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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 二日目暁

(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです インデックスページ

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:12:03.89 ID:UjCPgFms0
困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
そう言えば彼の仲間だが、昨日めでたく20を突破した。
多彩なメンバーが君を助けてくれるはずさ。
「どこの、誰の、どんな依頼でも」
それがモットー、「助け屋」ギコ。


(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです


二日目 暁
『人探し!いや妖怪は、人じゃない?』



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:15:03.83 ID:UjCPgFms0
どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、鵺騒動があった公園。
ご主人と人外達は困っていた。

( ・3・)「ひょー、ひょーひょー、ひょー」

(;゚Д゚)「………」

( ・3・)「ひょーひょ、ひょー」

(;#゚;;-゚)「………」

( ・3・)「ひょ?ひょひょひょ?」

(;・-・ )「………」

( ・3・)「ひょー、ひょひょーひょ、ひょー」

( ノAヽ)「…あ、お先に失礼しまーす」

鵺は捕まえた。
今も地面で大人しくしている。
しかし、重大な問題が。



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:18:04.18 ID:UjCPgFms0
(;゚Д゚)(;#゚;;-゚)『(なんて言ってるか分からねぇ…)』(;・-・ )

( ・3・)「ひょ?」

…始まりは、ギコだ。
彼は「どうして暴れていたのか」と訊ねた。
鵺は頷き、話し出した。
そこまでは良かったのだが…

( ・3・)「ひょ、ひょーひょ?」

(;゚Д゚)(;#゚;;-゚)『(何語なんだそれは…)』(;・-・ )

なんて言ってるのか皆目見当がつかないのだ。
こんな時に一番頼りになりそうなプギャーは、

(メメ^Д^)「見たいドラマの再放送があるんで帰りまーす」

と言って帰ってしまっていた。
ちなみに、そんなことなどギコは2秒で忘れたのでプギャーは祝勝会に呼ばれなかった。
災難だ。厄い。マジで。



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:21:03.95 ID:UjCPgFms0
(;゚Д゚)「くそ…」

ギコの仲間に覚はいない。
ロケット団におけるニャース的役回りの人外はいないのだ。
いや、プギャーや杉浦、木霊の彼などはかなり多方面に知識が深いのでわかったかも知れないが……
プギャーはいないし、杉浦は20キロ先の山だし、木霊はさらに遠くでしかも動けない。

(;゚Д゚)「よし。電話越しにでも…」

そう思ったギコ。
とりあえず、杉浦に電話をかける。
ギコの仲間は例外なく携帯を持っているのだ。
…本人が使える、使えないは関係なく。

(;゚Д゚)「もしもし、杉浦さん!?あの…」

『はい。杉浦である。ただいま電話に出ることが出来ぬ。お手数だが、かけ直して欲しい』

(#゚;;-゚)『(ですよねー)』( ・-・ )

「鵺事件」解決現在、時間は夜半過ぎ。
あの規則正しい杉浦が、こんな時間に都合良く起きているわけもない。



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:24:04.41 ID:UjCPgFms0
次、木霊。

(;゚Д゚)「もしもし、木霊さん!?」

『こちら、サービスセンターです。この電話はぶち壊れています』

(;゚Д゚)「え…?」

『メッセージも残せないぐらいに滅茶苦茶です。なので、このまま電話を切るか、もしくはキレてください』

(,,;Д;)「ちきしょー!!」

(;#゚;;-゚)「(泣きながらキレた!!)」

…キレた。
すると、電話からこんな一言。

『まっ、キレたところで何も変わりませんがねwwww』

ブチッ

(,,;Д;)「さらにちきしょー!!!」



13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:27:04.04 ID:UjCPgFms0
(;・-・ )「可哀想だ……」

恐るべし、サービスセンター。
こんなに腹の立つことも珍しい。
温厚な彼でもキレるのだ。どこかの生徒会長がキレたのも仕方ない。
まったく…、先ほどまでご都合主義満載だったくせに途端にこれである。

(;゚Д゚)「こうなれば、最後の手段を…」

…さて。
賢明な読者諸君。
もう展開は読めたであろう?
ギコは、最後の手段を使った。

( ・3・)「ひょひょひょ?」

(,,-Д-)「……」

( ・3・)「?」



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:30:04.15 ID:UjCPgFms0
(,,゚Д゚)「…ひょ、ひょひょーひょ。ひょ?」

…適当にしゃべってみた。
この間抜けな姿を見た人外達は、思わず袖を濡らしたという……。

(;#゚;;-゚)「ご主人様…。健気です、健気過ぎなのです……」

( う-; )「おっと…、目から汗が……」

まぁもちろん、
この後どうなったか、など決まっている。

( ・3・)「………」

(;゚Д゚)「………」

( ・3・)「…VIP語でおk」

(,,;Д;)「ちっきしょー!!!!」

ああ、無情。
普通にVIP語で話せばよかったのだ。
世の中って、キビシイ。



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:32:23.26 ID:brAcHXCzO
ギコwwwww


