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◆ξ゚⊿゚)ξメカキングギドラに乗り込むようです(^ω^ ) チャプター2:ギドラとラウンジのクー

ξ゚⊿゚)ξメカキングギドラに乗り込むようです(^ω^ ) インデックスページ

35 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:15:41.68 ID:xldq2GQu0


ニューソク町は、北と東を海に面した小さな町だ。
この町の中心に位置する小さな山の上には、「魏怒羅神社」という名前の神社がある。初めてこの名前を聞いた人は、少し変わった名前だなと思うかもしれないが、この名前にはこんな由来があるのだ。

その昔、まだ「ニューソク町」が「入足村」と呼ばれていた頃。空から金色の三つ首龍がやってきて、村を荒らしまわっていた。
村では若い娘を生け贄にしたり、神官が祈りをささげたりしたが、一向に龍の破壊活動は止まる気配が無い。
そんなある日、とうとう村の神官の娘が生け贄に選ばれることになった。
どうやら龍の破壊活動か止まらないのは、祈りをささげる神官の真剣さが足りないからだ、ということになり、責任を取らされる形になったらしい。
神官の娘はその運命を受け入れ、生け贄として命を散らす直前、自らが作った、金色三つ首の龍の為の唄を歌った。
龍は、神官の娘の唄の、そのあまりの美しさに心打たれ、村を荒らすことを止め、自ら海へ帰っていったという。

     チャプター2:ギドラとラウンジのクー

この伝説に残る、金色の三つ首龍は「竜王『魏怒羅』」と呼ばれ、魏怒羅が帰っていったと伝えられる浜辺を「魏怒羅ヶ浜」その海を一望できる、山の上にある神社を「魏怒羅神社」と呼ぶ。



36 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:23:11.14 ID:xldq2GQu0


ξ゚⊿゚)ξ

ツンは、色々と訳が分からなくなっていた。
数日前、めずらしく幼馴染にデートに誘われて、内心ウキウキしながら今日のデートを指折数えて待っていた。
実際、今日のデートは楽しかった、が、デート現場である遊園地のめぼしいアトラクションを殆んど回り終わり、内藤といい感じになった瞬間、突然、東側の海から『あいつ』が現れた。
まったく、防衛庁の連中は何をしていたんだ。この町にある『G-FORCE』の支部は、あれは何だ? ただの飾りか?

ξ# ⊿ )ξ

てめえらは私たちの様な“平凡な一般市民”の生活を守る為に高い税金を国民から巻き上げてるんだろうが、あんな『でかいモノ』が町のすぐ隣の海の底にいることぐらい事前に察知しとけ、役立たずが、木偶の坊が、おかげで私は―――

ξ# ⊿ )ξ(あと3センチ、いや、もっと近かったか…?)

―――人生の内で、一番大切な瞬間を、先送りにされたのだ。

―――( ^ω^)ツン、僕はキミのことが……
―――え…?
―――( ^ω^)ツン……
―――(え? え?? ちょっと、顔が近ッ…え、ええええ?)
―――(  ω )……
―――ぶ、ブーン……



37 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:28:23.03 ID:xldq2GQu0


ξ# ⊿ )ξ(こ ん ち く し ょ う が)

その直後、突然遊園地横の海からゴジラが出現したことにより、私の人生初めてのキスは完全に先送り決定となってしまったのだ。
なぜ、よりによって、遊園地横の海から。北にある魏怒羅ヶ浜からでもいいではないか、むしろそうしろ、今からでも時間を巻き戻してやり直せ、私のファーストキスを返せ。
ツンは激昂し、未だに建物をなぎ倒しながら進む、無駄にでかい黒い生き物を睨み上げる。

ξ# ⊿ )ξ(いや、『あれ』はまだ救いようがあるわ)

実際、あいつのおかげで、ブーンと手を繋いでかなりの距離を走れたわけだし、ファーストキスを邪魔したことは万死に値するとしても、それを差し引けばキンタマ三発蹴り上げて、そのあと、腹を気が済むまで踏みつけるくらいで我慢してやってもいい。

ξ# ⊿ )ξ(むしろ、許しがたいのは、こいつ等)

先程から自分の体を許可無く触(※押さえつけ)っている、体つきからして男と判断できる(※わりと筋肉質)黒マスクの集団(※マスクの下がイケメンであれば、二号三号として飼ってやらなくもない、もちろん一号はブーン)
そして、何より許しがたきは、



38 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:35:30.27 ID:xldq2GQu0


ξ# ⊿ )ξ(あ の お ん な ! !)

川 ゚  ゚)

突然、ゴジラから逃げる自分たちを付け狙い、襲い掛かり、拘束し、あまつさえあの女は

ξ#゚⊿゚)ξ(私 の ブ ー ン の 服 を 脱 が そ う と … !)

大体、何なのだあの女は。
『ブーン』という幼少時代の私が呼んでいた彼のあだ名を知っているし、その他にもあいつのことを私よりも知っているかのような、あの口ぶり。
あいつは一体内藤の、いや、ブーンのなんなのよ―――



39 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:40:32.79 ID:xldq2GQu0


( ^ω^)金色で、首が三つってことは……

不意に聞こえる幼馴染の声が、ツンを現実に呼び戻した。

( ^ω^)あれは、「ギドラ」なのかお……?

