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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 九日目 深夜

前の話/インデックスページ/次の話

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 20:52:52.98 ID:AEbCitwn0
中村主水にもう会えないとか……
まとめは、面白蛇屋さん、ブーンがまとめブログを武器にさん、そしてくるくるくーるさん。


――長々と続いた「過去との邂逅編」も、おしまいです。
どうにも要領の得ない解説の中に少しでも自分の伝えたかったことを見出してくれれば幸いなのですが、まぁ、無理っぽい。
…物語は続くんですし急いで語ることもないでしょう。それでも少し言うとすれば……結局「困った時は助けを呼ぼう」ですか。


ネタバレ作者の、これ以外全ての作品のアンチテーゼ。
自分が最も畏怖しひどく嫌悪し極めて昏弱と判断しつつも、心の奥底から求めてやまない人々のお話。
「(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです」本日完結。


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 20:55:18.50 ID:AEbCitwn0
【本日出てきそうな主な一行人物紹介】
(,, Д)…“自我喪失中”の二つ。幻想と悪夢の二重。でも芯は同じ二人。あと必要なのは向き合うことだけ。
『――――』…どこかの世界の誰か達。種族も背景も思想も違う人達。けれど一つだけ共通している仲間達。あと、きっとそれが大事。

【本日のその他】
|゚ノ ^∀^)…無と有が交差した絶対。表も裏もない最強。「強さ」という美しさの境地。あと学ぶべきは「弱さ」という人間らしさ。

【今宵のテーマ】
「異端で異能で異形で異物で異常で異等で異様で異類で異変の存在は普通の『幸せ』を手に入れられない?」
…違うな、それはきっと、違う。
化物だからどうとか、俺はこうだからとか、そんなくだらない言い訳して一体何を守ってるつもりなのさ。

【あまったスペース、本日の投下クイズ】
「ユダヤ人」は何を以て「ユダヤ人」と成っているのか。
「家族」はどういうことか。


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 20:53:42.61 ID:7xpGJGrz0
~完~

以下ラーメンスレで異論ありませんな?


4 :醤油以外は認めない:2010/02/20(土) 20:58:16.66 ID:AEbCitwn0


――なぁ、兄弟
“守る”とか“支える”とか、馬鹿らしいとは思わないか?

俺は聞いてやりたいね
「お前等はそんなに強いのか」ってさ
魔術の極地の俺でさえ、異形であり異能の果ての果てである俺でさえ――たった二人すら守れなかった


…だから、そうじゃないだろ
お前なら分かるだろ兄弟? 誰よりも他者の心を理解するお前ならな
俺達ができることなんざ、精々――


(,,^Д^)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです



九日目 深夜
『まだ間に合うさ ――ひとりじゃないから―― 』



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:01:16.33 ID:AEbCitwn0
――どこかの世界のいつかの時間の、空まで紅に染まった場所で。
一人の青年が、屍の山の中で問い掛けた。

(,,〃Д)「……父さん。いや、――俺の“設計者”」

異形であり異能の果ての果て。“魔法”となった魔法使い。
稀代の英雄は、親友を殺して自分を生かした彼は、心の底から湧き出た疑問を口にする。

(,,〃Д)「俺は、なんで生まれてきたんだ……?」

「…………」

(,,〃Д)「…アイツらの最後の言葉さ、『ありがとう、ごめんね』だったよ。二人共、殺した奴と殺された奴が、同じ言葉を残して死んだ。
     馬鹿みてぇだよな。何やってたんだろうなー、…俺達はよ」

――幼少の頃、「バケモノ」と罵られ、絶望の淵にいた。
そんな彼に唯一手を差し伸べてくれた二人は死んだ。他でもない彼自身が、“化物であったせいで”、死んだのだ。
自分が、殺した。

(,,〃Д)「……分からねぇ。分からねぇ、よ。
    “似たような境遇”の奴なら俺の気持ちが分かると思ってやってみたが、――だーれも答えちゃくれなかった」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:04:16.80 ID:AEbCitwn0
――問い掛けて、殺して。問い掛けて、殺して。
問い掛けて殺して問い掛けて殺して問い掛けて殺して問い掛け殺し問い掛け殺し問い掛け殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺して――、


