◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆( ^ω^)仮面武闘伝のようです 第7話「悪魔」

前の話/インデックスページ/次の話

1 :第7話:2009/11/07(土) 22:37:22.44 ID:xFrc5y0Y0
第7話をはじめます


今後出てくる予定のライダーと怪人のAAが思いつきません


やばいです
誰か考えてくれたら嬉しいです





2 :第7話:2009/11/07(土) 22:39:39.97 ID:xFrc5y0Y0

(●_ゝ●)「ライダージャンプ!!」


(●_ゝ●)「ライダーキック!!」

2度に渡る激しい衝撃を受けた地面は、ピシピシと音を立てて亀裂を走らせたかと思うと、
轟音と共に、地面が崩れ落ちた。



地面の下には巨大な空間と、突然の状況に唖然としている数体の怪人。

(●_ゝ●)「ここは……」
つ( <_ メメ)

(=]A[=)「もしかして……」

( φ岳φ)「あの怪人達の基地ってことかお?」
(;^ω^)


4 :第7話:2009/11/07(土) 22:41:24.98 ID:xFrc5y0Y0



仮面ライダーバトル

[共通ルール]

各国、登録するライダーは1人のみとし、戦闘に参加できるのは登録ライダーのみとする。
また、ライダーバトルは基本的に1対1とする。

ただしどちらの条件も例外があり、
運営委員会もしくは対戦相手が認めた場合は上記の限りではない。





5 :第7話:2009/11/07(土) 22:43:25.21 ID:xFrc5y0Y0





( ^ω^)仮面武闘伝のようです


第7話「悪魔」







くるくる川 ゚ -゚)様がまとめて下さっています。
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-229.html



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:39:58.22 ID:Df88zpdEP
       / ̄ ̄ヽ
       |__T_i_
       |ミ. ・ ・|
      (6〈 / Jヽ 〉
      |   Д |   AA用にどうぞ
       l\__)
      _ノ    (___ (⌒)
     /| | |\_/| | | `ノ ~.レ-r┐ ビシッ
   ///| | | | |。|. | | |ノ__ .| | ト、
  / /./| |. | | |。|.( ̄  `-Lλ_レ′
      T i g e r s ̄`ー--‐′
           8


8 :第7話 [>>3ありがとう使ってみる] :2009/11/07(土) 22:45:59.90 ID:xFrc5y0Y0

(●_ゝ●)「とりあえず一時休戦といくか。オトジャ、起きろ」

怪人達が我に返って襲い掛かる前にと、アニジャがオトジャを起こす。

(´<_`メメ)「……ん。あぁ」

(●_ゝ●)「お前の力が必要だ。変身できるか?」

(´<_`メメ)「大丈夫だ。大した怪我じゃない。俺、そう言う顔してるだろ?」

(●_ゝ●)「あぁ。お前は強いからな」


( φ岳φ)(なんか……)
(;^ω^)

(=]A[=)(めんどくせぇな……)
(;'A`)


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:43:52.20 ID:Ht3o0V5o0
以`゚益゚以「俺を使え」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:45:48.55 ID:1L7iH5uQO
イトーイを使え!!


9 :第7話 [>>6,7わかった怪人で良い?] :2009/11/07(土) 22:49:11.35 ID:xFrc5y0Y0

オトジャがバックルに付いたままになっていたバッタの足を操作し、変身する。

(○<_○)「さて、こいつらを倒せば良いんだな?」

変身を完了したオトジャは、先程まで戦う相手であったブーンとドクオを気にするでもなく、
またこの状況に疑問も抱かず戦いの開始しようとする。

(=]A[=)「あ、あぁ……」

( φ岳φ)「行くお!」

(●_ゝ●)「パーフェクトハーモニーだ」


そして4人のライダーは同時に、怪人に向けて駆け出した。


10 :第7話:2009/11/07(土) 22:54:03.08 ID:xFrc5y0Y0



(○<_○)「ライダーパンチ!」

セクロスのパンチを受けて、その部屋の中にいた最後の怪人が叫びながら爆発する。
増援の気配がないことを確認して、4人は変身を解除した。

('A`)「さて、どうする?ここから上に上がれないことも無いが」

(´<_` )「……」

(;^ω^)「お……まだやるかお?」

( ´_ゝ`)「いや、もう良いwww俺たちの負けだwwwなぁオトジャ」

(´<_` )「……あぁ」


アニジャとオトジャの言葉に、ブーン達が安堵する。
正直また戦いを始めるのは嬉しくない。
それよりも出来ることなら、このまま4人でこの基地を攻撃したいと思った。


12 :第7話:2009/11/07(土) 22:55:38.58 ID:xFrc5y0Y0

('A`)「で?この後は?良ければ一緒に戦ってくれないか」

ドクオも同じことを考えていたらしい。
さっきまで戦っていた相手であっても、臆すこと無く協力を頼めるところは流石だと思った。

( ´_ゝ`)「まぁ乗りかかった船だしな。なぁオトジャ」

(´<_` )「……あぁ」

対する兄弟の返事は、あまりにあっさりとしたもので、ブーンとしては拍子抜けするものであった。
やはり彼等も仮面ライダーだと言うことかと理解する。


改めて自分達がいる空間を見回す。
岩を削っただけの洞窟のようで、この広い空間は倉庫だったらしく、
端の方に食料や武器が置いてあるのが目についた。

倉庫から真っ直ぐ続く通路を進んで行く。
洞窟とは言え、一定の間隔で明かりが付いているので怖さは感じない。
しかし途中いつ怪人達が現れるか分からないと、ブーンが変身して行こうとしたら、
ドクオに「お前は分かっていない」と怒られた。仕方無しにDSを銃に変えただけの生身で進む。

