◆スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 八日目深夜

前の話/インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:14:47.73 ID:Myx88Amn0
誰になんと言われようが断固として投下し死なない限りは絶対に完結させるつもりのこの作品。死んだらごめん。
まとめは、面白蛇屋さん、ブーンがまとめブログを武器にさん、そしてくるくるくーるさん。
前回の投下時質問に答えて下さった方。どうもありがとうございました。



異種魔術&超能力総力戦。
今日はメジャーなところで攻めてみます。きっと皆さんが知るものもあるはず。
…では、いきましょう。



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:17:17.43 ID:Myx88Amn0
【本日出てきそうな一行人物紹介】
( ^Д^)…プギャー。全身真っ黒な八咫烏。超強い現実主義者。あと実は……
(#゚;;-゚)…でぃ。猫又と見せかけて実はただの半妖。前の主人の遺品貰ってパワーアップ。あと擬似的主人公。
o川*゚ー゚)o…キュー。雪の神様らしい妖狐。一言で言えばバイ。あとイイ感じらしい。
ミ,,゚Д゚彡…フサ。雑魚キャラみたいなウールヴヘジン(狼男的な)。暇人。あとほとんど活躍しない。
イ从゚ ー゚ノi、…いづな。管狐で鎌鼬。なぜか偉そう。あと多分、来週は…
( ^ω^)…西川。自称ソロモン王の一番弟子のジン(精霊的な)。モクモクしている。あと今日ちょいカッコいい。

【本日の敵勢力?】
|゚ノ ^∀^)…レモナ・エルシール。超可愛く活発な僕っ娘。超能力で最高位。あとそろそろ名前の共通点分かるかも。
( -∀・)…『正体不明』。人間であることを捨てた化物。いつの間にやら喫煙者に。あといやいや彼主体じゃないですよ?
('(゚∀゚∩…野鎌なをる。二年ほど前に死んだ飯綱使い。一時期FOXに傭兵として雇われていた。あと……
N| "゚'` {"゚`lリ…アベさん。千年ほど前に死んだ著名な陰陽師。普通に子孫を残している。あと今作ではあんまりマジで戦いません。

(,,〃Д゚)…タロス=ギコール=O=ハイドレード=プネウマ。英雄らしい。アレを統べる魔法使い。あと名前で大体正体分かっちゃう。

【今宵のテーマ】
自然と一人きりの魔法使い。

【あまったスペース、本日の投下クイズ】
「空の境界」において主人公「両儀式」が持つ能力『直死の魔眼』。
邪視の使い手はサリエルやメドゥーサなど世界中にいますが、さてこの『直死の魔眼』の元ネタとされるのは?



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:20:16.84 ID:Myx88Amn0


君の声 聞いた気がして

失われた時間彷徨う

存在さえ忘れられた

この想いはどこへ続くの……?


―― Are you ready to the action ? ――




(,, Д)「もしもし○○?今すぐ来て!」のようです


八日目 深夜
『綺想曲 ――Lonely neopaganism―― 』



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:23:16.49 ID:Myx88Amn0
――どこかの世界だった。いつかの時間だった。
朝比奈家の総本家の庭だった。血塗れの女性が倒れていた。

ハソ; -リ「……いっ、たいねぇ…」

白色と灰色で形成された砂利に紅い色をつけている女性。
この邸宅の主であり、朝比奈家二十八代目の当主。朝比奈捺だった。
怪我の原因は明白。弟にやられたのだ。彼岸でもなんでもないのに当たり前に帰ってきた弟に。

ハソ -リ「…くっ……」

片目だけをやっと開けて周りを見回せば中々に悲惨な状況だった。
倒れているのは使用人や護衛の者達。侵入者を迎撃しようと勇んで出て行った彼等だが、一人頭一秒かからずに蹴散らされた。
いつかの惨劇を思い出させるようなその光景。彼なりの成長の結果というべきか、辛うじて死人はいないようだ。

朝比奈家の私兵である彼等。そこ等の魔術師超能力者人外改造人間他色々よりは腕が立つはずだった。
…そこ等にそのような存在がうようよしているのかと言えばそれは違うが、それでも家に忠誠を誓った優秀な人々のはずだった。


――「はず」だった。
そんな事実と自信はあの存在が姿を現した瞬間に跡形もなく砕け散った。


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:26:17.48 ID:Myx88Amn0
圧倒的な破壊。一切の無駄のない『そうであり、そうであるしかない』破壊だ。
人間で例えれば呼吸だ。そうであることが自然でそうする。…そんな当然さの極地のような戦い方だった。
武術と魔術を交えたものだったが、何をベースとしたのかまず分からない根本的な理解不能。ケイオトでもここまでの人間はそうはいないだろう。