結局、

誰も答えてはくれなかった。
そんな問い、答えられるはずもなかった。

(,,〃Д)「――ああ、もう。分からねぇぞ、全然、分からねぇぞゴラァ。
     なんでだ。なんでだ?…なんでこんなことになった?誰が悪かった?……この気持ちは、なんなんだ?」

独白。
その間に、大量の兵が彼を取り囲んでいた。
反逆者を始末する為に。

(,,〃Д;)「……俺を殺すんだな…?俺が、悪いんだな……?…俺が、間違ったせいかよ。――そうか、そうかよ……」

――英雄であり虐殺者の青年は、涙を流す。
血のように赤い、涙を流す。誰かの代わりに。自分が殺した誰かの代わりに。
「“道具”として生まれた俺でもそれぐらいの権利はあるだろ?」
…そんなような想いを抱いて。戻ってこない日々に叫んで。


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:07:16.45 ID:AEbCitwn0


――こんな強さなんて、いらなかったのに
普通の生活ができれば良かったのに

特別なんて、一つも……いらなかった
帰る場所があって、笑い合える友達がいて、好きな人も何処かには確かにいてさ
それだけで

それだけで、良かったのに――


(,,〃Д)「……チックショ……」


…ああ、今度生まれ変わったら、こんな強さなんていらない
俺は誰かと守り合って支え合える存在になりたい


俺は、
俺は弱者になりたい――。



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:10:30.70 ID:AEbCitwn0
……………


(,,〃Д゚)「――あぶねぇ、意識が飛びかけたぞゴラァ」

――地面に叩きつけられたギコは、なんとか覚醒状態を保つ。目元を拭い見るのは彼女。誰かによく似た――レモナという少女だ。
両手両足にプロテクター……『アマテル』と呼ぶ橙に光り輝くそれをつけている。
どことなくファーストナンバーの専用装備を思い起こさせる色と作りだが、レモナの籠手には鋭い矛があった。

(,,〃Д-)「(…あの八咫烏がいつか言った……)」

一応、“ギコール・ハニャーン”の深層心理に存在する彼。
感覚や記憶は共有している。

(,,〃Д゚)「『天逆鉾』……。ま、分かってもどうにもならないが」

そうだ。
レモナという少女は、自他共に認めるほど“武器を使わない方が圧倒的に強い”。
直接腕に魔力を纏って殴り飛ばす。プギャーが行った護摩の如き、そんな大雑把な戦闘術が一番得意な天使なのだ。

…すなわち。
現在の形態は最も動きやすいと言える。


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:13:15.66 ID:AEbCitwn0
|゚ノ*^∀^)「アハハッ!」

追撃を、踵落し。
寸でのところで避けるも、そのクレーターを作り出すほどの衝撃波は生きている。
足元に振動を起こし爆ぜた空気に乗り回避する。――だが、神を惨殺したと伝わる兵器の攻撃は終わらない。
…右手。形状変化、圧縮された魔力球を作り出す。名は『アテン』で、

(;〃Д゚)「っ、クソが!!」

――膨大なエネルギー量により空間を消失させるような、間違いなく最高の攻撃力を誇る光球。
ギコも瞬間的に右手を0K(ケルビン)に変え迎撃。あらゆるものを完全に消滅させる氷点下の強制破壊。
…が、こちらは継続時間三秒ほど。どう考えても――足りない。

(;〃Д゚)「チィィッ!!」

|゚ノ*^∀^)「ほらっ、ほらっ!!」

身体を捻り、受け流して避けたギコ。挑発するように声を出すレモナの左腕には――砲身。
何ミリか分からないが、とりあえずは人に向けるサイズではない。ああ、ロックバスターみたい。と馬鹿な感想を浮かべた稀代の魔法使い。
対し少女は前に向かっていたベクトルを突如として停止、上方へ向けた。そして思い切り後方転回し銃口を向ける。

|゚ノ*^∀^)「死んじゃえっ♪」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:16:17.73 ID:AEbCitwn0
あまりにも、軽い一言。
死には至らないとしても内臓器官を拾い集める覚悟をし始めるギコ。

だが、次の瞬間――

ガキィィン!!