4人の中で武器を持っているのが自分だけだったので、ブーンは正直不安だったが、
運良く誰にも会わずに進むことが出来ていた。


13 :第7話:2009/11/07(土) 22:57:13.08 ID:xFrc5y0Y0

しばらく進むと、4人の前に十字路が現れた。

( ^ω^)「道が分かれているお」

( ´_ゝ`)「どうする?分かれて進むか?それとも……」

('A`)「……シッ!……聞こえる!」

( ^ω^)「ドクオ?」

(´<_` )「何も聞こえないが?」

('A`)「こっちだ!」

それだけ言うとドクオは走り出し、真っ直ぐの道に入っていった。
慌ててブーン達も後を追う。


15 :第7話:2009/11/07(土) 22:59:46.65 ID:xFrc5y0Y0

やがてブーン達の耳にも声が聞こえてきた。

( ´_ゝ`)「これは……」

( ^ω^)「人の声だお!」

やがて辿り着いた先には、ドクオと、倒れている2体のビコーズ、
そして10人を超える人がそこに閉じ込められている牢屋のような場所。

(´<_` )「この人達は?」

('A`)「怪人に連れ去られた人達だ。ブーン!」

( ^ω^)「わ、分かったお!」

ドクオの指示で、ブーンが銃で牢屋の鍵を破壊し、人々を解放する。

('A`)「ここを真っ直ぐ行った先の倉庫からに地上に出られる!そこから逃げろ!」

人々は口々に感謝の言葉を述べながら、我先にと走って行った。


16 :第7話:2009/11/07(土) 23:01:38.41 ID:xFrc5y0Y0

('A`)「……こっちだ。行くぞ」

ドクオが人々が逃げていった方向とは逆の通路に進んで行く。
迷うことなく進むその様子を見て、オトジャがドクオに声を掛けた。

( ´_ゝ`)「お前……道が分かるのか?」

('A`)「……」

( ^ω^)「ドクオ?」


('A`)「この牢屋を見て思い出したんだ。
    前に俺がやつらに捕まったことがあるって話したよな。
    あの時連れて行かれたのがここだったんだ」

( ^ω^)「確か……そこから逃げ出す時に、ベルトをもらったって……」

('A`)「そうだ。初めにあの牢屋に入れられて、この先に連れて行かれる途中であの人に助けてもらったんだ。
    あの時は逃げるのに必死だったけど、この先に何かあるのは間違いない」



(;^ω^)「……何かって何だお?」

(´<_` )「行けばわかるさ。それに……行くしかない。俺、そう言う顔してるだろ?」



17 :第7話:2009/11/07(土) 23:04:02.34 ID:xFrc5y0Y0



しばらく進むと、次第に大勢の人の気配、いや、人ならざる者達の気配を感じた。
そして洞窟の先には、先程の倉庫よりも大きな部屋があり、その中に数十体の怪人がいるのが見えた。

ブーン達が様子を伺うと、部屋の奥には祭壇のような場所があり、
そこに1つだけ玉座と呼ぶにふさわしい大きな椅子が置かれているのが見える。

そしてその椅子の前に立つ者。
見るからに怪人たちの親玉と言った風に立つ男の姿。


ヲdwbそ


(;^ω^)「黒い……ライダー?」

怪人とは異なるそのその姿は、間違いなく仮面ライダーであったが、
その黒い鎧に覆われた全身からは、そこにいる怪人たちよりも遥かに禍々しいオーラが発せられていた。


18 :第7話:2009/11/07(土) 23:08:07.57 ID:xFrc5y0Y0

と、そこにタコの姿の怪人が2人の人間を連れて現れ、黒いライダーの前に連れていく。

(:◎)彡「さっさと歩け!」

ヲdwbそ「……」

(#’e’)「ななな、なんなんだお前ら!いい加減にしろ!」
||;‐;||レ「……お願い家に帰して!!」

タコ男の足で体を縛られながら、2人は必死にもがき、怒り、哀願する。
そんな2人を気にすること無く、タコ男が口を開いた。

(:◎)彡「喜べ、貴様らは今から我々の仲間となるのだ」

タコ男の言葉に合わせて、黒いライダーが手のひらを上に向けて右手を前に突き出す。
すると手のひらの上に光の玉が浮かび上がった。

ゆらゆらと浮かぶ光の玉は、やがて真っ黒な、だが角度によって様々な色にも見える塊となって、
黒いライダーの手の中に収まった。


19 :第7話:2009/11/07(土) 23:10:39.88 ID:xFrc5y0Y0

( ´_ゝ`)「あれは……VIP クオリティ!しかも初期状態か?」

( ^ω^)「VIP クオリティ?」

(´<_` )「仮面ライダーの核となるものだ。あれを精製してベルトを作るんだ」

('A`)「それってどう言う……」

ドクオが疑問を口にする間も無く、黒いライダーが男に近づいて行くのが見えた。


(#’e’)「く、来るな!どうするつもりだ!!」
||#‘‐‘||レ「アンタ男でしょ!なんとかしなさいよ!!」
(’e’#)「はぁ!?なんとかってどうしろって……」

