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◆('A`)の奇妙な冒険のようです 『ランナーズ・ハイ(3)』

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:16:13.04 ID:csPxvmGi0
お久しぶりに第三話です。
途中からながらになるとは思いますが、行けるところまで行こうと思います。
酉とかつけた方がいいのかしら?

あと、まとめサイトの「くるくるクール」さまがまとめてくれたようで、嬉しくて脱糞しました。

くるくるクール様 『('A`)の奇妙な冒険のようです INDEX』
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-257.html




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:18:23.62 ID:csPxvmGi0
('A`)「うおーっす」
( ^ω^)「おいすー、…ずいぶん眠そうだおね」
('A`)「まぁな…ふあああぁぁぁ」

教室に入ってすぐ、後ろの席のブーンが俺に話しかけてきた。
俺がよっぽどひどい顔をしてあくびをしたからだろう。ひどい顔とかほっといてくれ。
そりゃあくびだって出るさ。
なんせ昨日は二時間半しか寝てないんだからな。

それはなぜか。
あのあと一応丈太郎さんと携帯の番号とメアドを交換し、帰路についた俺は早速家に着いてから『スタンドの探究』に明け暮れた。
自分が、ストレンジカメレオンがどれ位の力が出せるのか、射程はどのくらいか、そして一番肝心な自分の『能力』とは何なのか…。
結果、スタンドは俺本体とは比べ物にならないパワーを持っていることが判明した。
林檎を片手で握りつぶし、木を殴れば拳はめり込んだ。
まぁ空条さんのスタンドに比べたらパワーとしては弱い部類だろう。

射程はおおよそ3m。
俺は近接格闘型というやつらしく、それ以上はスタンドとしての形を保てないようだった。

そして極めつけ。
俺の能力だが…

('A`)「殴ったところに…ハートマークを付ける能力…だと…?」

◆◆◆

('A`)の奇妙な冒険のようです
『ランナーズ・ハイ(3)』

◆◆◆


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:19:45.13 ID:csPxvmGi0
壁や床、はてはテレビリモコンまで。
殴ったものには悉くピンクのハートマークがついた。
ハートマークには殴る強さによってその濃さや大きさに差異があるようだ。
その事を加味した上で、一言だけ言わせてもらおう。




だ か ら な ん だ 。




( ^ω^)「何か言ったかお?」
('A`)「いや、神様の理不尽さにささやかな抗議を申し立てただけさ」

…とにかく、スタンドに対する抵抗手段があるだけで御の字だ、自分にできることをするしかない。
と言っても、空条さんからの接触がない限りどう動いていいか分からないのわけだが。


と、ブーンの目が俺の左手に止まった。
( ^ω^)「お?手ぇどうかしたのかお?」
('A`)「ん?あぁ、ちょっと昨日カーチャンの手伝いした時に切っちまってな」
(;^ω^)「手伝い…珍しいこともあるもんだおね」

もちろん嘘だけどな。
実際は、昨日ランナーズ・ハイの牙で傷つけてしまった親指を一応消毒して包帯を巻いている。
思ったより深く切っていたらしく、まだ少し痛い。


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:24:55.61 ID:csPxvmGi0
もちろん嘘だけどな。
実際は、昨日ランナーズ・ハイの牙で傷つけてしまった親指を一応消毒して包帯を巻いている。
思ったより深く切っていたらしく、まだ少し痛い。


とにかく席についてブーンとの雑談。
朝のHRが始まるまでのささやかな友人との日常。
昨日の死と隣り合わせた数十分…何時間かに感じたが…がまるで嘘のようだ。



そんなささやかで穏やかな日常は、とある人間の登場でぶち壊しになった。


( ゚∀゚)「よう、今日も元気じゃねぇか『じょーじょー』」

(#'A`)「…」
(;^ω^)「お…」

長岡 ジョルジュ。
小学校の頃、俺を苛めていた苛めっ子であり、今でも若干DQNの気がある現生徒会長。
ちなみにいままで触れなかったが、俺たちは二年生であり、ついこの前の生徒会選挙で異色の演説をぶちかまして生徒会長の座をもぎ取った。
実際成績は良く、教師からの人望も厚い。


