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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 零日目

(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです インデックスページ

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:41:59.71 ID:6INKEELY0
立ったら投下しましょう


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:42:43.63 ID:6INKEELY0


困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
そうだな、最短で5分。すぐに彼は来てくれるだろう。
ああ、料金は格安だからご安心。
彼は頼りなさげだし、見た目と違い泣き虫だし、正直ちょっとウザいけど、

きっと、君を助けてくれるよ。…多分ね。



(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」のようです





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:43:29.57 ID:1vkle+cGO
ふむ、期待しようじゃないか


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:46:07.03 ID:6INKEELY0

零日目
『召喚師兼助け屋!ギコール・ハニャーン開業します?』


どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、洒落た雰囲気のバー。
そこのカウンター席に男が座っていた。ついでに泣いていた。

(,,;Д;)「仕事がない…」

そう呟いたこの男は、ギコール・ハニャーン。
仲間うちでは「ギコ」と呼ばれていて、今年19になる。職業は、………無職ですがなにか?
いや、厳密に言えば無職ではない。
彼は「召喚師」である。



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:49:07.36 ID:6INKEELY0

(,,;Д;)「いくら魔物を呼び出せても、ご飯は食べていけない…」

召喚師。
…PRGなどに出てくるアレだ。
魔方陣を描き、呪文を唱え、強力な魔物を呼び出す。
この国では召喚師は資格制である。もっとも、一般人は知らないことだが。
それに彼は合格できなかった。
なぜなら完全な独学だったから。なにより馬鹿だから。
なので「召喚師もどきの無職」と言うのが一番正しい。

('、`*川「まぁまぁ、ギコちゃん。泣かないでよ」

バーの店長のペニサスがオレンジジュースを出す。
ギコは下戸なのでジュースしか飲まない。
しかも、彼がここに来る時は十中八九金に困った時だ。
もはやペニサスのヒモ状態。むしろペット?



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:52:08.00 ID:6INKEELY0

(,,;Д;)「うおーん。なんて言うか、ペニサスさんありがとうございますー。でもお金はないので払えませんー」

('、`*川「安心して。はなから期待してないから」

(,,;Д;)「ぎこーん…」

ギコがちびちびジュースを飲んでいると、バーの扉が開いた。
入ってきたのは長身美形の眼帯男。

('、`*川「あら、いらっしゃい。久しぶりね」

( φ∀・)「確かに久しぶりだな。…なんか適当に頼む」

('、`*川「はいはい」

眼帯男はギコの隣に座る。
そして、軽い調子でこう切り出した。

( φ∀・)「お兄さん、どうしたの。悩み事?」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:55:07.30 ID:6INKEELY0

(,,;Д;)「…仕事がないんですよー……」

( φ∀・)「不況だからねぇ。どこもかしこも」

('、`*川「はい。できた」

( φ∀・)「どーも」

眼帯男は酒を受け取り軽く飲む。
ペニサスが言う。

('、`*川「モララー」

( φ∀・)「んー?」

('、`*川「この子、雇ってもらえないかしら?」

( φ∀・)「無理」

即答。それを受けギコがさらに大声で泣く。



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 19:58:09.94 ID:6INKEELY0

やれやれ、といった顔をしながらモララーと呼ばれた男は聞く。
仕方なさそうに、めんどくさそうに。

( φ∀・)「…お兄さんさ、なんか資格とか、特技とかない?」

(,,;Д;)「…やる気なら誰にも負けません……」

('、`*川「バイトの面接じゃないんだから…」

ごもっともな突っ込み。
やる気は確かに大事だが、それだけで職が手に入るならハローワークなどいらない。

( φ∀・)「他には?」

(,,;Д;)「…ぐす……。魔物の召喚ができます…」

( φ∀・)「…へぇ。面白いね」

興味を示したモララー。
チャンスとばかりにギコは言い出す。



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:01:11.27 ID:6INKEELY0

(,,゚Д゚)「実際に呼び出してみましょうか?」

( φ∀・)「…できるの?」

(,,^Д^)「勿論です。唯一の特技ですから!!」

…その唯一の特技の試験に落ちたわけだから、威張れたもんじゃない。

( φ∀・)「ちなみに何派?師匠は誰?」

(,,゚Д゚)「独学で、師匠はいません!」

('、`*川「…ほら、割とやるでしょ?」

( φ∀・)「まぁ…、凄いと言えば、凄い」

(,,^Д^)「ギコハハハ!じゃあ行きますよー。ギコ流召喚術レベル1!」

( φ∀・)「そんな宴会芸みたいなノリで…」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:04:07.94 ID:6INKEELY0
ギコール・ハニャーン。
彼の召喚はかなり特殊である。
魔方陣も、魔道書も、呪文も、詠唱も使わない。
なぜならやり方を覚えられないから。馬鹿なのだ。
彼は悩みに悩んだ挙句、まことに馬鹿らしい(二重の意味で)召喚方法を思いついた。
つまり――