言い争いを始めた2人を無視して、ライダーが黒い玉を男の体に当てる。
黒い玉は音も立てずに男の体に吸い込まれて、消えた。


(’e’)「?なんだ?何ともn……がぁぁぁぁぁあああぁぁ!!」

少しの間を置いて、男の体がビクンと弾け、口からは苦しみの叫び声が上がる。
タコ男が手を離すと、男はその場に倒れてのた打ち回る。


20 :第7話:2009/11/07(土) 23:12:48.51 ID:xFrc5y0Y0

男の腕が突然倍の大きさに膨れ上がる。
腕が元に戻ったかと思うと、今度は足が、頭が、
内部で爆発が起こっているかのように大きさを変える。

男の口から吐き出され続ける叫び声は、その度に大きさを増し、部屋中に響き渡る。

断末魔と言うにはあまりに長すぎる男の叫びの歌を、その全身で表現する死の踊りを、
横で涙を流して固まる女と同じように、部屋の外でブーン達はただ見ていることしか出来ない。

その状況にあるにも関わらず黒いライダーは微動だにせずその場に立ち続け、
怪人達は嬉しそうに歓声を上げる。

[”e゚)「がっああああぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁあ!!あ!…………」

やがて男の叫びが止み、同時に動きも止まる。
そこに横たわっているのは、体の半分だけ以前の姿を残した元人間であったモノ。

(:◎)彡「コイツも駄目か。それにしてもビコーズばかり増える……連れて行け!」

( ∵)( ∵)「「アッー!!」」

元男を蹴りながら放つタコ男の言葉に、部屋の奥から2体のビコーズが現れ、
そのまま引き摺るようにしてどこかに連れて行った。


21 :第7話:2009/11/07(土) 23:15:48.21 ID:xFrc5y0Y0

(´<_` )「アニジャ……これは……」

ビコーズ達が部屋の外に出て行くと、オトジャが声を絞り出すようにアニジャに話しかけた。

(;´_ゝ`)「あぁ……オトジャの思っている通りだろう」

(;^ω^)「はぁっ!はぁはぁ……それってどう言うことだお?」

2人の声を聞いてようやく息をすることを思い出したブーンが深呼吸しながら尋ねる。


('A`)「怪人は……さらわれた人達だったってことだ」

アニジャではなくドクオから返って来た言葉は、ブーンにとって信じ難いことだった。

(;^ω^)「そんな……じゃ、じゃぁ今までブーン達が倒してきた怪人も……?」

( ´_ゝ`)「まぁそう言うことになるな」

(; ω )「そんな……そんな……」

今まで自分が倒してきた怪人が元は人間であった。
その事実を知ったブーンは、ただ愕然とするしか出来ない。


22 :第7話:2009/11/07(土) 23:17:51.47 ID:xFrc5y0Y0

(; ω )「僕は今まで人を……人をたくさん殺して……」

(´<_` )「なぜ悩む必要がある?ヤツらは敵だろう?なら殺すしかないじゃないか」

やがて涙を流し始めたブーンにオトジャが問いかける。
その口調はブーンを慰めるものではなく、心底ブーンが分からないといった風であった。

(#^ω^)「!!だって人間だお!」

( ´_ゝ`)「……元、な。あれは元には戻らん。少なくとも、俺達には不可能だ。
      なら倒すしかない。そうだろ?
      現に、お前だってさんざん殺してきたじゃないか」

必死に反論するブーンに、アニジャの言葉が突き刺さる。
そんな中「元には戻らない」の言葉にブーンは少しだけ心が軽くなるのを感じ、
それがまた自分を許せなくなり、ブーンを苦しめる。

(#^ω^)「……っ、ドクオ!ドクオは良いのかお!?」

('A`)「最初から予想はしていた。確証は持てなかったが……それでも俺は戦うことを選んだんだ」

必死にすがるように友に問いかける。
だが返って来た言葉は、全てを知ってなお戦おうとする決意の言葉。


23 :第7話:2009/11/07(土) 23:20:27.15 ID:xFrc5y0Y0

( ;ω;)「そんな……ブーンは……ブーンは……」



と、今まで騒がしかった怪人たちの声が止み、祭壇のタコ男が動くのが見えた。

(:◎)彡「次は女、お前だ」

||;‐;||レ「いや、いやぁ……やめて……おね……」

女の願いに耳を傾ける事無く、黒いライダーが手の平に光の玉を出現させる。
そして出来上がった黒い玉を女に向ける。

(#^ω^)「やめるお!!!変身!」

女の顔が目前に迫る恐怖に歪むのを見て、咄嗟にブーンは飛び出していた。
DSを構え、変身する。


24 :第7話:2009/11/07(土) 23:24:41.73 ID:xFrc5y0Y0

( φ岳φ)「おおぉぉぉぉ!!」

部屋の中の数十体の怪人のことなど忘れ、そのまま黒いライダーに向かって走り出す



(´<_` )「ちっ不用意に飛び出しやがって!いくぞアニジャ!」

仕方なくオトジャ達も変身して部屋の中に飛び込むと、
ブーンに気を取られている怪人達に向けて攻撃を放つ。

(=]A[=)「ライダーキック!」
(○<_○)「ライダーパンチ!」
(●_ゝ●)「ライダーキック!」

不意を突かれた怪人たちは無防備に体を貫かれ、その場で爆発が起きる。
それでも、ドクオ達には部屋の中の怪人が減ったようには感じれなかった。


25 :第7話:2009/11/07(土) 23:27:34.92 ID:xFrc5y0Y0



( φ岳φ)「やめろおぉぉぉぉ!!」

ライズが真っ直ぐ黒いライダーに向けて走る。
途中、前に飛び出した怪人を吹き飛ばして走りぬけた。
だが、それでスピードが落ちたところに、新たな怪人が立ち塞がり、行く手を阻む。

