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◆オトギリソウの散る頃に"孵"のようです ~その弐~

前の話/インデックスページ/次の話

1 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:49:16.42 ID:qbptuT0e0
PCからの投下は初めてなので勝手が悪いかもしれません。
投下にもたつくようなら途中で携帯に切り替えます。

まとめて下さっているサイト様(五十音順)

・くるくる川 ゚ -゚)
ttp://kurukurucool.blog85.fc2.com/
・ブーン文丸新聞
ttp://boonbunmaru.web.fc2.com/

【登場人物紹介】 ●…死亡

(,,゚Д゚)…木鼓 靖虎(ギコ ヤストラ)
・細マッチョを目指す矢峠村にやってきた助っ人教師。大学二年生。かつて矢峠村に隣接していた矢継村の出身。通称ギコ。

椎名 ゆい(シイナ ユイ)
・おはぎが大好きなギコの恋人。現在は法事を終えた親類の世話をする為に地方へ帰省している。通称しぃ。

川 ゚ -゚)…素直 空(スナオ クウ)
・大学二年生。助っ人教師として矢峠村にやってきた。最近、胸の谷間でアルミ缶を潰す芸を覚えた。ギコの元恋人。通称クー。

(´・ω・`)…下眉 和也(シタマユ カズヤ)
・矢峠学校の教師。一般道を高速道と同じ速度で走る頭文字B(イニシャル バカ)。通称ショボン。

( ・∀・)…茂羅 弘(モラ ヒロシ)
・矢峠学校の教師。眼鏡が似合うクールな男。釣りはしないのにルアーを集めるのが趣味。通称モララー。
  _
( ゚∀゚)…長岡 ジョルジュ(ナガオカ)
・おっぱいおっぱいな高校一年生。曾祖父をドイツ人に持つ。いかにしてクーに水着を着させるか日々模索中。


2 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:50:52.12 ID:qbptuT0e0
('A`)…欝田 独男(ウツタ ドクオ)
・ビバ☆不健康な高校三年生。ひょろ長で物静か。無造作に伸びた髪を切れば意外と男前になるのでは?ともっぱらのウワサ。

从'ー'从…渡辺 綾香(ワタナベ アヤカ)
・頭の中にタンポポの綿毛が詰まっている高校二年生。ちょっと広めのオデコがチャームポイント。脱ぐと実はCカップ。

(゚、゚トソン…都村 園子(トムラ ソノコ)
・旧家出身の高校三年生。知的な口調を裏切らない秀才娘。実は部屋には大量のぬいぐるみが……とはベタ過ぎて本人も言い出せない。通称トソン。

lw´‐ _‐ノv…素直 春(スナオ ハル)
・中学二年生。大胆不適な米少女。鈴木と仲良し。将来の夢は世界中の主食を米にすること。通称シュー。

/ ゚、。 /…鈴木 大尾(スズキ ダイオ)
・無表情ながらも可愛らしい少女……じゃなくて少年。好物がシュークリームである限り、彼が漢であると学友らが認識する日は来ないだろう。中学二年生。

( ゚д゚メ)…ミルナ
・何処からともなくやって来て矢峠村に住み着いた狂人。身体能力がかなり高い。本名は誰も知らない。

( ^ω^)…内藤(ナイトウ)
・矢峠村の村長。朗らかな笑みを浮かべながらもどこかうら寒い雰囲気を醸し出す老人。

ハハ ロ -ロ)ハ…ハロー=ウィリアムズ
・村唯一の診療所を構える英国人。別にDr.コトーを目指しているわけではない。

尾呂(ビロ)…生徒達にビロードと呼ばれている矢峠学校の管理人。現在行方不明。


4 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:53:01.47 ID:qbptuT0e0
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、まだ着かないの?」
  _、_
( ,_ノ` )「ここまで来たらあと少しでさぁ。嬢さん、もうちょい我慢してくんな」

ξ゚⊿゚)ξ「その『嬢さん』という言い方は止めて。虫酸が走るわ」
  _、_
( ,_ノ` )「……はいよ」

N| "゚'` {"゚`lリ「はっはっはっ。申し訳ない渋沢さん。うちの後輩はどうも年上に対する口の聞き方ってもんがなくてね。気を悪くしないでくれよ」
 _、_
( ,_ノ` )「いえいえ。自分は出世にゃ縁のない万年巡査でさあ。嬢さ……失礼、警部が巡査に命令するのは当然ってもんです」