|゚ノ*^∀^)「……アレ?」

――狙いがズレた。砲身に加わった何らかの衝撃によって、ズラされたのだ。
放たれた紫雷は地面を抉り取る結果となった。どうやら再生させる機関と使い回す臓器を分けるのは免れたようだ。

衝撃を与えたもの。
それは――槍だった。和の彫刻が施された、一本の長槍。
投擲には適しているとは言えない形状だったが気合で当てたらしい。

いや……

o川*^ー^)o「――私のギコ、み~っけ」

雪の神、銀狐のキューに合わせて言うなら……『愛の力』というのが正しいのかもしれなかった。
自身の分身『雪月花』を放り投げた彼女は、十メートルほど離れた場所、血生臭い戦場とは思えぬほど朗らかに楽しそうに――微笑んでいた。
まるで、ただの恋する乙女のように。


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:19:15.86 ID:AEbCitwn0


(;〃Д゚)「ばっ――なんで来やがったゴラァ!!」

最初に反応したのはギコ。
今まで彼女と同じ時間を過ごしていたのは自分ではないが、それでも、

|゚ノ* ∀)「―― Don't be」

――思考が途切れた。“存在するな”、と。たった一言そう呟き、邪魔者に向かうレモナ。それを認識した所為だ。
右手には痛烈なまでの美しさを秘めたロングソード。
使い方など関係はない。力技だ。三国志演義のある英雄も通常の剣術では意味がない故に一丈八尺の矛を振り回したとされる。

力を込め、思い切り、スイング。――だが聞こえたのは風切り音のみ。
肉が裂ける音も骨が砕ける音も、勿論悲鳴もなかった。
…何故ならば。

(;^ω^)「むちゃくちゃするお……。もうちっと気ぃつけて欲しいもんだお」

o川*^ー゚)o「せっかくの好感度アップのチャンスじゃない!頑張らないとっ!!」

直後追いついた西川が疾風の如き速度で――その実、身を風に変えて退避させていたからだった。
あと少しでも遅ければ、ただでさえ個人的ウィークポイントな身長がさらに文字通り“頭一つ分”低くなっていただろうに、特に反省の色はなし。


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:22:14.74 ID:AEbCitwn0


爪゚ー゚)「おー、赤い赤い」

(;メ -・ )「………先ほどまでの威光は何処へやら。やれやれ」

麒麟が暴走しないよう見張りながら、シーンが現れる。その手には巻物があることから態の良いお守りのようだ。
続いて来た甲冑騎士には首がないので監視には適さないのだろう。
首のない馬の上の鬼は、同じく首がない男へ話を振る。

( メ -・ )「というか折れた剣を捨ててこれを持て」

( ∵)「何を言う。剣は武士の魂」

( "ゞ)「…見てくれはどう見ても騎士であるし、ついでに言えば『スリーピー・ホロウ』は騎士ですらなかった気がするぞ。あと荷物扱い止めろ」

映画版では軍人という設定である。
どちらにせよ、傍若無人な残虐な人物であるのは変わりはないが。

( ∵)「…………首がないから、記憶が曖昧で……」

(;"ゞ)「どこぞの妖精みたいな設定の嘘つくなや!お前、こないだジェンガやってた時に『首斬られるって案外痛くない』とかなんとか、」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:25:15.86 ID:AEbCitwn0
(;^ω^)「そんなのどうでもいいから働けお、3バカ!!」

( メ -・ )( "ゞ)『黙れ中性脂肪の塊が』(∵ )

(;^ω^)「なっ……これは太ってるわけじゃなく熱膨張で――」


|゚ノ ∀)「…………ぁ」

ぶちっ、という音が聞こえた気がした。
振り返ると、少し離れた場所で……レモナが、度し難い感情に、その端整な顔を染めていた。

自分でもそれが何なのか分からなかった。
――もやもやする。心が騒ぐ。『声』じゃない。そんなの、じゃない。もっと濃い。もっと暗い。でももっと高い、そんな――。
そしてやっと分かった、と言わんばかりに口を開きかけた瞬間、

ミ,,-Д-彡『縛れ、ナウシズ』

( ^Д^)『―― Recedite.nec stesin omni cira reione terra ――』

二重の束縛が、異形の少女を阻む――!
ルーン魔術と英国方術の二重拘束により身動きが取れなくなる少女。
元傭兵と流離の混沌魔術師は、「助け屋」の中でも最高峰の実力を誇っていた。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:28:43.71 ID:AEbCitwn0


