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◆(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです 四日目 午前

(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~助け屋ギコ~のようです インデックスページ

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:40:09.78 ID:vR7fO2MS0
立ったら投下しましょうか

まとめは、ブーン速。さん、面白蛇屋さん、ブーンがまとめブログを武器にさん、そしてくるくるくーるさん
…もう漏れはないよね?

シゲキ的な某殺し屋を出すかどうか検討中
まぁ、今日彼の伏線出ますが
出すとすればクウガの「愛憎」みたいにギコがブチ切れる話かなぁ…

…では、いきましょう



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:43:15.56 ID:vR7fO2MS0
困った時は助けを呼ぼう。
電話のボタンをプッシュして、あの番号にかけるんだ。
彼が出たらこう言うのさ。

「もしもし○○ですか?今すぐ助けに来てください」

…ってね。
歳月は人を変えるというが、まぁ、変わらない奴もいる。
ギコール・ハニャーンという人間はその典型で、ほとんどなにも成長していない。
「変わらないモノこそ大事」…なーんて免罪符が発動中。


(,,゚Д゚)「もしもし○○?今すぐ来て!」~文芸部ギコ~のようです


四日目 午前
『ハイスクールデイズ!人間その時その時を必死で生きてる……のかも?』




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:46:13.49 ID:vR7fO2MS0
どこかの世界の、いつかの時間。
とある国の、とある町の、とある学校の通学路。
そこでギコール・ハニャーンと朝比奈そよは出会った。

川fд川f ノロマース

(,,゚Д゚)「………」

(-@∀@)「………」

(,,゚Д゚)「……見えてる?」

(-@∀@)「うん。…って君も?」

(,,゚Д゚)「うん。隣の貞子さんだね」

ギコール・ハニャーン。記憶喪失で親がいない。
朝比奈そよ。捨て子で親がいない。
そして、両者共普通ではない。

…そんな似た境遇のこともあってか、すぐに仲良くなった2人。



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:49:13.35 ID:vR7fO2MS0
(-@∀@)「それでお兄ちゃんがさ、『俺を好きにならない奴は邪魔なんだよ』って言って殴っちゃったんだよね」

(,,^Д^)「ギコハハハ!アサピーのお兄ちゃんは過激な人だなー」

(-@∀@)「僕の前では優しいんだけどねー。お姉ちゃんのこと好きなのに言えないとか、可愛いところもあるし」

やがて親友となり同じ高校に進むこととなる。
…ただ、学力の問題でクラスは違ったが。
無論ギコール・ハニャーンが馬鹿だったせいである。

なので、せめて一緒の部活に入ろう、ということになった。
元よりギコに特技など何もない。
しかも、当時の彼は「ヘタレで馬鹿で動物と会話する変なんだけど憎めない奴」として認識されていた。
…まぁ、今と大体同じだ。

そんなわけで2人は仲良く「文芸部」に入部した。
そこで何をしていたかと言えば。



10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:52:12.94 ID:vR7fO2MS0
(,,゚Д゚)「アサピー、ホワイトボードで何計算してるの?」

(-@∀@)「…ふふ。学生服におけるスカートの最適な長さだよ」

(;-Д゚)「それって…、なんて言うかさ……、役に立つの?」

(-@∀@)「お兄ちゃんは言ってました。『学生服こそ女性の正装。あれに勝るものはない』って」

(;゚Д゚)「…うわぁ……」

…ほとんど遊んでいた。
もう看板に偽りありも甚だしい。
「文芸部」ではなく「雑談部」だ。

そんなこんなで月日は流れ……
色々(たとえばギコの留年騒ぎなど)あったがとりあえず、
…彼等は2年生となった。



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:55:11.80 ID:vR7fO2MS0
……………


…2年になった春。
文芸部に劇的な変化が訪れる。

ミセ*゚ー゚)リ「入部希望者です!」

(,,゚Д゚)「……マジで?」

ミセ*゚ー゚)リ「マジもマジで大マジです!」

…なぜか、後輩が出来たのだ。
これにはよく忘れられる顧問の杉浦紀行先生、通称「ロマ先」も吃驚したそうで。
思わず「…え、釣りであるか?」とか言っちゃったらしい。
教育者としてあるまじき態度。

(,,゚Д゚)「…なんでこんな部に?」

ミセ*゚ー゚)リ「それは……」



14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 22:58:19.38 ID:vR7fO2MS0
ガチャ

(-@∀@)「…いやー、遅れてごめん。掃除が長引いて……、…ってミセリ!?」

ミセ*^ー^)リ「この朝比奈先輩と一緒にいるためです!」

(,,゚Д゚)「…はぁ?」

…そのミセリ・M・ツリーという美少女は、まぁ、つまり、アサピー狙いで入部してきた。
元よりギコもアサピーもモテるのだ。特にギコ。

タイプ的には真逆で、
ギコ…スペックはダメダメなんだけど、何故か守ってあげたくなる。超モテる。正直いまいましい。のび太タイプ。
アサピー…スペックは高いけど、そこまでモテない。出来杉君タイプ。
…こんな感じ。
アニメでたとえると至極分かりやすいね!

