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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 二日目夕方

(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです インデックスページ

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:03:07.38 ID:yEz0/9vX0

困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
彼は仕事を選ぶ人間ではないが、あることだけは絶対しない。
なにか。
仁義のない仕事は絶対にしない。


(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです


二日目 夕方
『DEAD END!考える前に動き出せ?』



39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:06:10.44 ID:yEz0/9vX0
どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、ある殺風景な住宅街。
助け屋メンバーは、どうにもめんどくさいことに巻き込まれたらしい。

(;゚Д゚)「なに、あの人…」

( ・□・)「………」

ギコの視線の先には人がいた。
黒のコートに身を包み、仮面を被ったソイツ。
いつものプギャーなら
「…あ、ご主人見てください。痛い人がいますよ。天然記念物レベルですねー」
とか言うところなのだが、今日は言わない。
なぜか。

(メメ^Д^)「(…やばいな。あの人間、おそらくまともじゃない)」

殺気が伝わってくるからだ。
仮面野郎とギコ達の間には一歩や二歩では埋まらないような距離がある。
しかし、それでも伝わってくるのだ。濃厚な殺意が。
そんなことをできる人間がまともなはずがない。
…それをふまえ、人外2人は高速で思考を巡らしていく。



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:09:07.29 ID:yEz0/9vX0
(メメ^Д^)「(状況は分からない。だがあっちは敵意剥き出しだ)」

o川;゚ー゚)o「(今戦えるのは私のみ。こんなところで本気を出せば周りに被害が出ること必至ね)」

(メメ^Д^)「(一般人に見つかる。それだけならいいが、下手すりゃFOXが出てくる)」

o川;゚ー゚)o「(そんな事態は避けたい。なら、やるべきことは1つ……)」

軽く視線を交わす。
アイコンタクト。

o川*゚ー゚)o「(私が時間を稼いで…)」

(メメ^Д^)「(…自分が残り連れて逃げる)」

…作戦は、まとまった。
実行に移そうとタイミングを計るキュー。
もちろん、ギコといづなはそんなこと知るはずもない。



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:12:07.07 ID:yEz0/9vX0
イ从゚ ー゚ノi、「おい」

(;゚Д゚)「え?」

イ从゚ ー゚ノi、「用事を知りたがっていたな。教えてやる。我の用事はな…」

前足を軽く振るう。
音も無く、鎌が生えてきた。
人の首を切り落とせるとも言われる鋭利な鎌。

イ从゚ ー゚ノi、「…あの仮面を、八つ裂きにすることだ」

力を溜め動き出そうとする。
それを制止しようと叫ぶ。

(;メ^Д^)「おい!ちょっと待て!!アイツは…」

そんな言葉など聞くはずもない。
そして動き出そうとすると同時、仮面野郎は右手を軽く彼女のほうに向ける。
黒い手袋には何かの印が見えた。



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:15:09.02 ID:yEz0/9vX0
(;゚Д゚)「!!」

――ヤバイ。
直感でそう感じ取ったギコは、走り出す。

それを見た仮面野郎が一言。
たった一言声を発した。

( ・□・)「…シネ。バケモノ」

右手が瞬く。
そして何かが発射された。

(;゚Д゚)「うおぉぉぉ!!」

イ从;゚ ー゚ノi、「ッ!!」

思い切りいづなを突き飛ばす。
必然的にギコは彼女のいた場所へ入ることになる。
…彼はどうなったか。
決まっている。



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:18:07.52 ID:yEz0/9vX0
(; Д )「ガハッ……!」

