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◆( ^ω^)は思い出作りをするようです 第三話 会話

( ^ω^)は思い出作りをするようです インデックスページ

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 21:58:28.56 ID:WNpTf56P0
第三話 会話

早朝7時15分、内藤達は集まり、出発する。
今北公園には10分で着いた。

既に女子の三人は、到着していた。

(*゚ー゚)「あ、みんな、こっちー」

一等最初に話しかけてきたのが、しぃだった。
しぃはギコの告白相手だ。

ξ゚⊿゚)ξ 「・・・遅いわよ。」

その次に話してきた子が、ツンだった。
ツンの告白相手は内藤。

( ^ω^)「まだ、五分前だお。」

川 ゚ -゚)「・・・」

最後に、無口なクーはショボンの告白相手だ。



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 21:59:56.44 ID:WNpTf56P0
(,,゚Д゚)「それじゃあ、行こうか。」

こうして、六人は遊園地へ向う。

当然、遊園地に行く途中も会話を絶やさない。

(,,゚Д゚)「遊園地に来るのは久々だなー。」

実に大胆に嘘をつく。このセリフは台本通りだ。

( ^ω^)「ブーンもだお。絶叫マシンの免疫が、無くなってる気がするんだお。」

(´・ω・`)「俺は、元々絶叫マシンが嫌いだ・・・。」

( ^ω^)「   何   し   に   来   た   」

女子達は、笑っていた。それぞれ、違う種類の笑顔を持っている。
しぃはとても無邪気な顔で笑う。



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:01:00.90 ID:WNpTf56P0
(*゚ー゚)「あははは、みんな面白いな。」

どんどん調子付いてきた。
寸劇のネタはまだいくらでもある。

( ^ω^)「ブーンは、焼きそばが苦手だお」

(,,゚Д゚)「焼きそば嫌いならカレーうどんだな。」

(´・ω・`)「どういうことだ」

(,,゚Д゚)「カレーうどんにも紅ショウガをのせるだろう?」

( ^ω^)「なるほど・・・。」

(´・ω・`)「訳わからん」

若干、微妙なトークも繰り広げられたが、女子達は楽しそうだった。
そうこうしながら、入園口までに辿り着く。



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:01:47.60 ID:WNpTf56P0
クーがチケット売り場にならび、チケットを買おうとすると、ギコが声をかけた。

(,,゚Д゚)「おっと、必要ないぜ。女子の分は俺が全額出す。」

(*゚ー゚)「え、そんな・・・悪いよ。」

(,,゚Д゚)「俺は女の子に、金を払わせるほどの甲斐性無しじゃあないぜ。」

( ^ω^)「おっおっ、ギコが出してくれるのかお。助かるお。」

(´・ω・`)「浮いた金で、昼食は済ませそうだ。」

(#゚Д゚)「おめーらは自分で払うんだよ!!」

再びみんな笑い出す。そして女子の入園料は、ギコが負担することになった。
だが、これも当初の予定である。



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:02:27.85 ID:WNpTf56P0
中は、人で混雑していた。これも、予想の範疇で、こんな時に決めていたトークが、活躍した。

最初にのったアトラクションは、「ディアボロ」というジェットコースターだった。

(*゚ー゚)「あー、楽しかった。ツンちゃん達はどうだった?」

ξ゚⊿゚)ξ「うん、楽しかったわ。」

川 ゚ -゚)「楽しかった。」

( ^ω^)「ブーンも楽しかったお。」

(´・ω・`)「うぅ・・・死にそうだ・・・。」

(,,゚Д゚)「ショボン・・・もう帰るか?」

こうして、また笑いが取れる。上々の滑り出しのようだ。
それと、ショボンの言動も演技である事は、言うまでもないだろうか。
今後も数多くの絶叫マシンに乗るが、だんだん慣れてきたと言い、普通の顔をして乗る予定である。

女子の中に絶叫マシンが苦手な子がいれば、
「大丈夫かい?慣れてくるまで、一緒に頑張ろうね。」等と言って、点数稼ぎをしようという予定があったが、
その計画は実行できずに終わった。そもそも、そんな子は遊園地の遊びの誘いには、乗らないだろうが・・・



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:03:28.46 ID:WNpTf56P0
(,,゚Д゚)「そろそろ、腹が減ってきたな。」

(´・ω・`)「俺もだ。そろそろ昼飯にするか?」

全員賛成の顔をしていたが、

( ^ω^)「ブーンはまだいいお。それより、あのお化け屋敷が楽しそうだお。」

(,,゚Д゚)「それじゃあ、内藤は一人ほっといて、みんな飯食いに行こうぜ。」

(*゚ー゚)「行こー行こー」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・そうね」

川 ゚ -゚)「行こう」

(´・ω・`)「それじゃあな、内藤。」

全員、一斉に踵を返し、ブーンに背を向け歩き出す。

(;^ω^)「ちょ・・・、みんな待ってくれおー!」

全員、息のあったファインプレーを見せつける。
女子達はとても楽しんでいるようだ。

しかし、楽しませるだけでは、ダメである。
もっと、優しい一面や、頼りがいのある、意外な一面を見せなければ、
心を惹きつけるのは、難しいだろう。

それは、午後のお化け屋敷や繁華街等で見せる予定である。



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:04:10.42 ID:WNpTf56P0
(*゚ー゚)「みんなは、ここの遊園地に来るのは初めてなの?」