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:26:02.89 ID:csPxvmGi0
(#'A`)「だが、俺はこいつが大っっっっっっっっっ嫌いだった」
(;^ω^)「ドクオ声に出てるお」
  _,
( ゚∀゚)「俺だってお前がきれぇだよ『じょーじょー』。
     用があるのは俺じゃなくてだな、後で新任のセンコーが挨拶してぇってよ」

ちなみに『じょーじょー』というのは俺が小学生の時に教室で漏らしたことからついたあだ名だ。
いまでこそちょっとやそっとのDQNくらい大丈夫だが、昔はこう呼ばれただけでおお泣きしていた。

麗しくもアンモニアの香り漂う香ばしい思い出である。

それはともかく。

('A`)「新しい先生?なんだそりゃ、この季節に信任か」
( ゚∀゚)「しらねぇよ。化学のセンコーらしいからこの後の化学の授業で来るんじゃねぇの?」

そう言うとそっけなく自分の席に帰っていくジョルジュ。
いまだに突っかかってきさえしなければ悪い奴じゃないとは思うが、なんだか知らないがやたらと突っかかってくる嫌な奴である。

爪゚ー゚) 「ジョルジュ君おはよー」
ノリ, ^ー^)li「おはよー」
( ゚∀゚)「おう」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:27:25.01 ID:csPxvmGi0


     キャッキャッ

  ウフフフ




('A`)「あいつ死ねばいいのに」


     キャッキャッ

  ウフフフ




('A`)「あいつ死ねばいいのに」
(;^ω^)「正直すぎるお」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:28:26.13 ID:csPxvmGi0

☆★☆★


ディアブロ「時間を…消し飛ばす…ッ!」


★☆★☆


そうして三次元目の化学の授業。
『新任の先生』が入ってきた瞬間、俺は椅子をはね上げて思わず立ち上がっていた。

(;'A`)「なッ」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ゆっくりとその『先生』は教卓にたどり着き、その鋭い眼光を、教室を見渡すように向けた。
その顔は精悍な顔立ちは、まさしく……ッ!

(;'A`)「な、なんでアンタがココにいるだァ――――ッ」

ドッギャアアァァァァンッ!

「…静かにしろ、『鬱田 ドクオ』君。俺と君は確かに顔見知りだが、授業はもう始まっているぜ」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:33:51.36 ID:csPxvmGi0
人差し指で俺を指し示しながら言うのは、何を隠そうあの空条 丈太郎さんであった…ッ。
確かに昨日『近いうちに何らかのコンタクトを取る』とは言っていた。

だがまさか翌日に、先生として…だと…?
とりあえず腑に落ちないながらも席に座りなおす。

「今日から化学の授業を受け持つことになった空条 丈太郎という。よろしく頼む」

ざわざわ

  ざわざわ

    ざわ…ざわ…

まぁいきなり新任の教師なんか来たらそりゃあざわつきもするわけで。
…てか一部違うざわつき方をしていたような気もするが気にしないでおこう。

「では出席を取る。阿久津…」


…授業内容はいたって普通であり、省略させていただく。


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:39:58.85 ID:csPxvmGi0
範囲としては生物の進化云々あたりだった。
そして授業が終わると案の定生徒たちに取り囲まれる空条さん。

| l| ゚ー゚ノl「空条先生っておいくつなんですかぁ」
         
          iリ,,゚ヮ゚ノi「先生結婚とかしてるのぉ?」

    爪゚ー゚)「好きな女子のタイプとかは!?」

 ノリ, ^ー^)「あとで個人授業おねがいしたいなv」

訂正、女生徒達に取り囲まれる空条さん。



('A`)「空条さんも敵だ」
(;^ω^)「結局女の子にもてる奴はみんな気にくわないんだおね」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:40:58.97 ID:csPxvmGi0