…地面に倒れた者達は一様に涙を流していた。
何に?それは怪我の痛みか無力さか。いや、どちらでもないのだろう。

(  ∀)

――あの存在のあまりの美しさと、内包された哀しさにだ。
高みに居過ぎたのだ。特別過ぎたのだ。優秀過ぎたのだ。背負い過ぎたのだ。そして、なにより外れ過ぎていたのだ。
全て護ることもできずに。かといって全て放り捨てることもできずに。

この世に生を受けた瞬間から最後の時まで。死に絶え名を忘れられた後に至るまで。
悠久の時の中、ヒトリキリのカミサマ。

ハソ -リ「『神様が皆を助けるんだったら、神様は誰に助けを求めればいいの』、か……」

二十数年前の言葉を思い出し、彼の姉は今更後悔した。
ちゃんと答えを教えてやれば良かったと。不器用で優しい弟に分からせてやれば良かったと。
――もう遅いことは痛いほどに理解している。
…だが、それでも流れる涙を止めることはできなかった。


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:29:17.15 ID:Myx88Amn0
……………


(メ; ω)「…死ぬかと、思ったお……」

地面に叩きつけられた西川が起き上がってきた。
身体中から煙を上げているが、それでも傷は落下のものだけのようだ。

(;・-・ )「…お前……」

(メ ^ω^)「大丈夫だお。若干キツいけど、まだいけるお」

爪;゚ー゚)「だって、さっき……」

『正体不明』の放った謎の攻撃により燃えたはずの西川。
人間なら死んでいてもおかしくはない。というか、死んでいないとおかしいのだ。

( -∀・)y‐「…ハハッ。なるほどねぇ、そういうことね」

木から飛び降り、――重力操作をしたのか、常識では考えられないほど柔らかに着地した青年は、賞賛するように口笛を吹いた。
手品のように手首を返すだけで細葉巻を取り出し再び火を点ける。肺までは吸い込まず口の中で香りを楽しむ。
…おそらくタネは『アポート』だろう。遠くの物を引き寄せる物質転移能力。基本的に魔術と超能力は併用できないが、この存在ならそんなこと容易い。


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:32:18.03 ID:Myx88Amn0
( -∀・)y‐「人間よりも以前に火から出でし存在……。『アル=クルアーン』の記述だね。イスラムの原典」

(メ ^ω^)「良くご存知で」

――西川は『ジン』である。早い話がランプの魔人だ。
アラブ世界ではイスラム教の成立以前から伝承に登場する。古典イスラム法では定義付けまでされていた。
そもそもソロモン王が神殿を作ったのが紀元前十世紀。つまりとんでもなく(分かりやすく言うなら日本に人が住み始めたぐらい)昔から存在する。

( -∀・)y‐「いつだったかFFやりながら説明したでしょ?イフリートだけは仲間外れなんだって」

(#゚;;-゚)「そう言えば……」

炎の魔人イフリート。これもまた『ジン』の一種である。
…だが「ジン=炎」は少し違う。解釈が分かれるところだが、少なくともコーランには書かれていない。
唯一神教のイスラム教で何故信じられてきたのか。それは彼等が人と天使の間の位に位置する存在だからだ。

( -∀・)「…面白い、面白いじゃん。君」

(メ ^ω^)「………」

再び引き裂いたような笑みを浮かべる正体不明。
それだけで周りの景色が歪み、ジジジ……と音がし始めた。


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:35:18.35 ID:Myx88Amn0


(メ ^ω^)「…人間より高尚な存在である『ジン』は決まった姿形を持たないんだお」

そうだ。
ジンは炎の魔人いうわけではなく、炎であり風であり砂である。
属性を三つ同時に兼ね備えているようなものだ。故に、『火』に対しては『火』になることで防御ができる。

( -∀・)「………」

煙草を消した正体不明。それは僅かな敬意だろうか。
――そして西川は指を指し言い放つ。
目の前のこの場の支配者、自分達の敵対者に向けて。


(メ#^ω^)「――人外、あんま舐めんじゃねーお。支配者気取りのお坊ちゃんが」


泥で作られた人間程度に誰がひれ伏すか。
…かつてイスラムのジンの王イブリースが、唯一神に向かいそう言ったように。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:38:17.52 ID:Myx88Amn0
……………