(,,^Д^)「ピッピッピー、っと」

( φ∀・)「…え?もしかして……」

トゥルルル、トゥルルルル……  …ガチャ

('、`*川「現代的でしょ?」

『…もしもし』

(,,゚Д゚)「もしもし、貞ちゃん?今すぐ来て!」

『わかりましたー。5分で行きますねー』

――契約した魔物に、電話をかけるという方法だ。



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:07:07.57 ID:6INKEELY0

モララーは眉間を軽く押さえ、首を振り、一言。

( φ∀・)「ごめん。やっぱ雇うの無理」

(,,;Д;)「うおーん。なんでー?」

( φ∀・)「なんでって君…」

そりゃそうである。
…もはや「召喚」と呼ぶべきかも怪しい。
これじゃ単なる「呼び出し」だ。


そして、5分後。

川д川「貞子でーす」

…バーに某ホラー映画に出てくる幽霊みたいな奴が現れた。



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:10:08.15 ID:6INKEELY0

モララーはため息をつき、言う。

( φ∀・)「…幽霊じゃん。浮遊霊じゃん。魔物じゃないじゃん」

(;゚Д゚)「え!?幽霊って魔物じゃないの?」

( φ∀・)「どう考えても違うだろ…」

酒を呷り、貞子を見る。
和服姿の半透明の女性だ。魔物ではなく幽霊だ。

( φ∀・)「えっと…、なんか特技ある?」

川д川「やる気だけなら誰にも負けません」

( φ∀・)「君もそれかよ…」



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:13:08.81 ID:6INKEELY0

('、`*川「あっ、貞ちゃん皿洗いとか得意よー」

( φ∀・)「えらく庶民的な幽霊だな、おい」

川д川「うふふー。庶民でしたからー」

( φ∀・)「嫌になってきた…」

…とりあえず、貞子にはお帰りいただいた。
そしてギコがまた泣き出したので、ペニサスはジュースを追加。

( φ∀・)「せめて召喚師の資格がなー…」

(,,;Д;)「ぎこーん……。ところでモララーさんは何のお仕事を?」

( φ∀・)「ん?FOXだよ、FOX」

(,,;Д;)「うおーん。めっちゃエリートだー……」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:16:07.84 ID:6INKEELY0

FOXとは警察のようなもので、治安維持を主な仕事とする特務機関だ。
多種多様な人間―たまに人外も―が勤務しており召喚師も何人かいる。
…無論、魔物を電話で呼び出す召喚師はいないが。

( φ∀・)「…うん。資格さえ取ってくれれば、コネでなんとかしてあげるよ」

(,,;Д;)「…うぅ。資格取るまでの仕事がー……」

('、`*川「私にたかるのも、そろそろやめて欲しいしね」

モララーは立ち上がり、金をカウンターに置き本日の結論を言う。

( φ∀・)「とにかく、資格を取ること。それじゃ」


……………



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:19:08.58 ID:6INKEELY0

次の日。

(,,゚Д゚)「どうしよっかなー…」

四畳半の部屋に寝転がり、考えているギコ。
もちろん、資格を取るまでの職について。

(,,-Д-)「ハロワ行ってみよっかなー」

悩んでいても、仕方ない。
ギコはとりあえず町にくり出すことにした。
…ちなみに財布を忘れていった。
馬鹿なのだ。

―午後の日差しが眩しい町の中を、ギコは歩く。

(,,゚Д゚)「いー天気だー」



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:22:07.28 ID:6INKEELY0

本日は晴天なり。
反対にすると天晴だが、今の彼に天晴なことなどなに1つない。
かと言って昔が良かったわけでもないが。
彼は昔から頼りなく、泣き虫で、ちょっと人外の知り合いが多いだけの普通の人間だ。

(,,-Д-)「なーんか、どーでも良くなっちゃうなー」

…どうやら、彼の頭では
日々の生活費<空の青さ、…らしい。
ギコには天晴なことなどないと言ったが、訂正しよう。
彼の頭は1年365日天晴だ。

町をうろつくギコ。
曲がり角を曲がる。
…その時、前方より悲鳴が。

(;*゚ー゚) 「誰かー!そこのひったくりを捕まえて!!」

(,,゚Д゚)「えっ!?」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:25:00.31 ID:lt+6t3C20
面白いな
支援


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:25:09.75 ID:6INKEELY0

見れば鞄を抱えた男がこちらに走ってきている。

<ヽ`∀´>「邪魔だニダ!」

(;-Д-)「いて!!」

ひったくりの男はギコを突き飛ばし逃げていく。
女がギコに近づく。

(;*゚ー゚)「大丈夫ですか?」

(,,゚Д゚)「…ひったくり……」

(;*゚ー゚)「あぁ!そうだ、追いかけないと!」

そう言い走り去っていく。
ギコはその後ろ姿をぼーっと見ていた。
…が、いきなり立ち上がり、こう呟いた。



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:28:13.38 ID:6INKEELY0
(,,Д)「女の子が、可哀想じゃないか…」

訂正の訂正をしよう。
ギコにはもう1つ天晴なことがあった。
それは――

(,,゚Д゚)「…よし、捕まえよう」

――彼は底なしに優しい人間だということだ。
悪が許せないわけではない。
正義が好きなわけではない。
…単に、自分の近くで誰かが困っていると、助けずにはいられないだけなのだ。
もう彼の体は動き出していた。

(#゚Д゚)「うぉぉぉぉ!!」

ズデンッ

(,,;Д;)「…うぅ……」

…やる気出し過ぎて転んだ。
馬鹿なのだ。底なしの、馬鹿なのだ。



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:29:03.45 ID:eWwgvaYYO
面白そう
支援


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 20:30:18.87 ID:5mGHZwAj0
ここまでダメなギコは初めてだ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:31:07.36 ID:6INKEELY0
彼が1人でコントをしている間にもひったくりはどんどん先に行く。
立ち上がり、必死に追うギコ。
町を走る。