ξ-⊿-)ξ「そういうこと。組織に年功序列なんて不要なの」

N| "゚'` {"゚`lリ「やれやれ。少しは歳の功ってものを尊重すべきなんじゃないかねぇ……俺はどこで教育を間違えたんだ?」

ξ゚⊿゚)ξ「余計なお世話ですよ阿部先輩」



(,,゚Д゚)オトギリソウの散る頃に"孵"のようです ~その弐~



5 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:55:57.55 ID:qbptuT0e0
金髪のセミロングヘアにちょっとしたくせ毛を揉み上げの先端に持ち、今年で二十六度目の誕生日を迎える山形県警所属の警部補。
それが私、津出 麗子(ツデ レイコ)である。

木。木。木。たまに狸。と、つまらない道をひた走るオンボロパトカーに乗せられ、私は鶴岡市山中にある矢峠村へと向かっている。
バネがいかれた座席のクッションに不快感を覚えながら片道云時間の旅をわざわざする理由は勿論観光をするためではない。

警察がバッチを付けて向かう先には必ずイレギュラーがある。
その例に倣い、上司から命を受けた私は独立自治区である矢峠村へ向かっているのだ。

N| "゚'` {"゚`lリ「やや! 熊に注意とあるぞ。こりゃまいったね」
_、_
( ,_ノ` )「大丈夫。車のエンジン音にビビってよう出てきませんわ」

N| "゚'` {"゚`lリ「いやいや。そうじゃなくてね。もし出会ったらどうやって食べようか困ったもんだ、と思ったんだ。熊のふぐり(睾丸)は滋養強壮に効くんだろう?」
_、_
( ,_ノ` )「さあ……自分は食ったことがないんでなんとも」

N| "゚'` {"゚`lリ「ツン、君は?」

ξ-⊿-)ξ「ありません。変な話に巻き込まないで下さい」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 20:56:13.21 ID:IFt83ahxO
久しぶりだなあ


7 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:57:42.36 ID:qbptuT0e0
タッグを組んでから三年近くも立つのに未だその性格が掴みきれない、今、私の隣に座っている人物は阿部 孝和。地位は巡査部長。
ガタイの良い二枚目顔のこの男は、私の上司であり、先達であり、相棒でもある。
東京から山形の地に飛ばされた挙げ句、彼を紹介された時はとんでもないハズレくじを引いてしまったと嘆いたものだ。

ちなみに、『ツン』とは出会って間もない頃に先輩が私に付けたあだ名だ。
津出繋がりかはよく分からないが、苗字のイントネーションの悪さは自覚しているので文句は言わずそのまま受け入れている。
もちろん、身をわきまえずに馴れ馴れしく使う奴は容赦なくぶっ飛ばしているので、この呼び名を使っているのは実質先輩だけだが。

 _、_
( ,_ノ` )「おや、鑑識はもう来ているみたいですな。昨日の深夜に到着されたようで」

ξ゚⊿゚)ξ「張り切る方向を間違えてるわ。夜の山中で検分なんてできるわけないのに。経費のムダよ」


8 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 20:59:27.00 ID:qbptuT0e0
現地の案内を務める渋沢巡査は数台のワゴン車やパトカーが止まるあぜ道の端に車を停め、私達に外へ出るよう促した。
詮索は趣味ではないけど、渋沢は実年齢以上に深みのある顔を称えている。
燻し銀という奴だろうか。私の毒吐に動じることなく、それを綺麗にいなす人間と出会うのは久しぶりだ。
隣に立つ相棒を除けばの話だが。

「ここからは徒歩になりますんで」と渋沢は私達に断りを入れると、そのまま山道へ入っていく。
村に近いとはいえ熊が出るような場所だ。スーツ姿で来たのはマズかったかもしれない。
先輩の助言に従って車内でスニーカーに履き変えたのがせめての救いだ。

N| "゚'` {"゚`lリ「熊の手って珍味らしいな。コラーゲンがいっぱいなんだってさ」

ξ-⊿-)ξ「コラーゲンを経口摂取するくらいなら私はアミノ酸を摂ります。意味ないもの」

N| "゚'` {"゚`lリ「えっ。そうなの?」

ξ゚⊿゚)ξ「組織が全部分解されちゃいますからね。
      って言うかそんなツルツルの肌でコラーゲンとか言わないで欲しいです。私への嫌みですか?」
  _、_
( ,_ノ` )「嬢ちゃんもじゅうぶん絹肌でさあ」

ξ゚⊿゚)ξ「ありがとう巡査。でも嬢ちゃんと呼ばないでと言ったでしょう?」


9 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:03:17.64 ID:qbptuT0e0
通報によれば昨日の未明に村人の死体が山中で発見されたとのことだった。
発見者はこの村の住人。
夕食の献立を求めて山中で釣り糸を垂らしていたら、川上からドンブラコと見知った顔が流れてきたらしい。
  _、_
( ,_ノ` )「死亡したのは杉浦 良樹。五十代前半の男。この村に古くから住む住人ですな。
    仏は既に村の診療所に安置されとります。後で見られますかい?」

