◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆*(‘‘)*ふたりは!ディスガイザーのようですl从・∀・ノ!リ人 プロローグ 「ある話のエピローグ」

インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:14:42.15 ID:XYo1G4Lc0
【注意!】

・萌えない
・ちょっとグロい
・プロローグ長い



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:15:53.33 ID:XYo1G4Lc0

プロローグ 「ある話のエピローグ」

記録を遡れば、5年前に行き着く事となる。


夏の初めの時期。
西日本の地方都市に体長5mを越える『昆虫』が現れた。

昆虫は1匹だけでなく、その他の土地にも現れ始める。
そして、約2ヶ月をもって食物の多い主要都市を中心に繁殖を始めた。

人々は昆虫を気味悪く思っていたが、殺虫剤も毒餌も効かない昆虫である。
ゴミを漁る巨大な節足生物をTV画面を通して眺めていた。


昆虫は、病原菌を媒介していた。

幸いにも体液による感染であったので、この時点で感染者は確認されていなかった。



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:18:05.19 ID:XYo1G4Lc0
8月初頭。

深夜未明。
首都圏の大学病院に昆虫が数十匹侵入。

同日、午前11時。
電話への応答もなく。
照明は元より正面玄関の自動ドアすら稼動していない。

この異変に、ようやく警察が動き出した。

偵察として最初に病院に乗り込んだ近くの交番の巡査がいた。
彼はそのまま2階級昇進となった。



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:21:04.63 ID:XYo1G4Lc0
さらに1時間後。
特殊訓練を受けた部隊が到着した頃である。

病院の周囲には、何とも形容しがたい生臭さが漂っていた。

病院内部は地獄のほうが生温いような惨状だった。


1人の隊員は、元は特別清潔であったろう新生児室へ行った。
ベビーベットに集団で群がり、柔らかい肉を食い破る昆虫を見た。

1人の隊員は、手術中のランプの灯った部屋へ行った。
麻酔をかけられた男性の腸に産み付けられた、無数の昆虫の幼生を見た。

1人の隊員は、病院の地下にある遺体安置室へ行った。
そこには、もう既に何も無かった。



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:24:05.28 ID:XYo1G4Lc0
一命を取り留めた者は次々救助された。
が、少しでも傷などの有る者は昆虫の媒介する病原菌に倒れる事となる。

病原菌に感染した者の末路も、大変な地獄絵図だった。

体内で内臓が融け、腐り、患者の口元に虫が寄る程。

それでも脳への影響は最小を留める。

医学の進歩によって生かされている患者たち。

脳ははっきりしているだけに、患者達は自らの惨状を把握している。
いやらしい病原菌であった。



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:28:00.42 ID:XYo1G4Lc0
日本中……いや、世界中が恐怖に震えた。


政府の対応は早かった。

極秘のままに開発されていたヒューマノイドタイプの精密機械。
それを害虫駆除にあてた。
……というのが建前である。

ロボットの正体は改造人体であった。

『不慮の事故』にあった若い人体を解体。
様々な薬物と精密機械によるサポートで、より強い兵士を作り出す。

結果は失敗であった。

いくら強化されたとは言え、やはり肉体攻撃のみでは限界があった。



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:30:09.96 ID:XYo1G4Lc0
しかし。
まさに溜息をつこうとしていた研究機関に、3名の天才が待ったをかけた。


1人は、科学の最先端を邁進する技術者。
彼は兵士の外装と、武器の強化を提唱した。

1人は、脳波研究の権威である医師。
彼女は兵士に後天的に超能力を植えつけることを意見した。

1人は、再生医療の申し子と言われた研究員。
彼女は兵士の体細胞を変化させ、脅威の自己再生能力を実現させた。


天才たちがラボで作り出した兵士は、次々と成果を上げた。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:34:12.32 ID:XYo1G4Lc0
全身から金属片を生み出し、刃物を操る兵士。