――空が落ちる。無数の星が落ちてくる。
どこまで逃げればいいのかは分からない。射程範囲が分からないのだ。
神が大洪水を引き起こすような、究極的に大雑把で強力な攻撃。


…ならどうすればいい?
簡単だ。

(,,〃Д゚)「…獲ったぞゴラァ」

|゚ノ ^∀^)「?」

意味深な一言。バキバキバキィ!という音。
…足元のアスファルトがギコが踏み出した衝撃で砕けた音だった。そして、彼は『人間』ではありえないような速度で飛び出す。
風を捻じ伏せ重力を素っ飛ばし真っ直ぐに。

(,,〃Д゚)「流石に自分の周りは大丈夫なんだろ?」

攻撃を仕掛けたレモナの元へと――!!


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:41:19.12 ID:Myx88Amn0
対し、

|゚ノ* ∀)「アレ?アレアレ?…ごめんね、勘違いさせちゃって」

レモナは余裕だった。二対の翼を使っての防御行動すら取らなかった。
その代わりに腰を回した。右手を引く。迎撃でもしようというのか。完全に速度で勝るギコに対して。

(,;〃Д゚)「(まさか……!?)」

――星が落ちてくる。矢の雨が公園を初め周りの建築物を無残に壊していく。
その中。二人の化物が交錯する。心臓を抉り取ろうと手を出したギコ。カウンターを狙ったレモナ。
…どう考えても少女の行動はワンテンポ遅く、体躯を鑑みれば、威力は致命傷には成り得ないものだろう。


…だが『タロス・ギコール・O・ハイドレード・プネウマ』という神代の英雄は自身の直感に素直に従った。
腕を交差させるようにし防御の姿勢を取る。ちょうど体当たりのような形になった。
そこに拳が叩き込まれる。少女の女性特有の柔らかさを持った小さな手が。

|゚ノ ∀)「『アマテル』」

――いや、違う。
鋭い矛を先端に取り付けたような、光り輝く籠手が。


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:44:27.40 ID:Myx88Amn0
――ゴリッ、グシュッ。
骨が折れ、血が噴き出した嫌な音が身体の中から響いてきた。紙一重の差、付け焼刃の防御。その上から叩き込まれた拳がギコの右腕を破壊した音。
先ほどの突撃と同じかそれ以上の速度で真逆に吹っ飛ぶ。そこが破壊され土が露出していたのは幸いだった。

( ;〃Д)「…ガッッ、ハ……」

背骨が折れていないのが不思議なぐらいの速度だ。小さなクレーターができるほどだった。
肺の空気が衝撃で根こそぎ叩き出され、呼吸さえまま成らない。

|゚ノ ^∀^)「一度に出せる武器は一つだけ、そんな制約があると思ったのかな?……ざーんねん♪」

光で構成された三対の翼。それは優美で、壮大で、高潔で、純粋で、何よりも残酷な輝きを備えている。
…間近で見てギコは気づいた。光量のせいで分からなかったが色が見えるのだ。
暈のような光。月に架かった虹のような薄い七色の光だ。少女の本質を表すそれは遺伝子レベルで恐怖を覚えるような……


|゚ノ*^∀^)「…ねぇ。…もっと強くなって、僕を楽しませてよ……」


――白虹色の輝きを持つ三対の翼。
エーテルの変換・精製を最も得意とする『構築』の特異点能力者。
『環の光の少女<クロウ・クルワッハ>』の異名をとるレモナが一歩、また一歩と近づいてくる。


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:47:05.75 ID:hooFRYzXO
いやっほうっ!!
支援っ!!


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:47:20.88 ID:Myx88Amn0
……………


( -∀・)「…さて。僕もそろそろ帰りたくなって来たわけだけど……」

そうはいかないみたい。
億劫そうに呟いて右手の森の奥へ目をやった。どういう現象か分からないが、何故かはんなり雪化粧をしている森林へ。
…数秒後、人が出てきた。というか逃げてきた。お世辞にも戦略的撤退とは言えないような感じで。

('(゚∀゚;∩「キツかった!意外とキツかったんだよ!!」

ダッシュで戻ってきたのは鎌鼬と銀狐を相手していたはずの、なをるだった。
待てコラァ!!と後ろから女性とは思えない怒号が飛んでくるので思わず見た目高校生の仲間の後ろに隠れる飯綱使い。
嘆息した彼はこめかみを抑えながら、