勢いのままぶち当たった怪人の肩越しに、黒いライダーが黒く光る玉を女にの体に入れるのが見えた。

||‘‐゚||レ「ぎぃがぁぁあぁぁぁぁ!」

女の体がはじけ、叫び声が上がる。

( φ岳φ)「あ……あぁ……」

先程の男と同じ様に、女の体が変形して行く。
だが、その後は男の時とは違い、変形した部分が元に戻ることは無く、
続けてバキバキと骨が折れ、新たな形を形成していくのが見える。
そして、女の上げる悲鳴も苦しみのそれから、獣の咆哮のような、どこか嬉しさを帯びたものへと変わる。


26 :第7話:2009/11/07(土) 23:30:41.07 ID:xFrc5y0Y0

女の発する全ての音が止んだ時、そこにはかつて幾人も男を魅了したであろう女の姿は無く。
恐ろしい顔と姿を持った巨大な怪人が誕生していた。

(:◎)彡「おぉ!我らの新たな同胞の誕生だ!!」

産まれたばかりの怪人は、まだ意識がはっきりしていない状態であるにも関わらず、
怪人としての本能がそうさせるのか、今の自分の敵であるライズに向けて、
雄叫びを上げながら真っ直ぐ突っ込んで行った。

以`゚益゚以「グモアァァ!!」

( φ岳φ)「くっ!……やめてくれお!!」
( ;ω;)

さっきまで普通の人間であった怪人の突撃を正面で受け止め、だがライズは反撃出来ぬまま、相手を押さえ続けるのみ。
気付けばさらに数体の怪人が周りを囲っていた。


27 :第7話:2009/11/07(土) 23:33:21.73 ID:xFrc5y0Y0



一方、ドクオ達は一度に数十体の怪人を相手に戦っていた。
密集している為に怪人達もうまく立ち回れないようで、
なんとか相手が出来てはいるが、いかんせん数が多すぎる。
このままでは時間と共に押されてしまうであろうことは明らかであった。

(○<_○)「くっなかなか減ってくれないな。仕方ない。奥の手を使うか。アニジャ!」

(●_ゝ●)「分かった!ドクオ、こっちに来い!!」

(=]A[=)「どうした?…っ!?」

シャドーセクロスに呼ばれたOTAが、目の前の怪人をキックで吹き飛ばしながら近づいてくるのを確認しすると
未だ多くの怪人に囲まれているにも関わらずセクロスとシャドーセクロスは変身を解除した。

( ´_ゝ`)(´<_` )

(=]A[=)「何を考えている!?」

チャンスとばかりに飛び掛る怪人を抑えてOTAが問いかける。
だが当の2人は余裕の表情で答える。

(´<_` )「まぁ慌てるな」
( ´_ゝ`)「俺達がなぜ2人共ライダーなのか。その秘密を見せてやろう」


29 :第7話:2009/11/07(土) 23:36:58.50 ID:xFrc5y0Y0

( ´_ゝ`)「「変身」」(´<_` )

2人同時に腰にあるバッタの足を操作して叫ぶ。

- CHANGE SECROSS -
- CHANGE SHADOW SECROSS -

機械音が鳴り響き、先程と同じセクロスとシャドーセクロスの姿が現れる。

(●_ゝ●)「セクロスの陰には必ずシャドーがある!!」

(○<_○)「シャドーの先には必ずしもセクロスはない!!」

叫びながら、右側に立つセクロスが左手で右側にあるバッタの脚を操作する。
同じように、左側に立つシャドーセクロスが右手で左側にあるバッタの脚を操作する。


30 :第7話:2009/11/07(土) 23:40:50.30 ID:xFrc5y0Y0

(○<_○)「「合体!」」(●_ゝ●)

- UNION SECROZ -

2人の掛け声と共に再び機械音が響く。
セクロスの腰からバッタが消え、シャドーセクロスの腰に2匹のバッタが向かい合わせで装着される。

シャドーセクロスが交差した腕で、両方のバッタの足を操作すると、光と共にシャドーセクロスの姿が変わっていく。
その姿は左半分がセクロス、右半分がシャドーセクロス。そして首には銀のマフラー。
アメリカ代表仮面ライダーの真の姿、仮面ライダーセクロズの登場である。

それと同時に、セクロスが突然フラリとその場に崩れる様に倒れる。

(=]A[=)「お、おい!?」

しかしそれを気にするでもなく、セクロズは怪人たちを指差して言い放つ。


( ○X●)「「さぁ、お前の罪を数えろ」」


31 :むりやりおまけ:2009/11/07(土) 23:43:01.04 ID:xFrc5y0Y0


       / ̄ ̄ヽ
       |__T_i_
       |ミ. ○X●|
      (6〈 / Jヽ 〉
      |   Д |   さぁ、お前の罪を数えろ
       l\__)
      _ノ    (___ (⌒)
     /| | |\_/| | | `ノ ~.レ-r┐ ビシッ
   ///| | | | |。|. | | |ノ__ .| | ト、
  / /./| |. | | |。|.( ̄  `-Lλ_レ′
      T i g e r s ̄`ー--‐′
           8


32 :第7話:2009/11/07(土) 23:46:33.29 ID:xFrc5y0Y0

(=]A[=)「2人で1人の仮面ライダー……」

( ○X●)「あ、ドクオ、俺の体、頼むぞ」
(´<_` )