と、バンっと机をたたく音が聞こえた。
見ると、そこはやっぱり教卓で、やっぱり空条さんが机を叩いて立ち上がっていた。。

「俺はキャーキャーうるせぇ女が一番嫌いなんだ、課題を増やされたくなければ静かにしてることだな…ッ!」

苦虫をかみつぶしたような顔で言う空条さん。
アレじゃあ女の子の株はガタ落ちだろう。


('A`)「空条さんこそ男の鏡」
( ^ω^)「もうツッコまなくていいかお?」


女の子たちは相当引いている。

これはチャンスだ…。
あの女の子たちの中で一番かわいい子に
「俺空条先生の知り合いなんだぜイェーイwwww」とか言って「なんならちゃんと紹介してあげようか?みんなで行かなきゃ大丈夫だと思うんだ」
なんて言えば割りかし簡単におちるんzy

だがその直後、教室を出る前に思い出したように言う空条さん。


「あぁ、鬱田ドクオ君、あとで理科準備室に来るように」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:43:41.77 ID:csPxvmGi0
教室を出る前に思い出したように言う空条さん。

「無論、『一人で』、だ」

そう言って教室を出て行った。





えっとですね、あなたにはその気はないのかもしれませんがね…?
女子を嫌いだといった直後に人気のない理科準備室に男を呼び出すのは…どうかと…。
しかも『一人で』の一文付き


ざわざわ

  ざわざわ

    ざわ…ざわ…

ざわわわわわ


さっきとは違う意味でのざわめきが…。
そして女子、なんで軽蔑に満ちた目と期待に満ちた目の二種類がいるんだ。


('A`)「えっと…」
( ^ω^)「僕のツッコミの代わりに空条先生にぶっといの突っ込まれて来いお」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:47:15.72 ID:csPxvmGi0
☆★☆★

ナランチャ「あれ!?俺のチョコは!?」
フーゴ「その口の周りについてるのは何ですか」

★☆★☆

('A`)「と、いうわけで来ました」
「なんだかやけに時間がたつのが早く感じるが、まぁいい」

と、言うわけで本題に入ろう。
とりあえず椅子に座って空条さんと向き合った。

('A`)「で、なんで先生になんか…てか先生だったんですか?」
「いや、教師免許は持っていない。生物学は仕事の関係上いろいろ知ってるから何とかなるがな」

それって立派な犯罪じゃあ…。

「そんなことはどうでもいい。これからの事について話すぞ」


空条さんの話をダイジェストにまとめよう。
いま俺たちがいるこの美津府高校には、殺人気『ランナーズ・ハイ』の本体が潜んでいる。
スタンドは出現させる際、(例外を除いて)本体のすぐそばに出現させる必要がある。
その事を考慮に入れてスタンドをこの校内で探し出し、速やかにその付近の怪しい生徒を洗いざらい調べる。

(;'A`)「なんというか、結構運任せのやり方ですね」
「だが今現在これ以外に良い方法がない。放課後は学校で捕まえられなかったと割り切って町内をパトロールだ」

これは案外、時間のかかりそうな作業だ…。


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:51:16.65 ID:csPxvmGi0





◆◆◆

学校の中、廊下を歩く新任の教師を、俺は見つめていた。

???「空条…丈太郎…あのセンコーが敵…?」

確かにガタイは良い。
だが、そんなことは関係ない、スタンドとは精神力の強さだ。
そもそも、俺のランナーズ・ハイが負けるところなど想像もつかない。

毎回毎回、誰かがバラバラにされたって話を聞くだけで、俺はションベンをもらしそうなほどゾクゾクと快感が沸き起こるのを感じる。
そう、まさに『感じる』んだ。

誰かに自慢したい。
俺の力を誇示したい。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:53:06.10 ID:un7vgKTk0
丈太郎じゃあなくて、承太郎じゃね?


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:56:15.98 ID:csPxvmGi0
>>17
ジョジョファンとして痛恨のミス。
吊ってきたあと3年ロムってその時間をキングクリムゾンでふっ飛ばしてくる。



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 23:55:12.23 ID:csPxvmGi0


…でもダメだ。
俺の正体がばれれば、もう安全に人をバラすなんて芸当ができなくなるかもしれない。

だから、早く殺さなきゃ。
あいつを、殺そう。そうしよう。

死ぬ瞬間だったら、『俺のスタンドはすごいだろ』って自慢しても、安全だよな?

だから、イイヨナァ?