(#゚;;-゚)「…大丈夫ですか?」

(,,〃Д)「――――っ」

少しだけ赤い目で、そう問い掛けてくる。
今し方主人に見捨てられた、否、半永久的に暇を出された猫又少女は、清楚な顔をもたげて尋ねる。
自分だって辛くとも。辛い別れを経験したところであっても。

――なんでこいつ等は、
思う。たたらを踏み、辛うじて頬を濡らすことはせぬよう、虚勢を張り。

――なんでこいつ等は、分からない?
自分は違う。一緒になど、いられない。俺は、あの“自分”とは違うのに――。


(#゚;;-゚)「………大丈夫ですか、“ご主人様”」

(,,〃Д)「っ!!」

――“からん”、
ギコの根幹を構成していた、何か厄介なものが崩れ始めた。


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:31:15.52 ID:AEbCitwn0


(,,〃Д)「――俺は違うんだよッ!!」

気づけば、叫んでいた。
そこに集まった全ての“ギコール・ハニャーンの”仲間に向かい。

(,,〃Д)「俺は、お前等の知るギコじゃない!お前等の知ってる弱いギコはもういないッ!
     ――いや、最初からそんなのいなかったんだよ!!お前等はずっと騙されてたんだ、俺にッ!!」

言葉は、――不思議と滑らかに出てきた。
心の奥底。何かを、何かを塞き止めていたものが決壊する、その前に。
言わなくてはならない。

――違うのだと。
自分は『ギコール・ハニャーン』では、決してないのだと。
喩え今の“自分”が主人格、本来の“自分”なのだとしても――

(,,〃Д)「俺は……違うッ!!」

――今の自分は、彼等にとってどこまでも……“偽者”なのだということを。
それは揺るぎようもない事実、変えようもない真実、動かせぬ確実、――なのだということを。


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:34:16.39 ID:AEbCitwn0
だが。
そこまで言葉を紡いだところで、

――パンッ

(,,〃Д)「っ!」

o川* -)o「…………ない、でよ」

平手打ち。
近くにいたキューが、手を上げた結果。淡い痛みが頬に伝わった。
そして、彼女は震える声で言う。

o川* -)o「……言わない、でよ。そんな、寂しいこと。…そんな……」

唾を飲み込み、呼吸を整える。
女の泣き顔は苦手だ、と久々に思う。

(,,〃Д)「……俺は強い、お前等の助けなんざ――」

( ^Д^)「――何言ってんだ、テメェ。“お前がご主人かどうかなんてハナから関係ない”。……あのご主人なら、きっとそう言うな」

おそらくは最も長い時間を過ごした彼が、口を開く。


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:37:14.91 ID:AEbCitwn0
( ^Д^)「お前――」

取り繕った口調ではない。
少しだけ乱暴で、皮肉ったようで、――そしてどこか優しい声音。


何故だか分からないが。
本当に、何故だか分からないのだが。

…ギコはその声を聞いて、もう一人の自分を想起した。
弱くて優しい、もう一人のギコを。
決して“自分”ではない――


( ^Д^)「――お前、泣いてんじゃねぇか」

(,,〃Д)「……え…?」

( ^Д^)「お前、さっきからずっと……泣いてんじゃねぇか。だから関係ねぇんだよ。――“お前がなんなのか”、なんてことは」

――頬に触れる。
…熱いものが、あった。液体の形を取った感情の破片。澄んだ澄んだ心の欠片。
この世界で最も辛い生き方をする生物が生み出した表現方法。


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:40:14.70 ID:AEbCitwn0


(,,〃Д;)「あ……」

――間違ったんだ、と思っていた。
俺が、化物の分際でそんな生活を求めたから、死んだのだと。

(,,〃Д;)「あ、あぁ………」

――だから、錯覚してしまった。
自分は特別だ。他人とは違う。誰かと一緒にいることなんて、できない。

(,,〃Д;)「ああぁぁぁ……っ!!」


でも、違った。

(,,〃Д;)「俺は、俺はぁぁぁ……!!」

そうじゃなかった。
こいつ等は、俺は――そうじゃなかった。



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:43:16.39 ID:AEbCitwn0


――俺はずっと弱いままだったんだな。
お前と出会った時から、何も変わらずに。
手を差し伸べてくれた日から、――本当に変わらずに。


“……ねぇ 僕のこと好きだった?”
“僕は君達のこと好きだったよ”