ξ゚⊿゚)ξ「私は初めてよ。遊園地そのものが、ね。」

(*゚ー゚)「そうなんだ。クーちゃんは?」

川 ゚ -゚)「私も初めてだ。別の遊園地は、もっと幼いときに両親に連れて来て貰ったことがあるけどな。」

(*゚ー゚)「ふーん。ブーンくんは?」

( ^ω^)「え」

突然のバトンパスに、ぎょっとする。
だが、この対応には、事前に返しを決めている。

( ^ω^)「ここの遊園地に来るのは、初めてだお。」

(*゚ー゚)「え?そうなの?ギコくんは?」

(,,゚Д゚)「おう、俺も初めてだぜ。ついでにショボンもだ。」

(*゚ー゚)「そうなんだー、みんな道が詳しそうだから、何度か来たことあるのかと思ってた。」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:05:00.36 ID:WNpTf56P0
女子達は入り口で貰ったinformationの地図を見て動いていた。
だが、内藤達は違う。既に、地図は頭の中にインプットしてあった。

(,,゚Д゚)「俺たちは、少し前にあった地図が書いてある看板があったからだけどな。」

(*゚ー゚)「アレを1回だけ見て記憶したの?すごいね。」

(,,゚Д゚)「へへっ、まあな。」

何となく惨めな嘘だな。と内藤は思った。点数を稼ぎたくて三人は必死だった。
午前は主に絶叫系だったが、午後はホラー系やファミリー系のアトラクション等を回った。

時間はあっという間に過ぎていった。混雑していて、あまり多くの種類を回れなかったが、予想の範疇ではあった。
そして、締めの大観覧車。

(,,゚Д゚)「よし、じゃあそろそろ締めの観覧車にするか」

(´・ω・`)「そうだな。まあ大体のアトラクションには回った事だしな。」

(*゚ー゚)「やったー観覧車だー」

六人は一際高く大きく目立つ観覧車の方へ足を進める。
みんな楽しみの様で、足取りが踊っていた。
そこで、突然内藤が声を発する。



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:05:47.19 ID:WNpTf56P0
(;^ω^)「あっ・・・」

(,,゚Д゚)「どうしたんだ?」

(;^ω^)「この観覧車、定員四人までだお。」

(´・ω・`)「なんだと」

(,,゚Д゚)「そうか、それは仕方ないな。じゃあ、4:2にするか?」

(´・ω・`)「いや、均等に3:3でいいんじゃないか?」

( ^ω^)「それじゃあ、男女が偏っちゃうお。いっそ、2:2:2でいいんじゃないかお?」

(,,゚Д゚)「おお、良い案じゃないか。これで、男女の偏りも解消でき且つ均等になる。」

やや、強引な決め方な気もするが、これ以外に、観覧車を好きな人同士で載る方法はなかった。

(,,゚Д゚)「という事だが、構わないか?」

クーとツンが一瞬考える。

(*゚ー゚)「良いんじゃない?」

だが、しぃのおかげで助かる。この展開は何となく想定していた。
予定通りになり、内藤達は密かに胸をなで下ろした。



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:07:18.41 ID:WNpTf56P0
そして内藤達は、なるべく自然な形で、それぞれ好きな子の隣に立つ。

(,,゚Д゚)「それじゃあ、グループはこれでいいな。それじゃあ並ぶぞ。」

観覧車はスムーズに客を回転させていた。ほんの数分して自分たちの順番が回ってきた。

(,,゚Д゚)「それでは、お先に失礼するぜ」

(*゚ー゚)「また後でー」

ギコとしぃのグループは観覧車の個室に入っていった。

二人はお似合いなカップルな気がした。双方とも似た明るさを持っていて、話をしても互い盛り上がるだろう。

少しとしない間に、ショボンとクーの順が回ってくる。

(´・ω・`)「それじゃあ、また後でな。」

川 ゚ -゚)「・・・」

ショボン達も上に上がっていった。この二人はどうだろうか。
クー自身、あまり恋愛に興味がないような気がするが、
クールな面では、ショボンも似た感じだと思う。

恋愛とは必ずしも似たもの同士が、報われるという世界ではないが、
クーのベストの相手はショボンの様な気がした。なんとなくだ。



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:08:20.04 ID:WNpTf56P0
あれこれ、考えるまもなくすぐに観覧車の順が内藤に回ってくる。

そして、二人は向かい合って、座る。

ξ゚⊿゚)ξ 「・・・」

( ^ω^)「・・・」

じっと、睨み合う。この子はどうだろう。
自分がこの子に惚れた理由は、この子特有の、淑やかさや気品さだった。
顔も中々可愛い。好きだと思っている内になお一層可愛く、そして一層上品に見えてくる。
そして、また彼女の事をもっと好きになる。正に恋の相乗効果だった。