呆然とするOTAに声を掛けると、単身セクロズは怪人たちの中に飛び込む。

前後左右から怪人が襲い掛かるが、セクロズはまるで全方向に目が付いているかのように、
パンチを、キックを繰り出し怪人を圧倒する。

ジャブを放ちながら、後ろの怪人に蹴りを放つ。
ハイキックを浴びせながら、横の怪人にストレートを見舞う。

( ○X●)「うしっ!準備運動終わり!」
( ´_ゝ`)

( ○X●)「一気に行くぞ!」
(´<_` )


33 :第7話:2009/11/07(土) 23:51:19.93 ID:xFrc5y0Y0

右手で左のバッタの足を操作する。

- LUNA -

機械音とともに、左上半身と右下半身が金色に変わる。


左手で右のバッタの足を操作する。

- HEAT -

機械音とともに、右上半身と左下半身が赤色に変わる。


セクロズの金色に変わった腕と足は自在に長さを変え、
まるで蛇のようにクネクネと動いて周りの怪人たちを蹴散らす。

一方、赤色に変わった腕と足は、長さこそ変わらないものの、
炎を纏い、触れる怪人達を一瞬にして灰に変える。

( ○X●)「「おおおおおおおぉぉぉぉ!!」」

セクロズが動きを止めた時、周りにいた数十体の怪人の姿は消え、
僅かに残ったススが怪人達そこにいたことを表していた。


34 :第7話:2009/11/07(土) 23:54:32.35 ID:xFrc5y0Y0



(=]A[=)なぁ、それって一度変身解く必要あったのか?

セクロズのあまりの攻撃力に驚きながら、近づいてきたOTAがセクロスを肩に担ぎながら尋ねる。

( ○X●)「お前も分かってないな」
(´<_` )

( ○X●)「見せ場は必要だろ?」
( ´_ゝ`)

セクロズが言いながらバッタを操作すると、セクロズの姿が、シャドーセクロスに戻る。
同時に、OTAの肩にもたれ掛かっていたセクロスが起き上がった。


(●_ゝ●)「さて」

(○<_○)「あとは向うだな」

(=]A[=)「ブーン……」



35 :第7話:2009/11/07(土) 23:57:33.96 ID:xFrc5y0Y0



( φ岳φ)「やめるお!」

ライズは4体の怪人に囲まれて攻撃に晒され続けていた。
しかしライズから攻撃することは無く、ただ相手の攻撃をかわし、受け止めることしか出来ない。
怪人が元は人間だった事実を知ってしまった今、
ブーンが出来ることは必死に言葉を投げかけることだけだった。

( φ岳φ)「お願いだお!頼むから止めてくれお!」
( ;ω;)

だがブーンの言葉が怪人達に届くはずも無く。

( φ岳φ)「がはっ」
( メ;ω;)

タコ男の攻撃を後頭部に受け、ライズが蹲る。
続けて横のゾウ男がその長い鼻をムチのようにして、ライズを叩く。
そしてあの女性が変わった怪人が勢いをつけて向かってくるのが見えた。

以`゚益゚以「グガガガガア!!」

( φ岳φ)「!」


36 :第7話:2009/11/08(日) 00:00:54.76 ID:Ua/6WmRE0

もう駄目だとブーンが目を瞑る。
しかしいつまでたっても攻撃は無い。

恐る恐る目を開いたライズの前で、3人のライダーが怪人を押さえつけているのが見えた。

(●_ゝ●)「大丈夫か?」

ゾウ男を吹き飛ばし、シャドーセクロスが声を掛ける。

( φ岳φ)「ぁ……」
(  ω )

(=]A[=)「……ブーン、覚悟を決めろ」

呻く様に答えるブーンに、ドクオが言う。



( φ岳φ)「……」

しかしブーンは答えない。
ただその場で立ち尽くすのみ。


37 :第7話:2009/11/08(日) 00:04:23.72 ID:Ua/6WmRE0

以` 益 以「アガアアアアァァ!!」

やがてセクロス達の手によって、続けて4つの爆発が起き、部屋の中から全ての怪人が姿を消した。
当然その中には先程の元女性の姿もあった。

( φ岳φ)「あぁ……あぁぁ……なんで……なんで……」
( ;ω;)

怪人達の断末魔の叫びと爆発を前にしてブーンは、ただ嘆くしかできなかった。


(=]A[=)「ブーン……」

(○<_○)「放っておけ!それよりも今はアイツだ!!」

セクロスが指し示す先には、先程の戦いを前にしてなお、ただ祭壇に立ち続けた黒いライダーの姿。

(=]A[=)「お前が黒幕なのか?」

ヲdwbそ「……」

ドクオの問いに、黒いライダーは答えず、まるで人形の様にその場から動こうとすらしない。


38 :第7話:2009/11/08(日) 00:06:26.41 ID:xFrc5y0Y0

(○<_○)「答えろよ……ライダージャンプ!」

ただ立ち続ける黒いライダーに向けてセクロスが飛び上がり、

(○<_○)「ライダーパンチ!!」

無防備な体にライダーパンチを見舞う。
セクロスの必殺の一撃をくらった黒いライダーが一歩後ずさる。

だがその体は倒れることはなく、ライダーパンチのエネルギーは胸でバチバチとまるで電気のように留まり、
やがて黒いライダーの右腕に集まり、そして黒いライダーが動き出す。