返事が遅くなったな。
俺も、――お前のことが大好きだったよ。
三人で過ごした時間が、最高の、俺の人生で一番の宝物だ。


でも、

(,,〃Д)「…悪いな、二人とも……」

そっちに行くのは、ちょっと遅くなりそうだ。
やりたいことができたんだ。


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:46:16.72 ID:AEbCitwn0
o川*;ー;)o「…それに、勘違い……しないでよね」

――俺は、生きたい。
まだ生きていたい。やらないといけないことがある。

ミ,,-Д-彡「俗に言うツンデレだぜい」

( "ゞ)『お前ちょい黙れ』( メ -・ )

――俺は、お前等の分まで生きる。
そして証明してみせるよ。

(#゚;;-゚)「……その程度の事情、背負えなくてなにが仲間ですか。私達は御主人様の意思に関わらず、」

爪^ー^)「僕達が、助けたいから助けるのっ!最初から答えは聞いてないっ!!」

――それは違うってことを。
きっと、そうじゃないってことをさ。

( ∵)「しかし、これは……」

(;^ω^)「冷静に考えるとかなり身勝手な言い分だお……」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:49:14.88 ID:AEbCitwn0


――俺は、お前等の分まで生きる。
似たような境遇の困ってる人達を助けることにする。

( ^Д^)「あー……何人か来てない上に、帰った奴もいますけどね……」

(;#゚;;-゚)「よっ、余計なことは言わなくていいのですっ!皆さんきっと已むに已まれぬ事情が――」

――不条理に叫ぶことも、悲劇に泣くことも許されない人達を、きっと助ける。
…なぁ、素敵だと思わないか?
俺達みたいな奴等は――もういなくなるんだぜ?

o川*;ー;)o「……寂しいの。ギコはどうか分からないけど……私は、私達はギコがいないと――すっごく、寂しいんだよ?」

(,,〃Д-)「ああ。分かってる」

――化物でも、人外でも、関係ないんだ。“俺達みたいなの”でも十分幸せになれるんだよ。
俺はそれを証明する。
一生かけて、自分と仲間と他の誰かを、幸せにしてみせる。

(,,〃Д)「ありがとう……」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:52:18.24 ID:AEbCitwn0


――心配すんなよ。
任せとけよ。大丈夫だって。

俺は、お前の兄貴だぜ?
俺は、お前の親友だぜ?
俺は、お前等の家族……だぜ?


(,,〃Д;)「――俺も、寂しいぞゴラァ!!」


――そんで、俺は『助け屋ギコ』なんだぜ?
これからは精々仲間達と“自分”と支え合って生きていくよ。

そんな歪んだ在り方が、
そんな哀しい結末が、

俺は、“人じゃないモノ”の正解だとは思わない。
俺はきっとそれを証明してみせる――。



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:55:14.97 ID:AEbCitwn0
……………


