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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 七日目 午後

前の話/インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:18:27.43 ID:5tKSzhvc0
誰になんと言われようが断固として投下し死なない限りは絶対に完結させるつもりのこの作品。死んだらごめん。
まとめは、ブーン速。さん、面白蛇屋さん、ブーンがまとめブログを武器にさん、そしてくるくるくーるさん。


今日からは少しエロかったりグロかったりしますかも。
苦手な方はご注意を。
まぁ、せいぜい腕が飛ぶ程度ですが。

最初に申し訳程度に人物紹介を入れます。
…では、いきましょう。


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:19:22.36 ID:C9WsIN370
きやがったなしえんぬ


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:19:42.72 ID:HlWO5BYx0
おかえるー
支援


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:21:13.77 ID:5tKSzhvc0
【本日出てきそうな一行人物紹介】
(,,゚Д゚)…ギコール・ハニャーン。ヘタレで馬鹿で世間知らずな良い人。ついでみたいな設定で召喚師。あとモテる。
(#゚;;-゚)…でぃ。猫又と見せかけて実はただの半妖。前の主人の遺品貰ってパワーアップ。あと着物が似合うので胸が小さい。
o川*゚ー゚)o…キュー。雪の神様らしい妖狐。一言で言えばバイ。あと過去編の内容考えてない。
イ从゚ ー゚ノi、…いづな。管狐で鎌鼬。なぜか偉そう。あと他の現行にも登場予定。
爪゚ー゚)…じぃ。麒麟という神獣。鈴がリンリン鳴る。あと普通に可愛い。
( ^ω^)…西川。自称ソロモン王の一番弟子のジン(精霊的な)。モクモクしている。あと影が薄い。

【本日のスポット参戦キャラ】
从//ー'从…渡辺。国民的な歌手。本日の依頼人。あとこの人ちょくちょく出てきますよ。
( ゚∀゚)…ジョルジュ。謎の不良風コート。ちょいと渡辺と話していた。あとコイツ知ってる人いますかね?
('(゚∀゚∩…野鎌なをる。FOXの隊員的な何かで故人。いづなの元主人。あとブログ内作品にも出ています。


【今宵のテーマ】
叶わぬ想いと魔法使い。


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:24:15.23 ID:5tKSzhvc0
困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
「助け屋」社長、ギコール・ハニャーンは流行に疎い人物だ。
しかし、そんな彼でも『アヤ・ワタナベ』のことは知っている。
それほどまでに彼女は有名な歌手なのだ。


(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです


七日目 午後
『ORIGIN!始まりの音を奪り還せ?』


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:27:14.35 ID:5tKSzhvc0
どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、大通りに面したオシャレなカフェテラス(貸切)。
そこの席にいつもより少しだけ服装に気を使った「助け屋」メンバーがいた。

(;-Д゚)「…ここであってるよね?ね?」

(#゚;;-゚)「多分……」

爪゚ー゚)「あってるあってる」

微妙に心配な面々。鞄の中で、ランプの中に待機しているジンの西川も心なしか心配そうだ。
神獣であるじぃは見えないとしても、人間より少し位が上程度の精霊は見える人が多い。
別に視える人間はそういうものがあるということを知っているので別にいいのだが、一応の配慮として。

(,,゚Д゚)「…ところで、その刀はいいの?こんな所に持ってきて」

(;#゚;;-゚)「えっと……」

今日は着物ではないでぃは抱き締めるように遺品の木刀を持っている。
妖怪だから大丈夫ー、とか、名前を呼べばどこからともなく飛んでくるー、とかいう便利機能はない。
いや、もしかしたらあるのかも知れないのだが、でぃは知らないのでどうしようもない。
…なので「修学旅行の帰りかな?」みたいな視線を受けながらも持ち歩いている次第である。


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:30:13.84 ID:5tKSzhvc0
「…もしかして、離れなくなっちゃったのかお?」

鞄の中より、西川の声が。
図星を突かれておずおずと首を縦に振る。

(# ;;-)「…さっそく呪われたみたいです、呪われたのです……」

爪゚ー゚)「…おー。確かに怨念みたいなのが沢山ついてる」

足元に擦り寄りながら、縁起でもないことを言われる。
そう言われて見るとなんとなく血の匂いがする気が……
…そこまで考えて恐くなり、思考を打ち切るギコール・ハニャーン。話題を変える。