N| "゚'` {"゚`lリ「もちろんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「民間人が遺体の処理を? 困るわね。下手に現物をいじくられると物証が減るじゃない」
  _、_
( ,_ノ` )「あー、その辺りは心配ないですわ。仏さんの処理を担当したのはその道のプロですし、問題ないでしょう」

ξ゚⊿゚)ξ「プロ?」
 _、_
( ,_ノ` )「うちの診療所の先生は元国際赤十字のハイエナ部隊に所属してたんでさぁ。先生にかかれば死体のひとつやふたつなんざ人形を扱うも同然よ」

ξ゚⊿゚)ξ「ハイエナ……?」

N| "゚'` {"゚`lリ「『第8番187号多目的部隊』だよ。
         戦時に発生する身元不明の遺体を回収して、軍隊や民間組織に引き渡しをする戦場の掃除屋さ。
         数字の語呂に合わせて『ハイエナ』だなんて言われている。
         巡査の言うところが本当なら安心して調査できそうだな」

それはまた随分と陰惨な話だ。
ハイエナ部隊とやらのことは知らなかったが、先輩が肩を持つくらいの腕前なら私がこれ以上とやかく言う必要はないかもしれない。


10 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:05:14.81 ID:qbptuT0e0
今日は日が昇るのが随分と速い。
朝一番に出て来たつもりだったのに、いつの間にか太陽は天井に差し掛かり始めている。
カッターシャツの腕を捲くり、短く息を切らしながら山道を登ることたっぷり三十分。
心地好い小川の水音と共に慌ただしい人気が私の鼓膜を震わせ始めた。

〆(警・―・)「あっ! 津出警部、阿部巡査部長お勤めご苦労様です!」

ξ゚⊿゚)ξ「ご苦労様。もう大分進んだようね」

川上特有の大きな岩がゴロゴロとしている場所で十数名の警察官が動き回っている。
私達よりひと早く現地入りした山形県警の同僚達だ。
私と先輩の姿を認めた署員の一人が額の汗を光らせながら元気よく敬礼を送ってきた。

(警・―・)「そりゃあもう糞暑い日中の作業は御免ですからね。それに我々の仕事はスピーディーさが命です」

N| "゚'` {"゚`lリ「君達鑑識の働きがなけりゃ俺達は動かせるものも動かせん。引き続き宜しく頼む」

〆(警・―・)「ハッ! お任せ下さい!」

N| "゚'` {"゚`lリ「ところで君、随分といい尻をしてるな」

(警・―・)「へ?」

一瞬、肉食獣のような目つきをした先輩に無知な鑑識は気づかない。
可哀相に。これで彼も先輩の『イイケツ』リストの仲間入りだ。
同情はするが彼の貞操を守るような義理もないので今後は背後に注意しろとはあえて忠告しない。


11 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:07:56.59 ID:qbptuT0e0
ξ゚⊿゚)ξ「ハイエナ先輩。早く検分に入りましょう」

N| "゚'` {"゚`lリ「死体に興味はないんだがなあ……」

立入禁止のテープが張られた全長三メートルほどの大岩をよじ登ると、赤黒い染みがついた一角が目に入った。
仏はここで何らかの理由で出血し、そのまま川に落ちたようだ。
この花崗岩の上に乗って釣りでもしていたのだろうか、眼下には冷たい水がさらさらと流れている。

N| "゚'` {"゚`lリ「どう見ても絶好の釣りスポットだ。足元の血痕から考えると転倒して頭を打ったってところかな?」

ξ゚⊿゚)ξ「雨が降っていたわけでもないのに転倒ですか?」

N| "゚'` {"゚`lリ「だよねぇ。苔が生えてるわけでもなし……足跡は見つかってるのかい?」
  _、_
( ,_ノ` )「仏の履いていた山岳シューズと一致する足跡が付近で出てまさぁ。ちなみに釣り道具一式も付近で見つかっとります」

N| "゚'` {"゚`lリ「他のものは? 別の足跡とか」
 _、_
( ,_ノ` )「出てませんな。見ての通りそこらは石ばっかり。泥やら土やらがもうちょいあれば話は別でしょうがね」

ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと待って巡査。貴方なんでそんな詳細なことを知ってるの?
      本部は現地の警察には現場の保存だけを命じているはずよ」
 _、_
( ,_ノ` )「んー……いや、市警の大概の連中とは顔見知りでね。暇だったんでちょいと教えてもらったんですわ」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」


12 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:12:16.56 ID:qbptuT0e0
どうにも食えない男だ。
眉を寄せる私に気付かないふりをしつつ断りもなく煙草を燻らす渋沢に対して、
私は自分の中の警戒心が少しずつ上がっていくことを感じる。
鬱陶しい煙を始末するよう命令すると、渋沢は少し不満そうに携帯灰皿へ火を突っ込んだ。
恐らく、相当なヘビースモーカーなのだろう。言った側からポケットの中の紙箱を片手で弄り始めている。