(,,゚Д゚)「アサピー、この人とどういう関係なのよ!説明して頂戴!!」

(;-@∀@)「なんで乙女言葉…?」



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:01:17.28 ID:vR7fO2MS0
(,,;Д;)「ぎこーん…。ひどいわ!私との関係は遊びだったのね!!」

(;-@∀@)「えっ、いやいやいやいや!!」

ミセ*;ー;)リ「朝比奈先輩、二股かけてたんですね!ミセリというものがありながらっ!!」

(;-@∀@)「待って!なんかおかしい!色々おかしいから!!」

…プギャーがいないことをいいことに、ここぞとばかりにボケに回るギコ。
普段ボケボケの人間がボケに回ると悲惨だ。
手がつけられない。もっとも、ギコール・ハニャーンは普段から手がつけられないが。

(-@∀@)「…と、いうわけなんだよ」

(,,゚Д゚)「なるほど。つまり、ただの後輩というわけか!」

(;-@∀@)「最初からそう言ってたのに……」

…まぁ、よくある話で「一目惚れ」というやつだ。
特に面白い話でもないので、語る必要もない。

…そんなわけで、文芸部には部員が1人増えた。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:04:19.97 ID:vR7fO2MS0
……………


季節は進み、梅雨。
外では鬱陶しい雨が続く中、ミセリがこんなことを言いだした。
まるで繰り返す夏休みが全然終わらない某アニメの団長様のように。
…いつ終わるんだ?あれ。

ミセ*^ー^)リ「不思議探しに行きましょう!」

(,,゚Д゚)「…へ?」

ミセ*゚ー゚)リ「だから、不思議探し。七不思議とか、そんなやつですよ!」

…唐突に。
本当に、唐突に。
そんなめんどくさい提案を却下するため、アサピーの「お兄ちゃん語録」発動。
天道様も吃驚の、歪んだ言葉が勢揃いだ。

(-@∀@)「お兄ちゃんが言ってました。『当たり前とは失くして初めて当たり前と分かるもの。人生は退屈ぐらいでちょうどいい』」

(,,゚Д゚)「分かるような、分からないような…」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:07:16.14 ID:vR7fO2MS0
ミセ*゚ー゚)リ「私の生き別れた家族は言ってました。『NOシゲキ、NOライフ!シゲキ的じゃない人生なんて人生じゃない!』って」

(,,゚Д゚)「あ、そうなんだ……」

ミセ*゚ー゚)リ「はい。お兄ちゃんの言葉です」

…会ってみたいものである、そのお兄ちゃん。
十中八九ろくでもない人だろうが。

…だがしかし、どんなに正論を並べたところで女性の、しかも年下の意見には勝てまい。
ギコはへタレだし、アサピーは腐っても朝比奈家の人間だ。
そんな2人が彼女をないがしろにできるだろうか、いやできない。

ミセ*^ー^)リ「…私的にはですねー、第2体育館の『すすり泣く壺』ってやつが気になってるんですよー」

(-@∀@)「へぇ…、そうなんだ……」

ミセ*゚ー゚)リ「夜の体育館に、男の泣く声が聞こえるらしいんですよー」

(;゚Д゚)「…恐くない?なんか、嫌な予感するよね?」

ミセ*^ー^)リ「なーんか、それがある壺から出ているらしくてですねー…」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:10:12.19 ID:vR7fO2MS0
ミセリはご機嫌に話を続ける。
夢中になる彼女を尻目に、2人はコッソリ会話する。

(;゚Д゚)「ねぇ、アサピー」

(-@∀@)「なにかな、ギコ君」

(;゚Д゚)「物凄く嫌な予感がするんだけど」

(-@∀@)「奇遇だね、僕もだよ」

(;゚Д゚)「しかも、七不思議とか…、……滅茶苦茶恐いんだけど」

(-@∀@)「…召喚師なのに?」

(,,;Д;)「関係ない!恐いものは恐いの!」

半泣きのギコ。それを見てアサピーは、
「いや、関係あるだろ。世界中の魑魅魍魎が仲間にいるくせに今更何恐がってんのコイツ」
…とか思ったのだが、言わない。
なぜなら彼もまた、優しい人間だったのです。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:13:11.25 ID:vR7fO2MS0
( ^Д^)「まぁ、ご主人はいわゆる『ヘタレ』ですからねぇ…」