ヲdwbそ「……ライダーパンチ」

(○<_○)「なっ!!がぁぁぁ!」

自分のライダーパンチと同じ威力のパンチを受け、セクロスが吹っ飛ぶ。


39 :第7話:2009/11/08(日) 00:08:35.17 ID:QG9VzTOd0

(●_ゝ●)「オトジャ!ハアッ!!」

黒いライダーがセクロスに向かって歩き出すが、間にシャドーセクロスが割ってキックを放つ。

ヲdwbそ「……」

ゆっくり歩いていた黒いライダーがすばやく攻撃をかわし、
腕にいつの間にか持っていた刀でシャドーセクロスに斬りかかる。

刀は避ける間もなく、シャドーセクロスの体に当たり、
切れることはないものの火花を散らしながらシャドーセクロスを吹き飛ばす。

(●_ゝ●)「ぐああぁ!」

黒いライダーがさらに刀を振るい、シャドーセクロスに斬りかかる。


(=]A[=)「隙ありだ!ライダーキック!!」

その一瞬の隙を突いて、OTAのライダーキックが黒いライダーを貫いた。


40 :第7話:2009/11/08(日) 00:10:10.48 ID:QG9VzTOd0

(=]A[=)「俺を忘れてもらっちゃこまるな……なにっ?」

ヲdwbそ「……ライダーキック」

ライダーキックのエネルギーは先程と同じように黒いライダーの胸に留まり、
今度は黒いライダーの右足に集まる。

そして黒いライダーはその場から飛び上がると、OTAに向けてライダーキックを放った。

(=]A[=)「しまっ……」

OTAのライダーキックの威力そのままに黒いライダーが迫る。


( φ岳φ)「うおぉぉぉ!!」

しかし、そこにライズが飛び出し、OTAを押しのけるようにして入れ替わる。
OTAの身代わりとなって、ライズがライダーキックを正面から受ける。


41 :第7話:2009/11/08(日) 00:11:41.35 ID:QG9VzTOd0

(=]A[=)「ブーン!!」

ライズによって飛ばされたOTAが顔を上げると、そこにはライダーキックを正面から受け止めてなお
その場に留まり続け、黒いライダーの体を押さえるライズの姿。
そしてライズは黒いライダーに問う。

( φ岳φ)「お前何なんだお!?ライダーがなんでこんなことするんだお!?」

ヲdwbそ「……」

だが黒いライダーは答えない。
代わりに、セクロスに肩を貸して立ち上がったシャドーセクロスが答える。

(●_ゝ●)「無駄だ。俺が見る限り、やつも暴走している」

( φ岳φ)「暴走?」

(●_ゝ●)「装着者がベルトの力に負けるとああなる。人としての意識も飲まれ、ベルトの意志に操られる。
      ほとんどが怪人と同じように人を襲い暴れるだけだがな……」

( φ岳φ)「そんな!元には戻せないのかお!?」

(●_ゝ●)「暴走してすぐなら変身を解けば戻れる可能性もあるが、
      あれはどう見ても戻れそうにないな」


42 :第7話:2009/11/08(日) 00:13:26.46 ID:QG9VzTOd0

( φ岳φ)「そんな!皆そのことを知っているのかお!?」

ライズの疑問に対して、シャドーセクロスは何をいまさらと言った風に答える。

(●_ゝ●)「当たり前だ。国家の代表同士が強大な力で戦う仮面ライダーバトルが
      ただの強化服で戦うだけのスポーツだとでも思っていたのか?
      俺たちは英雄であると同時に、国が開発した兵器であり、そして……実験動物だ」

( φ岳φ)「仮面ライダーが……兵器?実験動物?そんな訳ないお!」

(○<_○)「これだけの力、兵器として使わない訳がないだろう?」

(●_ゝ●)「VIPクオリティについてはまだ分からないことの方が多い。
      とにかく今、俺達が出来ることは、やつのベルトを破壊して殺すことだ。
      ライダーに関わる全ての者は、暴走した者を直ちに破壊することを覚悟している。
      ……それが例え肉親であってもな」

(○<_○)「それでも俺たちがライダーになって戦うのは、叶えたい夢が、目標があるからだ。
      お前もあるんじゃないのか?」

( φ岳φ)「僕は……」
(  ω )


43 :第7話:2009/11/08(日) 00:15:07.61 ID:QG9VzTOd0

『お前は何の為に戦っている?』

以前ギコに言われた言葉が頭に浮かぶ。
あの言葉は、全て分かった上でなお戦いを選んだ覚悟が含まれていたのだと、今更ながら気付く。
アニジャ達もそうなのだろう。だから怪人達が元は人間だと分かってもなお戦えるのだ。

ヲdwbそ「……」

呆然とするブーンの隙を突いて、黒いライダーがライズの手から逃れる。
同時に刀でライズに斬りかかる。無防備なライズは吹き飛び、変身が解除されたブーンが横たわる。

(  ω )「かはっ」



意識を失ったブーンの襲いかかろうとする黒いライダーの前に、3人のライダーが割って入る。

(=]A[=)「さてどうする?やつはこっちの攻撃を跳ね返すようだが?」

(○<_○)「こう言う輩は、同時攻撃ってのが昔から相場が決まっているんだよ」

(●_ゝ●)「確かにwww」


44 :第7話:2009/11/08(日) 00:16:40.85 ID:QG9VzTOd0

(○<_○)「やることは決まったな。タイミングが命だ、いくぞ!」

(●_ゝ●)「俺たちのパーフェクトハーモニーを見せてやろう」

(=]A[=)「カーチャンが言っていた。不味い飯屋と悪の栄えたためしは無いとな」


セクロスとシャドーセクロスが同時に宙に舞う。

(●_ゝ●)「「ライダージャンプ」」(○<_○)