( -∀・)「はぁ~…。…なんでこう、僕の周りにはシリアスキャラがいないのかなぁ……」

(#゚;;-゚)「それは貴方様がコミカルだからです。私は高校生時代の変な方向に偽っていた当主様より、今ぐらい軽い方が好きなのです」

( -∀・)「…あの『俺様チンピラもどき』もそこそこ人気だったんだけどね……。主にアイツとかさ」

(#゚;;-゚)「それはあの方が先天的なドMでだめんずうぉ~か~なだけです。そもそもあの方は当主様の本質に惹かれていたのであって――」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:50:17.11 ID:Myx88Amn0
キャラの良し悪しの話をしているうちにキュー・いづなの両名が森から出てきた。
二人共大きな傷はない。元恋人の成長を目の当たりにして、人化の術を刻んだなをるも歓喜の極みだろう。

イ从゚ ー゚ノi、「…正直な話。主だけは幽霊になっても殺してやるつもりだった」

('(゚∀゚;∩「うぉーい!!動揺とか躊躇いとかないの!?」

イ从゚ ー゚ノi、「ない。想像の中ではあるかと思っていたが。…実際会うと無性に憎たらしいだけだった」

女って怖いでしょ?
…とは片思いしていた幼馴染に突き落とされた挙句恋人にトドメを差された『正体不明』の弁。
そんな彼も今は割とロリな少女に忠誠を誓っているらしいので、生前の反省は生かされていないようだ。

( -∀・)「…まぁ、いいや」

再びシガリロを取り出しフワリと口に咥える。ヘビースモーカーというよりはチェーンスモーカーらしい。口元が寂しいのだろう。
手首の傷が目立つ右手を軽く翳して火を点けると、僅かに緊張感が戻ってきた。

( -∀・)y‐「女の子二人。…まとめて、僕が相手しよう」

銀狐のお姉ちゃんの方は縛ったら綺麗そうだしね。
完成後の姿を想像し、うっとりとする。…拘束・緊縛好きな性癖はいまだ健在である。


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:53:18.03 ID:Myx88Amn0
――その時。場を、轟音が切り裂いた。
音の発生源は東の空。五機ほどの黒い戦闘機が見えた。
思案するように両目を閉じ、数秒の後、この山一帯ひいては世界全てを支配するはずであった男は言う。

( -∀・)y‐「…あぁ、なるほど。これに託けて『朝比奈家』そのものを消し飛ばすつもりなのね」

分析が正しければ戦闘機は『特務機関』ではなく『軍部』のものらしい。
…古くからの権利を行使し、我が物顔で国に居座っている朝比奈家やエルシール家は疎ましい限りなのだろう。
不輸・不侵入権や帝国議会参加権は時代錯誤と言わざるを得ない。その上私兵まで揃えられたのでは国の面目など全く立たない。

そんな背景もあり「異常なエネルギー反応の対策」という名目で国は軍隊を出動させた。
ややこしいのだ。この国も、特務機関も。


…ある意味で、かつてはそのようなゴタゴタに巻き込まれ殺された正体不明の何か。
本人に限ればナパーム弾程度なら難なく防げるのだが……。…彼は少しだけ悩み、そして決断した。

( -∀・)「…一時休戦。ちょっと、アレを片付けてくるから」

煙草を消し、空を見据える。朝比奈家二十七代目当主としての久方振りの戦いだ。
少し蒼みがかった、水晶のような透明な翼が音もなく出現した。見る者全てを等く魅了する燐光を放つ天使の羽。
――そして、彼は周囲の風全てを味方につける。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:55:26.83 ID:wfU904Ol0
これから読み直してくるよ!!
支援


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:56:22.06 ID:Myx88Amn0
……………


(;^Д^)「チッ!!」

――音が消えた。符が飛んだ。
詠唱など必要はない。そんなことをしている間に殺される。…これはそういう勝負だった。
刹那を争う陰陽師の攻防。一進一退。死と隣り合わせの魔術決闘。

N| "゚'` {"゚`lリ「……楽しいな」

思わず呟くプギャーの師、アベ。
そのツナギのどこに符を収納しているのか全く不明――盛り上がった股間が最有力だがそれは流石にないと信じたい――だ。
超音速で山を駆け下りながら、印を切り口訣を放ち術を打つ。

『…猛き軍神の加護以て、獣のごときその力…… 神力のルーンよ、意味を成し…… 今ここに顕現せよ!!』

大柄な陰陽師のちょうど真後ろ。鬱蒼とした森林に雄叫びがこだました。
獣と化したウールヴヘジンだった。

ミ,,Д彡「ガアァァァァァア!!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 20:59:17.82 ID:Myx88Amn0
謳うはスペル。使うは三種の秘文字。
意味を重ねることで呪力が増す。その真理こそがルーン魔術の深淵。

…ジャケットの体毛がフサ自身と同化していた。爪と歯は人間ではあり得ないほどに研ぎ澄まされている。
荒々しく、猛々しく、それでいて野生の美しさを孕んだその存在。北欧神話の軍神オーディンの加護を受け、獣のように戦うと伝わる戦士。
魔力を纏った爪が稀代の陰陽師を狙う――!!

