように立つ、仮面ライダーOTAの姿があった。

(=]A[=)
つ(φ岳φ )



40 :第6話:2009/10/18(日) 00:59:48.48 ID:ptgAvdIz0

( φ岳φ)「ド……クオ?」
(メメ ω )

(=]A[=)「やっぱり俺も混ぜてもらおうかと思ってな」

(○<_○)「ほぅ……」


( φ岳φ)「ドクオ、ダメ……だお。これは僕1人で…」
(メメ ω )

(=]A[=)「ブーンだまされるな!!こいつら2人いる!!」

ギリギリで助けられた事に安堵しつつも、必死に1人で戦おうとするブーンの言葉に割り込むように
ドクオは自分が知る真実を告げる。



41 :第6話:2009/10/18(日) 01:01:04.90 ID:ptgAvdIz0



(○<_○)「……なぜ分かった?」

少しの沈黙の後、返って来た言葉は肯定。
それに合わせて、OTAの背後に、赤い目に緑の体のセクロス、仮面ライダーシャドーセクロスが姿を現した。

(●_ゝ●)「……」



(=]A[=)「あんな連続攻撃、1人じゃありえないだろ……
     流石に一般人には見えないだろうが、ライダーが離れて見ればすぐ分かるさ」

(○<_○)「なるほど、確かにライダーが2人いる状況は今まで無かったからな……」



(=]A[=)「じゃぁここからはタッグマッチってことだな」

(●_ゝ●)「ちょっと待て。誰がそれで良いと言った?」

そのまま戦いを再開しようとするOTAに、シャドーセクロスが待ったをかける。



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:01:28.52 ID:g9VRT9cOO
好きな展開だ

支援



43 :第6話:2009/10/18(日) 01:03:22.59 ID:ptgAvdIz0

(=]A[=)「……そもそもライダーが2人ってのは反則じゃないのか?」

(●_ゝ●)「ちゃんと理由はあるのだがな……」

(○<_○)「良いじゃないかアニジャ。俺は強い。そうだろ?」

(●_ゝ●)「あぁ……そうだお前は強い」

2人がかりで戦っていたのは自分達だと言うのに、OTAの参戦を認めないシャドーセクロスではあったが、
セクロスの言葉にしぶしぶではあるものの同意する。


(○<_○)「さっきまでは一方的過ぎてつまらなかったからな。
      俺、そう言う顔してるだろ?」

(●_ゝ●)「あぁ……」



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:03:50.38 ID:g9VRT9cOO
>>シャドーセクロス

コレはヒドい



45 :第6話:2009/10/18(日) 01:05:25.17 ID:ptgAvdIz0

(=]A[=)「じゃぁ改めて、ライダーバトル」

(○<_○)「レディー」

( φ岳φ)(=]A[=)「「「「ファイッ!!」」」」(○<_○)(●_ゝ●)




仮面ライダーライズ(日本)
仮面ライダーOTA(無所属)

( φ岳φ)
(=]A[=)   VS (○<_○)
          (●_ゝ●)

          仮面ライダーセクロス(アメリカ)
          仮面ライダーシャドーセクロス(アメリカ)





46 :第6話:2009/10/18(日) 01:07:11.08 ID:ptgAvdIz0

(○<_○)「行くぞアニジャ」

(●_ゝ●)「俺たちのパーフェクトハーモニーを見せてやるか」

まずセクロスが動き、素早いジャブからの右ストレートをライズに向けて放つ。
落ち着いてパンチを避けたライズであったが、そこにシャドーセクロスの足が放たれる。

( φ岳φ)「がっ!」

まるでライズが自分から足に当たりに行った様にすら見えるその攻撃に、よろめくライズ。


すぐさまOTAが助けに入るが、セクロスの放つジャブに阻まれる。
OTAはセクロスの隙を突いて反撃に出ようとするが、
またしてもシャドーセクロスの足によって阻まれる。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:08:32.37 ID:g9VRT9cOO
しえん