少し間を置いてOTAが飛び上がり、狙いを定める。

(●_ゝ●)「「ライダーキック!!」(=]A[=)
(○<_○)「ライダーパンチ!」


ヲdwbそ「!!」

3人のライダーの攻撃が同時に黒いライダーに襲い掛かる。
3つのエネルギーは今までと同じく黒いライダーの胸に留まり、
互いの力が影響し合って少しずつ光が大きく成っていく。

ヲdwbそ「ガアアア!」

その光はやがて黒いライダー全てを覆い、その後、大きな音と共に爆発した。


47 :第7話:2009/11/08(日) 00:18:30.08 ID:QG9VzTOd0

( ω^)「う……」

爆発時に飛んだ小石が頭に当たり、ブーンが意識を取り戻す。

並び立つ3人のライダーの向うに、倒れている人影が見えた。
その人影がゆっくりと立ち上がる。


(  ∀・)

既に変身の解けた人物を見て、ブーンは驚きの声を上げた。

( ^ω^)「あの人はツンの!」

('A`)「!あの人は!!」

それと同時に、変身を解いたドクオも声を上げる。


だがそんな2人に構わず男、モララーが口を開いた。

( ・∀ )「……お前達、ライダーだな?」


49 :第7話:2009/11/08(日) 00:22:10.19 ID:QG9VzTOd0

(´<_` )「あぁそうだ」

(  ∀・)「……お願いだ俺を止めてくれ」

モララーがそう言うのと同時に、モララーの腰の黒いDSから黒い炎が上がる。

( ・∀ )「殺してくれ!早く!!デビルは存在しちゃいけない!!」

自分を殺せと頼むモララーの全身が黒い炎に包まれていく。

( ・wbそ「ガァァァァアアア!!
     俺を、俺を殺せぇぇぇ!!」

炎に焼かれて火傷を負うかのように、モララーの姿が少しずつ黒いライダーに変わっていく。
モララーは薄れていく意識を離すまいと必死に対抗しながら、自分の死を懇願する。

( ´_ゝ`)「大したものだな……そこまで侵食されてなお意識を保つか。良いだろう望みどおり殺してやる」

アニジャが再び変身の構えを取る。


51 :第7話:2009/11/08(日) 00:24:14.24 ID:QG9VzTOd0

ヲdwbそ「グアァァァァァァアォオオオオオォォ!」

だがアニジャが変身するよりも早く、モララーの全てが黒に包まれ、
黒いライダー、仮面ライダーデビルが完全に姿を現す。

獣のように雄叫びを上げ、またVIPクオリティを人間に埋め込み、新たな怪人を生み出さんと動き始める。

( ´_ゝ`)「!!」

先程までのゆっくりした動きではなく一瞬でアニジャの目前に迫ると、大きく腕を振るった。
まだ変身前だったアニジャと横にいたオトジャがまとめて吹き飛び、意識を失う。

(  _ゝ )「「がふっ!」」( <_  )

('A`)「アニジャ!オトジャ!」

デビルは視界の端に咄嗟に変身しようとしたドクオを確認すると、
すぐさま体当たりでドクオを戦闘不能にする。

( A )「がぁっ」


53 :第7話:2009/11/08(日) 00:26:07.54 ID:QG9VzTOd0

そして残るブーンに振り返り、戦闘の意思が無いことが分かったのか、ゆっくりとブーンの下へ歩き出した。
デビルが右手を前に突き出し、その手の中に光を発生させる。

( A )「くそっ……ブーン……」

(;^ω^)「やめるお!!ツンは……ツンはアナタを待っているはずだお!!」

黒い玉でブーンを怪人にしようと目前にせまったその時、ブーンの声がデビルの耳に届く。

ヲdwbそ「ツ……ん……」

デビルの中に僅かに残ったモララーが反応し、デビルの動きが止まる。

(;^ω^)「そうだお!ツンだお!アナタの妹だお!!」

ヲdwbそ「そうか……ツンは無事か……
( ・∀・)ツン……すまない……母さ……ん……
     お願いだ……俺を……殺せ」

必死にブーンが訴えるが、モララーの口からはやはり死を望む言葉。


(  ω )「……」


54 :第7話:2009/11/08(日) 00:27:41.44 ID:QG9VzTOd0

ヲdwbそ「早く……早くしろ!!俺はいつかツンまでも殺してしまう!」
(#・∀・)

(メ'A`)「ブーン!思い出せ!!
    このまま放っておいたら、もっと沢山の人を悲しませることになる!!」


( ^ω^)「!!」



モララーとドクオの必死の言葉に、弾けるようにブーンが動く。

ドクオと再会してからの少しの間だったが怪人達と闘ってきた。
その中で人々の悲しむ姿も見てきた。
必死に子を守って怪我をした親と、泣いている子供。
愛する人を連れて行かせまいと抵抗する男性。

自分達が救えた人もいた。
間に合わず救えなかった人もいた。
そして、自分達が知らない場所で連れて行かれた人々もいただろう。


55 :第7話:2009/11/08(日) 00:29:52.63 ID:QG9VzTOd0

(  ω )「怪人の為に、これ以上誰かの涙は見たくないお。
      みんなに笑顔でいて欲しいんだお」

だが……と、ブーンは思う。
その中にはツンは入っていないのだろうなと。
ここでモララーを殺すことは、結果としてツンをも救うことになるかもしれないが、
やはりツンは泣くだろうなと。

それでも、誰かが、いや、自分がやらなければならないのだ。

( ^ω^)「だから……見ててくださいお。

      僕の、」


白いDSを取り出し、相手に向けて構える。
左手のベルトを一振りで腰に巻きつけ、バックルにDSを装着する。
赤いカートリッジを挿入し、タッチパネルをなぞり、叫ぶ。

( ^ω^)「変身!!」


光の中から金色の戦士、仮面ライダーライズの姿が現れる。

( φ岳φ)


56 :第7話:2009/11/08(日) 00:31:26.67 ID:QG9VzTOd0

( φ岳φ)「待たせてごめんなさいお。僕が終わらせますお」

一言詫びて、デビルに向かって走る。

ヲdwbそ「早くしろ…妹を……ツンを……頼むぞ」
( ・∀・)

デビルの仮面の奥で、モララーが笑ったような気がした。


迷いを振り切るかのように、走りながら叫ぶ。


( φ岳φ)「俺のこの足、光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ!
(#゚ω゚)  貫け! 必殺!