(;-Д-)「えと……これから、でぃちゃんどうするの?」

(#゚;;-゚)「どうする、とは?」

(;-Д゚)「…それに蓄えてある生命力がなくなった時……とか」

でぃは猫又の半妖である。
中途半端な存在である彼女は、魔術の素養のある人間から魔力を分けてもらわなければならない。
…今までは、こっそりとやっていたわけだが……


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:33:13.88 ID:5tKSzhvc0
そうですねー、と悩むでぃ。
結構深刻な問題なのでビクビクするギコ。

(#゚;;-゚)「…結婚、でもしましょうか?」

(;゚Д゚)「………ええっ!?」

驚きのあまり椅子から転げ落ちる社長。
それを手に貸しながら、「冗談です」と付け足す。

(# ;;-)「…家来が主人と結婚するなど、あってはならないことですから。…あっては、ならないのです……」

(,,゚Д゚)「………」

寂しそうにそう呟いたでぃに、ギコはなんの言葉をかけられなかった。
…代わりに無言で彼女の頭を撫でてあげた。黒く手触りの良い髪を、ゆっくりと。

(#// -/)「ん……」

すると、でぃは顎を少しあげた。まるでキスでもねだるかのように。
大きな傷がありながらも余りあるほど整った顔立ち。ふわりと香る女の子の匂い。閉じられた両目。
…物凄吃驚したはにかみ少年ギコール・ハニャーンだが、彼女の半分が猫であることを思い出し、喉元を軽く愛撫してあげた。


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:36:14.30 ID:5tKSzhvc0
(#// -/)「…今日はそっちじゃなくて……」

気持ち良さそうに喉を鳴らしながらブツブツ何かを呟くが、やはりギコには聞こえなかったらしい。
西川とじぃは「フラグクラッシャーだ」とかなんとか言い合っているが、神獣がそんな言葉を使うわけがないので気のせいに違いない。

(,,゚Д゚)「ところで、前のご主人様はどうしてたの?」

(#// -/)「…えっと、手首からガリガリ血を出して……それをこう……」

(;-Д゚)「滅茶苦茶痛そうなんだけど。ていうか、血でもいいんだ」

貰いたいのは『魔術師の素養がある人間の生命力』なので、究極的な話肉片でも大丈夫ではある。
ギコは前々から思っていたのだが、でぃの前の主人はそうとうな過激派か極まったひねくれ者か頭がイってる人だと感じている。
ちなみにそれを彼女に言うと申し訳なさそうな顔をするのだが、それは全部が該当するんだけど恥ずかしくて言い出せないといった感じだ。

从//ー'从「私も聞きたいのだけれど、それは何かのプレイの一種なのかしら?」

(;゚Д゚)「ふおぉお!!」

ぬっ、と音もなく現れたのは依頼主だった。
白のワンピースがよく似合っているが、片目を覆う包帯に目が行ってしまう。
少し茶色い髪を掻き揚げつつギコの向かいの席に座った。


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:39:14.12 ID:5tKSzhvc0
从//ー'从「どうなのかしら。お仲間二人の前でそんな大胆な行動に出るなんて、首輪こそ付けてないものの……」

(;#゚;;-゚)「ちっ、違います!違うのです!!」

从//ー'从「…うん、そうね。確かに猫の舌ってザラザラしてて相当に気持ち良いらしいけれど。愛玩用動物らしく、ね」

(;゚Д゚)「いや、あの、これは……」

冗談よ、と笑う女。
抑揚のあまりない、とろけるような美しい声音を持つ彼女は「アヤ・ワタナベ」というこの国の歌手である。
渡辺の歌う曲にはヒーリング効果がある……と、昔何かの雑誌に書いてあったことを思い出したギコ。

从//ー'从「…麒麟は黒いのが好きだったけれど、この色も悪くはないわね」

爪*゚ー゚)「お姉ちゃん視えるのか?」

从//ー'从「いいえ、あんまり。聞こえるだけよ」

否定をしておきながらも、じぃの頭を撫でてやっている。
ペニサスさんとは別の感じで謎な人だ、とギコはそんな印象を持った。

从//ー'从「…バッグの中の方もどうぞ。その為に貸切にしたのだから」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:42:14.38 ID:5tKSzhvc0
( *^ω^)「おっおっおー。美人さんは話が分かっていいおー」

从//ー'从「あら、ありがとう。でも残念だけど、この国はイスラム教ではないからジンと人との結婚は認められていないわね」

天使と人の中間を埋める存在とされているジン。古代世界では、結構真剣に人との婚姻について考えてられていたそうな。
…とは魔術世界では有名な話だが、目の前に座る女性は歌手である。
それに、どう考えても見えているとしか思えない口振りだ。