48 :第6話:2009/10/18(日) 01:09:30.40 ID:ptgAvdIz0
双子ならではの息の合ったコンビネーションの前に1人では敵わないと、
ライズとOTAは同時に別方向からの攻撃を試みる。

(=]A[=)「「はぁ!」」( φ岳φ)

(●_ゝ●)「まぁそう来るよな。オトジャ、あれで行こうか」

(○<_○)「……いちいち言わなくても分かっている」


対するセクロス達は、お互いに背を任せて立ち、
その場でクルクルとさながら竜巻のように回転していく。

(○<_○)「「ローリングサンダー!」」(●_ゝ●)

高速回転によって何人ものセクロス達が現れ、同時に放たれるパンチが、キックが、
ライズとOTAを寄せ付けない。

(○<_○)(●_ゝ●)(○<_○)(●_ゝ●)(○<_○)(●_ゝ●)

(=]A[=)「がぁ!」
( φ岳φ)「くぁ!」


ライズ達がこれでは攻撃できないと距離を取ったのを確認して、セクロス達は回転を止めた。

(=]A[=)「くっ、ブーン!やつらの連携は厄介だ。別々に相手するぞ」
( φ岳φ)「わ、分かったお!」



49 :第6話:2009/10/18(日) 01:11:05.05 ID:ptgAvdIz0

(=]A[=)「ライダーキック!」

少し離れた位置からOTAが宙に飛び上がり、必殺のライダーキックを放つ。


(○<_○)「そんなところからそんなもの……アニジャ!」

(●_ゝ●)「おう!」

距離が離れている上に、いきなりの大技となれば、そうそう当たるものではない。
事実、セクロスは軽く身をかわし、その後から現れたシャドーセクロスが空中の無防備なOTAに向けて蹴りを放つ。

(=]A[=)「がぁっ!!」
(メ'A`)

(○<_○)「迂闊だな。やけになったか?」

(●_ゝ●)「いや、これは……」

(=]A[=)「捕まえたぜ。ブーン!!」

OTAはシャドーセクロスのキックを体全体で受け止めるようにして、ライズに合図を送る。

( φ岳φ)「了解だお!」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:12:58.55 ID:g9VRT9cOO
支援



51 :第6話:2009/10/18(日) 01:13:27.13 ID:ptgAvdIz0
⊂二( φ岳φ)⊃「ブーン!!」

そしてすぐさまライズが全速力でタックルをかまし、セクロスとシャドーセクロスの距離を離すことに成功した。

( φ岳φ)「これで1対1だお」

(●_ゝ●)「……だがさっきの攻撃は完璧に決まった。
      ヤツを見てみろ。フラフラじゃないか。今のヤツがオトジャに敵うとは思えないが?」

シャドーセクロスが示す先には、キックの直撃を受けた腹を押さえて地に膝を着いているOTAの姿があった。

( φ岳φ)「ドクオは大丈夫だお。アイツは強いお」

だがその姿を見ても、迷うことなくライズは応える。



(●_ゝ●)「そうか。じゃぁお前はどうだ?」

ライズの言葉に若干のいらつきを覚えつつ、
シャドーセクロスがライズに向けて蹴りを放つ。

( φ岳φ)「当然僕も強いお!」

しかしそれを上手くいなして、ライズがパンチを放つ。





52 :第6話:2009/10/18(日) 01:15:18.08 ID:ptgAvdIz0


(=]A[=)「く……」
(メ'A`)

セクロス達を引き離すことに成功したOTAであったが、
その代償として受けたダメージで体がふらついていた。
それでもゆっくりと立ち上がり、セクロスに向けて構える。

(○<_○)「1対1なら勝てると思ったのか?だが、あいつはアニジャには勝てないさ。
      無論、お前も俺には勝てない」

対するセクロスはトントンとリズムを取り直し、余裕からか自信に溢れた言葉を投げかける。



(=]A[=)「そんなこと無いさ。俺ほどじゃないがブーンは強い。
(メ'A`)  さっきはあの状況に頭がついていかなかっただけだ。
     落ち着いて戦えばあの緑のなんかより遥かに強いさ。