◆◆◆



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:00:10.48 ID:xmLYD0uF0


3日後。
そう、それはあの衝撃の授業から三日後だった。


('A`)「さて、そう言うわけでこうして休み時間に校内を歩きまわっているわけですが」
教室棟の三階、三年生のクラスが集まるエリアの廊下を歩きながら、昼食のパンをかじる。
正直、この三日間あの化け物ラジコンカーの影も姿も見ることかなわず。
もううっすらと四日前の出来事は夢なんじゃないのかと疑い始めた俺がいるわけで。

('A`)「…ストレンジカメレオン」

スッと現れる黒色の巨体。
学校で出すのは極力控えるようにとは言われているが、それでも俺は確認せずにはいられなかった。
あの日のことは夢ではない。
悪夢は今でも、続いているのだと。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:03:54.37 ID:xmLYD0uF0

その時


フと、

    何かが
 
 視界の隅を
          横切ったような気が



(;'A`)「…ッ!?」


それは、廊下をゆるゆると走っていくそれは。
ラジコンのようで、妙に禍々しいそれは


(;'A`)「あ、やば」


三秒以上見つめてしまったソレは。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


『…オレヲ…ミテイルナアアァァァァ』


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:19:00.45 ID:xmLYD0uF0




全力で走る!
まずは中庭だ、とにかく人気のないところに誘い出さなければならないッ!!



(;'A`)「電話、短縮3番!!」

もうすでに、見つけた場合の打ち合わせはすんでいる。
できるだけ視線を外しながら追跡するか、追いかけられた場合は中庭に直行。
空条さんに電話して中庭で落ち合う!!

『マアアアァァァァァテエエェェェェェ!!!』

(;'A`)「誰が待つか!」
『もしもし』

出た!空条さんだ!!
(;'A`)「緊急事態、中庭に向かってます!!」
『ッ!、わかった、すぐ俺も向かおう』

電話を切ってポケットに…いれる暇も惜しいようだ。


ズズズ
握っている拳のところからスタンドに同期させるように出現させる。
そして携帯電話を、思いっきり投げつけさせる…ッ!


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:31:01.13 ID:xmLYD0uF0

(#'A`)「ウボァッ!!」

ボンっ!
『イテッ!!』

破裂音と共に炸裂大破した俺の携帯。
あぁ、せっせと集めたエロ動画、エロ画像の数々が…。
メモリーカードくらい残ってなきゃ泣くぞ俺は…。

その甲斐あって、ランナーズ・ハイはよろめき、スピードを落とした。
もうすぐ階段、その階段を駆け下りれば…。


『バカメッ!コノマエトオンナジダゼエエェェェエ』




あれ…そういえば…これって前回の、二の舞…?




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:35:14.47 ID:xmLYD0uF0

(#'A`)「にはならないぜえぇぇぇ!!」


階段を駆け下り、その折り返し地点。


一階と二階の踊り場、


『その窓をスタンドでぶち破って外に飛び出る』ッ!


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:42:00.97 ID:xmLYD0uF0
(#'A`)「うおおおおぉぉぉぉぉ!!」


がっしゃああああんっと、ガラスの割れる音。
高さは2メートルくらいか。
今までの俺なら間違いなく骨折は免れない。
だが俺には今、こいつがいる。

('A`)「ストレンジカメレオン」


(#'A`)「ウボァッ!!」


地面を殴らせて衝撃を殺し、地面を転がり、一転して立ち上がり。



(#'A`)「ウボァアアアァァッ!!」

『グッギャベッ』

反転して、飛びかかってきたランナーズ・ハイにカウンターを叩きこむ。


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:42:48.03 ID:xmLYD0uF0
ズッバァァァァンッ

会心の手ごたえ。
ランナーズ・ハイは背後の校舎の壁にめり込む。

だが、これだけではだめだ。
ここまでは前回でもやりおおせた。

『ナ  メエルナァァァァッ!!』


('A`)「空条さんッ!!」
「スタープラチナ・ザ・ワールド」

すでに待機していた空条さんが時を止める。
…いや、止めてる間は何にも分からないから何とも言えないわけだが。
つぎの瞬間にはまた目隠しをされているランナーズ・ハイを抱えた空条さんが立っていた。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 00:51:12.45 ID:xmLYD0uF0