       ラァァァイジングゥ





       キィィィィィィック!」


57 :第7話:2009/11/08(日) 00:33:18.19 ID:QG9VzTOd0

ヲdwbそ「そうだ……良く……やった……ありがとう」
(  ∀ )

ライズの渾身のキックを受け、ベルト中央の黒いDSに亀裂が走り、
そこから漏れた光がデビルの体に広がっていく。

光がデビルの全身を覆いつくした時、一拍置いてデビルの体が爆発した。


今までの怪人達の爆発よりも大きな爆発は、地下に作られた基地を激しく揺らし、
ポロポロと天井から砂が落ちて来たかと思うと、次第に大きな塊が落ち始めてる。
やがてゴゴゴと大きな音を立て、部屋が崩れ始めた。

('A`)「崩れるぞ!!」

ドクオの声で我に帰り、アニジャとオトジャを起こして地上へと走った。

地上に上がると、廃墟が陥没した地面に沈んでいるのが見えた。


58 :第7話:2009/11/08(日) 00:35:33.73 ID:QG9VzTOd0



(´<_` )「じゃぁ俺たちは行くか。アニジャ」

( ´_ゝ`)「そうだな」

('A`)「……助かった。ありがとうな」

( ´_ゝ`)「気にするな……と、ブーン!」

アニジャの声に、廃墟を見つめて呆然と立っていたブーンが振り返る。

( ´_ゝ`)b「「決勝で会おうな」」d(´<_` )


(  ω )「……うんお」

兄弟の言葉に、ブーンは力なく、それでもなんとかぎこちない笑顔を見せて答えた。


ライダーバトル予選 第7回戦

[WINNER] 仮面ライダーライズ(日本)
       ブーン

[決まり手] なし(試合放棄)

[ポイント] +1P(ホーム) → 19P



59 :第7話:2009/11/08(日) 00:37:15.36 ID:QG9VzTOd0



その日の深夜、ブーン達の戦いによって瓦礫と化した廃墟の中から飛び出す影があった。

(=゚д゚)「ラギラギラギ」

警察と政府によって調査され、現在は立ち入り禁止になっているその場所であったが、
見張りに気付かれない程の常人とはかけ離れたスピードで走り、
空を飛ぶ様に跳ねるその姿は虎、いや虎の姿を持った怪人、虎男であった。

その手の中には、亀裂の入った黒いDSが収められており、
それを回収すると言う目的を果たした虎男は、主の下に急いでいた。

夜空を駆け抜け、VIP市が良く見える高いビルの屋上で待っていた主にDSを渡す。


60 :第7話:2009/11/08(日) 00:39:21.53 ID:QG9VzTOd0

???「おお見つけたか。良くやったのである」

主は虎男からDSを受け取ると、嬉しそうに先程の戦いを振り返る。

???「しかし、あの少年がデビルを倒すとはな……。
     それにアメリカ代表のあの合体システム、あれは面白い。
     あれを使えばこのベルトも制御出来るやもしれぬ」

そう言って見つめる右手には金色のDS。

そして左手には先程虎男から受け取った黒いDS。
その亀裂からは、チロチロと黒い小さな炎が上がっており、
炎に焼かれた部分が変形し、少しずつ亀裂を塞ぎ始めていた。



第7話 了



61 :第7話:2009/11/08(日) 00:41:31.96 ID:QG9VzTOd0

( ^ω^)仮面武闘伝のようです


('A`)「俺、ドクオって言います。結婚しよう」

川 ゚ -゚)「無理。消えろ」

(=]A[=)「よーし、ドクオがんばっちゃうぞー!!」

(゚、゚トソン「運営委員の者ですが」

/ ,' 3「ライダーバトルは力が全て。ワシに勝てば正義じゃよ」



('A`)「ブーン、お前は話すべきだ。ちゃんと伝えなきゃいけないんだ」


・・・ NEXT RIDER 洲 o =o)  チノ<×>フ



62 :第7話:2009/11/08(日) 00:42:38.13 ID:QG9VzTOd0

以上で第7話を終わります

皆様、ありがとうございました



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 00:49:19.45 ID:/Zc0Sgb6O
乙ー


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/08(日) 00:57:14.11 ID:/UjBMtDHO
おっつ


前の話/インデックスページ/次の話

■この記事へのコメント

  1. ■ [くるくる名無しさん]

    ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
    ドックンに春が?
■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

検索フォーム

お知らせ

管理人へメール

トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Team 2ch @ BOINC

待ち続けている人がいる。
だから僕らは回し続ける。
~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

banner-88.gif
CPUの時間
ちょっとだけ
貸してください
(BOINC Team 2ch Wiki)

ブーン系“短編”小説更新状況

    プロフィール

    kuru

    Author:kuru
    特に何も無いよ。

    カウンター

    トータルアクセス:
    ユニークアクセス:
    閲覧者数:



    クリックで救える命がある。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。