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:33:04.45 ID:UjCPgFms0
……………


…さて。
あの後再び大泣きしたギコが、やっと泣き止んだ。
このままでは夜が明けてしまう。さっさと先に進むことにしよう。

( ・3・)「あれはサインなんだよね」

(,,゚Д゚)「サイン?」

( ・3・)「うん。いづなちゃんとのね」

この鵺は「ボル」というらしい。
彼には「いづなちゃん」なる友達がいて、よくこの公園で待ち合わせしていたそうだ。

( ・3・)「最近全然来なくてね」

(#゚;;-゚)「…それでサインというわけですか」

( ・3・)「うん。あの雷ね。暗号になってるのね。安全確認の」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:36:03.70 ID:UjCPgFms0
( ・-・ )「しかし、それにしても襲うことはなかろうて」

(;・3・)「それはね、ちょっと色々…」

言いたくないらしい。
…ギコール・ハニャーンは優しい人間だ。
本人が言いたくないことを、聞いたりはしない。

(,,゚Д゚)「じゃあ、その『いづなちゃん』が見つかればバチバチしなくていいってことですか?」

( ・3・)「見つからなくてもいいから、無事を確認できればいいね」

(,,^Д^)「ギコハハハ!なら、この助け屋ギコにまかせてくださいよ」

( ・3・)「(正直まかせたくないね…)」

今日、ギコのやったこと。
・泣いた。・投擲外した。・泣いた。
…うわぁ。

( ・3・)「でも、僕はお金もなにもないよ」

(,,^Д^)「安心してください!それぐらい無償でやりますよ!その代わりですね…」



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:39:18.58 ID:UjCPgFms0
( ・3・)「?」

(,,゚Д゚)「…自分の仲間になって欲しいんです」

ギコは「助け屋」であるが、その前に「召喚師」である。
仲間は多いほうがいいのだ。
少し悩み、彼はこう言った。

( ・3・)「…いいよ。悪い人間じゃなさそうだしね」

(,,^Д^)「ギコハハハ!やったー!」

喜ぶギコ。
しかし、異論を唱える者が。

(;#゚;;-゚)「待ってください。待ってほしいのです」

( ・3・)「?」

(;#゚;;-゚)「私達にとって召喚師と契約を結ぶとは、もっと重たいことのはずです。そんな簡単に……」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:42:06.83 ID:UjCPgFms0
召喚師と彼等。
目には見えないが、そこには確かに主従の関係が成立している。
簡単に決めていいことでは決してない。
人間で言えば職業や結婚で例えればわかりやすいだろう。
しかし…

( ・3・)「…でも、君も、君も、やろうと思えば今すぐ逃げられるよね?」

(;#゚;;-゚)「!!」

( ・3・)「それでいて、この人に味方し続けている。つまり、従うにたる人物というわけね」

(;・-・ )「………」

( ・3・)「…だったら、いいんじゃない?」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:45:06.02 ID:UjCPgFms0
ギコール・ハニャーンは召喚師であるが、かなり弱い。
才能も努力も、色々な要素が足りないからだ。
正直、彼の「契約」の拘束力などないに等しい。

…ボルの言葉は、悪い方向に過大解釈すれば、
「お前などいつでも潰せるからとりあえず味方してやる」…と言った意味になる。
まぁ、もちろん――

(,,゚Д゚)「え?なに?なんの話?」

――この男はまったく気づいていないわけだが。

…こうして彼の仲間がまた1人増えた。
非常に微妙なところではあるが。



22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:48:04.42 ID:UjCPgFms0
……………


次の日。
…あの後、流石兄弟の主催の祝勝会は大いに盛り上がった。
奢ってくれるというので、仲間を沢山呼んだ。
そして皆朝まで飲んだ。
その結果……

(;"ゞ)「頭痛い…」

(# ;;-)「うぅ…、飲み過ぎた……」

ミ;-Д-彡「もう、ダメぽ…」

爪-ー-)「くー……」

……仲間の半数以上がダウン。
途中から合流したフサ、デルタなどもアウト。
というわけで、ギコの愉快な仲間達の中で今すぐまともに動けるのは、



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:51:03.91 ID:UjCPgFms0
(;゚Д゚)「大丈夫ですかー?」

オレンジジュースしか飲んでいなかった、ギコール・ハニャーン。
…と、

(メメ^Д^)「調子のって飲み過ぎるからそんなことになるんですよ」

忘れられて呼ばれなかったプギャー。
…と、

o川*゚ー゚)o「皆だらしないわねー」

なぜか一番飲んでいたはずなのにケロッとしているキュー。
…以上3名。

ただいま、お昼過ぎ。
この3名で行動開始。



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/30(土) 21:54:04.58 ID:UjCPgFms0


二日目 暁 終



たった3名での人?探し。
人海戦術が効果的なこの依頼、なのに人員たった3名。
仕方なく、とりあえず町に出てみることに。
うろつく彼等が見つけたのは、やっぱりあの人で……。


…それはまた、次のお話であるのだが。




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