N| "゚'` {"゚`lリ「どうするツン。もう少し見て回るか?」

ξ゚⊿゚)ξ「いいえ、移動します。先輩は診療所の仏を見てきて下さい。私はこのまま学校へ向かいます」

N| "゚'` {"゚`lリ「それは構わないが……なぜ学校へ?」

ξ゚⊿゚)ξ「仏を回収した人間が学校の職員だということを忘れたんですか? 今は夏期講習中だそうですよ」

N| "゚'` {"゚`lリ「そういえばそうだったな。いいだろう。終わったら連絡を入れてくれ」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」

N| "゚'` {"゚`lリ「どうした?」

ξ゚⊿゚)ξ「"嵐"の件。大丈夫でしょうか」

N| "゚'` {"゚`lリ「直ぐに来るというわけではない。いざとなったら無線を使えばいい。短距離なら多少の融通は効くだろう」

ξ゚⊿゚)ξ「わかりました。念のため回線をオープンにしておきます」


14 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:19:07.90 ID:qbptuT0e0
現場の物色をあらかた終えた私達はその後二手に分かれることにした。
コンビとは言っても四六時中一緒に行動しているわけではない。
というか、あんな筋肉男の傍に居続けたらどんな人間も脳みそが糞やら味噌やらに占領されてしまうだろう。

渋沢のパトカーに揺られながら辿り着いた先はやたらグランドが広いおんぼろ校舎だ。
確か、矢峠村分校だとかそんな名前だったような気がする。
渋沢によれば生徒数は中高合わせて十人にも満たないらしい。

ξ゚⊿゚)ξ「こんな辺境に押し込められて育つなんて私なら堪えられないわね」
  _、_
( ,_ノ` )「悠久なる自然に囲まれて……と言えば聞こえはいいでしょうがねえ。山はお嫌いで?……っとお!」

グランドの適当な場所にパトカーを停めようと、敷地内の道に進入した渋沢が前触れもなしに急ブレーキを踏み込んだ。

ξ;゚⊿゚)ξ「むぎゅん!!」

どこぞの学者が発見した慣性の法則に従い。私の身体は少々恥ずかしい具合でフロントガラスへつんのめる。
ちくしょう。前方不注意だ。渋沢の奴は何をしている。


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 21:19:18.76 ID:7WNJWZHTO
あら久しぶり


16 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:20:47.92 ID:qbptuT0e0
('、`*川「あっらあ。渋沢さんじゃありませんか。奇遇ですわねぇ」
 _、_
( ,_ノ` )「マダム。私道とはいえ死角から道に出るときは安全を確認していただきたいもんです」

額をさすりながらガラス越しに外を見ると、三十代前半の女が親しげな声を出しながらこちらに近付いて来るのが見えた。
急ブレーキの原因はどうやら先方がパトカーの存在に気付かずに校舎内道路へ出てきたからのようだ。
化粧が濃い。死ねばいいのに。

('、`*川「ところで渋沢さんはなんでまた学校に? もしかしてアレの関係かしら?」
 _、_
( ,_ノ` )「アレかどうかは分かりませんがね。野暮用で来たことは確かですわ」

('、`*川「まあ! 変に隠さなくても宜しくってよ。だって朝から警察の方々が随分慌ただしく動き回っていますもの。
     杉浦さんの殺人犯を捜しているのでしょう?」

殺人犯? まだ事故か事件かも分かっていないのにこの女は何を言っているんだ。
渋沢が弱ったような顔をしているのを知ってか知らずか、女は好き勝手に"アレ"についてペチャクチャと喋り始めた。

('、`*川「ええ。ええ。みんな口にこそ出していませんけれども、杉浦さんは殺されたって思っていますのよ。だってそうでしょう?
あれほどミルナと因縁がある仲なんですもの、逆襲されても不思議じゃありませんわ」

ξ゚⊿゚)ξ「(ミルナ?)」


17 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:22:51.15 ID:qbptuT0e0
 _、_
( ,_ノ` )「マダム。確かに杉浦さんは浮浪者であるミルナに対して辛辣な対応をとってはいましたがね。憶測で語るのは感心しませんぜ」

('、`*川「まあ! 渋沢さん。警察である貴方ともあろうかたがあの暴漢を庇護するんですの?
     皆まで語る必要はないはずですわ。この村の大多数の人間が今回の事件に関して
     ミルナを疑っていることはご存知の筈よ」
 _、_
( ,_ノ` )「…………」