N| "゚'` {"゚`lリ「…ふむ。……西暦1789年か」

顎に手を当てたまま、初撃をスッと横にスライドするようにかわす。
それは鮮やかな摺り足。重さを微塵も感じさせない動きは『武術』というより『芸能』として大成した動きだった。
また、ほぼ同時。

(;^Д^)「(呪力が、……変わった!?)」

…陰陽師の呪力が変わり始めた。
専門である『陰陽道』の系統ではない。違うものだった。

N| "゚'` {"゚`lリ『……よみにすまいたまふやっつのらいじん。そのなは、おほいかづち、ほのいかづち、くろいかづち――』

厳かで荘厳な呪文。これもまた、魔術というよりは芸術だった。
極東の国家における厳かな儀式のみに使用される呪力。いや、その大元となった術式の組み方だった。


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:02:21.07 ID:Myx88Amn0
(;^Д^)「退け、フサ!」

早々に術の内容を見抜き、応じて自身のそれも組み変える。
ざっと見積もり千年分。その集大成を示す為に。

(;^Д^)「(…間に合えよ――!!)」

N| "゚'` {"゚`lリ『……さくいかづち、わかいかづち、つちいかづち、なるいかづち、ふすいかづち――』

――そして術が途切れた。
失敗ではない。アベは最後の一言を溜めていたのだ。
その刹那。…ギリギリで術式を組み直したプギャーも叫ぶ――!


N| "゚'` {"゚`lリ『――すなわち、黄泉の八雷神』

(;^Д^)『――八方守護の二十一計!!』


互いの術が交錯した。
八方向から落ちる雷と、対応するように八方向に飛び出した眷属神が激突する。
…眩い光と落雷の音で視覚と聴覚の全てが消えた。


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:05:18.83 ID:Myx88Amn0


――森の一部が落雷により焼かれた。
プギャーとフサは辛うじて防御の術が間に合い、命を繋ぎとめた。

(;^Д^)「…八つの雷神は、イザナミを取り返しに行った時の……」

イザナギは妻の変わり果てた姿を見てしまう。そして、イザナミに纏わり着いていた八柱の雷神。
…すなわち大雷、火雷、黒雷、折雷、若雷、土雷、鳴雷、伏雷。『古事記』に記された黄泉の国の伝承だ。
そしてそれを都合良く応用すれば「八方向からの雷撃」という魔術が形成されるのだ。

( ^Д^)「さっきの動きといい。…陰陽道じゃなく古神道の術式じゃないですか」

N| "゚'` {"゚`lリ「そういう智徳法師。お前は修験道……『八王子権現』の方位に対応した厄除けだったな」

あえて旧き名で呼んだのは何か意図があったのか。
『神楽』の動きで獣人をあしらった陰陽師はしれっと言い放つ。

N| "゚'` {"゚`lリ「『陰陽道』はさも一つの系統のような顔をしているが、実際は違う」

――儒教、道教、呪禁道、宿曜道と天文道。五行と陰陽思想。加えて神道、仏教、密教。あるいは民間伝承や自然崇拝。
…厳密には確かに違う様々な系統の魔術が織り交ぜられた、日本独特の『混沌魔術<ケイスト・マジック>』と言える。


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:08:20.03 ID:Myx88Amn0
N| "゚'` {"゚`lリ「結局ただの寄せ集めでしかないんだ。神道がありで、古神道がなし、というのはそれこそおかしい」

(;^Д^)「『天文博士』とは思えない発言ですね。子孫が泣きますよ?」

N| "゚'` {"゚`lリ「…なんにせよ、『古事記伝』を書した本居宣長に感謝すべきだな」

あれのおかげで錯綜していた古神道の伝承が再統一された。
そう言い笑う。…昔からこういう人物だった。家の家事全般を式神に任せっぱなしにしてしまうような、破戒僧のような存在。
またそういうところがあったからこそプギャーも師と仰いだのだった。