(,,゚Д゚)「…えと、視えてるんですか?」

从//ー'从「いいえ、あんまり。聞こえるだけよ」

先ほどと全く同じやり取りを行った渡辺。
…どうにも妙な相手だ。掴みどころがないというか。
とりあえず、ギコは依頼内容について訊ねてみた。

从//ー'从「…うん。会ってみてよく分かった。貴方達に任せることにするわ」

手を軽く組みながら一人納得したように決める。
流し目のような視線を送りつつ、この国一番の歌手は話し始めた。

从//ー'从「…私の依頼は『落し物の捜索』よ」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:45:14.31 ID:5tKSzhvc0
……………


イ从 ーノi、「………」

ちょうどギコがいる方角とは真逆の、ある日本式の墓地であった。
一人の少女がかつての主人に向かい花を供えた。近くには、付き添いらしき露出の多い女性がいる。

少女の名前を野鎌いづなと言う。
本来、魔術師や人外などは真名を名乗りはしないのだが、彼女は好んで名乗っていた。
…それは、その名が彼女にとって本当に大切なものであることを示している。

o川*゚ー゚)o「…いづなちゃん」

イ从゚ ー゚ノi、「なんだ」

o川*゚ー゚)o「…その人のこと、私は知らないけど……好きだったの?」

もう一度だけ目を閉じ、ゆっくりと祈った。
長く、長く手を合わせていたいづなだったが、一言だけ答えた。
「あんなヤツ嫌いだ」と……


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:48:14.77 ID:5tKSzhvc0
イ从 ーノi、「父上や母上と同じだからな」

彼女の両親は既にいない。名前すらつけないうちに亡くなったそうだ。
それを拾ったのがここに埋まっている前の主人らしい。
ただの式神に名前を、――あまつさえ自分の苗字を名乗らせた主人。きっと優しい人であったのだろう。

o川*-ー-)o「そっか……」

キューは所謂「土地神」と呼ばれるものだ。どちらかと言えば信仰される側なのでそういうことは起こりえない。
典型的自分大好き人間のキューだが、この時ばかりは素直に「うらやましい」と思った。


…彼女は誰かに愛されたことがない。
里の人間が彼女に祈るのは『信仰』なので、『愛情』とは少しばかり違う。
宗教によっては「神を恋人のように愛せ」というものもあるのだが、この国はそういう考えではない。

――だから、愛されたことがない。
両親からは愛されていたのかもしれないが記憶に残っていないので意味を成していない。
ギコール・ハニャーンは彼女を『頼って』いるが、それはきっと『愛す』とは意味合いが違うのだ。

…時たま、無性に寂しくなる。
永劫とも言える長い年月を、たった一人で過ごしていくことが、たまらなく。


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:51:15.27 ID:5tKSzhvc0
……………


(,,-Д゚)「落し物、ですか…?」

从//ー'从「ええ」

運ばれてきた紅茶を飲みながら渡辺は語る。
パッと出マグレではない本当の歌い手の彼女には、どことなく優雅ささえ漂っている。

从//ー'从「これぐらいの大きさの、カセットテープね。こないだ鬼ごっこしてる時に落としちゃって」

両の手の親指と人差し指を使い、長方形を表現する。
今時カセットテープなんて前時代の遺物に他ならないが、どうにも相当に大事なものらしい。

从//ー'从「お金なら幾らでも。傷物で良かったら身体もあげる。…だから、」

(,,゚Д゚)「………」

从//ー'从「――だから、絶対にあの『音』を奪り還して」

抑揚のない口調が僅かながら激しさを含んだ。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:54:14.24 ID:5tKSzhvc0
(#゚;;-゚)「そんなに大切なものなのですか?大切なのですか?」

从//ー'从「ええ。とっても大事よ」

少なくとも私の命よりは、と付け加える。
彼女にそこまで言わせるのだから、普通は何かしら裏があると警戒するものだが――

(,,^Д^)「ギコハハハ!任せてください!全力を尽くします!!ねっ?」

( ^ω^)「微妙に心配だけど、美人さんの為なら仕方ないおー」

――ギコール・ハニャーンはあっさり引き受けてしまった。
何故か。馬鹿だから。
馬鹿みたいに良い人だから。

そこが長所で、むしろそこしか長所はないと言っても過言ではない。
それを知ってか知らずか渡辺は少しだけ微笑み、

从//ー'从「…うん。良い報告を期待しているわ」

膨らんだ封筒と名刺を残して去っていった。


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 20:57:14.67 ID:5tKSzhvc0
……………