ξ゚⊿゚)ξ 「・・・」

( ^ω^)「・・・」

まだ、睨み合う。やはり可愛い。

ξ゚⊿゚)ξ 「・・・」

( ^ω^)「・・・」

だがこうしている間に、時間は過ぎていく。
このまま、何時間も互いに顔を見合っていたかった、が
今回の目的はそんなことではない。もっと高いところにあるのだ。



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:09:21.85 ID:WNpTf56P0
( ^ω^)「あの、」

ξ゚⊿゚)ξ 「は、はい」

緊張している面持ちだった。

( ^ω^)「もうすぐ、遊園地を出るみたいだけど、どうだったかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「とても、楽しかったです。遊園地も、貴方のお友達さんも、そして・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「あなたも」

何か胸が熱くなるような、言葉だった。

恐らく、自分に恋愛感情としての好意寄せているわけではないと思う。
それでも、とても近く、ぐっと近い関係になれた気がした。
でも、何故か敬語であることが、気がかりだった。二人きりだからだろうか。

( ^ω^)「ありがとうだお、ブーンもすごく楽しかったお」

( ^ω^)「それと、」

ξ゚⊿゚)ξ「はい?」

( ^ω^)「ブーンの事は、ブーンって呼んでくれお」

何故か照れる。いや、当然だろうか。
少し間があく。ツンが頷く。

ξ゚⊿゚)ξ 「・・・わかりました。ブーンさん」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:10:38.55 ID:AM5/SbIt0
えらく投下速い気がするが大丈夫?
支援


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:11:00.08 ID:WNpTf56P0
観覧車は丁度、三分の一を回ったところだった。
考えてみれば、まともに面と向って喋るのは初めてだった。

この観覧車の機会を設けなければ、互いに話を交さずのまま、告白タイムをむかえるところだったかもしれない。
そうすれば、希望はまったく無い告白になることだろう、と内藤は思った。

( ^ω^)「ギコの話だと、この後、街を歩き回るそうだお。」

ξ゚⊿゚)ξ「そのようですね。でも・・・、」

急にツンが俯く。内藤は心配したように声をかける。

( ^ω^)「でも・・・?」

ξ゚⊿゚)ξ「実は・・・私・・・その・・・」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:12:36.54 ID:WNpTf56P0

内藤は言葉を待つ。しばらく沈黙が続く。

ξ///)ξ「実は私・・・暗くなった街が、苦手なのです。」

何故か、ツンは異常に顔を紅くしていた。
恐らく、自分の弱点を伝えるのが、何となく、ただ何となく、非常に恥ずかしかったのだったんだろう、内藤は思う。

それでも、それをツンは自分に打ち明けてくれた。嬉しかった。

( ^ω^)「大丈夫だお、例え何があっても、ツンを脅かすものがこの世にあるというのなら・・・、」

( ^ω^)「全てを懸けて、ツンを守るお。」

結婚してくれ。と文末につけても、おかしくないセリフだった。
ツン再び紅くなっていた。小さい声で「べ・・・別に、ちっとも嬉しくないだからね///」という声が、
聞こえた気がしたが、内藤は気のせいだろうと思った。



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:14:04.18 ID:WNpTf56P0
既に、観覧車は四分の一を回って、完全に下りに回っていた。

短い間、少ない会話量で、大分、満足できた。
到着してしまうのが、寂しい気もしたが、とても満足していたので、もう二週目がしたいとは考えなかった。

そして、内藤は思う。

今回の告白を絶対に成功させようと。

そして、これからも、さっきのような話をもっとしたい。

その時はもっと、お互い馴れ合って、
敬語なんて堅苦しい言葉づかいを取っ払って、
より親密に、より気さくな感じで話し合いたいと思った。

恐らく、今の自分たちの仲ではできない。別に二人の仲が悪い訳ではない。
ただ、より親密になる必要があるのだ。
ツンと気さくに話すには、その必要がある。



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:15:59.85 ID:WNpTf56P0
もっともっと話がしたい。ツンと、もっともっと。

だから、今日の告白は絶対に成功させなければならないのだ。

色々、考えている内に、観覧車が一周した。

ギコやショボン達が、下でこちらを見ながら待っていた。

この観覧車から降りたら、街へ行く。

そして、街を回ったら必ず告白をするのだ。
必ず告白する時間がやってくる。

この観覧車にも終わりがやってくるように、
告白する時間も必ず、やってくる。

第3話 会話 終わり







42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 22:19:42.70 ID:WNpTf56P0
今回の投下はこれ終わります。

大して、話は進んでいないような気がしますが、
次回はもっと盛り上がる展開になると思います。

なので、もうちょっと纏めてから、ゆっくり投下しようと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

最後に質問などあったらいくらでもお答えします。



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/27(水) 23:05:08.55 ID:ppKIKd9IO
乙!
こういう系大好きだ



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