(,,;Д;)「うおーん。息切れたー…」

(;*゚ー゚) 「早い!まだ1分も走ってないですよ!?」

走る…

(,,;Д;)「うおーん。電柱にぶつかったー…」

(;*゚ー゚)「えぇ?大丈夫ですか?」

走る……

(,,;Д;)「うおーん。足首ひねったー…」

(;*゚ー゚)「舗装された平らな道なのに!?」

そして――



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:32:22.55 ID:lt+6t3C20
何という馬鹿


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:34:09.27 ID:6INKEELY0
(,,;Д;)「見失った……」

――まぁ、お約束のように見失った。
確かにいい人だが、救いようのない馬鹿なのだ。

(;*゚ー゚)「もう、いいですよ…」

ギコと一緒に走っていた女が言う。

(;*゚ー゚)「大したものも入ってなかったし、あんなバックぐらいどこでも買えますし…」

(,,;Д;)「うぅ…」

なぜか一番被害を被ったはずの女が、完全部外者の男を励ましている謎の光景。
彼女は、名前はしぃと言うのだが、心の中では、

(;*゚ー゚) 「(あれ?この人放っておいて1人で追いかけてたら、捕まえられたんじゃね?)」

とか思っていたが、口には出さない。
顔にも出さない。
なぜなら、彼女もまた、優しいから。



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:37:07.06 ID:6INKEELY0
(,,;Д;)「こうなりゃ奥の手だ!!」

ギコはボロボロ泣きながら携帯を取り出す。
しぃは不思議そうにそれを見る。
携帯に叫ぶ。

(,,;Д;)「もしもし、フサちゃん!?今すぐ助けに来て!!」

(;*゚ー゚)「(滅茶苦茶他力本願だ!駄目だ、この人!!)」

そう思ったが、口には出さない。
優しいしぃである。

『えぇー、今ー?』

(,,;Д;)「今!今すぐ!!ひったくりを捕まえたいの!!」

『ほら、俺狼男だぜい?ウールヴヘジンでもあるけど。と言うかベナンダンテだけどさ。まぁ、夜しか調子が出なくて……』

(,,;Д;)「うおーん……」

ブチッ



46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:40:10.68 ID:6INKEELY0
次。
ちなみにしぃはもう半分諦めている。

(,,;Д;)「もしもし、キューさん!?今すぐ来て!ひったくり捕まえたいの!!」

『アンタばかぁ?私の山から町まで何キロあると思ってるの?』

(,,;Д;)「えっと…、10キロぐらい……?」

『20キロだよ!!それに、九尾の狐のキューちゃんをひったくりぐらいで呼ばないでよ!凄い妖怪なんだよ、私!!』

(,,;Д;)「えっ、でも、キューさんの尻尾って7本しか……」

『今から増えるの!100年後ぐらいには九尾の狐になるの!!いつか天狐になる偉大な狐なの!!!』

(,,;Д;)「うおーん……」

ブチッ



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 20:42:06.45 ID:5mGHZwAj0
支援wwwwwwwwwww


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:42:42.63 ID:lt+6t3C20
召還される側も駄目なのかw


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:43:08.10 ID:6INKEELY0
次。
ちなみにしぃはもう完全に諦めている。

(,,;Д;)「もしもし、でぃちゃん?あの…、お願いだから……、助けて……」

『わかりました。仮にもご主人様ですから、助けに参ります。今すぐ参ります』

(,,^Д^)「マジで!?ありがとう!!」

(#゚;;-゚)「どうせ、暇ですから。私は暇なのです」

(,,゚Д゚)「ぬぉ!!」

(;*゚ー゚)「!!」

…いつの間にか和服の女が隣にいた。
顔に大きな傷のある、猫耳尻尾付きの美人だ。
正直、凄くコスプレイヤーっぽい。



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:45:28.98 ID:eWwgvaYYO
でぃ良いやつだなw


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:46:09.01 ID:6INKEELY0
(,,゚Д゚)「びっくりした~。いつからいたの?」

(#゚;;-゚)「だいたいひったくりが現れたところからです」

(;*゚ー゚)「(いたんなら助けてよ!)」

最もな突っ込み。
でも、勿論声には出さない。
でぃはそんな心中など意に介さず話し出す。

(#゚;;-゚)「…あのひったくりはかなり遠くに行ったらしいです」

(,,゚Д゚)「猫又の能力でどうにかならない?」

(;*゚ー゚)「(猫又?)」

(#゚;;-゚)「申し訳ありません。それは無理なのです。私では無理なのです」

(,,;Д;)「ぎこーん……。やっぱ無理なのか…」

( ^Д^)「そうとも限らない」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:49:09.84 ID:6INKEELY0
(,,゚Д゚)「ぬぉ!!」

(;*゚ー゚) 「(増えた!)」

またもやいつの間にか、燕尾服に身を包んだ男がいた。
真っ黒い髪、烏の濡れ羽色。
男は恭しく礼をする。

( ^Д^)「霊獣、八咫烏のプギャー。ご主人の泣き声を聞きつけ馳せ参ず」

(;*゚ー゚)「(八咫烏?)」

( ^Д^)「つーか、ご主人。酷い。探し物と言えば知恵があり目が利く烏でしょ?」

(,,゚Д゚)「ごめん。忘れてた」

( ^Д^)「そんなことだろうと思った。じゃ、探しに行ってきますよ。ひったくり」



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:52:09.77 ID:6INKEELY0
(#゚;;-゚)「人相はわかっているのですか?知っているのですか?」