キューは自分が大好きである。溺愛していると言っていい。
特に人間の姿の自分が好きで、買い物が好きなのもそのせいである。
…で。

o川*^ー^)o「~~~♪」

身体を気兼ねなく触れ、洗え、観賞できる入浴時は大好きだ。
すっかり遅くなってしまったので宿を借りた。その浴場で、鼻唄を歌いながらの一幕。
長い髪もパッチリとした目鼻も可愛いえくぼもピンク色の唇も手入れされた手先もそれなりに締まった腕も形の良く大きさも申し分ない胸も……

――まぁ、とにかく余すところなく全身大好きなのだ。
というか、そう思えるよう頑張っているのだ。人に見せないだけで。毎日。
彼女の涙ぐましい努力は今は語らないとして、結論を言う。

それを他人に魅せつけたい。

o川*>ー<)o「いづなちゃん!」

…と、いうわけで隣で同じように身体を洗っていた管狐に抱きついてみた。


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 21:00:14.23 ID:5tKSzhvc0
で、後ろから抱きつかれた方の感想。

イ从;゚ ー゚ノi、「(軟体動物を押し付けられたかと思った……)」

o川*>ー<)o「あ~ッ!若くてピチピチだぁ!!」

オッサンみたいなことを言いながら肌を触る妖狐(推定年齢軽く百越え)。
最初は腕を触っていたのだが、だんだんとそれが胸に移動する。
抵抗しようとするいづな。ここぞとばかりに耳を甘噛みし、動きを封じる。

イ从//ー/ノi、「んぁあ……」

o川*^ー^)o「そんなエロい声出せたんだねぇ~」

発育途中の性感帯を弄くり遊ぶ土地神様。
…ちなみにキューは割とどっちでもオッケーな感じである。
可愛いもの全般大好きなのだ。
自分=可愛い、の図式が成り立つから自分も大好き。

o川*゚ー゚)o「ん~~♪」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 21:03:14.97 ID:5tKSzhvc0
――その時。
身体中をまさぐっていたキューが、あることに気づいた。
いづなの下腹部に触れた時だ。

o川*゚ー゚)o「…あれ?」

イ从//ー/ノi、「!!」

その瞬間の彼女の行動は素早かった。
タオルを引っ掴むと脱兎のごとく浴場を飛び出して行ったのだ。

――まるで、見せたくないものを見られてしまったかのように。

o川 ー)o「………」

しばらく黙り込む。
そこに触れた右手を見、人指し指を軽く舐めてみた。

o川 ー)o「……血の味」

血の味がした気がした。
そんなことはないはずなのに。


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 21:06:14.39 ID:5tKSzhvc0
……………


(;^ω^)「大丈夫かお?」

(#゚;;-゚)「いや、駄目かと……」

「落し物を探してくれ」と言われしばらく悩んだ後のこと。
テーブルに残された名刺を見て、ギコはある方法を思いついた。

(,,゚Д゚)「…よし、リンちゃん頑張れ!」

爪゚ー゚)「頑張る!」

警察犬よろしく、匂いで探そうという。
ギコは分かっていないらしいが、『麒麟』という神獣はかなり神聖で、捕らえた農民が祟りを恐れて逃がしてしまうぐらいなのだ。
それを犬代わりに使おうという考え自体がバチ当たりである。

爪゚ー゚)「任せろ!」

目を爛々と輝かせているが、正直これならでぃにやらせた方がいいだろう。
出所不明、正体も不明の自信に満ち溢れたじぃは捜索を開始した。


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 21:09:17.11 ID:5tKSzhvc0
数分後。

爪゚ー゚)「見つけた!」

(;#゚;;-゚)「「マジで!!」」(^ω^;)

――見つかってしまった。
厳密に言えばそのものではなく、匂いが。それが川で途切れているので下流に流された可能性が高いだろう。
満足げな顔のギコール・ハニャーン。他の二人は微妙に納得がいかない。

(,,゚Д゚)「とりあえず、下の方に流れてないか見に行こう」

都市部から少しだけ外れた所にある河原。それを下っていく。
もう辺りはすっかり暗くなり始めていた。

――そしてしばらく進んだ所で、カセットは見つかった。
ある一人の青年が持っていた。

(´・ω・`)「……もしかして、これをお探しなんですか?」

銀色の髪の男をギコは見たことある気がしたが、きっと気のせいだと結論づけた。
…実は気のせいでもなんでもなかったのだが。


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 21:12:16.11 ID:5tKSzhvc0


七日目 午後 終



河原であった銀髪の青年。
ショボンと名乗った彼をギコは知っていた。
「…これ、何が中に入ってるか分かります?」
――聞くと同時、青年は儀礼剣に手をかけた。

…それはまた、次のお話であるのだが。


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