ただのそうましい婆かと思ったが伊藤は意外と村近辺の情報に精通しているようだ。
この手の人間はタブーや秘密の小話をすることに快感を得るタイプであると相場が決まっている。
気は乗らないが聞き込み調査をすれば有力な情報を提供してくれるかもしれない。

('、`*川「私としては是非ミルナの拘束をお願いしたいものですわ。
     他人の財産を盗むだけでは飽き足らず、人の命まで手にかけるなんて……ああ怖い!
     うちの情けない旦那なんてまるであてにならないし、早く奴を捕まえて下さいな」


18 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:26:49.66 ID:qbptuT0e0
 _、_
( ,_ノ` )「……とにかく今は刑事さんがたも自分らも最善の行動をとっとります。
    マダムも夜間の外出は控えるようにしてくだせぇ」

('、`*川「もちろんですわ。婦人会でも夜六時以降の子供の外出は禁止するよう取り決めましたもの……
     あら、そちらのお嬢様は?」

ξ#゚⊿゚)ξそ

おじょ……ッ!!
 _、_
:( ,,_ノ` ):「あぁー。今しがた話した刑事さんの……一人です……」

今さら私の存在に気付いた女が覗き込むようにして後部席を覗き込んでくる。
おい、渋沢。口元がぷるぷるしてるぞ。

('、`*川「まあ。お人形のように可愛らしい刑事さんね。お名前はなんて言うのかしら?」

ξ##゚⊿゚)ξ「津出麗子警部です。今回の杉浦氏死亡の件について調査の任を受けました。
        後日、聞き取り調査に御協力を仰ぐ場合があるやもしれませんので、その時は宜しくお願いします」

('、`*川「もちろんですわ。こんな若いお嬢ちゃんが頑張っているんですもの。いつでも遊びにいらして」

 _、_
( ,_ノ` )「ゲッフン! ゴホン!」

ファック。今すぐ撃ち殺したい。このコンクリ化粧女、子供をあやすような目で私を見てきやがる。
そして渋沢、咳に紛れて笑うのをやめろ!


19 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:31:27.47 ID:qbptuT0e0
ξ#゚⊿゚)ξ「で?」
 _、_
( ,_ノ` )「で、とは?」

ξ゚⊿゚)ξ「とぼけないでよ。あの女とミルナだとかいう人物について教えなさい」

嵐のような人間を見送った後、パトカーを降りて炎天下の校舎に向かう私はすぐさま渋沢に説明を求めた。
先程のやり取りがよほど面白かったのか、腹の笑い虫を抑える為に何度か咳ばらいしたあと、
私の視線など何処吹く風といった様子で渋沢はとうとうと語り始める。
 _、_
( ,_ノ` )「先程のマダムは伊藤という名の主婦です。性格に関しては……もう語る必要もないでしょう」

ξ゚⊿゚)ξ「フン。その主婦がなんでまた学校に来てんのよ。餓鬼が学校にいるの?」
 _、_
( ,_ノ` )「いえ。彼女に子供はおりません。
     旦那さんが確かここの事務員の欠員分を補充するために学校に来てるそうでしてね。その関係でしょう」

ξ゚⊿゚)ξ「欠員?」
 _、_
( ,_ノ` )「前の職員が少し前に姿をくらましてましたんで」

姿をくらましたって……それは行方不明ということじゃないか。
そんな話は聞いていないと言うと
「そりゃあ。聞かれていませんでしたので」と渋沢は肩を軽く上げてしれっと答えた。やはりいけ好かない男だ。

だが、ミルナと呼ばれる浮浪者の情報を聞けたことはかなり意義がある。
聞けばこの村では誰もが知っているような人物らしい。ひょっとしたら重要参考人になるかもしれない。
できれば人相書きが欲しいところだ。


21 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:37:48.03 ID:qbptuT0e0
 _、_
( ,_ノ` )「ここが玄関口です。履き物はこちらに入れて下せぇ」

ξ゚⊿゚)ξ「母校じゃないけど、なんだか懐い気分になるわ」
 _、_
( ,_ノ` )「自分はこの村の隣にあった矢継村の出身でしてね。よくこの学び屋の生徒たちと遊んだもんでさあ」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね。私の場合は拳が基本だったけど、バットとか持ち出す無粋な輩を相手にする時は苦労したわね」
 _、_
( ,_ノ` )「……バット?」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ。巡査はやり合うときに何を得物にしてたのかしら。メリケン? 釘バット?
       あ、指輪だなんて非現実的なこと言わないでよ?」
 _、_
(;,_ノ` )「…………」

なぜか急に黙り込む渋沢。
私はそれを気にすることなく古びた廊下を進み、目当ての扉を見つけると彼に代わってガラガラと勝手に開けた。
引き戸の上の札には職員室とある。
中に入ると四人の見知らぬ人間が不思議そうな視線を私と渋沢に向けてきた。