「ふざけ、ないでよ……」

――蟠っていた感情の名は、『憤怒』と言った。
少女はほとんどこのような気持ちを抱かない。彼女は常に愉しいからだ。

「……そんなの、違う。そんなのは違う……」

けれど。
二通りだけ、彼女は明確に怒りを抱く。

(;〃Д゚)「っ!」

|゚ノ# ∀)「――そんなのは、僕の求めてる『強さ』なんかじゃない……」

家族を馬鹿にされた時。
そして、“強さ”を軽んじられた時。

|゚ノ# ∀)「違うっ……!」



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:58:17.97 ID:AEbCitwn0


――最悪なことに。本当に悪いことに。
今回、彼女は“そのどちらもに”該当していると感じてしまった。

|゚ノ# ∀)「吐き気がする……っ。そんな弱い考え方……」

強さは、強さとして完結する。
才能と血脈と環境と機会、――そして弛まぬ努力を捧げ続けることで完結する。
身体を修練する。能力を精製する。魂を研ぎ澄ます――。

|゚ノ# ∀)「僕は……」

“強い、――だから強い”
それだけが、美しい。何事にも代え難い真実であることを彼女は知っている。

|゚ノ#^∀^)「僕は、そんなの認めない……っ!!」


だから、不純だと思ったのだ。
過去や決意や大義など、強さを求める理由に成り得ても、強さを行使する指針に成り得ても、その本質では決してない。
だから違うと言った。そんなのは違うと。
――結局は、どうしようもなく“偽者”だと思ってしまった。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:01:16.48 ID:AEbCitwn0
守る者ができた弱さと守る者がいる強さ。
仲間を守らなければならない弱み。仲間から守られるという強み。

…それが、彼女にはまだ分からない。少しだけしか分からない。
強くなる存在がいることも知っている。ツールでありルーツになることも分かっている。


――でも、腹が立った。
納得できなかった。最高に、――イラついた。

ギコの中にある孤独な強さが秒単位で濁っていくのが見える。
つまらない、些細な事柄に侵食される。

|゚ノ# ∀)「~~~っ!!」

レモナは知っていた。こういう場合に言うべき単語を。
たった六文字。
この感情に最も相応しい言葉――


――即ち、“気に喰わない”と。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:04:18.24 ID:AEbCitwn0


――レモナの魔力が暴走寸前まで高まり、和やかなムードだった「助け屋」の面々が気を引き締めた時だった。
それは、現れた。
舞い散る透明な羽と、貫く紅い閃光と、――少女。


|゚ノ;^∀^)「…あっ、あれっ!!?」

力が入らない。むしろ抜けていく。
身体が――少しも言うことを聞かないのだ。


原因は背後。
レモナを抱き寄せた、背の低い不思議な雰囲気の少女。
セーターを着た彼女は耳元で囁く。

lw´‐ _‐ノv「――終わり。今日は、ここで。終わりだって、檸檬」

|゚ノ; ∀)「だから、僕はレモンじゃなくて…レモナ……だっ……て…ぇ……――」

――何か割と重大なことを言い残し、完全に意識を失った。
…やがて、圧縮されていた魔力が緩やかに世界に還元し始めた。


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:07:23.79 ID:AEbCitwn0
lw´‐ _‐ノv「ごめんな、さい。……怒らない、で」

ミ;-Д-彡「いや、怒りはしないけど……」

――怒るべきタイミングを逃した、というのが正しい。
レモナを背負う少女は、どこか申し訳なさそうに小さな声で言った。

lw´‐ _‐ノv「シュール、って言う」

o川;゚ー゚)o「この場面で自己紹介?……強敵フラグ?」

lw´‐ _‐ノv「檸檬、悪い子じゃ、ない」

(;#゚;;-゚)「あの、名前……。名前が……」

lw´‐ _‐ノv「――ただ、おかしいだけ」

(;^ω^)「微妙にフォローでもないし……むしろ人によってはより悪いお」

lw´‐ _‐ノv「檸檬、は、えっと…………」

( ∵)「名前…………」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:10:17.33 ID:AEbCitwn0
lw´‐ _‐ノv「……………………………忘れた」

『忘れたんかいっ!!』と全員でのツッコミ。
どうやら彼女――シュールは、人見知りをする方らしい。レモナに話す時のような饒舌さはない。
…そして「助け屋」メンバーはこのタイプは苦手と見える。

lw´‐ _‐ノv「私は、当主様の知り、合い」

(  Д)「………ちっ」

(;#゚;;-゚)「またか、って思いましたねっ!!思ったに違いないのです!!」

( ^Д^)「思ってねーよ。あの女誑し一片死ねばいいのに……ってもう死んでた、いっそもっかい死ね、――とか思ってねーよ」

(;^ω^)「思考だだ漏れだお!!」

lw´‐ _‐ノv「……人に、は言えない、知り合い」

(# ;;-)「――当主様当主様当主様当主様当主様……」

(;〃Д゚)「怖っ!!なんか、今まで見たことないような負のオーラが……」

今でも当主様が大好きなでぃ。


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:13:24.37 ID:AEbCitwn0
爪゚ー゚)「ねーねー。“人には言えない知り合い”って?」