発射された光線のようなものがギコを貫いた。
それは彼の身体を貫通しアスファルトを破壊した。
ギコは1回、2回と地面を跳ね、そして動かなくなった。

(;メ^Д^)「ご主人!!」

駆け寄り、傷を見る。
ギコのわき腹からは血が滝のように溢れ出ていた。
必至でそれを止めようと服で押さえる。
その光景を見、キューがブチ切れた。

o川# ー)o「おい、お前…」

( ・□・)「………」

o川# ー)o「お前だよ、お前…」

7本の尻尾が現れる。
周囲の気温が下がり始め、彼女の周りに至っては凍りつき始めていた。



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:19:22.61 ID:pGAr8OckO
うーん…
物書きとしてゆるせないんだが
何この幼稚な文章



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:21:07.09 ID:yEz0/9vX0
o川# ー)o「お前、私のギコに……」


o川#゚ー゚)o「…なにしてくれてんだよ?」

その一言を皮切りに氷柱が出現。
空中に浮かぶ7本は、敵を貫かんと飛んでいく。

しかし…

o川;゚ー゚)o「!!」

仮面野郎は既に消えていた。
先ほどまで確かにそこにいたはずなのに次の瞬間にはいなかったのだ。
キューは探そうとするが、プギャーがそれを止めた。

(メメ^Д^)「…もういいです。もう…」

o川 -)o「…っ……」

プギャーのその言葉は2つの意味を表していた。
1つ、おそらく相手を見つけることはできないということ。



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:22:40.42 ID:REC36Pe1O
>>44
それ貼られたの初めてだ
…なんか嬉しいな



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:24:07.42 ID:yEz0/9vX0

2つ。



(,, Д)「………」


…もうギコが、死んでしまったということ。

占いは的中した。




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:27:13.53 ID:yEz0/9vX0
……………


…ギコは暗闇の中にいた。
どこをを見ても真っ暗だ。

(,,゚Д゚)「あれ?どこだここ…」

普通なら死後の世界と考えるところだが、彼はそう考えない。
なぜか。馬鹿だから。
そんなこと思いつかないのだ。

悩むギコ。
そんな彼に、どこからともなく声が聞こえた。

『よう。元気かい?ギコ』

(,,゚Д゚)「え?どちらさまですか?」

『あっ、そっかー…。知らないかー…』



53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:30:10.59 ID:yEz0/9vX0
えらく軽い調子の声だ。
ギコはどこかで聞いたことがある気がしたが、気のせいだと結論づける。

『じゃあ、はじめましてか』

(;゚Д゚)「はぁ…」

(`§ω・´)「よう。はじめまして」

(,,゚Д゚)「ぬぉ!…いつのまに」

いつの間にか隣に男がいた。
赤いローブを羽織った品の良い男。
片目は閉じられたままで、その上顔半分に刺青のようなものがある。

(,,゚Д゚)「えっと、はじめまして。ギコール・ハニャーンです…。あなたは?」

(`§ω・´)「私か。私は…そうだな…、『通りすがりの神様』とでも名乗っておこうか」

(,,゚Д゚)「はぁ…」



55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:33:16.75 ID:yEz0/9vX0
王様のような格好の彼は神様らしい。
無論、ギコは信じていない。
そもそも彼は無神論者だ。

(`§ω・´)「それでギコ君」

(,,゚Д゚)「はい」

(`§ω・´)「…君死んだわけなんだけど」

(,,゚Д゚)「あー…」

(`§ω・´)「レーザー的なものでわき腹貫かれてね。可哀想に」

(,,-Д-)「なるほど…」

自分が死んだ、と言われているのに全く動じない彼。
いや、理解が追いついていない彼。
これこそ馬鹿の馬鹿たる所以。



56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:36:20.92 ID:yEz0/9vX0
(`§ω・´)「いや、正しくは『死んでいた』というべきか。仮死状態だったわけだしな」

(,,゚Д゚)「へ?」

(`§ω・´)「…そんなわけで、あと10秒ぐらいで生き返るから」

(;゚Д゚)「はぁ…」

(`§ω・´)「適切な処置を取った仲間にお礼を言うことだ」

(,,゚Д゚)「…?はい……」

男が消えていく。
そして同時にギコの意識も遠のく。
最後に聞いたのは、この一言。

『…さらばだ。また会おう、友よ』

今会ったところなのに「友」とは
随分フレンドリーな人だな、とギコは思った。




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:37:17.58 ID:LPRGACOA0
さすが馬鹿