――だが、今は勝負の真っ最中。和やかなムードなど不似合いだ。
今夜は星はほとんど見えず、刻限としても儀式に適した逢魔時は過ぎてしまっている。丑三つ時も過ぎた後だ。
国家の明暗を分けるような大規模かつ精密な魔術を得意とする『陰陽道』であるが、実は直接的な対決は不得手とも言えた。

儀式場の準備もない。お得意の『十二天将』も流石に今日は出てこない。
あんなものを当然のように出された日には世界中の呪術師やシャーマンドクター、霊媒師は即刻廃業だ。

ミ,,Д彡「(…こちらが有利、か)」

切り札を封じられた中、二対一で互角以上に渡り合う目の前の陰陽師は、――やはり文献の記述通りの『天才』なのだろう。
勝率はあるのか否か。歴史上最高と名高い陰陽師を前にして。


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:11:23.60 ID:Myx88Amn0
――再び場に満ち始めた殺意と呪力を、轟音が吹き飛ばした。
五機の黒い戦闘機。おそらく、ナパームで朝比奈家所有の土地全てを吹き飛ばすつもりなのだろう。
人外の中でも世の中の暗い部分をよく知る二人はすぐにその結論に達した。

ミ,,Д彡「…あの高度、いけるか?」

(;^Д^)「炎の剣、げいの矢、月のウサギ……厳しいな」

千年前から混沌魔術師であるプギャー。世界中で使える術式を掻き集めてきた。
…が、それでも高度三万フィートを飛ぶ全自動式の最新型戦闘機全てを撃墜するのは難しいのだ。

N| "゚'` {"゚`lリ「…ふふ。大丈夫さ。見ているといい」

( ^Д^)「……どういうことだ?」

N| "゚'` {"゚`lリ「魔術師なんてものは所詮ちっぽけだってことだ。自然の気紛れにすら勝てやしない」

意味深に言い放った、間違っても『ちっぽけな魔術師』ではない男。
視線の先は夜の闇。暗い天。

…三対の翼を携えた何かが飛んでいった。
その姿は、どこか天に昇る白き龍のようにも見えた。


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:14:19.62 ID:Myx88Amn0
……………


――森を吹き抜ける風の支配権を根こそぎ奪い取る。頭する間の出来事であった。
ベクトルを変換し、真上に向けた暴風の竜巻。脚部に接続するようにして天を翔ける。

煌く三対の翼。薄く蒼い色のついたクリスタルのような不器用な翼。
それを大きく羽ばたかせる『同期』の特異点能力者。FOXではそのずば抜けた異常さ故に『正体不明<ディズアスター>』と呼ばれていた存在。
雨の降る中。人の制約を解き放ち、気紛れな『天災』として覚醒した化物が降臨する。

( -∀・)「…アハッ」

ガシャァァン!!
五機の戦闘機のうち左端の一つに飛び乗る。普通なら風圧で立っていられないはずだが彼に常識は通用しない。
…事実。

( -∀・)「防寒対策はちゃんとしないと駄目じゃん?」

――その戦闘機は、一瞬で凍り付き機能を全て停止させた。
冬季の朝方、植物を殺し尽くす霜のようなあくまでも自然な凍結。それでも異様な光景だった。
無残に堕ちていく文明の最先端。引き裂くように笑い、正体不明の何かは飛び移る。


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:17:19.26 ID:Myx88Amn0
( -∀・)「…季節外れだけど……。太上金闕至尊玉皇昊天上帝――」

次の得物に飛び乗り誰も聞けるはずのない高さで独り言を。
その間にも一機、正体不明のエンジントラブルで墜落していく。広大な家の土地に二つ目の穴ができた。
舌打ちをし、彼は術を発動する。

( -∀・)『――天裂き』

――そして、何が起こったか。…簡単で言った通りの結果が出た。
白色の線が二機を貫き空を裂いたのだ。空気ごと大雑把に切り裂いた結果、戦闘機は上空で爆発する。
…かつて天帝は実の娘に牽牛郎という男を紹介したが、それからはめっきり機織りをしなくなってしまった。
その有様に怒った天帝は天を裂いて二人を年に一度しか会えないようにしたという。七夕の元となった伝承である。