o川* ー)o「それはね。…女としての悦びを、具体的に言えば――」

(;"ゞ)「うあぁぁあ!誰かソイツの口塞げ!!」

麒麟は神獣。
庶民的で下世話な話は、聞かせてはいけない。

(;メ -・ )「…ま、まぁ。まだそうと決まったわけではないし……」

(# ;;-)「いえ……十中八九、そうなのです……。間違いないのです……」

ミ,,-Д-彡「信用ねーな、あの人……。いや、むしろそれで人が離れていかないんだから、信用されてるのか……?」

信用されているわけではなく、諦めているのです。
それは周知の事実で容認した人が慕っているわけで、――というより“そうでなければ”の如き理屈。

lw´‐ _‐ノv「――だか、ら」

…小さな少女は眼前の、ほんの数分前まで一応の敵対者だった彼等を見つめる。
同じく小さな頭をペコリと下げた。御髪が揺れる。胸元から、年代物の懐中時計が顔を覗かせた。
――そして、


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:14:07.35 ID:hs1cwsyqO
きてた!
支援


36 :一遍の字間違えた…:2010/02/20(土) 22:16:18.82 ID:AEbCitwn0


lw´‐ _‐ノv「――また、遊んであげて、ね」

o川;゚ー゚)o「っ!!」

――そして、少女達の姿が消えた。
精気を練ることも術式展開も詠唱も、それどころか何の予備動作もなく、姿を消してしまった。
“異常”。……魔術に通ずる人外から見ても異常としか言い様がない。
このようなものを表す言葉は、一つ。

( ^Д^)「……神隠し、か」

見下ろしプギャーが呟いた。
淡い燐光が残る場を見つめてみても、やはり、何もなかった。


神隠し。
「八幡の藪知らず」は「出口が分からない」という意味の慣用句だが、その由来となった伝承。神隠し。
古神道などにおいて神域は“あちら側”との境界とされ、遥かな昔から注連縄で結界が張られ道祖神が奉られた。
取替え児、『チェンジリング』で知られるケルト系の伝承なら、行き先は『アンヌン』や『ティル・ナ・ノーグ』と言ったところだろうか。
…何にせよ、限りなく禁忌や真理に近い魔術と謳われる空間跳躍を、あの少女はいとも簡単にやりえたのだった。


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:19:18.43 ID:AEbCitwn0
……………


(# ;;-)「――ぁ」

カクン、とでぃの膝が折れた。緊張が解けた所為だ。
咄嗟にギコが支える。…疲労の限界だった。へし折った小指も腫れてきている。

――周りを見回してみても似たような状況。
無傷のものは誰もいない。皆、何かしら傷を負っていた。
けれど。

( ^Д^)「――んじゃま、行きますか」

o川*-ー-)o「……うん。ここは、空気も悪いしね」

――けれど、皆一様に嬉しそうな顔だった。
八咫烏も、猫又も、銀狐も。狼男も、件も夜行も麒麟もジンも首なし騎士も。いや、最後の彼には顔がないが。

(,,〃Д゚)「行くって、……どこへ?」

不思議そうにギコが訊ねる。
それを見て全員が顔を見合わせ――笑った。


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:22:17.65 ID:AEbCitwn0


( ^Д^)「ああ、言い方が悪かったですか」

右隣のプギャーが言った。
皮肉ったような、意地悪そうな笑みを浮かべて。

(#゚;;-゚)「大丈夫です、どこにも行きません。行かないのです」

肩を貸されているでぃが囁く。
少しだけ、――まだ痛いけれど、……それでも何か少しだけ、吹っ切れたように。

ミ,,-Д-彡「…つーか流れで分かるだろ、普通……」

さっさと歩き出したフサは呆れている。
カラオケにでも誘うような軽い調子で手を振り、他の面子に声をかけ、出発を促す。

o川*^ー^)o「えへへ、ギコくんが言ったんだよぉ~?……あれ、君はギコくんじゃないんだっけぇ?」

後ろからギコに抱きついたキューが、頭を撫でながらからかう。
――そこまで言って、思い出した。



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:25:16.45 ID:AEbCitwn0
(,,〃Д-)「ああ、そっか。俺は――」