( ^Д^)「大丈夫。ご主人が転んだ時ぐらいからいたんで」

(;*゚ー゚)「(あなたもいたんなら助けてよ!!)」

( ^Д^)「じゃ、行ってきます」

プギャーはその場でバク転。
そして、烏に変わり、空に行く。
大きな、三本足の烏だ。
ギコ達はそれを見送る。

(,,゚Д゚)「行ってらっしゃ~い」

( ∵)「自分にできることは?」

(#゚;;-゚)「今のところはなしなのです。また今度お願いします」

( ∵)「無念」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:52:41.99 ID:9wldp8+O0
ビコw


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:53:04.87 ID:kXtNBu8hO
また増えた


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 20:53:17.97 ID:5mGHZwAj0
増えてるw


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:53:30.32 ID:AWuTmRobO
しぃ突っ込めばいいのにw


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:54:39.05 ID:kXtNBu8hO
いいねー


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:55:10.73 ID:6INKEELY0
(;*゚ー゚)「(さっきの男の人、妖怪?)…って、え?きゃぁぁぁああ!!!」

バタッ

…もの凄い叫び声をあげ、しぃは気絶した。
なぜなら、隣に首のない男がいたから。
血のついた鎧の首なし騎士。名はビッコ。

( ∵)「…驚かれてしまいました」

(,,^Д^)「ギコハハハ!そりゃ仕方ない!!」

(#゚;;-゚)「隣にスリーピー・ホロウがいたら普通は驚きます。当たり前のことです」

(,,゚Д゚)「てか、いつからいたの?」

( ∵)「おおよそ、ギコ様が家を出た時から」

( "ゞ)「ならば助けるべきだろう」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:56:07.83 ID:jrxW32qnO
また増えたw支援


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:56:27.61 ID:LpVn1hTDP
どんだけ増えんだよwww


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:57:32.95 ID:iqRc64uNO
やだこの話……収集つかない


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:57:46.23 ID:QmITrwouO
吹いたwwwwwwww


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:58:09.38 ID:6INKEELY0
(,,゚Д゚)「ぬぉ!!」

いつの間にやら、また増えた。
今度は人型ですらない。
牛の体に人の顔。不幸を予言する妖怪、「件」だ。

(,,゚Д゚)「デルタちゃん、いつからいたの?」

( "ゞ)「いつからもなにも、貴方の部屋に住んでいるのですが」

(,,^Д^)「そういやそうだ。ギコハハハ!」

普段は彼の部屋の巻物にいるデルタ。
今は、ギコの財布を届けに来たのだ。
なにぶん牛なので遅い。

(#゚;;-゚)「街中に牛がいて大丈夫なのですか?保健所に連れて行かれませんか?」

( "ゞ)「普通の人間には見えないので大丈夫です。貴女だってそうでしょう」



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 20:59:38.40 ID:kXtNBu8hO
つまり普通の人間から見たら今のギコは…


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:01:10.67 ID:6INKEELY0
普通の人間にはでぃ(耳、尻尾なし)とギコが話しているように見えるだろう。
妖怪でも霊獣でも、高位になれば人間に化けられるし、姿も消せるのだ。

(,,゚Д゚)「じゃあデルタちゃん。予言頼むよ、予言」

( "ゞ)「軽々しく言いますけどね、件って予言したら死ぬんですよ」

( ∵)「だが、主が死んだことは見たことない」

( "ゞ)「ええ。予言ぐらいで死にませんからね」

(#゚;;-゚)「どっちなんですか。ハッキリしてください」

( "ゞ)「死にません。割と丈夫なんです」

(,,^Д^)「なら予言お願い~」

( "ゞ)「やれやれ……」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:04:09.61 ID:6INKEELY0
デルタはそう言うと、軽く目を瞑る。
瞑想だ。
ちなみに当たる確立70パーセント。微妙である。
…20秒ほど経った後、一言。

( "ゞ)「…夕刻に、噴水のある公園に行けばよろしいかと」


……………


<ヽ`∀´>「…巻いたみたいニダ」

ひったくり犯のニダーは薄暗い路地裏でそう呟いた。
ギコもしぃもやたらしつこかったので、逃げ切るのに時間がかかったのだ。

<ヽ`∀´>「さぁって、いくら入ってるニダー?」

ニダーが鞄を開けようとした瞬間、

「まぁまぁ、ちょいと待つんだぜい」



96:字間違えた…確率…:2009/05/22(金) 21:07:09.24 ID:6INKEELY0
どこからともなく声がした。
思わず叫ぶ。

<;ヽ`∀´>「誰ニダ!姿を見せるニダ!!」

「いいのかい?俺の姿を見ると…」

暗闇より、誰かが現れる。
いや、何かと言った方が正しいか。
そこにいたのは――

ミ,,Д彡「忘れられなくなるぜい?」

――大きな狼だった。
ニダーなど簡単に食い殺してしまいそうな、狼。

<;ヽ`∀´>「ひっ……」

後ずさる。
狼は口を大きく開けながらにじり寄ってくる。
…常識的に考えてこんな街中に狼などいるはずもないが、そんなことを考える余裕などない。



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:10:10.20 ID:6INKEELY0
<;ヽ`∀´>「…ニダぁぁぁ!」