( -∀・)「アハハッ。税金の無駄遣いでしかなかったねー。分かってないなぁ」

最後の一つを翼で無理矢理に捻じ伏せ、空を掌握した『正体不明』。一分もかからずに全ての戦闘機を破壊した。
そんな彼は、地面に落ちていきながら謳うように呟く。

(  ∀)「――この土地も、空も、人も、その他も。…ぜーんぶ僕のものなんだから……」

雲の切れ間から見える天上の星々。それに手を伸ばすようにしながら、落ちていく。墜ちていく。堕ちていく。
…その所作はまるで、決して届かないことを理解できない赤子のようでもあった。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:20:19.57 ID:Myx88Amn0


――地上の人外達は戦慄していた。自らが相手にしていたものの強大さに。
あんなもの、勝てるはずがないではないか。同じ土俵で戦おうとすることがまず間違いに相違ない。
表現すべき言葉が見つからない。どこまでも圧倒的で、遥かな高みに存在する『正体不明』のなにか、人の形をしたモノ。

( -∀・)「…やぁ諸君。出迎えご苦労」

o川;゚ー゚)o「アンタ……」

( -∀・)「どうしたの?白旗でも振る気になったのかにゃ~?」

ふざけ切った口調。それと共に、やはり今度も驚くほど緩やかに地上へ降臨する。
そこには御大層な「想い」も「決意」も何もなく。…ただ、単に『強い』という事実だけが存在していた。

(;# ;;-)「(………当主様)」

――かつて彼が『人間』であった頃をでぃは思い出す。いや、語弊がある。『人間であろうとしていた』頃だ。
…増幅し続ける融合係数。濃厚に受け継いだ血。何重にも封印を施しても残滓として確かに現れる能力達。

それでも『人間』であろうとして。副作用で病魔に侵されても、いくら寿命が縮もうとも、どんなリスクを負おうとも。
きっと彼は……


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:23:34.57 ID:Myx88Amn0
(# ;;-)「…止めて、あげます」

( -∀・)「ん?なに?」

音もなく翼が溶け消えた。ゆったりと構えた『正体不明』の周囲は揺れていた。
それを好機と見たのか、ビッコが斬りかかる。
――手で掴まれるとリカッソの部分で静かに折れた。青年はでぃを真っ直ぐに見つめたままだ。

(# ;;-)「貴方様はもう楽になっていい頃です。静かに、『人として』眠るべきなのです。だから、私が止めます」

( -∀-)「………」

(# ;;-)「…手を握るのが恋人の役目なら、共に戦うのが親友の仕事なら……」

キューが大気中の水分を集め、氷柱を精製する。人ならば容易に串刺しにできるであろう巨大なものだ。
手を振り、半透明の七つの刃を飛ばす。
――全て見えないバリアに阻まれるように消滅した。今度は身動きすらしなかった。

(#゚;;-゚)「――主人を止めるのは家臣の責務ですッ!!」

…潤んだ瞳と確かな決意。目の当たりにし何を思うのか。
誰かを嘲るように鼻で笑ったかつての主人。…結局何一つ言い返すこともなく、黙って眼を伏せていた。


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:26:20.64 ID:Myx88Amn0
……………


(,,〃Д)「…ぃ…ぅ……」

|゚ノ ^∀^)「え?なに?…大きい声で話さなきゃ、聞こえないよぉ?」

柔らかな地面を踏み締め、一歩ずつ獲物へ向かう少女。
栗色のセミロングの髪が楽しげに揺れる。その背には三対の白虹色の翼。そして、うねる様な特徴的なフォルムの剣を逆手で持っている。
双剣の名は『チャトゥルブジャ』と言った。「相手を愉しんで殺す」という最悪の目的で生み出された武器だった。

|゚ノ ∀)「それとも……」

(,,〃Д)「ぁ……」

|゚ノ*^∀^)「…おっきい声で、啼かせて欲しい?」

言われる側の趣向によれば垂涎もののシチュエーションだが、この場合、間違いなく牛か魚の如きに解体される。
死体を持ち運ぶ為の雑な切り分け方ではない。肉塊がオブジェとして成立してしまう神聖なもの。見る者の涙と吐き気を誘う作品だ。

実は、これは彼女なりの敬意である。
どうでもいい相手は真にどうでもよく、まさしく虫ケラでも潰すように殺すのだから。


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:29:20.46 ID:Myx88Amn0
――そんな死のカウントダウン。最後の一歩が踏み出された時だった。
地面に転がっていたギコは今までとは違うちゃんとした声で言った。

(,,〃Д゚)「…解析完了って言ったんだゴラァ」

|゚ノ;^∀^)「ッ!」

地面が、溶けた。落とし穴にはまったかのようにスッとレモナの身体が沈み込んだのだ。
手を伸ばすも空を切るだけ。手をつこうとすればそこも崩れ去る。
驚きを隠せないまま飲み込まれていく少女に淡々と告げる。