(;'A`)「や…やり…ましたね…ハ…ヒィ…ゼェ…ゼェ…」
「あぁ、君のおかげだ。で、こいつはどこに」
(;'A`)「き…教室棟の二階です…はぁっ…全力疾走はキツイですって…」

ちなみに、我が学校はアルファベットのHの形をしており、Hの左側の棒が教室棟、右側の棒が職員室や実習室、部室などの実習棟に分かれている。
間の『―』は渡り廊下。図面で見て渡り廊下の下側が中庭、上側が校庭となっている。
分かりにくくてすまん。



('A`)「あぁ、それと空条さん」
「どうした?」
(;A;)「俺のケータイ…犯人捕まえたら弁償させます…壊しました…」
「…スピードワゴン財団に最新鋭の携帯電話を頼んでおこう」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:04:18.61 ID:xmLYD0uF0
閑話休題。


('A`)「で、こいつが二階の教室棟に居たって事は…」
「あぁ、まだ断言はできないが、犯人は二年生の可能性が高い。見る限り、飛んだり跳ねたりはできるようだが、階段を上るのが得意そうなタイプには見えないからな」

そう言ってランナーズ・ハイすこし掲げる空条さん。
と、いうか二年生と言えば俺と同い年で、同学年だ。
もし知っている奴が犯人だったらと考えると、ぞっとしない。


「それはそうと、このハートマークはなんだ…?前に見た時はこんなマークなかったと思ったが…」
その顔面には俺が思いっきり殴ったためピンクのハートマークがついている。
ほんとなんなんだこれ。


('A`)「あぁ、それは俺のストレンジカメレオンのせいで…殴るとそれが出るんですよ」
「殴ると…ハートマークが…?ふむ…」

そう言ってそのマークを覗き込むようにする空条さん。


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:10:12.14 ID:xmLYD0uF0





『ウカツダゼエエェェェェ?』




ゾブリ、と、空条さんの肩に、ランナーズ・ハイがかみついていた。


(;'A`)「なっ!?」
「くっ!?『スタープラチナ・ザ・ワールド』ッ!!」

ズバアアァァァンッ!

つぎの瞬間には、地面に空いた穴と、肩の傷を抑えている空条さん。
どうやら時間が止まっている間にランナーズ・ハイを引き剥がし、地面にめり込むほどの打撃を叩きこんだらしい。


(;'A`)「ど、どういうことですか…目隠しを…『目隠しをすれば安全』なんじゃなかったんですかッ!?」
「わからない…わからないが…いまやばい状況にあるってのは、確かなようだぜ…」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:15:03.14 ID:xmLYD0uF0
そういえば、ランナーズ・ハイが出てこない。
地面から、一向に姿を

「ドクオ君、横に跳べえぇぇぇ!!」
(;'A`)「ぅえっ!?」

反射的に横に跳ぶ。
その場所に

『クケケケケケケケエエェェェ――――ッ!!!』

地面からボコンとランナーズハイが飛び出してくる。
危ない。本当に危なかった。
一歩間違えれば、おれのお稲荷さんは…。


(;A;)「ひいぃッ」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:19:52.20 ID:xmLYD0uF0


ズダンッ、と、その小さな体に似合わぬ効果音で着地したランナーズ・ハイは、その大きく裂けた口をゆがめてにやりと笑った。
おかしい、前は…『ついさっきまでは』…全然感じなかった、『生命の息吹』を感じなかったのに…

「まさか…遠隔操作に切り替えられる…だとぉッ!?」

『ソウダトシタラ…ドウスルウウゥゥ?』

いまは、生命の息吹を…邪悪な生命の息吹を、ひしひしと感じていた。



        /|___________
       < To Be Continued... ||]|]
        \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:21:39.14 ID:xmLYD0uF0
さて、これから第4話をワードパッドに書いて行けるところまで行って寝ようと思いますー。

あ、質問あったら何でも答えますよ。


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/24(土) 01:28:07.88 ID:xmLYD0uF0
質問、なし!!
さて、寝ようかしら。

皆さんお付き合いありがとうごじゃりましたぁ


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■この記事へのコメント

  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    名前間違えた作者の可愛さは異常
  2. ■ [くるくる名無しさん]

    ブーンの目が半角になると一気に読む気なくす不思議
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