必死にその場から逃げ出すニダー。
狼はニヤニヤとそれを見ていたが、やがて毛皮を脱いだ。

ミ,,^Д^彡「よえーなー。まぁ、狼に遭遇したわけだから、仕方ないか」

狼は…、いや、先ほどまで狼だった男はそう言い笑う。
彼は狼男のフサ。
正しく言えばウールヴヘジンのフサ。
狼の毛皮を着ることで狼に変化する、神話の戦士だ。


……………


<;ヽ`∀´>「やれやれ、酷い幻覚を見たニダ」

実際には幻覚でもなんでもないが、ニダーがそんなことを知るわけもない。
人のいない平日の住宅街を歩く彼は普通の人間だったのだから。
そんな彼に話しかける女が。



106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:13:09.33 ID:6INKEELY0
o川*^ー^)o「おにーさん」

<ヽ`∀´>「ニダ?」

o川*^ー゚)o「私といいことしない?」

カジュアルな格好の美人だ。
ハイヒールをカツカツ鳴らしながら、近づいてくる。

<ヽ`∀´>「いいこと?」

o川*゚ー゚)o「そ。いいこと」

<ヽ`∀´>「…いいことって、なにニダ?」

女はニコッと笑い、告げる。

o川*^ー^)o「あなたを祟って、殺しちゃうとか」

<;ヽ`∀´>「は?祟るニダ?お前、何言って…」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:13:58.58 ID:kXtNBu8hO
全員集合wwww


108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 21:14:36.00 ID:5mGHZwAj0
なんだかんだ来てるww


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:16:09.29 ID:6INKEELY0
距離を取る。
ニダーには、周りの温度が一気に10度ほど下がったように感じられた。
と言うか実際下がっている。もちろん、彼女の力で。

o川*゚ー゚)o「あなたこそ、何言ってるの?私を誰だと思ってるわけ?」

<;ヽ`∀´>「………」

o川 ー)o「さぁて、問題です。真っ白くで尻尾が9本。強大な妖力で人を苦しめる妖怪と言えば?」

女をよく見てみる。
…尻尾だ。
狐の尻尾が生えていた。
銀の毛の、7本の尻尾。

o川 ー)o「せーかいは……」

<;ヽ`∀´>「ニダ……」


o川*゚∀゚)o「白面金毛九尾の狐さ!喰い殺されたくなかったら尻尾巻いて逃げなぁ、人間風情が!!」



111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:17:09.87 ID:QmITrwouO
ギコ好かれたんだなぁ…

いいぞ、もっとやれ!


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:19:07.93 ID:6INKEELY0


o川;゚ー゚)o「…って、あれ?」

…既に、ニダーはいなかった。
もう逃げていたのだ。
キューはつまらなそうに言う。

o川*゚ー゚)o「…やっぱ来なけりゃよかったなぁ。ケーキでも奢らせよーっと」

彼女はキュー。
銀狐の1人。いや、1匹か。
7本の尻尾を持つ善狐だ。
あの有名な「白面金毛九尾の狐」などでは断じてない。さっきのは単なる脅し文句。
ちなみに好物はお稲荷さんではなく甘いもの。スイーツ(笑)。


……………



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:22:10.12 ID:6INKEELY0
<;ヽ`∀´>「はぁはぁ…。まったく、今日は幻覚ばかりだニダ……」

勿論、キューも幻覚ではない。
だがまぁ普通は幻覚と思うだろう。
しかし、二度あることは三度も四度もいくらでもあるものだ。

(,,゚Д゚)「ひったくりさん」

<;ヽ`∀´>「ひっ!」

(,,゚Д゚)「この人のバック返してください」

公園に現れたのは、小柄な女を背負った男。
ニダーは聞く。

<ヽ`∀´>「…お前は、人間ニダ?」

(,,゚Д゚)「人間ですよ。ただの」

<ヽ`∀´>「それは良かったニダ」



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 21:23:30.29 ID:+REztjwr0
ギコかわいいよギコ


123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:25:09.38 ID:6INKEELY0
一安心のニダー。
正直な話、ちょっとちびるぐらい怖かったのだ。
…事実、ちびっているし。

(,,゚Д゚)「バック、返してください」

<ヽ`∀´>「嫌だニダ」

ここまでくれば、もう意地の張り合いだ。
逃げ切ればニダーの勝ち。取り返せばギコの勝ち。

<ヽ`∀´>「…お前のような奴が1人で何ができるニダ」

挑発。
対してギコは言う。

(,,゚Д゚)「…何もできませんよ」

<ヽ`∀´>「……そうかニダ」

隙を見てニダーは振り返り、走り出す。
しかし、


126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:28:08.04 ID:6INKEELY0
(#゚;;-゚)「通しませんよ、ここは。通さないのです」

<;ヽ`∀´>「ちっ!」

反対にはでぃがいた。
挟みうちにされ行き場を失う。
周りを伺うと、噴水が。
そして――

<;ヽ`∀´>「ッ!なんだニダ!?これは!!」

――彼の体は、噴水から出た水の鎖に絡め取られた。
身動きが取れないニダーに頭上を旋回する烏が一言。

( ^Д^)「チェックメイトー。残念でした」

<;ヽ`∀´>「くっ、くそ!!」



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:31:10.86 ID:6INKEELY0
必死にもがく。
が、水の鎖は離れてはくれない。

(,,゚Д゚)「なんて言うかさ、確かに、自分は何にもできませんよ」

ゆっくりと近づき、彼の持っていたしぃのバックを奪う。
ギコは周りを見回す。

(,,゚Д゚)「でも…、皆がいますから。1人では何もできなくても、助けを呼べば、案外なんとかなりますよ」

<;ヽ`∀´>「くっそ……」

ニダーの意識はそこで途切れた。


……………



137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:34:10.16 ID:6INKEELY0
気絶したひったくり犯をベンチに寝かせる。
夕方の公園には、人外の者達が絶賛大集合中だ。