(,,〃Д゚)「あれだ、コンクリなんてもんは俺の時代になかったが……。お前が土を剥き出しにしてくれたおかげで助かったぞゴラァ」

|゚ノ; ∀)「―――!!」

(,,〃Д-)「…まぁタネはタルタロスの奥底でゆ~~~っくり、考えるんだな。生きてたら」

聞こえているのか、聞こえていないのか。そもそもそこにいるのか、いないのか。
それすらも判別しようがない闇の奥底に天使は落ちていく。

遥かな古代に滅んだはずの魔法なのか。国に伝わる奥義なのか。
確かなことは一つだけあり、それはつまり、公園には一人の男が残ったということだった。


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:32:19.78 ID:Myx88Amn0
八日目 深夜 終



…ああ
アタマの奥の方で 『声』がする
殺せ殺せと 耳元でシロクジジュウ喚いてる ずっと ずっとだよ 僕が生まれた時から、ずっと

それはうるさいような 心地良いような……
男の子みたいで 女の子みたいで ああ もう分カんないよ
あナタはダレ?どこ二いるの? ……え?ナに? ノイズが混ジって ヨく聞こエないから、もっと、おっきイ声で……

………アレ? おかシい な
なンダ か 『 タ ノ シ ク 』 ナって きfyhxznds――――ッッ!!


ザ ザザザ… ザザ… ザザザ ザ………

……プツン


―― できることならば、互いに幸せに終わる物語を ――



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:35:19.90 ID:Myx88Amn0
ご支援ありがとうございました。
「役に立つようで全然役に立たない知識を大量に盛り込む」……そんな作品になれば、と。


本居宣長と古事記伝は誰でも知ってます。
日本最古の勅撰の正史、日本書記。現存する日本最古の歴史書、古事記。
西暦で言えば720年と712年。安倍晴明が活躍したのは平安中期の1000年前後ですから、既に三百年。

そして古事記伝。無数の写本を統合し万葉仮名を直し注釈を加えて、苦節35年。1789年に脱稿。古神道において最も評価の高い神典の注釈書です。
アベさんが『黄泉の八雷神』の術式を構成できたのも、俺が作品で日本神話出せるのも、全部本居宣長のおかげです。


さて。話は変わり、安倍氏の末裔……土御門家陰陽道は明治の初め、土御門晴雄を最後の当主として名実共に解体します。
日本の歴史において顕著な「『魔術』が『科学』に敗北した瞬間」です。

殷王朝の酒池肉林・炮烙や南天竺の暴虐、西周の滅亡などを引き起こした三大妖怪が一角、白面金毛九尾の狐。
その正体を見破り八万の軍勢を用いて撃退に成功したのが他ならぬ安倍氏です。
無論八割がた創作なのでしょうが……


…はい。そういうことを心に留めてオカルトな小説とか読むといいのかもしれません。
ただの空想と切り捨てられない歴史がある……といいなぁ。
では、用事がありますので。



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:39:41.86 ID:dE3KHpGYO
乙ー


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:40:25.68 ID:w3IF4NXnO



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 21:42:04.33 ID:WkfyP+mm0
来た!と思ったらオワテタw






40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/12(土) 22:00:10.76 ID:NG1o67+c0
うお、見逃すところだった


前の話/インデックスページ/次の話

■この記事へのコメント

  1. ■Re: (,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 八日目深夜 [あるネタバレ作者]

    いつもまとめありがとうございます。
    申し訳ないですが訂正を。

    >>…おそらくタネは『アスポート』だろう。遠くの物を引き寄せる物質転移能力。基本的に魔術と超能力は併用できないが、この存在ならそんなこと容易い。

    『アスポート』ではなく『アポート』でした。
    すいません。
■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

検索フォーム

お知らせ

管理人へメール

トップバナー画像をうざったい感じにしてみました。

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Team 2ch @ BOINC

待ち続けている人がいる。
だから僕らは回し続ける。
~まだ見ぬ誰かの笑顔のために~

banner-88.gif
CPUの時間
ちょっとだけ
貸してください
(BOINC Team 2ch Wiki)

ブーン系“短編”小説更新状況

    プロフィール

    kuru

    Author:kuru
    特に何も無いよ。

    カウンター

    トータルアクセス:
    ユニークアクセス:
    閲覧者数:



    クリックで救える命がある。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。