22 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:43:30.25 ID:qbptuT0e0
( ・∀・)「おや渋沢さん。どうされました。そちらの女性は?」

細い眼鏡をかけた男が親しげに渋沢へ声をかける。
知的な雰囲気を持つ人物だ。ああいう手合いは初対面の人間に対して異様に警戒度を上げる。
懐柔するには骨が折れるだろう。
 _、_
( ,_ノ` )「急にすみませんな。こちら鶴岡市警からいらした津出刑事です。
    先日の一件で皆さんお聞きしたいことがあるそうで、ちょいとばかしお時間頂けますかね」

ξ゚⊿゚)ξ「手間は取らせないわ。杉浦氏の遺体の運搬作業に当たった人は誰かしら?」

( ・∀・)「ここにいる全員だね。実際に手を動かしていたのは下眉先生だけだったけど」

ξ゚⊿゚)ξ「どういうこと?」

( ・∀・)「得に深い意味はないですね。遺体を目の当たりにして、まともに動けたのが彼だけだったというだけです」

σ"(;-Д-)「…………」

ようは屍を見てチキンになったということか。
皆まで言わなくとも意図を悟った私を見て、若い男が所在無さげに眉間を掻いた。
こいつは社会人なのだろうか。私服を着ているせいかは分からないが、大学生のようにも見える。
どちらにせよ青臭さが抜けていないのは確かなようだ。


23 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 21:51:20.49 ID:qbptuT0e0
若い男の近くに立つ、黒髪の長髪女は神妙な顔をしながらこちらを見ている。
こいつも社会人には見えない。見た目は大人びているが直観的に幼さが感じ取れる。
なんか……職業柄とはいえ、こういった評価をすると自分がババ臭く感じてしまう。

私もあの女のようにもう少し色香があれば……っていうか腹立たしい胸部だなおい!
何を喰えばああなるんだ? 揉むのか? 揉めばあれぐらいにまででかくなるのか?

ξ゚⊿゚)ξジー ←計測中

川 ゚ -゚)?

ξ#゚⊿゚)ξ「(……F!! ファック、牛チチめが!)」

川;゚ -゚)、ナ ナンカスゴイサッキガ…
 _、_
( ,_ノ` )「ってことでね。先生方にはちょいと捜査に協力してもらいたいんでさあ」

( ・∀・)「それは構いませんが、捜査をされるということは杉浦さんは事故死ではないということでしょうか」

ξ゚⊿゚)ξ「その真偽を見極めるための捜査よ。じゃあ手っ取り早く始めちゃいましょう。
      どこかの個室を借りられないかしら? 一対一でお話ししたいの」


24 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:01:47.13 ID:qbptuT0e0
(´・ω・`)「おいおい。こんな小娘と密室でチョメチョメだと? 俺の股間のマグナムが火を噴いても知らんからな」

バナナを飴のように舐めまわしていた男が私の台詞に反応した。
うわっ。こいつなんか先輩と似た臭い……失礼、匂いがする。
関わりたくないなあ。もうこいつ絶対に変態だよ。なんで弁当箱の中に未調理のタコが押し詰められてるわけ?

ξ゚⊿゚)ξ「あら、面白いこと言うわね。私の腰に吊ってあるベレッタと貴方の貧相な大筒。どちらが強いのか楽しみだわ」

(´・ω・`) ショボーン…

威嚇も兼ねて腰のホルスターに差し込んである銃を見せつけながら、私はそそくさと提供された校長室の中へ一人目の証人を招き入れた。
少しはまともな情報が手に入ればいいのだが……。


25 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:04:31.14 ID:qbptuT0e0

※※   ※※   ※※


N| "゚'` {"゚`lリ「で? 何かめぼしいものは手に入ったのかい?」

夕刻。
村の外れに停車したパトカーの中で、煙草を吹かした先輩が紫雲をたゆらせながら後部座席に座る私へ問い掛けた。
ヘビースモーカーだった祖父を癌で亡くして以来、私は煙草を控える身となっている。
車内は少々煙たいが伏流煙特有のあの臭いが鼻を突くことはない。
先輩が吸う煙草はただの唐草だからだ。
 _、_
( ,_ノ` )「それ味するんですかい」

N| "゚'` {"゚`lリ「なーんにも。元は禁煙用のアイテムだからね。普通の煙草は吸わないんだよ」
 _、_
( ,_ノ` )「へぇ。砂糖の入ってない飴が美味いとは思えんのですが」

N| "゚'` {"゚`lリ「飴を味わうことではなく、飴を舐めることに嗜好を見出だしているのさ。俺の場合はね」

ξ#-⊿-)ξ「で、私はもう振られた話をする必要はないってわけ?」

N| "゚'` {"゚`lリ「おっとすまない。機嫌を悪くしないでくれよ。レディ」

ξ゚⊿゚)ξ=3 モウ!