     ……当然、アイツより弱いお前よりもな」



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:16:26.16 ID:g9VRT9cOO
しえん



54 :第6話:2009/10/18(日) 01:17:38.84 ID:ptgAvdIz0

OTAが返した言葉は、セクロスにとって納得の行くものでは無かった。
しかも『アニジャよりも弱い』などと、思いもよらない言葉に怒りを覚える。

(○<_○)「はぁぁぁ?俺が1番強いに決まっているだろ!?
      お前……ムカつくぜ。俺、そう言う顔してるだろ?」

怒りに任せてセクロスが高速のジャブを放つ。

(=]A[=)「がっあぁぁ!」
(メ A )

元々立っているのがやっとといった風のOTAがセクロスのパンチを避けれるはずもなく、
次々と放たれるパンチをほぼ全てその身に受けてしまう。


(○<_○)「これでも!これでも俺が弱いってのか!?」

パンチの嵐が止み、フラフラと立ち尽くすOTAに向けて、セクロスが大振りのパンチを放つ。



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:18:11.82 ID:GtHto+BV0
支援



56 :第6話:2009/10/18(日) 01:20:18.18 ID:ptgAvdIz0
(=]A[=)「それを待っていた!ライダー……パンチ!!」
(メ'A`)

それまで、死に体同然であったOTAは、体を僅かにずらし、セクロスのパンチに交差するようにパンチを放つ。

その瞬間セクロスは、OTAの仮面の奥にある目が輝きを取り戻すのを、確かに見たような気がした。
そして、セクロスの顔に、自分の攻撃の勢いを上乗せされた、OTAのライダーパンチが当たる。

(○<_○)「かっ、はっ……」

見事に決まったクロスカウンターの状態のまま、時間にして1秒にも満たない間であっただろうが、
まるで時間が止まったかのようにお互い静止する。

そして、OTAの拳に顔がついたまますべるように、セクロスがその場に崩れ落ち、倒れた。



57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:20:48.24 ID:g9VRT9cOO
支援



58 :第6話:2009/10/18(日) 01:21:51.54 ID:ptgAvdIz0

(=]A[=)「お前の動きは素直過ぎる。パンチは確かに早いがそれだけだ。
     その程度で俺の心は折れやしない。
     カーチャンが言っていた『自分に溺れる者はいずれ闇に落ちる』この勝負、俺の勝ちだ」


( <_ メメ)「ち、くs……」



(=]A[=)「さて、どうしたら良いんだ?ベルトを取れば良いのか?」

変身が解け、その場に倒れるオトジャにOTAが近づいていく。





59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:22:15.25 ID:jUVs5YUHO
支援



60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:22:28.84 ID:GtHto+BV0
支援



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:24:15.30 ID:g9VRT9cOO
しえん



62 :第6話:2009/10/18(日) 01:25:17.05 ID:ptgAvdIz0


( φ岳φ)「おおぉぉぉぉ!!」

(●_ゝ●)「くっ先程までとは別人のような動きだな!これが本当のお前の力か」

一方、ライズとシャドーセクロスの戦いでは、落ち着きを取り戻したライズが本来の力を発揮して、
シャドーセクロスと互角、いやそれ以上の戦いを見せていた。

だが、シャドーセクロスが押されている理由はライズの勢いだけではない。
シャドーセクロスは、アニジャは、ライズの怒涛の攻撃を受けながらも、
セクロスの、愛する弟、オトジャの方を常に気にしていたのである。