接触した事項の予知能力と読心術を持つ兵士。

哺乳類を操り、自らの手足として使役する兵士。

重力の軽減を操り、何者も寄せ付けない兵士。

『ロボット』を目撃した人間の記憶を操作し、忘れさせる兵士。


5体で1組となり、害虫を退治する兵士達。
ラボでは『レンジャー』と呼ばれるグループである。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:38:02.68 ID:XYo1G4Lc0
天才たちはレンジャーの成功を喜んだ。
その一方で、人間の肉体を弄ぶ事に精神を病んだ。
3人とも深い罪悪の念に囚われた。

昆虫との戦力は拮抗した。

そして政府は戦力を追加するよう要請したのだ。

彼らは当然その職を辞退しようとした。


長い論争の末、天才たちは更に2体の兵士を作成した。

強化腕力と発火体質。

強化脚力と帯電体質。

より原始的、攻撃的な2体の兵士。
『ライダー』とあだ名された、最後の兵士達。



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:41:18.41 ID:XYo1G4Lc0
レンジャーとライダー。
それを補佐する人々の必死の努力。

昆虫は徐々に数を減らしていった。


後に分かったことである。
巨大昆虫の誕生には、どうも放射性廃棄物が絡んでいたようだ。

だが、政府に握りつぶされた情報は数知れず。
真相は闇の中、という奴だった。


ただ、兵士たちが昆虫が巨大化するメカニズムを止めた。
それは事実であった。

昆虫の発生から、2年後。
兵士たちの誕生から、1年半が経っていた。



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:45:11.77 ID:XYo1G4Lc0
平和になった島国で、皆が幸せに暮らした。

めでたしめでたし。



……そう。
物語は、このままハッピーエンドで終わるべきだった。

残酷な事に、歴史という物語に終わりは有らず。

昆虫の次に危険な、人類の敵が現れる。
敵とは。

すなわち、兵士たちであった。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:49:01.32 ID:XYo1G4Lc0
公にはロボットと銘打ってあるが、中身は死んだはずの人間。
用済みだと野放しにするには明らかに問題がある。

倫理的にも、戸籍的にも。
危険性においても。


政府は兵士たちを処分する事に決めた。


壊しても壊しても。
体に組み込まれた遺伝子で何度でも再生する兵士たち。
政府は、彼らを溶かした金属に混ぜて海に沈める方法を可決した。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:52:03.15 ID:XYo1G4Lc0
政府の思惑を知った兵士は、置手紙1つ残して逃げ出した。

『ごめん 
 
でも
お前ら死ね』

短い走り書きを見つけたのは、ラボに残った3人の天才。


3人はすぐに新たな組織を立ち上げた。
『地球環境清浄協会』

目的は、兵士たちを探す事。

そして、彼らをただの人間に戻す事。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:55:54.12 ID:XYo1G4Lc0
政府は勿論、協会からも兵士達は逃げ回る。


時は流れ。


エピローグは新たなプロローグとなる。


プロローグ 「ある話のエピローグ」 おわり

-----------------------×8--キ-リ-ト-リ-------------------------------





18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:57:12.05 ID:XYo1G4Lc0
1話も投下します

ちょっと休憩



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/20(火) 23:59:14.06 ID:jmKgHc9NO
面白そうだな



インデックスページ/次の話

■この記事へのコメント

    ■コメントの投稿

    管理者にだけ表示を許可する

     

    検索フォーム

    お知らせ

    管理人へメール

    トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

    カレンダー

    07 | 2017/08 | 09
    - - 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 10 11 12
    13 14 15 16 17 18 19
    20 21 22 23 24 25 26
    27 28 29 30 31 - -

    Team 2ch @ BOINC

    待ち続けている人がいる。
    だから僕らは回し続ける。
    ~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

    banner-88.gif
    CPUの時間
    ちょっとだけ
    貸してください
    (BOINC Team 2ch Wiki)

    ブーン系“短編”小説更新状況

      プロフィール

      kuru

      Author:kuru
      特に何も無いよ。

      カウンター

      トータルアクセス:
      ユニークアクセス:
      閲覧者数:



      クリックで救える命がある。
      上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。