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:39:09.69 ID:yEz0/9vX0
……………


ギコール・ハニャーンが目を覚ましたのは、その3日後であった。
「リアル見知らぬ天井だ…」
と馬鹿みたいに1人で感動していたのだが、それは仲間達によって中断された。

(メメ^Д^)「まったく…。ご主人、心配かけないでくださいよ」

プギャーはあくまでニヒルに。

o川* ー)o「もうっ…心配、かけないでよ……」

キューは必死で涙を堪えながら。

(#゚;;-゚)「ご主人様、ご主人様。でぃは信じておりました。きっと帰って来られると」

でぃは恭しく。

爪゚ー゚)「ちゃんと言ったのにー。デルタに言われたこと伝えたのにー」

じぃは若干すねつつ。



59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:42:09.32 ID:yEz0/9vX0
そして、

イ从;゚ ー゚ノi、「あの…。その……。なんて言えばよいか分からぬのだが…」

(,,^Д^)「…大丈夫。気にしてないよ」

イ从*゚ ー゚ノi、「そうか…。そうか……!!」

いづな(人間体)はなぜか照れながら。

他にも多くの仲間達が見舞いに来たらしい。
そのせいかギコの病室は贈り物だらけだった。
看護師さん曰く、
「こんなに大勢お見舞いが来る患者さんは初めて」…だそうで。
まぁ、そんなことよりもギコが驚いたのは自分のことだ。

(,,゚Д゚)「え?本当に死んでたの?」

(メメ^Д^)「ええ。心臓止まってましたね」

(,,゚Д゚)「じゃあ、なんで…」

(メメ^Д^)「それはあそこでシャリシャリりんご剥いてる方に」



62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:45:10.51 ID:yEz0/9vX0
窓際にて。
シャリシャリりんごを剥く彼女は、こう説明した。

o川*゚ー゚)o「凍らせた」

(;゚Д゚)「凍らせた?」

(#゚;;-゚)「ご主人様、学校の勉強は覚えていますか?覚えているのですか?」

(メメ^Д^)「ドリンガーの生存曲線とか…」

(,,゚Д゚)「忘れた!」

(メメ^Д^)「だと思いましたよ。あのですね、人間は呼吸が止まっても2分以内に心肺蘇生すればほぼ助かるんです」

人間の身体、特に脳は呼吸が止まってから4~6分で非常に深刻な状態に陥る。
しかし、2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%ほど。
つまりほとんど助かる。
中高で習うはずだが、馬鹿なギコは全く覚えていなかったらしい。



63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:48:07.89 ID:yEz0/9vX0
(,,゚Д゚)「…でも、血も出てたよね?」

o川*^ー^)o「だから凍らせて仮死状態にしたの。説明してもどうせ分かんないから省くけど、ようは私が凄いってこと!」

(,,゚Д゚)「…そっかー。だから、お礼か……」

「通りすがりの神様」とやらの言った意味はそういうことだったらしい。
確かに仲間さまさまである。
さりげなくギコを馬鹿にしているが無礼講だ。
彼女は命の恩人であり、かけがえのない仲間なのだから。


…そうそう、仲間と言えば。

(,,゚Д゚)「…なにこの竹筒」

…どうやら、彼の仲間、また1人ほど増えたようだ。




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: 2009/06/07(日) 01:51:07.69 ID:yEz0/9vX0


二日目 夕方 終



ギコール・ハニャーンは入院中だ。
つまり人外達は暇。遊び道具がないから。
しかし何にせよ主人が生きていたのは喜ばしいことだ。
色々と気になることはあるが、少なくとも今だけは、この愉快な余韻に浸っていてもいいだろう。


…それはまた、次のお話であるのだが。




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