27 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:08:55.66 ID:qbptuT0e0
二手に分かれた捜査の収穫はそれなりのものをもたらしてくれた。

はっきり言ってしまおう。
杉浦は殺害された可能性が非常に高い、というのが今回の聞き込み調査で得た私の結論だ。

ξ゚⊿゚)ξ「下眉という変た……教師が有力な情報を持っていたわ。他はたいして役に立たなかったけど」

N| "゚'` {"゚`lリ「具体的には?」

ξ゚⊿゚)ξ「遺体発見時の服装が"極めて"乱れていたそうです。仏は川を流れていたわけだけど、
     それだけで襟元が破けたりシャツのボタンがちぎれるなんてことは、いくらなんでもないでしょう」

ξ゚⊿゚)ξ「それと、死亡した杉浦は村の近辺を徘徊する浮浪者とよく衝突していたようです。
      浮浪者の名はミルナ。住家は山中に点在していて、
      杉浦の死体が発見された山でもミルナはよく目撃されていたようですね」

N| "゚'` {"゚`lリ「ふぅん。そっちも当たりか」

ξ゚⊿゚)ξ「当たり?」

後部座席から身を乗り出した私を無視して、先輩はゆっくりと肺に煙を溜め込んだ。
少し落ち着かせてくれ、ということだろうか。こういう時の先輩は梃を持ち込んでも動くことはない。
私はそれを辛抱強く耐えながら、この見た目以上に頭脳が切れる男の発言を待つ。


29 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:13:51.89 ID:qbptuT0e0
N| "゚'` {"゚`lリ「仏の首に僅かながら何かで絞め付けた痕跡が見つかった。
         本署で調べなくては詳しく分からんが、医者曰く手で絞めたものではないかとのことだった」

N| "゚'` {"゚`lリ「痣の大きさからしてあれは男の手なんじゃないかと思っている」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ……死因は窒息ってこと?」

N| "゚'` {"゚`lリ「いや、直接の死因は俺達の見込みで間違いないようだ」

つまり何者かに首を絞められ、争っている最中に頭部を岩にぶつけて死んだということか。
死亡推定時刻はまだ分からないが、ここ二、三日は晴天が続いている。
濡れた足場で転倒するならまだしも仏がいた場所は川を見下ろす大岩の上だ。
よほどアクロバティックなことでもしない限り、あそこで頭をしたたかに打ち付けることはないだろう。

ξ゚⊿゚)ξ「殺人……か」
 _、_
( ,_ノ` )「ちょいと性急過ぎやしませんかい? ミルナはともかく、杉浦さんは人様に恨みを買うような人柄じゃありませんぜ」

N| "゚'` {"゚`lリ「杉浦氏の家族はいないのかい? 怨恨やら何やらの事情を近しい人間から聞きたいんだがね」
 _、_
( ,_ノ` )「最初に報告したとおり、あの人は十年前にカミさんを亡くして以来天涯孤独です。
     可哀相に。骨を引き取る人がだーれもおらん」


30 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:16:17.61 ID:qbptuT0e0
ξ゚⊿゚)ξ「死後の身寄りを按じるのは本人だけで十分よ。杉浦の通夜はいつ?」
 _、_
( ,_ノ` )「今夜辺りでしょうな。近しい連中が集まってひっそりやるそうです。もとからこの辺りの葬式は小規模ですし」

N| "゚'` {"゚`lリ「流石に通夜に尻を突っ込むのは無礼だな。葬式の日にこっそりお邪魔するとしよう」

ξ゚⊿゚)ξ「そうですね。じゃあもう少し辺りを回ったら―――――」

回ったら……。

N| "゚'` {"゚`lリ「署に戻るか」

…………。

ξ゚⊿゚)ξ「いえ、暫くこの村に留まります。ノーマッドを喚びましょう」

N| "゚'` {"゚`lリ「ノーマッドだって? なんでまたそんな物を……そもそも御上から許可が降りるかも怪しいぞ」

ξ-⊿-)ξ「この事件なんか違和感があるんです。
       交通事情を鑑みればこの方が迅速に動けるわ。"嵐"の件もありますしね。
       上には私から言っておきます。先輩も協力して下さい」

N| "゚'` {"゚`lリ「やれやれ。跳ね馬の突飛な思い付きにはついてけないな。俺も歳かねぇ」
 _、_
( ,_ノ` )「…………」


31 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:18:42.21 ID:qbptuT0e0
どこにでもいる翁のどこにでもあるような死。
私はそこに何かしらの異物を感じ取っていた。