そして、その目に、OTAの攻撃を受け崩れ落ちるセクロスの姿が映る。

(●_ゝ●)「オ……オトジャ!!」

( φ岳φ)「ど、どこを見てるんだお!!お前の相手はb……」



63 :第6話:2009/10/18(日) 01:27:28.33 ID:ptgAvdIz0
(●_ゝ●)「邪魔を……するなぁぁぁ!!」
(#´_ゝ`)

叫びと共に、ライズを一撃のもとに吹き飛ばす。

( φ岳φ)「がぁぁぁぁ!!」
(メメ ω )


(●_ゝ●)「ライダージャンプ!!」

そのままライズを完全に無視して、バッタの足を操作して、シャドーセクロスが飛び上がる。
そして落下の勢いを利用して、OTAに向けてキックを放つ。

(●_ゝ●)「ライダーキィーーーーーーック!!」



(=]A[=)「お?……おおぉぉぉぉ!?」

だがすんでのところで気付いたOTAが後に下がってキックを避ける。

OTAに当たることの無かったキックが激しく地面を穿つ。
そこは奇しくも、先程セクロスが放ったパンチで出来たクレーターと同じ位置。

2度に渡る激しい衝撃を受けた地面は、ピシピシと音を立てて亀裂を走らせたかと思うと、


轟音と共に、地面が崩れ落ちた。



64 :第6話:2009/10/18(日) 01:29:21.47 ID:ptgAvdIz0


4人はそのまま地割れに巻き込まれ落下する。
やがてOTAが、ライズが、気絶したオトジャを抱えるようにしてセクロスが、
自身に覆いかぶさる瓦礫を退けて立ち上がる。

砂煙に覆われた視界が晴れ、目にしたものは、

思いのほか巨大な空間と、突然の状況に唖然としている数体の怪人。


(●_ゝ●)「ここは……」
つ( <_ メメ)

(=]A[=)「もしかして……」

( φ岳φ)「あの怪人達の基地ってことかお?」
(;^ω^)





65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:29:59.30 ID:g9VRT9cOO
支援



66 :第6話:2009/10/18(日) 01:31:03.36 ID:ptgAvdIz0




怪人達の基地の中、ライズ達4人のライダーがいる場所からさらに奥、
ひときわ広く作られた祭壇の様な部屋の中には多くの怪人が並んで立っている。

その中心にある玉座に、目を閉じて座る1人の男。

( -∀-)

それは昨日ブーンが写真で見た顔と同じ。

本来、仮面ライダーライズとしてライダーバトルに参加するはずだった男の姿であった。





第6話 了





67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:31:46.80 ID:GtHto+BV0




68 :第6話:2009/10/18(日) 01:31:50.88 ID:ptgAvdIz0
( ^ω^)仮面武闘伝のようです


( ^ω^)「あの人はツンの!」


( ´_ゝ`)「俺達がなぜ2人共ライダーなのか。その秘密を見せてやろう」

( ・∀ )「……お願いだ俺を止めてくれ」

('A`)「怪人は……さらわれた人達だったってことだ」

(´<_` )「なぜ悩む必要がある?ヤツらは敵だろう?」


( φ岳φ)「俺のこの足、光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ!」


・・・ NEXT RIDER ( ○X●) ヲdwbそ





69 :第6話:2009/10/18(日) 01:33:32.44 ID:ptgAvdIz0
以上で第6話を終了します。

ありがとうございました。


>>ID:g9VRT9cOO
いっぱい支援ありがとうございます!
俺たち、2人で1人の仮面武闘伝だよねw


>>16
嬉しいこと言ってくれるじゃない
でも皆なんていなかったんだぜ?



70 :第6話:2009/10/18(日) 01:45:39.31 ID:ptgAvdIz0
最後の方、他にも支援してくれた方おられたんですね

皆様、ありがとうございました



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 01:47:18.26 ID:g9VRT9cOO




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/18(日) 02:07:00.24 ID:k1QvtZSUO

何気に応援してるw



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  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    ドックンも参戦キタ━(゜∀゜)━!!
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