(,,^Д^)「いやー、結局キューさんもフサさんも来てくれましたねー」

o川*゚ー゚)o「べっ、別にアンタの為に来た訳じゃないんだからねっ!!」

( ^Д^)「キューさん、演技なのバレバレですよ」

ミ,,゚Д゚彡「まぁ、あれだ、来ちゃったんだぜい。なんだかんだ言って、俺もキューも」

(,,^Д^)「ギコハハハ!!ありがとうございます」

「我輩もいるぞ」

噴水より、のそのそと出てきたそれは人間に変わる。
初老のスーツの男。
ふわりと山椒の匂いが香った。

( ФωФ)「遅くなってすまなかったな、人間」



138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 21:35:00.09 ID:JGedriTPO
(,,゚Д゚)「もしもし戦神丸?今すぐ来て!」

スレタイでこれが思い浮かんだ


139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 21:35:27.77 ID:5mGHZwAj0
>>138
懐かしいwww


140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:37:10.17 ID:6INKEELY0
(,,^Д^)「いやいやー。杉浦さんが来てくれるなんてラッキーでしたよ。ホントに」

(#゚;;-゚)「(そもそも呼んでないです。あなたは呼んでいないのです)」

大柄な男は杉浦。
正体は大山椒魚で、キューと同じ山で水神として祀られている。
今日はたまたま町に来ていたのだ。
ちなみにニダーを気絶させたのも彼。神通力である。

個性的なメンバーはしばらく愉快に談笑をしていたが、その時、

(;*ー)「うぅん……」

ギコの背中から声が。

( ^Д^)「おっ、目覚ましたんじゃないですか?」

o川*゚ー゚)o「よーし、皆、人間になれー」

( ФωФ)「キューよ。尻尾が1本残っているぞ」



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:40:15.59 ID:6INKEELY0
全員が人間への変化を終えた。
ちょうどその時、しぃが目を開けた。

(;*゚ー゚)「あれ?ここ…」

(,,^Д^)「はい。どーぞ」

バッグをしぃに手渡す。

(*゚ー゚) 「ありがと……、って取り返してくれたの!?あなたが!?」

(,,゚Д゚)「いや…、自分というか、この人?達が…。……あれ?」

…もう他の者達はいなくなっていた。
夕焼けに染まる公園には2人だけが残された。

(*゚ー^) 「ありがとね、優しいお兄さん」

(;゚Д゚)「えっ、いや……。どういたしまして……」


……………



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:43:10.57 ID:6INKEELY0
その日の夜。
ペニサスのバーにギコは来ていた。

(,,゚Д゚)「…ってことが今日ありました」

('、`*川「ふふ。良かったじゃない。可愛い女の子と知り合いになれて」

(;゚Д゚)「そのかわり結局ハロワには行けなかったですけど…」

バーの扉が開く。
入ってきたのは昨夜と同じ男、モララー。

( φ∀・)「こんばんは。適当に頼むよ」

('、`*川「はいはい」

モララーは昨日と同じようにギコの隣に座る。
軽く挨拶するギコ。



152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:46:08.45 ID:6INKEELY0
( φ∀・)「それで、どうかね。仕事は」

(;゚Д゚)「いや~、それがまだ……」

( φ∀・)「おや?」

驚いたように言う。

( φ∀・)「あの人助けは仕事ではなかったのかね?」

(;゚Д゚)「えぇ~っと、それは……」

…どうやら彼は今日の一部始終を知っているらしい。
ギコは否定する。

(,,゚Д゚)「いやいやいや。あれは、なんて言うか、趣味って言うか……」

( φ∀・)「…フフ。なら、それを仕事にすればいいだろう?」



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:49:11.16 ID:6INKEELY0
(,,゚Д゚)「え?」

('、`*川「あら、面白いじゃない。召喚師の人助け稼業」

(,,゚Д゚)「はぁ…」

( φ∀・)「君には優秀な知り合いが多いらしい。人助けには、いや、人以外を助けるのにも向いているだろう」

(,,゚Д゚)「そうですけど…」

( φ∀・)「なら、決定だ」

そう言いモララーは懐より小切手を取り出す。
さらさらと書き込む。

( φ∀・)「餞別だ。少ないが、受け取ってくれ」

(,,゚Д゚)「いや、でも……」

( φ∀・)「なに、出世払いで構わないよ」



160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:52:08.46 ID:6INKEELY0
小切手を見る。
結構な金額が記されていた。

('、`*川「人助けが職業の、『助け屋』ってところかしら?」

( φ∀・)「よし、今日から君は助け屋。助け屋のギコだ」

('、`*川「成功率ほぼ100%のトラブルシューター!」

( φ∀・)「トラブル・イズ・ユア・ビジネス!」

(,,゚Д゚)「はぁ……」

2人はノリノリだが、ギコはいまいちらしい。
それを見たモララーが一言。

( φ∀・)「どうした?やる気だけは誰にも負けないんじゃなかったのか?」

(,,゚Д゚)「やる気…」

ギコはその言葉を受け、立ち上がり、叫ぶ。



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:55:14.12 ID:6INKEELY0
(,,^Д^)「……はい!ギコール・ハニャーン、頑張ります!!」


…この町の頼りなくて、泣き虫で、少しだけウザくて……
でも優しさとやる気と仲間の多さなら誰にも負けないトラブルシューター――

――「助け屋、ギコール・ハニャーン」の誕生だった。


零日目 終



…到底上手く行くとは思われない助け屋稼業。
しかし、予想と反し早速依頼が舞い込む。
そんな予定調和に、ただ1人だけは「裏」を感じ取っていた…


…それはまた、次のお話であるのだが。







166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 21:56:21.23 ID:+REztjwr0
面白い!!
続きが読みたいwwww


167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:57:06.92 ID:LpVn1hTDP
続き超wktk!