確かに自分が言ったことだった。
他でもない、“自分”が。

…思い出し、途端におかしくなってきた。
安心のあまり身体の力が抜けてしまったようだ。本当に、仕方がない。

(,,〃Д)「…俺は――」

目が――霞む。景色がぼやけ始めた。
でぃちゃんが落ちてしまう。そんなことを頭の隅で考える。
すう、っと全身から体温が抜けていく。


(,,〃Д)「――家に、帰るの……か………」

フッ、と頬が綻んだのが自分でも分かった。
そして、


――世界が暗転した。


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:28:17.88 ID:AEbCitwn0





 ――だから、君を一人になんてさせないよ
 そんな権利があると思ってるの?
 地獄に行くなら引き上げる 天国に行くならついて行くから

 曲がったのなら直してあげる
 穢れたのなら一緒に背負うし
 壊れたのなら補うよ

 どうしようもない命でも、誰かの為の自分なら、
 くだらないー、って人生も多少はマシでしょ
 …誰かの為に死ぬことよりも誰かの為に生きることの方が、よっぽど難しいんだよ?






43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:32:18.44 ID:AEbCitwn0


九日目 深夜 終



ゆっくり流れた日々の中で
僕らが手にしたものは
こんなにも暖かくて 愛しいんだ


ねぇ このまま時の中 笑って歩いていこう
君がいるから前に進めるんだ

今 僕らの想いがひとつになって
道を示すんだ だから この手ずっと 離さないで…



―― 願うまでもなく幸せな彼等の幻想が、どうかいつまでも続きますように…… ――




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:35:12.53 ID:n1j8GBXm0
ktkr支援


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:36:15.35 ID:AEbCitwn0
ご支援ありがとうございました。
これにて、第一部終、でございます。次回からは“どこか余所余所しい”コメディになる予定です。
…まだおまけが残っていますが、ここでお別れの方もいらっしゃるとは思うので、軽く後書きを。


【あとがき】
「色即是空、空即是色」ぐらいは耳にしたことありますよね。
これ……大雑把にまとめると、どういう意味になるか分かりますか?
「全ての存在はその関係性により成立する」、です。仏教って存外ロマンチックでしょ?

ところで『人間の生きる価値』について考えてみると僕の考えではそれは国家や宗教から与えられるものだったりします。
「あなたは臣民なので勝手に死ぬことは許しません」みたいな。
…また、特定の技術を受け継いだ人間はそれを次へ繋げる義務があるので、当然生きる義務がある。
同じ理由で天才なる人々もですね。彼等は人間存在の財産なので。


――で。案外自分たち一般人もそうだったりします。
「では国家権力や普通の人間では救えないであろう外れ者である人外はどうか?」という疑問から話を書き始めました。

……まぁ、つまり。存在する以上何らかの環形関係に巻き込まれ、勝手に生きることなど元より不可能。
繋がりが多過ぎて鬱陶しいこともありましょうが……本当に多けりゃたとい地獄からだって引き上げてもらえるかもよ?
そんな話でした。


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:38:10.46 ID:iQ8n/WcAO
乙んつん


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:39:16.29 ID:AEbCitwn0
>>8
  
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:09:18.34 ID:0ZpVQM5w0
  あの、一つだけ教えて欲しいんだけど
  >>1はVIPを何だと思ってるの?
  あとこれは忠告なんだけど、三点リーダって二つで一セットって知ってた?


他の板にちょくちょく突撃をしかける雑談板の代表格で、たまに凄く面白いことが起きる場所。あと絵を描く姉さんが出没するところ。
三点リーダの件は知りませんでした。
縦書きにおける一段落しと考えてください。


>>16
  
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 21:22:57.95 ID:HZIQ2cALO
  お婆ちゃんが言っていた
  つまらんSSと悪の栄えたためしは無いと

  支援


あら懐かしい。
今度の現行ではまたやろうかな。


>>38
  
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/20(土) 22:20:50.15 ID:wDwXfjqq0
  2話くらいまで読んで投げたんだけどどうしてこんなマジメ展開に走っちゃってるのっと


人間は相対的にしか物事を判断できません。
自らの幸せを噛み締め、不幸な人を助ける為には……少なからず、ギリギリまで行く必要があると思うのです。
言わば一部は導入部に過ぎないという。



では、これからおまけを。


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