内藤の質問に、黒マスクのクソアマ(※飽くまでツンの偏見)が「察しがいいな」と無駄に気取った調子で、格好ついてないけど(※偏見)格好つけて笑い、もったいぶって内藤の質問に答える

川 ゚  ゚)そうだ、アレこそが「竜王『魏怒羅』」。この町の住民なら誰もが知っている、金色の三つ首龍さ

( ^ω^)……でも、あれ、翼がないお?

言われてツンは、ゴジラと向き合うような形でこちらに向かってくる、金色の三つ首龍に目を向けた。
金色の鱗に覆われた太い胴体と、それを支えるたくましい足、胴体から伸びる首についた頭は、日本や中国で知られる『龍』そのものだ。
こちらに真正面を向けている為よくは見えないが、後ろのほうに複数の尻尾も確認できる。
ニューソク町で、毎年梅雨明けに催される祭り、「魏怒羅祭り」には、複数の棒で人間が動かす大きな魏怒羅の人形が使われるが、見たところ、それとほぼ特徴が一致している。
一つ違うところがあるとすれば、体の両脇についた、コウモリのそれに似た一対の翼が無いということだけ。

川 ゚  ゚)ああ、まだ目覚めたばかりだからな、いろいろと不完全なのだよ

そう言って女は、いままで耳元に当てていた携帯電話をパタンと閉じた。



40 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:45:30.78 ID:xldq2GQu0


( ^ω^)……一体、何の用事だったのかお?

川 ゚  ゚)なあに、大した用ではないよ

突然、響き渡る咆哮。そして、青白い光が辺りを淡く照らす。

川 ゚  ゚)さて、間合いも詰まったことだし、そろそろ始まるかな

女が、ゴジラの方に目を向けて、そう言った。つられて、ツンと内藤も同じ方向に目を向ける。
ゴジラの背中に並ぶ、岩のようにゴツゴツした背びれの全てが、青白く発光していた。転瞬、その口から、超高温の青白い熱線が吐き出される。
それがギドラの胸に直撃し、ギドラの三つの首が、それぞれ苦しそうな悲鳴を上げた。
それを好機とばかりにゴジラは、ギドラに接近していく。

( ^ω^)さっきあなたは、ゴジラを「自分たちが倒す」って言ってましたお…



42 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:50:34.89 ID:xldq2GQu0


ゴジラの振るった爪がギドラの金色の鱗の上を凪ぐ。ギドラは爪をその鱗でいなし、その三つの頭でそれぞれゴジラの右肩、首、左わき腹に牙を食い込ませる。
今度は、ゴジラの悲鳴が上がる番だった。

( ^ω^)それは、あのギドラを使って、と、いうことですかお?

川 ゚ ゚)ああ、そういうことだ

ギドラの三つの首が、それぞれ金色に発光し始める。続いて、噛み付いたギドラを振り払おうともがくゴジラの体に、まるで蛇のように、金色の光が這い始め、そして

( ^ω^)つまり、あの「ギドラ」は

文字にするなら「バチ」という感じの音が響き、続いて全身から煙を上げたゴジラの体が左に傾き、そして倒れていく

( ^ω^)「あなたたちが操っている」と、解釈しても?

巨大な生物が、倒れたことによる轟音と、そして振動。思わずツンがフラつくが、この二人は向かい合ったまま微動だにしない。



43 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/03(水) 23:55:52.53 ID:xldq2GQu0


川 ゚  ゚)……

内藤の質問に、女は無言。

( ^ω^)返事が無いのは「肯定」と解釈させていただきますお

数名の黒いマスクの男に押さえつけられ、膝をつく内藤は、見上げるような形で女を見つめ、そして、聞いた

( ^ω^)あなた達は、「何者」だお?

ξ゚⊿゚)ξない…とう…?



44 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/04(木) 00:00:49.56 ID:IzjiVQV10


いつもと明らかに雰囲気が違う、幼馴染の姿。

川 ゚  ゚)…くっくっく

それに対する女の、不敵な笑み。

川 ゚  ゚)いいだろう、教えてやる

それら全てが、なんだか現実味が無くて

川 ゚  ゚)組織の名は、『ラウンジ』、私の名前は『クー』

ツンには、今、自分の前で起こっている出来事全てが

川 ゚  ゚)私は、ラウンジのクーだ



45 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/04(木) 00:02:04.66 ID:IzjiVQV10





     自分とは関係の無い、とても遠い世界の出来事のように感じられた。






46 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/04(木) 00:08:29.69 ID:IzjiVQV10





     ξ゚⊿゚)ξメカキングギドラに乗り込むようです(^ω^ )
           チャプター3 に続く





47 :◆6ZgdRxmC/6: 2009/06/04(木) 00:15:16.87 ID:IzjiVQV10
あーうん。読んでくれてる人いるかな?
いたらありがとう、あと読んでくれた人たちもありがとうございました。
そんなわけで今日の投下狩猟します。




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