168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:57:09.41 ID:6INKEELY0

以上で終了です
たくさんのご支援ありがとうござました
軽く作品解説します
質問も絶賛受付中
ギコの助け屋の名前も受付中
「解決屋 シルバー&ブラック」みたいなカッコいいやつをお願いします
すいませんうそですごめんなさい



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:59:10.71 ID:6INKEELY0
この作品のコンセプト…「ギコが色々なことを経験し精神的にも召喚師的にも成長する王道物」
ギコのイメージ…アギトの津上翔一を泣き虫にしたような感じ。人間味溢れるいい人。リボーンのダメツナ(初期)も入ってる?
携帯召喚?…ギコが電話をかけると相手に居場所が伝わります。3パターンあり。
仲間達について…主に中国、ヨーロッパが多い。出来るだけ世界に1匹しかいないようなやつは避けています。
メインメンバー…ギコ、でぃ、プギャーぐらい。フサも?
メンバーのイメージ…電王の4バカイマジンやキバのアームズモンスター。関係ないけどディエンドかっこいい!
元ネタ…「たたたたっくん!お、オルフェノクが!!」←これ。
ヒロイン…しぃ?でもほとんど出ません(笑)
黒幕…眼帯モララー。別名「ご都合主義を操る男」…この作品ではすっかり腑抜けに。
ストーリー…全12話構成予定。でももっと増えるかも。
場面転換の仕方…必殺仕事人っぽいですよね、なんか。次々と皆出てくるとことか。
テーマソング…ZZの「Dang Dang」
エンディング…「友達だから」「世界はグー・チョキ・パー」

こんな感じ
続いて登場人物、人外紹介
長いですがお付き合いを



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 21:59:25.77 ID:lt+6t3C20
乙!
続いてくれるとは…
ところで、ギコは何人の魔物を呼びだせんの?


178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:01:06.35 ID:ndIYuKLv0
仲魔とは言わないの?


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:02:14.48 ID:6INKEELY0
>>175
次回解説します。すいません

(,,゚Д゚)…ギコール・ハニャーン。(19)「人間、召喚師」
召喚師兼助け屋。頼りなく馬鹿で泣き虫なので、仲間に助けられてばかり。
でも優しさなら誰にも負けない典型的主人公タイプ。
携帯を使った独自の召喚術を使う。実はそれって物凄いことらしい…。

( ^Д^)…八咫烏のプギャー。(不明、かなり長く生きてる?)「霊獣、神使」
八咫烏。かなり昔からのギコの仲間。現実主義者で頭も冴えている。
烏の濡羽色の髪が特徴。普段着は浴衣。出かける際は燕尾服など。昔はロンドン塔にいたとか?
人間の姿で翼を生やしたりできる高位の霊獣。ギコのことは暇だから手伝う程度。
※八咫烏…世界各国に伝わる3本足の烏。ロンドン塔…烏が大量にいる塔。なぜかと言えば烏がいなくなるとイギリスは滅亡するから。

(#゚;;-゚)…猫又のでぃ。(不明、でも割と若いらしい)「妖怪、九十九神」
猫又。かなりメジャーな妖怪であるが、成長するとねこしょうになることや実は淫魔であることは知られていない。
和服と顔の大きな傷が特徴の美人。敬語、繰り返しを多用しながら話す。
ギコは仮の主人で、「当主様」なる人が本当の主人。ギコのことは淫魔として餌にしている。
※九十九神…長い年月を経て神通力を得たもの。ねこしょう…猫又が精進して進化する、永遠に生きる妖怪。



183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:05:09.84 ID:6INKEELY0
>>178
流石にそれは…

ミ,,゚Д゚彡…ウールヴヘジンのフサ。(20代)「人間、半獣」
ウールヴヘジン。つまり、狼憑き。狼の毛皮を着ることで狼、もしくは半獣状態に変化できる北欧神話の戦士。
「~~だぜい」口調とジーパンが特徴。ベナンダンテでもあり日夜悪の魔術師と戦っている……らしい?
ギコはそもそも人間として友達。ギコのことは金をくれればいつでも手伝う現金な関係。
※狼憑き…後天的狼人間。ベナンダンテ…ヨーロッパの一部の伝承にある、悪い魔術師と戦い豊穣を取り戻す狼男。

o川*゚ー゚)o…銀狐のキュー。(正直、年寄り)「神使、妖怪」
銀狐。尻尾は7つなので結構強い。とある山の雪の神様。
かなりの美人らしく、人目を引く。将来的には空狐になりイケメンの男達をはべらすのが理想。
時たまツンデレのような発言も。ギコのことは気に入っており、自身の徳を積む為にもよく助ける。
※銀狐…善狐(善い妖狐)の一種。空狐…修行を積み3000歳を越えた狐がなるという大神狐。

( "ゞ)…件のデルタ。(若い、が前世の記憶を持つ)「半身半獣、怪物」
件。普段は巻物暮らしで、ギコの部屋に居候。別に予言しても死なない。
巻物はお守りにもなっているようで、ギコはよく持ち歩く。
デルタという名前はギコがつけた。ギコのことは恩人として慕っている。
※件…災害などを予言する妖怪で、一般に予言したら死ぬと言われている。



184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:05:14.64 ID:Ra20Ufg+O
乙!
召還はギコの携帯でしか出来ないの?