口に流し込んだ粉砂糖の中に一粒の砂が混じった程度の些細な違和感。
これは理屈だとか理由だとかそんな理性的なものではなく、本能で感じたものだ。
今にして思えば、この直感的な感覚が津出麗子という人間に災厄と天賦の両方をもたらした最大の要因だったのかもしれない。
そう、後に「矢峠村連続殺人事件」と称される悍ましい出来事に私と先輩は巻き込まれ、
ギコヤストラという男の記憶の一角に座す人柱となるのだ。

今夜は夏のくせに随分と冷える。
季節に似合わぬ気候と虫の囁きともいえる直感が交わるとき、私は必ず人に銃口を向けてきた。

また撃つのか。また殺すのか。
二年前に起きたあの忌まわしい事件以来、地方へ飛ばされた私はそれなりに平穏な日々を過ごしてきた。

だが、この村に巣くう傲はまたもや私を兇気に陥いれる。
生き残るのは私だ。私は死なない。殺されない。
腰に吊った銃の重みを感じつつ、私は携帯画面に映るアドレス帳を開いた。


33 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:22:20.29 ID:qbptuT0e0

※※   ※※   ※※
Midnight Event...
⇒阿部 孝和

ξ゚⊿゚)ξ「署長に浮気の件をちらつかせたら直ぐにノーマッド使用の許可が降りたわ」

N| "゚'` {"゚`lリ「女ってコワイ」

ξ゚⊿゚)ξ「狭苦しい場所だけど、宿を取るよりかは融通が効くわね。さっそく聴取をした人間のプロファイリングを始めましょう」

N| "゚'` {"゚`lリ「仮に殺人だとして、犯人は村内部の人間だと見てるのか?」

ξ゚⊿゚)ξ「確証はありません。どちらにせよその線は捨てきれませんし、検討の価値はあると思います」

ξ゚⊿゚)ξ「だから、ミルナと接触するのが望ましいかもしれませんね」

N| "゚'` {"゚`lリ「ミルナの犯行に見せかけたフェイクの可能性も捨てきれないぞ。
         人は想像以上に他人から恨みを買うものだ」

ξ゚⊿゚)ξ「ええ。それと数週間前に行方不明になった尾呂という男についても調べようと思っています。
      関連性があるとは思えないけど、失踪時の状況がどうにも不自然だわ」

N| "゚'` {"゚`lリ「いいだろう。俺はミルナの件を担当する。ツンは杉浦と尾呂の身辺事情を洗うってのはどうだい?」

ξ゚⊿゚)ξ「了解です」


34 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:23:44.63 ID:qbptuT0e0
N| "゚'` {"゚`lリ「さーてと。俺はもう寝るとするよ。明日も早い」

ξ゚⊿゚)ξ「え? 先輩、ノーマッドに泊まるつもりなんですか?」

N| "゚'` {"゚`lリ「そのつもりだが……」

ξ゚⊿゚)ξ「寝室は一つしかないんですけど」

N| "゚'` {"゚`lリ「一緒に寝ればいいじゃないか」

ξ゚⊿゚)ξ「却下」


35 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:24:31.27 ID:qbptuT0e0
N| "゚'` {"゚`lリ「なぜ」

ξ゚⊿゚)ξ「貴方はノンケも喰うけど女も喰うと聞きました」

N| "゚'` {"゚`lリ「俺が君の尻穴にいつ興味を示したァ!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「もうちょっとオブラートに包んだ発言をして下さい!
       って言うか、改めてそうハッキリ言われると少しショックなんですけど!」

N| "゚'` {"゚`lリ「いいかいツン。俺は尻があるなら何でもいいというわけじゃないんだ。
         それでは本能で動く動物と何ら変わりないだろう?」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」

N| "゚'` {"゚`lリ「俺が他人の尻に興味を示すのはだな」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」


N| "゚'` {"゚`lリ「とっても気持ちイイからなんだヨ!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「動物と変わらねーじゃねーか!!」


オトギリソウの散る頃に"孵"のようです  ~その弐~  完



36 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:25:45.33 ID:qbptuT0e0
以上で今回分は終了です。遅くなって申し訳なかったです。
何か質問があれば受け付けます。


37 :◆LLLzw1dMIQ:2009/11/14(土) 22:33:52.67 ID:qbptuT0e0
では、今日はこの辺りで。
支援してくださった方々ありがとうございました!


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:34:45.54 ID:O55WpxWvO
ノーマッドって??


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/14(土) 22:40:52.79 ID:S4hp6PvxO
乙です!


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■この記事へのコメント

  1. ■Re: オトギリソウの散る頃に [くるくる名無しさん]

    面白いとは思うんだが
    ・ツンは結局警部なのか警部補なのか
    http://www.nspoliceman.com/became/rank.htmlによると巡査部長の方が階級が下なんだが何で阿部の方が偉そうなのか
    いろいろ疑問点が残るな。
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