(,,゚Д゚)「ぬぉ!いつからいたの?」

( ^Д^)「今し方通りかかったところです。…朝比奈さん、こんにちは」

(-@∀@)「こんにちは、烏さん。あなたがいてくださると凄く心強いです」

( ^Д^)「正直朝比奈家の人間全般的に嫌いなんだけどなぁ…(勿論です。このプギャー、死力を尽くし頑張ります)」

(-@∀@)「…逆にですよ、逆」

( ^Д^)「安心してください。わざとです」

本日はどこから調達してきたのか知らないが、学生服のプギャー。
安心してください、って何を安心しろというのか。
あれか、敵アピールか。もしくはツンデレアピールか。



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:16:14.82 ID:vR7fO2MS0
(#゚;;-゚)「まったく…。謝りなさい、謝るのです」

(,,゚Д゚)「ぬぉ!でぃちゃん、いつの間に…」

(#゚;;-゚)「ご主人様は知らないことでしょうが、皆貴方様が心配で常に学校の近くにいますよ」

(,,^Д^)「ギコハハハ!なんかありがとうね」

(#゚;;-゚)「いえいえ…。そんなことより、謝りなさい」

( ^Д^)「自分は事実を言ったまで。謝る必要性は感じない」

(#゚;;-゚)「頭が高いです!この方は、こんなのでも、当主様の弟様ですよ!」

(;-@∀@)「…こんなの?」

…賢明な読者諸君はよく分かったであろう。
ギコの愉快な仲間達が、どれほどアサピーを気に入っているか。
あのプギャーやでぃが挨拶代わりに冗談を言うほどの仲なのだ。
…ま、半分本気だが。



23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:19:14.72 ID:vR7fO2MS0
ミセ*^ー^)リ「それでですねー……、…っていつの間にやら人増えてる!」

(#゚;;-゚)「どうもお久しぶりです」

( ^Д^)「ご主人がお世話になってます」

ミセリは普通の人間だ。
「魔術師」でも「超能力者」でもなければ、もちろん「特異点」でもない。
おそらくプギャーやでぃは、ギコの従者として認識されていることだろう。

ミセ*゚ー゚)リ「ほら!そうこうするうちに第2体育館につきましたよ!部活は休みらしいですし、今すぐ調査に行きましょう!」

(,,;Д;)「いやだー。恐いよー」

(;-@∀@)「僕を掴むんじゃない!体格的に考えて、僕が倒れるだろ!」

アサピーは165と少しで痩せ型。
割と体躯のいいギコが掴まれば、倒れてしまう。
…ちなみに中性的な顔立ちのアサピー。
あれだ、眼鏡取ると美形になるキャラだ。

( ^Д^)「安心してくださいご主人。いざとなれば、この朝比奈が盾になりましょう!」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:22:10.31 ID:vR7fO2MS0
(;-@∀@)「何言ってるの!?逃げるよ、逃げるからね僕は!」

(#゚;;-゚)「まったく…。それでも当主様の弟様ですか」

(;-@∀@)「ぐっ…」

幼少の頃、捨て子だったのを拾われ朝比奈家の養子になったアサピー。
家の名前を出されると、弱い。
ナメクジに塩かける感じ。

(#゚;;-゚)「当主様は、いざとなれば自らの命など構わず…構わず……構わず………」

( ^Д^)「構わず?」

(;#゚;;-゚)「…と、とにかく!当主様は偉大な方だったのです!凄いのです!」

(;-@∀@)「凄い嘘っぽい!!」

嘘である。
件の当主様、他人の考え全否定。
女子供でも容赦せず、他人の気持ちなど微塵も考えない人物であった。
…プギャーが知る限りはそんな人物だ。



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:25:09.94 ID:vR7fO2MS0
ミセ*^ー^)リ「まぁまぁ、発案者が言っちゃうのもなんですけど、どうせ嘘ですよ」

(,,;Д;)「…ほんとに?」

ミセ*゚ー゚)リ「ええ。こういうのはムードが大事なんです。真偽は関係ありません」

…もっともらしいことを言い、ミセリは扉を開ける。
体育館の重苦しい扉の向こう。
…お約束である。賢明な読者諸君なら、先は読めたであろう。

『うぅ…ううう……』

(;-@∀@)「(滅茶苦茶聞こえてきてるー!!)」

(,,;Д;)「だから嫌だって言ったのにぃぃいい!!」

…男に二言は無い。
ここまで来て、帰ることもできない。
…いや、できるけどしたくない。
故に彼等は(嫌がるギコを引き摺りながら)体育館に入っていく。
恐さと、好奇心をごちゃまぜにして。



29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/04(土) 23:28:10.82 ID:vR7fO2MS0


四日目 午前 終



学校の七不思議というやつは、7割が事実無根の戯言だ。
…残りの3割?2割が真実で、最後の1割は陰謀。
無論それは冗談だが、火の無い所に煙は立たない。
…さて今回の怪談。絵空事か血塗れの真実か、それとも……


…それはまた、次のお話であるのだが。




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