185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:06:28.06 ID:4sD1q2ziO
作品は面白そうだが、作者の解説とやらにドン引いた


186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:08:00.63 ID:Ou0ke1/rO
厨臭さが好き


187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:08:08.74 ID:6INKEELY0
>>184
それもいつか…。すいません

( ∵)…スリーピー・ホロウのビッコ。(一度死に、復活)「都市伝説、霊」
スリーピー・ホロウ。愛称はビコちゃん。いわゆる首なし騎士である。
アメリカにいたがでなんやかんやでギコの仲間に。でも国籍?はドイツ。かなり腕は立つ。
馬に逃げられたのでもっぱら徒歩移動。ギコのことは主君として尊敬している。
※スリーピー・ホロウ…ニューヨーク近郊に伝わる首なし騎士の都市伝説。

( ФωФ)…大山椒魚の杉浦。(キューより年上)「神、精霊」
大山椒魚。人間時はスーツ姿の初老の男性。キューと同じ山で水神として祀られている。
この作品のおそらく最強。水を操る能力+炎の完全無効化+超回復というチート。つまり、サラマンダーでもある。
好物はパイプ。よく町を散歩している。ギコのことは近所の子供的扱い。
※大山椒魚…半分に裂いても死なないとまで言われる動物。サラマンダー…火より生まれ出炎の精霊。

川д川…自縛霊の貞子。(享年、28歳)「幽霊、元人間」
自縛霊。の、割にはあちこちうろついている。関係ないけど「隣の貞子さんのようです」の彼女は超可愛い。
庶民的なことが得意で、たまに料理を作ったりもする。そして何より、なぜ自分が自縛霊になったのかわかっていない。
「うふふー」が口癖。ペニサスとは気が合うようだ。ギコのことは依頼者と依頼主の関係。
※自縛霊…特定の場所に縛られている幽霊。



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:11:14.60 ID:6INKEELY0
>>185
この気持ち悪い解説がなかったら、多分、自分がなんの作者かわからないですよ
屁理屈言ってすいません

('、`*川…伊藤ペニサス。(三十路前)「人間、情報屋」
バー「バーボンハウス」の経営者で優秀な情報屋。妖艶な美人。
記憶喪失の子供を預かるなど、優しい人。ちなみに他の現行のペニサスと同一人物。
グレーゾーンにいてちょっと危険。ギコのことは手のかかる弟のようなもの。

( φ∀・)…モララー。(20代後半)「FOX、特異点」
謎の眼帯男。「特異点」とは特別な超能力者のこと。
特定の人達にはかなり有名で恐れられている。美人の奥さんがいる。
物語の裏で少しだけ暗躍する男。ギコのことは駒として利用中。

以上
ありがとうございました
次回も決して期待せずお待ちください



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:12:15.33 ID:lt+6t3C20
ほかの現行についてkwsk


197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:16:02.91 ID:6INKEELY0
>>192
これ以上に気持ち悪く、中二で、痛々しい作品です
長ったらしい前書きとウザイあとがきが特徴
無駄にシリアスかつブラックで重たい

…そんな作品を書いてます
知らないほうが良いかと


でも、ノリで書いたこっちの作品のほうが人気とは…



199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:17:47.01 ID:lt+6t3C20
>>197
まさかコネクト?


201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:18:06.75 ID:AWuTmRobO

その設定集読まなくてもいいように作中で説明お願いします
個人的にあんまり好きじゃないんだ
続き期待してる


203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:19:04.79 ID:fhU6EszvO
>>197
自己顕示欲が強いんだね
お前は好きになれんが作品は好きだ
頑張ってくれ



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:19:18.84 ID:6INKEELY0
>>199
全然
あんな良作じゃないです
もっと、(作者と主人公が)クズみたいな作品ですから



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:21:23.60 ID:6INKEELY0
>>203
ハハ…
よく言われます…

でも頑張ってみたいと思います



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:23:34.47 ID:6INKEELY0
>>201
それもそうですよね
本当に話の構成が上手い作者さんは解説なんていりませんし
精進します



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:28:14.52 ID:Ou0ke1/rO
2+1か


214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:30:46.35 ID:6INKEELY0
>>213
まさか当ててくるとは…
そうですよ
ネタバレ作者、もとい「2+1」作者です


あんな作品書いてたら、たまには楽しいものも書きたくなるんですよ



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:33:26.09 ID:fhU6EszvO
>>214
もう終わったんだろ?いつまでいるんだ?
いるんなら続き書いてよ

まさか当てられるまで待ってたとか?

さすがにそれはないか
どんだけだよって感じだし


217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:35:48.65 ID:Ou0ke1/rO
>>214
2+1も好きだモララーの厨2加減が特に


218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:36:17.94 ID:6INKEELY0
>>215
すいません
どうにも癖でして


では、退散したいと思います
続きは…もう書けてるので近いうちに



220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 22:46:19.49 ID:ogvq6VgK0
遅くなったけど乙でしたー
面白かったよ


222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2009/05/22(金) 23:04:34.88 ID:8Rc5m+ZZO
厨二とか大好きだー 
2+1よむほ


224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 23:09:27.43 ID:rFxrzPtgO
楽しかった!!
魔物とか詳しくないから解説もありがたかったよ!!


225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/22(金) 23:17:27.12 ID:Ee4QXg73O

解説だけで2+1の人だとわかってました
どっちの作品も頑張って



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